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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです

100名も無きAAのようです:2012/11/23(金) 04:20:21 ID:HtPnMyH.0
その夜、女は星を見に行った。
雪の混じる大地は、星々の輝きを受けて青白く光っている。

冬になっても人の灯りは暖かく星々を殺していた。

o川*゚ー゚)o「……ん!」

女が星空に手を伸ばすと、一筋の光が指先に落ちる。
次第にそれは球体となり、喋り始めた。

「今日も来たんだね」

o川*゚ー゚)o「うん」

ついに、星は常々疑問に思ったことを聞いた。

「夏も秋も冬も君は来る。何故?」

女は答える。

o川*゚ー゚)o「消えてしまうような気がするから」

星は再び口を開いた。

「消えないよ。宇宙で生きるだけ」


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