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( ^ω^)2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
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( ^ω^)ラノベ祭り投下及び報告スレだお
開催期間
11月18日(日)0時〜25日(日)23時59分
スレ立てを行った作品については、
作品URL
作品名
使用した絵のURL(任意)
以上のテンプレを使用して投下報告を行うこと
これがなければラノベ参加作品と見なされない
絵のURLについては、RESTさんのところからhを抜いて記載してくれればおk
スレタイに【ラノベ祭り】などの記載をするかは任意(宣伝効果はあるかもわからんね)
次スレは>>950を踏んだ人が立ててくれ
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1348068145/
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――07/20日 朝 VIP高校2-4のクラスーー
(´∀`)「前に話した通り今日で授業は終わりモナ、皆いい夏休みにするモナ」
そう明日から、この密閉された監獄、牢獄のような学校社会にグッバイ。
晴れて07/21ライフを手に入れられる訳だ。
( ^ω^)「ドクオはいつもオナニーしてるおwww」
('∀`*)「夢はでっかくAV男優www」
(´∀`)(この世もオワテルモナ)
(*^ω^)b「板垣あずさは俺の嫁」
(*'∀`)b「甘味いちごは俺の乳」
(´∀`)b(紋舞乱は譲らんモナ)
('∀`*)(明日から、エロゲー、アニメ、マンガ何をしても自由な時間。)
ワーワーガヤガヤと皆は教室で、休みに何をしようかと話をしている。
俺達は特に部活にも入っていないので、イソイソと家路についた。
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――07/20日 昼前 VIP高校2-4のクラスーー
(;^ω^)「ドクオ、来週の木曜日開けといてお」
('A`)?
(;;^ω^)「ツンとプールに行くんだけど…」
ξ*゜⊿゜)ξ『フリーな女の子を連れて来てあげるから、ドクオも来なさいよっ!!』
ξ(//⊿//)ξ『べ、別に哀れみなんかじゃなくて、大勢の方が楽しいでしょっ!!!』
(;^ω^)「との事らしいお…でもドクオが嫌なら全然いいんだ……お?」
お?(;^ω^)(゜A゜)
(;^ω^)ノ(゜A゜)ユサユサ
ドクオー(;゜□゜)(>:)パタッ
…産まれて、このかた授業以外でプールに遊びに行った事なんかねぇよ。
とりあえず俺の人生ハジマタ\(*'∀`*)/
-
ちなみにツンとも小学校からの友達で、三人で昔からよく遊んでいた。今は女子高に通う、ブーンの彼女だ。
全然羨ましくなんて無いよ(ぅA;`)
ビクッ(;;;゜□゜)(゜A゜)ムクッ
(゜A゜)「で、どんな子なんだ?」
(; ゜ω゜)「そ、そこまでは…」
(゜A゜)「ツンにメールだっ!」
(; ゜ω゜)「は、把握したおっ!!」
('∀`*)(とりあえず巨乳で、顔はロリ顔キボーンだなっ…フヒヒ)
ブーブー
とか妄想をしてると俺の携帯が、振動を起こす。
('A`)(母ちゃんかな?)
アドレスには父ちゃん、母ちゃん、ブーン、ツン、と後数人の友達と呼べるかわからないヤツの連絡先しか入っていない。
('A`)ノ■゛パカッ
…('A`)ノ■
…(*'∀`)ノ■
俺はにやけ面で携帯を閉じた。
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――時は少し経ち 7/20日 昼 ラウンジ女子高校ー外ーー
二人の女子高生が帰路についている。一人の女子は巻き髪でスラッと背の高い綺麗な茶色の髪色をしている女子。
もう一人は豊満な体をした、ロリ顔で、髪はレイヤーボブのミディアムヘアー女子。
どちらも作者好み…ゴホン(>.<)y-~
二人はラウンジ女子高校きっての美女二人だ。
二人が並んで歩いていると、振り返らない男子は居ないと言われている。
(*>ー<)「暇だよーツン」
ξ( ゜⊿゜)ξ■「はいはい」
ロリ顔豊満バディはツンという女子が携帯をポチポチしているのに、退屈を隠せないようだ。
ξ( ゜⊿゜)ξ「しぃ。この前の話だけど…」
(*゜ー゜)「プールの話?」
ξ( ゜⊿゜)ξ「そっ。アンタ大丈夫よね」
(*>ー<)b「勿論なりっ」
(*゜ー゜)「ツンちゃんの彼氏も見たいし、女子高なんて出会いがないしね。で、どんな人なの?」
ξ(; ゜⊿゜)ξ「え?」
(*゜ー゜)「だーかーらーその紹介してくれるって人。芸能人で言ったら、誰似なの?」
ξ(; ゜⊿゜)ξ「す、凄くいい人だ、よっ?」
(*゜ー゜)「その間と、疑問府は何?」
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――時は少し経ち 7/20日 昼 ラウンジ女子高校ー外ーー
二人の女子高生が帰路についている。一人の女子は巻き髪でスラッと背の高い綺麗な茶色の髪色をしている女子。
もう一人は豊満な体をした、ロリ顔で、髪はレイヤーボブのミディアムヘアー女子。
どちらも作者好み…ゴホン(>.<)y-~
二人はラウンジ女子高校きっての美女二人だ。
二人が並んで歩いていると、振り返らない男子は居ないと言われている。
(*>ー<)「暇だよーツン」
ξ( ゜⊿゜)ξ■「はいはい」
