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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです

158名も無きAAのようです:2012/11/23(金) 22:38:40 ID:TgcL0sS.0
その夜、二人は父者が供えたお揚げを頬張りながら屋根の上にいた。
本殿の裏手に妹者たちが暮らす家があり、今はもう寝てしまったのか暗くなっている。

( ´_ゝ`)「妹者は本当にいい子だな」

(´<_` )「全くだな」

( ´_ゝ`)「あの子には幸せになってもらいたいものだ」

(´<_` )「妹者には笑顔が似合う。いつも笑っていてほしいよ」

( ´_ゝ`)「俺たちの力がもっとあれば…今よりずっといい生活をさせてやれるのにな」

はぁ、と二人の口から溜息が洩れる。


昔はそれなりいた参拝者は、今ではゼロに近い。
そのため兄者と弟者は本来の力を出すことができない。

神というのは参拝者の感謝の数だけ力が強くなる。本来ならば二人はそれはそれは美しい尾と強大な力を持っていた。
それが今では小さな縁を結び、妹者たちが飢えない程度の加護を授けることしか出来ない。
力が弱いため、神使もいない。


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