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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです

145名も無きAAのようです:2012/11/23(金) 22:19:08 ID:TgcL0sS.0
l从・∀・ノ!リ人「おねえちゃんは、ここにお参りに来たのじゃ?」

ミセ*゚ー゚)リ「んー…ここに来たのは偶然、かなぁ」

l从・∀・ノ!リ人「この世に偶然はないのじゃ」

ミセ;゚ー゚)リ「?」

屈託なく笑う妹者には似つかわしくない言葉につい驚いてしまった。

l从・∀・ノ!リ人「この世にあるのは必然だけだって兄者が言ってたのじゃ!」

ミセ*゚ー゚)リ「へぇ、お兄さんいるんだ」

l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者とちっちゃい兄者がいるのじゃ」

ミセ*゚ー゚)リ「仲良しさんなのかな?」

l从・∀・ノ!リ人「もちろんなのじゃ!」

暫く楽しくお喋りをしていると、もう夕陽が落ちかけていた。
寂びれた神社に差す夕陽が辺りの木々を赤く染めていく。
その光景は更に寂しさが増して見えた。
それがあまりにも綺麗でミセリは息を吐く。

ミセ*゚ー゚)リ「わあ…きれい…」

この風景を描きたい。
その衝動に押され、キャンバスバッグからスケッチブックと色鉛筆を取り出し、目の前の風景を写生していく。
背の高い木々が作る影と夕陽の赤が、参道で交差する。


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