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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
244
:
名も無きAAのようです
:2012/11/24(土) 11:58:21 ID:u/2Xswb20
( ^ω^)「ツンは、アルビノって知ってるかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「アルビノ…ホワイトライオンなら、聞いたことあるわ」
( ^ω^)「僕はそれの、人間版」
そう言うと、にっこりとした細い目が少しだけ悲しそうに垂れた。
ドキッとしたけれど、何も言えずに、ほんの少しの沈黙が流れて。
ぽつりと、アルビノがどんなものか教えてくれた。
ブーンの話はときどき難しい言葉が出てきて半分もよくわからなかった。
だけどきっと要するに、ブーンのような人のことだと思う。
そう、星のような人。
私にはそれで十分。
ξ゚⊿゚)ξ「楽しかったわ、ブーン。それじゃあ私は今度こそ帰らないと」
( ^ω^)「おやすみなさいだお、ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ、おやすみ」
くるり、背を向けて歩き出す。
ξ゚⊿゚)ξ(…あ)
大事なことを聞き忘れた。
二、三歩進んだところで足を止め、声をかける。
ξ゚⊿゚)ξ「明日もここにいるかしら?」
ブーンはまだこちらを見ていた。
( ^ω^)「いるおー」
それじゃあと駆け寄って、小指を差し出した。
ξ゚⊿゚)ξ「明日もまた、会いましょう?ほら、指切り」
( ^ω^)「おっおっ、約束だお」
その答えに満足して、それじゃあまた明日、と一言残し。
今度の今度こそ、その場を去った。
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