ロリ顔豊満バディはツンという女子が携帯をポチポチしているのに、退屈を隠せないようだ。
ξ( ゜⊿゜)ξ「しぃ。この前の話だけど…」
(*゜ー゜)「プールの話?」
ξ( ゜⊿゜)ξ「そっ。アンタ大丈夫よね」
(*>ー<)b「勿論なりっ」
(*゜ー゜)「ツンちゃんの彼氏も見たいし、女子高なんて出会いがないしね。で、どんな人なの?」
ξ(; ゜⊿゜)ξ「え?」
(*゜ー゜)「だーかーらーその紹介してくれるって人。芸能人で言ったら、誰似なの?」
ξ(; ゜⊿゜)ξ「す、凄くいい人だ、よっ?」
(*゜ー゜)「その間と、その疑問府は何?」
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ξ(; -⊿-)ξ(('A`)顔がこれだからなぁ↓)
ξ(; ゜⊿゜)ξ「森山未來君的なイメージ?」
(*゜ー゜)「あっ、可愛い感じなんだ」
ξ(; -⊿-)ξ(ドクオに可愛いも可愛くないもないわよ、森山未來似とかコメントしずらいと思ったのに)
ξ(;; ゜⊿゜)ξ「そっ…そうね…どちらかと言えば…ね。ホラッ!!しぃは可愛い感じの人が好きって言ってたしなぁって思って、せっかくだし紹介しようかなって思ったの」
(*>ー<)「ありがとうっ!!ツンちゃん大好きっ」
しぃとツンは、高校で出会い、一年生の頃から意気投合し、今に至る。
(*^ー^)「木曜日楽しみにしてるから」
ξ( ゜⊿゜)ノシ「また詳しい事はメールするから」
(*^ー^)ノシ「はいはーいっ!!」
ヒラヒラと二人共に手を振り、右に左に別れて歩いて行った。
(*゜ー゜)ノ■パカッ
ツンと別れたしぃは早々に携帯を取り出して、キーを慣れた手付きで両手打ちした。
-
「メッセ遅れてごめんね><ドクオ君(はぁと)今友達と帰ってたんだ◎」
「全然いいよ♪俺は今日部活だったんだけど、夏休み前だから中止になっちゃったんだ↓」
「そうなんだっ!!それは残念だったね><アタシ高校はラウンジ女子なんだけど、ドクオ君はどこ高校なの?」
「ホントにっ!?ラウンジ女子とか、友達も行ってるよ!!しぃちゃんと無茶苦茶近所だよ^-^v俺VIPだもん♪どっかで逢ってたりして(はぁと)」
「そうだね*´ω`ご近所さんだぁ〜♪VIPのサッカー部って強いよね♪アタシスポーツしてる人って大好きっ(はぁと)」
(;'A`)(マズイな…ここはボロが出ないようにしなきゃ)
しぃとドクオは今日ドクオがSNSに書き込んだ情報を見て、しぃから俗に言う『絡みに来てくれた』のだ。
SNSサービスはm◎xiやモ●ゲー等沢山あるが、同時に厨の出会いの場としても多大に利用されている。
服系のお洒落さんを全面にアピールできるコミュニティに参加している男は95%出会いを期待している!!(当社比)
かくいう俺もこのしぃちゃんを『釣った』のはお洒落系のコミュニティだ。
ヘヤースタイルを晒すところに、本物のVIP高校のサッカー部のイケメンなヤツ(ギコ)の写メを拝借して、それをうpすりゃ釣れる釣れるあしあとの数よwwwマヂざまぁぁぁwww
是非試してみて欲しい(>.<)y-~
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('A`)ノ■「あ!そだ、しぃちゃんプリクラか写メある?お互い顔知ってる方が安心出来るし´ω`」
「いいよ><全然可愛くないけど、プリクラあげるね*^ω^左側だからね!!///」
('A`)ノ■…(゜A゜)ノ■
(*^ー^)ξ( ^⊿^)ξ
な ん だ こ の ロ リ 巨 乳 は!!!!!
けしからんけしからん!!!!!俺のスカウターはEだと判定しやがった。
携帯を左手に持ち、自身の右手は上下運動が止まる事はなかった
と、とりあえず餅付け。
とりあえず深呼吸ならぬオナニーだ!!!
可愛すぎだろ常考!!!!
しかも隣に写ってるのは間違い無くツン。本当にありがとうございました。
大体こういうSNSを利用して、男子とメールする女は出会いを求めてる。
更に向こうからメールが来たと言うのは、かなりの確率変動っ!!!
これ…すなわち イ ケ ルッ!!!!
しかしながら俺が登録したのは、嘘の情報。
これをどう覆すか。これに全てがかかっている。
「うわぁ^∀^凄く可愛いね◎しぃちゃんの服とかも凄いいいと思うし、絶対モテモテでしょ?(´∀`)」
「そんな事ないよ><でもドクオ君にそう言われると嬉しいよ(はぁと)女子高だから出会いもないし↓ドクオ君の方こそ凄くかっこいいし、共学だからモテモテでしょ?」
('ー`)み な ぎ っ て 来 た っ!!!
-
もうこれは釣り上げられる。
この盛り上がってる中あえてメールを今返さない。
主導権は握っとくべきだ。
更に言うと、ターゲットしぃはA型。
A型の女子は引っ張られたい願望が一番強い。
ちなみにツンはO型だが、O型の女子は性欲が異様に強いらしい。ブーンはいつも求められると嘆いてたな。
ここからは根回しが必要になる
(゜A゜)ノ■
その姿はジャングルのハンターそのもの。
ドクオはネットでのやり取りは、一流のネゴシエーターも顔面蒼白になる交渉術を若くして手に入れていたのだ。
しかし実際ネットで知り合った人と会うとなれば、彼の自分の自信の無さから、女性恐怖症が顔を出し、待ち合わせ場所に行けても、通り過ぎる程度のただの不審者だったのだ。
しかし今回はツンという味方がいる。今の内に引き抜いて味方にする必要がある。
-
('A`)ノ■「ツン、しぃちゃんって知ってるよな?」
「え?何でしぃ知ってるの?今度プールに連れて行く人だよ^⊿^ブーンから聞いたの?」
こっこれはsneg的な展開すぐる!!!!
