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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです

160名も無きAAのようです:2012/11/23(金) 22:41:02 ID:TgcL0sS.0
それから数日経ったある日のこと。

兄者と弟者は本殿で寛いでいた。
そんなとき、妹者がバタバタと走って二人の元へやってきた。

l从;A;ノ!リ人「おっきい兄者、ちっちゃい兄者ぁ」

(;´_ゝ`)「い、妹者!どうした!」

(´<_`;)「誰に泣かされたんだ!」

いつも笑顔である妹者が涙でぐしゃぐしゃになっていた。
二人は慌てて妹者へ駆け寄り、膝を折って着物の袖で涙を拭ってやる。

l从;A;ノ!リ人「父者が…父者が昨日からっ、戻ってこないのじゃ」

時折嗚咽を漏らしながら事情を説明する。
昨日、裏山へ山菜を取りに行くと出て行ったっきり父が戻ってこないこと。
すでに母や町の人たちが探してくれているが、まだ見つかっていないこと。

(;´_ゝ`)「な、なんと父者が…」

(´<_`;)「母者でさえ、まだ見つけていないのか」

人間離れした肉体と感覚を持つ母者が苦戦してるとは余程のことだ。

l从;A;ノ!リ人「えぐっ、父者…」

幼い子供が肩を震わせて泣いている。

( ´_ゝ`)「弟者、聞いてほしいことがある」

(´<_` )「奇遇だな、兄者。俺も兄者に話したいことがあったんだ」

二人はふらりと立ち上がると互いに顔を見合わせた。
同じことを考えていることが分かる。

( ´_ゝ`)b「流石だよな、俺ら」d(´<_` )

親指を立てたこぶしをぶつけ、にやりと笑みを浮かべた。

( ´_ゝ`)「妹者、安心してくれ。俺たちが必ず父者を見つけるから」

(´<_` )「だからもう泣かないでくれ」

l从;A;ノ!リ人「ふえ・・・?」


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