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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
296
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 00:17:20 ID:Ge1B3FHM0
次の日、男は空気が白んでいる事に気が付いた。
男は白む匂いを肺に詰め込む。
その様子を見た女は、口を開いた。
ξ゚⊿゚)ξ「木が枯れてしまったの。草も、花も死んでしまった」
男は転がっている氷に腰を掛ける。
('A`)「元々死んでいたじゃないか」
その男の声に、氷は涙を流した。
暫く経ち、氷は魚を産んだ。氷はより一層涙を流した。
生まれ落ちた魚を見つめ、女は問う。
ξ゚⊿゚)ξ「なら私達は何故生きているの?」
('A`)「死にきれなかったからだろう」
氷は次第に溶けていった。
魚は悲しみ、自ら命を絶った。
ξ゚⊿゚)ξ「薔薇と一緒ね」
女がそう言うと雲が晴れ、月が顔を覗かせた。
その日の月には顔があった。
.
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