('A`)ノ■「そ、そうなのか^o^;わ、ワカタ。…カチカチ
しかしながら俺はお洒落でも、ましてやイケメンでもない。
('A`)ノ「いきなりですまないが、俺に似合う服って何かある?」
「どーしたのいきなり?^⊿^」
「いや、お洒落に目覚めちゃってみたいな?そんな感じ?」
ツンは友達という補正抜きで可愛いし、お洒落だ。ブーンもツンに影響されてか、年々お洒落になって行ってる気がする。
「だから俺に服選んでくれないか?」
「把握した^⊿^明日は暇なの?」
「ありがとう><暇してる。煮るなり焼くなりしてくれ」
「おk^⊿^明日一時にパイ山公園にね」
('A`)ノ■「把握した」っと
しかしながら、この俺としぃちゃんの関係を話をしたら引かれるよな。自分が嘘を付いていることに後ろめたさを感じているのと、後悔の念を抱いた。
そこからしぃちゃんとメールをしながら、色々な作戦を考えた。だがまだ俺がSNSのドクオなのか、ツンに紹介してもらうドクオなのか、暴露するのに悩む一方だった。
メールを交わせば交わす程、彼女の事を知りたいという欲求が増して行く。
しかしながら自分の身の程はわきまえているつもりだ。
あまりにも不釣り合いな二人。
逢わない方が自分にとっても幸せなんじゃないかという不安の念は払拭しきる事はなかった。
-
--翌日AM11:00--
(-A-)zzz
俺はいつの間にか携帯片手に全裸で寝ていた。
全裸のオナニー程至福な物はないよね!!
起きた時間から、俺はツンとの約束の為にイソイソと身支度をして、三ノ宮のパイ山に向かった。
--PM1:00パイ山--
さすが夏休み初日という事もあり、高校生らしい奴等が待ち合わせをしている。
パイ山とは兵庫県の都市三ノ宮の待ち合わせの一つだ。
「ドクオっ」
いつも聞き馴染みの友の声が聞こえた。
やっぱりこいつ等は二個一が一番だと思う。
ξ( ゜⊿゜)ξ「遅いわよっ!!!」
( ^ω^)「僕らも今来たとこだから気にするなお」
ξ( -⊿-)ξ「ケーキくらいは奢らせようと思ったのに…」
( ^ω^)「さっきランチした所なのに…太るっ…」
ガッシボッカ
)メ^ω^)「まーそういう事だから行こうお」
('A`)「俺に似合う服なんかあんのかよ」
ξ( ゜⊿゜)ξ「あたしに任せなさいよ!さっ行くわよ」
-
ツンがブーンにいつも服を選ぶというファッションモールビブレにやって来た。
\(^o^)/「らっしゃいあせー」
アホそうな店員ばかりでヘドが出そうだった
ビブレとは中高生に人気のプライスで安くまとめ買いが出来るショップらしい。
俺の所持金だと地下一階で服二着と水着買うのが限界だろうと思って居たが…。
ξ( *⊿*)ξ「もうバーゲンやってるから、かなり攻めるわよ」
ツンの目が光って居た。
ξ( *⊿*)ξ「いいっ?バーゲンでバーゲン品買うのは、相当な物じゃないと買っちゃダメよ!!!メーカー物(つまり有名なブランド)ならある程度信頼出来るけど、ノーブランド(聞いた事もないブランド)の物は迂濶に買うと、一回着たら着れなくなるものもあるから注意が必要よ!!!」
(;^ω^(;'A`)「把握しました」
ξ( *⊿*)ξ「…これ良いわね」
ツンはいつの間にか白いシャツを手に持っていた。それは神速の速さ。
('A`)ノ「先生〜そんなの学校の制服と変わらないんじゃないですか?」
ξ( *⊿*)ξ「死ね!!氏ねじゃなくて、死ね!!」
おー(;^ω^)シ(;A;)
ξ( *⊿*)ξ「こういう白シャツは羽織るだけで爽やかな印象を与えるのよ!!アンタガリガリなんだから、膨張色を着てるくらいが調度いいのよ!!」
(ぅA;)「な、成る程」
-
ξ( *⊿*)ξ「ハイッ、この白シャツと、ボーダーのタンクトップ試着っ!!!」
\(^o^)/「こちらどうぞ」
試着室|A`)シャッ!!
\(^o^)/「サイズいかがっすか?」
ξ( *⊿*)ξ「…Sでいいに決まってるじゃない」
試着室|'A`)シャッ!!
恐る恐る試着室から顔を出すと、カーテンをひっぺ剥がされた
(//A//)「え?これどうなの?」
( ^ω^)「イケてるおっ!!」
\(^o^)/「お似合いっすお兄さんっ!!」
ξ( *⊿*)ξ「まぁまぁね」
と言いながら、鬼は…基ツン様は俺にベージュのパンツとサンダルと茶色のベルトを投げつけた。
ξ( *⊿*)ξ「それにあわせなさいよ」
試着室|'A`){は、ハイッ!!
