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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです

153名も無きAAのようです:2012/11/23(金) 22:31:16 ID:TgcL0sS.0
のーが冷水を運んでくると男の前に置いた。
のーも分かっているのか、いつも気丈に振る舞う彼女の手が微かに震えている。

( `ハ´)「おい、お前」

<ヽ;`∀´>「は、はいニダ!」

ニダーはビクつきながらも返事を返す。

( `ハ´)「今からお前自慢の料理を持ってくるアル」

<ヽ`∀´>「少々、お待ちください、ニダ」

頭を一つ下げると厨房へ引っ込んだ。

<ヽ;`∀´>「や、やばいニダ!これで機嫌をそこねでもしたら・・・」

ぞわり。
背中に冷たいものが伝った。
顔色はどんどん悪くなる一方。

(゚A゚* )「ニダやん!なにぐずぐずしとんねん!」

のーから褐が飛ぶ。声も少しばかり震えていた。

<ヽ`∀´>「でも・・・もし機嫌そこねて因縁でも付けられたら・・・
      なにされるかわからないニダ」

(゚A゚* )「もー!ニダやん!自信を持ちい!!ニダやんの中華は天下一品やねん!
    わたしが保障する!あいつにニダやんの料理食べさせてギャフンと言わせたろ!?」

のーがしっかりとニダーの手を掴む。
合わせられた手から震えが伝わってきた。
のーは震えるほど恐がっているのに、こんなにも強く、自分を奮い立たせてくれる。

そうだ、これはチャンスかもしれない。
あの男に自分の料理を認めさせれば店を潰さなくても済むかもしれない。
そしてこれからも、のーと働くことが出来る。

ニダーはノーから勇気をもらうと調理場に立った。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/30.png


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