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ミニラノベ祭りのようです
329
:
名も無きAAのようです
:2012/12/19(水) 04:43:04 ID:uAhlUA660
ツンの家まで来ると僕は途端に緊張してしまった。
走って来たから暑いけど冬に入院着一枚だった。
こんな時間に突然来るなんて、しかも今日土曜だから休みだ。
もしかしたら爆睡中かもしれない。
( ;^ω^)「うう〜」
いまいちチャイムを押すタイミングが掴めないでいたまま玄関ドアの前でウロウロ。
すると。
ガチャリ。
ξ゚⊿゚)ξ「あ…」
( ;^ω^)そ「……!!!」
扉は開かれてしまった。
ーーー
「近くの公園に行きましょう」
ツンはそういって入院着の裾を引っ張りながら僕を近くの公園まで引きずる。
目印の時計が見えた。
只今AM7:00。僕にとって、休みの日のこの時間はかなりの早起きだ。
目印の時計の前で立ち止まり、ツンは振り向いた。
ξ゚⊿゚)ξ 「…ほんと、馬鹿なんだから…」
ポタポタとツンの目から涙が落ちた。
ttp://blog-imgs-55.fc2.com/m/z/k/mzkzboon/boonpic2_426.jpg
ξ;ー;)ξ「私の変な呪いのせいで、あんたが死んだと思ったら……」
雪が舞う。
そして僕も泣いた。
ξ;ー;)ξ「…どうしたの?ブーン?何か悲しいの?」
( ;ω;)「悲しいわけじゃないお、嬉しいんだお」
僕をこんなにも想っている人がいる。
そして、僕もその人のことを想っている。
それだけで、それだけで。
ξ゚⊿゚)ξ「…ばーか」
ピンクのマフラーの僕の幼馴染は泣き顔で僕に抱きついた。
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