シャッ
鏡で自分の姿を見るとはっきり言って悪くない。
その辺の大学生みたいなスタイリングだと思った
シャッ!! 試着室| ('v`)「どうだよ」
(*^ω^)「ドクオが立ったお!!!イケてるお!!!!(顔キメェ)」
ξ( *⊿*)ξ「アタシの手にかかればこんなもんよ(顔キメェ)」
\(^o^)/「出番なかた(姉ちゃん美人だな)」
そこからグローバルワークというショップのポロシャツやTシャツ、パンツ一本をGetした。七着買っても2万くらいだたよ}('A`)
お洒落とはそんなに悪く無いもんだが、自分には組み合わせがわからんね。
-
--ペーニサスクローネ--
俺達は、ツン様の要望により、少しこましなケーキ屋さんに来た。
('A`)「今日はガチでありがとう」
ξ( ゜⊿゜)ξ「いいわよ」
( ^ω^)「ドクオがお洒落に目覚めるなんて、びっくりしたお」
ξ( -⊿-)ξスゥ…
パチッξ( ゜⊿゜)ξ「しぃとは関係してる事なの?」
('A`)「ま、まぁ…」
エッ?( ^ω^)ξ( ゜⊿゜)ξ
('A`)(^ω^;)エッ?
\(^ω^)/傍観者
('A`)「まぁホントに協力してくれてるし、昔からの間柄だから、素直に言うよ」
コーヒーのティーカップをコトリと置いた
-
('A`)「俺がさSNSをやってるのは知ってるだろ?」
ξ( ゜⊿゜)ξ「ええ、アタシとも繋がってるじゃない」
('A`)「そこでこのコミュニティでの俺の書き込みを見て欲しい」
ξ( ゜⊿゜)ξ■(^ω^ )
ξ(;゜⊿゜)ξ■(^ω^;)
ξ(; ゜⊿゜)ξ「こ、この書き込みは…」
(;^ω^)「ちょ…ちょっと無理があるお」
('A`)「だろ?」
そこでしぃちゃんからメールをくれたこと、そして今も継続してメールをしてること。全て伝えた。
ξ(#゜⊿゜)ξ「バッカじゃないの?」
('A`)「え?」
ξ(#゜⊿゜)ξ「そんなんじゃないと女の子引っ掛けられないアンタがバカって言ってんのよ」
('A`)…
ξ(#゜⊿゜)ξ「何がサッカー部よ!!何がダンスやってたよっ!!!中身で勝負しなさいよ」
(#'A`)「そんなの…」
ξ(#゜⊿゜)ξ「何よっ!!」
(#'A`)「そんな事わかってるよっ!!!でも自分に自信が無いものはしょうがねぇじゃねぇか!!!」
(#ぅA;)「お前等みたいなリア充には俺の気持ちなんてわかんねーだろうよ!!!」
バンッとテーブルに手を付き会計をひったくり、俺はズンズンレジに向かって行く。
二千円札を乱暴にレジに置いて俺はたくさんの視線を集めながら喫茶店を後にした。
-
( ^ω^)「…ツン」
ξ( ゜⊿゜)ξ「…何よっ」
先程の様に攻撃的ではない言い方。
( ^ω^)「ツンの気持ちもわかるお」
ξ( ぅ⊿-)ξ「アイツはイイヤツなんだから、あんなことしなくても大丈夫なのに…」
( ^ω^)「そうだおね…ドクオは実直なやつだからだお…ツン、追いかけるお」
ξ( ゜⊿゜)ξ「わかってるよ」
僕らは慌ててドクオを追いかけた。
これではあの時と同じではないかと自嘲気味に笑った。
(^ω^){ちょっと回想入るおー
--5年前--
僕たちはまだ10歳だった
-
ξ(ぅ⊿;)ξ{辞めてよー
Ω{小四で髪の毛染めてんじゃねぇよ
ツンは小学校の時から地毛がブロンド、巻き毛と言う得意体質から上級生に苛められたり嫌がらせをされる事がしばしばあった
Ω{下の毛はブロンドの巻き毛なのかよ?
Ω{いいわね、見てみましょうよ
ΩΩΩ{さんせーい
オラオラ}Ωξ(;⊿;)ξΩ{オラオラ
ザザッ
(@゜ω゜)「待つお!!!」
ΩΩΩΩΩ{なんだよピザ野郎邪魔すんなよ
ξ(;⊿;)ξ「バカ来ちゃダメよ」
ガッシッボッカガッシッボッカ
(メ-ω゜)「つ、ツン、逃げて」
ガッシッボッカガッシッボッカ
ザザッ
('A`)「テメェラ何やってんだっ!!」
ΩΩΩΩΩ{ナンダヨ、キメェ顔しやがって
('ー`)「男子と女子で苛めとか燃える展開だろ常考」
('A`)「ほら、これ見ろよ」
どこから持って来たのか、片手にはビニール袋を裏返しにウ●コを付かんで相手にチラつかしている
(゜A゜)「スカトロしてぇのか?食わすぞ?」
Ω゛Ω゛Ω゛Ω゛Ω゛{や、やべぇ逃げるぞっ!!!
(゜A゜)「まてやコラァァァ」
と叫びながら不良グループを追いかけて行ったドクオが心配で今みたいに彼の後ろを追い付こうと走って居た。
彼が居たから今の僕達がある。
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今度は僕等が助ける番だ!!!!
