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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
273
:
名も無きAAのようです
:2012/11/24(土) 23:32:35 ID:FN6HLAZc0
('、`*川(そういえば……)
ペニサスは昔読んだ本の中に、月を鏡に見立てた詩があった事を思い出す。
会いたい人が遠くにいる時は月を鏡にすればいい、というような詩だった筈だ。
しかし、今夜は三日月。
欠けた鏡には何が映るのだろうか。
('、`*川(寒い)
ふいに入り込んだ木枯らしに身を震わせ、思わず窓を閉める。
夜風のそよぐ音も、乾いた葉音も聞こえなくなった。
身を翻し、月影に背を向ける。
月の船には、二人は乗れない。船に乗った者は、真下にある深い淵を見る事は出来ない。
手の届かない遠くへ行ってしまうのを、ただ見送るしかないのだ。
また椅子に座り、左手で頬杖をつく。
すると、がちゃん、と扉が開き、一人の少女が入ってきた。
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