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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
159
:
名も無きAAのようです
:2012/11/23(金) 22:40:05 ID:TgcL0sS.0
最近ここを訪れ参拝してくれた者たちにもささやかな縁しか結んでやることしか出来なかった。
それは小さなチャンスを与えるだけ。
絵本作家を夢見る少女には、作品を出せる機会を。
中華飯店の主人には、自分の味を試す機会を。
自身に怯える少女には、恐れを癒す術を持つ人と出会う機会を。
その先の願いが叶うかどうかは、本人たち次第だ。
(´<_` )「仕方ないさ。栄えたものはいつかは潰える。俺たちは潰える時を待つだけ。
最近珍しく参拝者がきてくれただけでも嬉しいよ」
それに、と弟者が続ける。
(´<_` )「妹者は巫女としての力は強い。
俺たちのようなもう力のない神がいる神社より他の神社へ行った方がより加護を受けれるよ」
妹者はまだ幼いながらもその力は強い。
現に神である二人の姿を見る目を持ち、声を聞く耳を持っているのだから。
そしてなによりあの優しさ。
他人の心に敏感で少しでも力になろうと歩み寄る。
あんなにいい子を嫌う神がいるだろうか。
たとえ嫌うとしても嫉妬の神や呪いの神くらいのものだ。
( ´_ゝ`)「…はあ」
小さなため息は済んだ夜の空気の中に消えていった。
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