(:A:)タッタッタッ走る走るタッタッタッ走る走る。このやりきれない感じ。
俺は前も見ずに無我夢中に走った
(ぅA`){顔は全然イケメンでもない。お洒落でもない。やっぱりルックスだろ!!大事なのは。人は見た目が9割なんだよ。クソックソックソックソックソックソッ。
ドンッ
キャァという悲鳴とバサバサとプリントの広がる音がした。
(*XーX)「キャッ!どこ見て走ってるのよ!!」
ラウンジ女子の制服を着た乳がプルンと主張した
(xAx)「す、すんません」
(゜A゜)(XーX*)
(白かぁ)(*'∀`)(XーX*)
勿論スカートの中は要チェッケラーだ
彼女はペタぺタと辺りに何かを探していた、本当に眼鏡って取れると大変だよね。
('A`)「…あの。これですか?」
バカもっとしゃっきと話しろよ。
(*XーX)「あ、どうも」
(*゜ー゜)「ふぅ」
('A`)「…しぃちゃん?」
(*゜ー゜)「え?」
(//A//)「…え?あ?いや…」
とか何とか言いながらプリントを俺は拾った。人違いかも知れないし…。もしそうだとしても、不審者乙だ。
-
俺はそのプリントを一枚を手に取って目に入った情報。それはマンガだった。細かく書かれた、女の子の描くカワイイホワホワしたキャラクター達が沢山描かれていた。
俺は10秒20秒かも…いや、もしかしたら本当に刹那かも知れない。だが、そのマンガからはオーラが発している気がして目を奪われた。
('A`)「上手ですね」
(*゜ー゜)「…いえ。」
明らかに反応は薄かった。そりゃ俺のせいでバラバラになっちゃったんだもんな。すみませんと彼女に聞こえるか聞こえないかの小声で音を発した。
カツカツ
_
■( ゜∀゜)y--~~
携帯電話片手にタバコを吸った、明らかにDQNのヤツが、大股でこっちに向かってくる
明らかに足元を見ずに、ボケーッとしながら、虚ろな目をして、ただ前へ進んでいる。
('A`)「あ、あの!!!」
_
■( ゜∀゜)y--~~「あ?なんだよ?」
('A`)「足元気をつけて下さいね!!」
_
■( ゜∀゜)y--~~「ん?後でかけるわ…」
と言いながらDQNは携帯を切り一枚のマンガを手に取った。
_
( ゜∀゜)y--~~「何だよこれっwwマンガとかマヂキメェシwwってかお前の顔キモすぎ死ねよ」
ビリッビリッ!!!!
-
(*゜ー゜)「あ」
(*゜ー゜)「あ」
(*ぅー;)
(#'A`)「テメェ何してんだよ?」
_
( ゜∀゜)y--~~「あん?やんのかコラァァァ?」
(#'A`)「あ、謝れ!!!この子に謝れよ」
俺はその場の感情に任せて、DQNの胸ぐらを掴んで、何とかその守らなきゃいけないものから遠ざけようとした。
_
( ゜∀゜)⊆('A`#)
_
( ゜∀゜)y--(゜A゜#)~~ジュウ
_
( ゜∀゜)「きたねぇ手で触んなや、おい、コラァァァ」
ボディに一発パンチを食らわされた。
なぁぁぁんのこれしき!!!ってマジでイテェよ!!!!
とにかくこっから離さないと!!
(#゜A゜)「おら!!こっち来いやDQN野郎」
_
(#゜∀゜)「キメェキメェ、俺忙しいんだ…よ!!!っと」
今度はモロな肘鉄が顔面に入って、口の中が切れて鉄の味がする。
_
(#゜∀゜)⊆('A`(#)「謝れっ!!謝れよっ!!!」
うるせぇよ。
DQNがそう言ったかと思うと、相手の膝が腹に、蹴りが太ももを。容赦無いパンチが顔面に入った。
手は絶対出さねえ。もとは俺がぶつかって、ばらまかしてしまった。
そこで尚且つ手を出すようなヤツには俺はなりたかねぇ。
-
支援!
-
謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ
どんだけ殴られたって立っててやんよ。
(`)A(#)「あ、あや、謝れっ!!!!」
_
(#゜∀゜)「ちっ、マジ下んねぇぜお前。…悪かった悪かった俺が悪かったから、もー良いだろ?」
と言うと、ヨレヨレの汗まみれになったシャツの襟を直しながら、踵を返して、唾を路上に吐き捨てて歩いて行った。
(`)A(#)
俺は無言で、マンガを一枚一枚広い、涙目の彼女にすみませんでした。と言葉と同時に渡した。
するとハンカチで口から出た血を拭いてくれた。
(*;ー;)「貴方バカです」
(`)A(#)「そうかも…な。でもどうしても許せなかったんだ」
(*;ー;)「え?」
(`)A(#)「凄い絵が上手だし、丁寧に書かれてたから…一枚一枚想いの込められた物をあんな風にされて許せなかったんだ。アイツも、何より貴女にぶつかってしまった自分が。」
(*;ー;)「そ、そんな事」
(`)A(#)「破られた物は帰って来ませんが、これからも頑張って下さい。本当にすみませんでした」
ペコリと頭を下げて、俺は帰路に付いた。
-
タッタッタッ。
ξ(;゜⊿゜)ξ「あれ?しぃじゃないの」
(*ぅー;)「え?」
ξ(;゜⊿゜)ξ「アンタ泣いてどうしたのよ」
(*ぅーT)「ヅンち゛ゃーんっ!!!さっきDQNがああぁ」
ξ(;゜⊿゜)ξ「意味わかんないわよ!!今北産業!!」
(*ぅーT)
「マンガぶちまける
DQNに破られる
大乱闘スマッシュブラザーズ」
ξ(;゜⊿゜)ξ「は、把握。大変だったのね」
(*ぅーT)゛
コクりとアタシは頷いた。
( ^ω^)「あのーおとり込みの中申し訳ないんですが、こんなヤツ('A`)を見ませんでしたかお?」
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/46.jpg
-
(*ぅー;)「あ。」
(*ぅーT)
ξ(;゜⊿゜)ξ「あ、あの顔面犯罪野郎にセクハラでもされたの?」
(*ぅーT)゛
フルフルと首を振り一言
「アタシの為に戦ってくれたの」
--七月某日--
(メメ'A`)「ふぅ、こりゃプール所じゃねぇな…イテテ…」
あれからしぃちゃんからはメールは来ていない。
肉体的の疲労が夏休みなのに睡眠時間を増やす。
もー彼女にあわせる顔も無い。
俺がSNSの誰であろうが、どこの誰であろうが、今年も一人の夏を過ごすよ
ピンポーン
「ドクオー」
いつもの相方の声は久方ぶりに聞いた気がする。
(メ'A`)「んー?何だよ?」
窓から顔を出すと、明らかにプールに行く荷物を持った三人が居た。
( ^ω^)「約束の日だおー」
ξ( ゜⊿゜)ξ「美女二人のお出迎えなんだから感謝しなさいよ」
(*//ー//)「ド、ドクオ君っ!!」
('∀`)
俺の夏はこれから始まるみたいだ。
('∀`)(*゜ー゜)
お わ りっ!!
