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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです

151名も無きAAのようです:2012/11/23(金) 22:26:47 ID:TgcL0sS.0

(゚A゚* )「ニダやん!今まで何してたん!?」

ニダーを出迎えたのは、まだ中学生ほどの少女、のー。

<ヽ`∀´>「ちょっと散歩に行ってたニダ」

(゚A゚* )「散歩!?開店時間まであと三十分しかないんよ!」

のーはぷりぷりと怒りながらニダーに飛び蹴りをくり出す。

ニダーは小さいながらも中華飯店を経営している。
今現在の従業員はニダーとのーだけであったが、以前はそれなりに従業員も多くお客も多かった。
それが今は閑古鳥が鳴いている。
店内のテーブルとイスには何度も修理された跡があり、壁にも傷がある。

ちょうど半年前。
通りを挟んで向かい側にデパートが建つ計画が出た。
その時は、フーン程度だったニダーはすぐに顔色を変えることになった。
ヤの付く職業の方がやってきたのだ。

用件は簡単。
この一帯を駐車場にするから出ていけというものだった。
ニダーは拒んだ。
大切な自分の店。大切なスタッフ。通ってくれる常連客。
それらを守りたかった。

しかし現実はそう甘いものではない。
彼らが店の中で暴れ、悪い噂を流し、守りたかったものは尽く自分の手をすり抜けていった。
残っているのはお客が一人も入らなくなった店とのーだけだ。


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