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('A`)は撃鉄のようです

925名も無きAAのようです:2014/10/07(火) 14:25:46 ID:H9mWz/r60


 そのときチャイムが鳴り響いた。
 デミタスは歓喜の呻き声を上げて椅子から転がり落ちた。雑巾のように床を滑った。

(;´・_ゝ・`)「終わった〜〜〜〜」

( ^ν^)「何も終わってねえよ明日も補習だ。ざまあみろバーカ」

(;´・_ゝ・`)「これがいい年した大人のセリフかよ……オタサーの姫みたいな苗字しやがって……」

( ^ν^)「触れるなと言った」

(`・ω・´)「おい、帰りたいんだろ。さっさと片付けろ」

 先に帰る準備を済ませていたシャキンが冷ややかに促す。
 デミタスは重い腰を上げ、荷物をカバンに詰め始めた。

( ^ν^)「しかしお前も災難だな、こんな奴のお守りを何年も」

(`・ω・´)「今更ですよ、それに大した仕事でもないです」

( ^ν^)「仕事の時点で災難だ。良い社畜になれるぞお前は」

(´・_ゝ・`)「おっしゃ帰ろうぜ」

( ^ν^)「おぉ帰れ帰れ。そんじゃあまた明日な、お疲れさん」

(`・ω・´)「どうも」

(;´-_ゝ-`)「帰って寝よ……」

( ^ν^)「あぁデミタス、てめぇは後で職員室だ。夕方ぐらいに来い」

(;´・_ゝ・`)「分かってるよ、じゃあな……」

(`・ω・´)「……」

 デミタスとシャキンは補習室を出て、炎天下の中、岐路についた。

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