-
乙!
キュンキュンきた
-
携帯からの投稿で、キャラの顔が少し違ってしまい申し訳ありません(>_<)
更に申し訳ないことに20レス超えてしまいましたが!一応完結です。
この作品は2009年のサマー三国志に提供しようとしていた作品です。
サマー三国志には勿論未掲載で終わったのですが…
所々古めかしい所があってすみません。
作品名
('A`)一夏の恋のようです。
使用画像No46
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/46.jpg
◆gYrM67IrH二作目になります。
祭の時しか書いていないのですが、これからもブーン系小説応援していますので、
まとめの方、作者の方これからも末永く頑張って下さい\(^o^)/
一応、前回の作品はこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/929/1220025844/l50
またどこかでお会いしましょー\(^o^)/
-
小学生が一生懸命書いたのか、おっちゃんがネタで書いているのか判断がつかん
文章といい、AAといい、ブーン系において相当な奇作
若々しい気味の悪さがあり、そこは評価したい
-
こういう作品が良い意味でも悪い意味でもラノベ祭でくるとは思わなかった
ともあれ乙
-
色々言いたいことはあるが、とりあえずR18指定したほうがよかったんじゃないかと思う
乙
-
乙、俺は嫌いじゃないよこういうの
クロレキシ
遥か昔を思い出して胸の奥が疼くけどな!!
-
絵から話を考えたんじゃなくて元々できてた話に合う絵をつけたってこと?
それはこの祭りの趣旨的にどうなんだろう
まぁ主催者さんが判断するところだけどちょっと気になった
ともあれ乙
-
投下します。
-
なんというかまぁ、色んな作品が読める祭り特有だな
乙
お、俺の絵マダカナー
-
スレタイ:|゚ノ ^∀^)母子像のようです( ・∀・)◆No.90
-
(#・∀・)「くそっ! 」
俺はやるせない怒りを安っぽいテーブルにぶつけた。
勢いに任せて思い切り蹴飛ばしたので、派手な音をたてて床に倒れてしまった。
テーブルの上にほっぽり出していた油絵の具が一緒にバラバラと散らばる。
真下の部屋の住人が、今に俺の部屋へ怒鳴り込んでくるとちらと考えたが、構いやしない。
そんなことは、今は大した問題じゃなかった。
(;・∀・)「俺にどうしろって言うんだよ……」
さっきまであんなに興奮していたのに、へなへなと床に座り込んで、うなだれた。
-
俺が怒り心頭していたわけは、つい一時間ほど前訪れた慇懃なウツダ侯の使いのせいだった。
ウツダ侯は最近では珍しい資産家で、有り余る金をもっぱら美術品を集めることで消費している酔狂な人物だ。
(;・∀・)そ「なんだと? 訳わかんねぇよ!? 」
/ ,' 3「ですから、先程申し上げた通りでございます。"一ヶ月後に、ウツダ邸で催すサロンに新作を持って来なければ、アルベール・モララーの援助を打ち切る。――ドクオ・ウツダ"とのことです」
持ってきた書状を丁寧に畳みジャケットの内側に収めると、爺さんはさっさと俺の部屋から出ていこうとしていた。
(;・∀・)「ちょっと待ってくれよ! いきなりやってきて、最後通告たぁ、酷すぎやしないか!? 大体、一ヶ月で絵が完成するわけないだろ! 」
爺さんと扉の間に体を滑り込ませると、必死で言い募った。
だってそうだろう? 俺の生命線が、今断たれんとしてるんだから。
パトロンを失った画家に明日はない。
上目遣いで顔色を伺う。
-
/ ,' 3「……モララー様、貴方はここ一年絵を描いていらっしゃいませんね? 」
旦那様はそれを怠惰だとお考えのようです、そう言って、爺さんは本当に帰っていった。
ウツダ侯の言葉がグサリと突き刺さった。
畜生、そんなの俺が一番よくわかってる。
けれど、今の自分には描きたいものなんて何にもない。
胸からこみあげてくる、どす黒い不安を何とかやり過ごす。
やっと手に入れた安寧をみすみす手放すわけにはいかなかった。
とにかく何とかしなければ。
-
( ・∀・)「取りあえず、酒飲みに行くか…」
部屋に籠もって悩むよりは、いくらかましだろう、そう理由をつけて、俺はボロボロの外套をつかんでバーへ向かった。
正直に言えば、昼間から飲んだくれるのが、後ろめたかっただけだ。
誰かに見られる事のないよう、足早に大通りまで歩いていった。
市場へと続く往来は、人で賑わっていた。
ウツダ侯がアトリエ代わりにと、与えてくれた住まいで唯一不満があるとすれば、酒を飲むにはこの通りを抜けないといけないところだった。
(#・∀・)「相っ変わらず混んでやがる」
-
ここを見ると、夢中で絵を描いていた頃の自分を嫌でも思い出す。
この一年で、すっかり人嫌いになっていた。
まだほんの小さなガキだった頃、俺は暇さえあれば絵を描いていた。
母親が仕事へ行くと、スケッチブックを携えて意気揚々と街へ出掛ける。
そして、できるだけ人の多い道を選んで道の端に座り込み、日がな一日スケッチをしていた。
