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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
297
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 00:18:21 ID:Ge1B3FHM0
月は男と女を見下ろし、こう言った。
「薔薇は昨日死んだよ」
その優しげな声を聞いて、女は帰路についた。
残された男は溶けた氷に訊ねる。
('A`)「雪を知ってるか?」
溶けた氷は少し考え、こう言った。
「もっともっと寒くならないと、雪は現れないよ」
男はもう一度溶けた氷に問う。
('A`)「どうすればもっと寒くなる」
溶けた氷は答えた。
「太陽が僕たちの事を見捨てたら」
雪の川は緩やかに氾濫した。輝く光があっという間に平原を覆い尽くした。
溶けた氷は溢れる光に耐え切れず、目を覆った。
.
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