あの頃から俺は、いっぱしの画家気取りだった。
まさか、大人になって描きたいものが無くなるなんて思わないだろう。
|゚ノ ^∀^)「今晩は何にしようか? 」
声を掛けられたのかと思って、はっとして顔を上げた。
追憶にぼやけた視界が、はっきりとした現実へ引き戻さる。
-
(* ´∀`)「お肉が良いモナ! 」
女は、俺の目の前にいたガキに向かって話し掛けていた。
三十台半ばくらいの美人とガキは三つかそこら。
二人は楽しそうに今晩の夕飯を考えていた。
|゚ノ *^∀^)「ふふふ。じゃあ、今日はシチューにしましょ。さっそく、お肉屋さんに行きましょうね」
(* ´∀`)「やったぁ。夕ご飯が楽しみモナ。」
早く飯が食いたいのか、母親の手を引いて急かす。
それは、ガギが好きじゃない俺が見ても、何とも愛らしい仕草だった。
女はやれやれといった調子で腰に手を当てて、にっこり笑ってみせると、息子と手をつないで市場の方へ歩いていった。
その一連の様子を、なぜか二人が見えなくなるまでぼんやり突っ立って眺めていた。
自分と比べ、幸せそうな親子の仲睦まじい様子が羨ましかったのかもしれない。
何より今は、思い切り酒を飲んで、全てを忘れてしまおう。
明日になれば、良い案も浮かんでいるかもしれない。
-
昨日浴びるように飲んだ酒のせいで、最悪の目覚めだった。
窓から射し込む朝日が二日酔いに沁みて、思わず睨みつけるが、太陽は遠慮なく俺を照りつけていた。
( ;- Д-)「うえぇ、気持ちわりぃ」
唸りながら半身を起こす。
頭をがしがし掻き回してみても、けだるさは一向に抜けない。
いつもなら酒が抜けるまで、うだうだ寝っ転がっているのに、それがひどく勿体無い気がした。
( ・∀・)「スケッチブックと木炭だけでも買いにいくか……」
何となく落ち着かない気分で部屋の至る所に放り投げられた、衣服をかき集める。
手早く着替えて、いつものオンボロ外套を羽織ると、近所の画材屋へ向かった。
-
画材屋は市場を抜けた、細い小道を行けばすぐ近くに店を構えていた。
ついでに露天に寄り道し、朝食を手に入れる。
(;・∀・)「うぅむ、やっぱし朝は人が少ないかぁ……」
通りをキョロキョロ見回して、独りごちた。
画材屋の親父をせっかく叩き起こしてスケッチブックを買ってきたのだから、描かなきゃ親父も浮かばれない。
そう思ったら、いてもたってもいられなくなって、モデルになりそうなやつを探していた。
いきなり出鼻をくじかれたが、まぁ、いないものはしょうがない。
( ・∀・)「気を取り直して、場所の確保しますかね」
さっき彷徨いていたときに見つけた、小さな噴水の縁に座る。
ここに陣取っておけば、大体見渡せそうだった。
買ってきたサンドイッチをかじりつつ、通りを眺めてぼんやりしていた。
恨めしげな画材屋の顔がよぎって、ちょっと後ろめたい。
-
( う∀`)「まだ、眠いモナー」
昨日のチビだった。眠たそうに目を擦っている。
|゚ノ ^∀^)「あらあら、寝ぼすけさんね。でも、今日はダメよ? 教会にお祈りしに行くんだから。」
女は頭をそっとなでて、チビを抱き上げると、教会のほうへ歩き出した。
何を唐突にとか、血迷ったのか? とか、太陽にあてられたのかだとか、どう考えても言われるだろうから、先に言い訳しておこう。
俺は女に邪な感情を抱いたわけでも、ガキを拐かそうとしたわけでもない。
自分でも、よくわからない何かに突き動かされたとしか言いようがない。
何だか妙に二人のことが気になって、少し距離をとると、後からついて行くことにした。
後少しだけ、あの親子と一緒にいたかった。
-
教会は市場を抜けた先にある、小高い丘にあった。
街から少し離れた所にあるから、余程信心深い奴じゃない限りここに来る者はいない。
ご多分に漏れず、ここに来たことは一度もなかった。
( ・∀・)(意外に立派じゃねぇか…… )
こじんまりした外観とは裏腹に、中は意外にしっかりしていた。
薄暗い屋内にステンドグラスの光が差し込んでいて、とても綺麗だった。
静まり返った聖堂の中で、二人の足音だけが響いていた。
二人はそのまま、聖母マリア像の許へ向かう。
俺は何気なく訪れた風を装って、長椅子に腰掛けた。
椅子がひんやり冷たくて、声を上げそうになってしまった。
しかし、追跡がバレてしまっては元も子もないので、歯を食いしばって耐える。
-
|゚ノ -∀-)「……。」
女は聖母マリア像の前へ赴くと、跪き祈りを捧げた。
随分と長い間、祈りを捧げていた。
椅子が冷たいんだから、床はもっと冷えて辛いだろうに。
悲しげな横顔は、まるで、
何かを悔いているようだった。
救いを求めているようだった。
その真摯な後ろ姿から目が離せない。
( ・∀・)(なんだ、この感じ? )
あぁ、俺は今、すごく絵が描きたいんだ。
|゚ノ ^∀^)「さぁ、帰りましょうか」
顔を上げた時には、苦悩していた女はどこかへ消えて、優しい母親の顔になっていた。
ガキは駆け寄ると女の脚に絡みついて甘えた。
-
( ´∀`)「お祈り終わったモナ? 」
|゚ノ ^∀^)「終わったわ。帰ったらご飯すぐ作るからね。お昼、何が食べたい? 」
( *´∀`)「お肉モナ! 」
|゚ノ *^∀^)「えーまたぁ? 」
二人はくすくす笑いあって、教会までの道のりを引き返して行った。
さっきの光景が嘘のように、穏やかな日常が戻っていた。
扉がパタリと閉まり、二人が家に入っていくのを見届けると、俺は踵を返して駆け出した。
-
(;・∀・)「早く! 絵の具を買わねーとっ!」
足がもつれ、何回も転びそうになる。
気持ちだけが前へ前へと行こうとするのを、何とか抑えた。
早くしないとあの瞬間を忘れちまう。
画材屋の親父は、俺が一日に二回も、しかも二回目は息を切らしてやってきたから笑っていた。
-
絵の具を手に入れてからは、もう夢中で描いた。
体力の限界まで描いて、ぶっ倒れて、ベットで死体みたいに寝た。
ウツダ侯との約束を、忘れたわけでもなかったが、とっくに日付の感覚なんてなかった。
そんな事すら忘れるくらい、俺は必死で描いていた。
( ・∀・)「できた……」
イエスを抱く聖母マリアの母子像――会心の出来だと思った。
きっと、俺は今後絵を描いても、これを超えるものを描くのは無理だろうと思うくらいに。
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/90.jpg ◆No.90
(* ・∀・)「描けた……。マジで完成したんだ! 」
嬉しくって、どうしたらいいかわからない。
俺は、馬鹿みたいにやった、やったって呟いて部屋の中をぐるぐる歩き回っていた。
(;・∀・)そ「あっ、ウツダ侯に見せねーと!」
俺の家にやってきたクソジジイにも見せてやろう。
絵に興味があるとは、とても思えないが。
――でも、その前にどうしても先に見せたい人がいた。
思いつくやいなや、部屋を飛び出した。
外套を忘れたが、そんなことを忘れるくらい気分が高揚していた。
俺はあの親子の家に向かって、大通りを一気に走り抜けた。
-
(;- ∀-)「はぁ、はぁ……」
急に走ったせいか、体は悲鳴をあげていた。絵を描いていた間、ほぼ不眠不休だったんだから無理もない。
扉の前で一呼吸おいて、息を整える。
(;・∀・)「っていうか、勢いで家の前までまで来ちまったけど……」
急に見ず知らずの人間が家までやってきて、挙げ句の果てに『絵が完成したんで、見にきてください。』って言われて、他人の家にほいほいついて行くだろうか?
俺なら行かない。
ここに来てしまったことが、急に恥ずかしくなってきた。
俺は一気に肌寒さを感じて、外套を持ってこなかったことを後悔し始めていた。
(( >∀<))「ぶえっくしょい! 」
|゚ノ ^∀^)「どなたかそこにいるの? 」
俺のでかいくしゃみのせいで、女が気づいてしまったらしい。
窓から顔を出して、こっちを覗いていた。
-
(;・∀・)「俺は……、その」
いざ話そうと思っても、どうやって切り出したらいいのかわからなくて、俺は黙り込んだ。
まず、信用してもらえるかどうかも怪しい。
|゚ノ *^∀^)「……? ああ! あなた大通りで絵を描いていた人でしょう? 教会にもいたわよね? 」
俺が誰だか知れると、ぱっと笑顔になった。
つけていたことが、ばれていたことに狼狽える。
一度か二度見掛けた人間を、よく覚えているもんだ。
彼女はそれには構わずに、ちょっと待って下さいね、そう言って玄関まで回って扉を開けた。
|゚ノ ^∀^)「うちに何かご用? 」
俺を見上げて首を傾げる。
こうなったら、用件を言うしかない。
-
良いな
-
(;・∀・)「あの、俺、アルベール・モララーって言います。あんたが知っての通り、しがない絵描きだよ。今日はお願いがあって来たんだ! 」
しどろもどろになりながら、俺は怪しい人間じゃないこと、絵が完成したこと、親子をモデルにしたこと、作品を見にきてほしいこと必死で伝えた。
彼女は時折うなずくだけで、終始黙って聞いていた。
|゚ノ ^∀^)「……。勿論行くわ。支度をするから少しだけ、待っていて下さいね。」
少し逡巡すると、頷いてにっこり笑った。
すぐに支度しますから、言い終わるとさっさと奥に引っ込んでいく。
( ・∀・)「あの! ガキ……いや、息子さんは? 」
できればあのチビにも見せてやりたかったので、俺は彼女がいる方へ声を掛けた。
|゚ノ ^∀^)「あぁ、今お昼寝してるの。きっと、たくさん遊んだから疲れたのね。……ごめんなさいね」
( ・∀・)「いや、寝ちまったんなら良いんだ。そのまんまにしといてくれよ。息子さんおいて、外へ出てしまって大丈夫かい? 」
|゚ノ ^∀^)「少しの間だけならね」
浅葱色のショールをさっと羽織ると、先に外へ出ていった。
俺もそれにならう。
|゚ノ* ^∀^)「早く行きましょう。絵が見たいわ」
-
二人並んで道を歩いた。
俺も女も二人揃って黙りを決め込んで、ひたすら歩くもんだから、道行く人のちょっとした会話がやけにはっきり聞こえた。
さすがに気まずくなって、何か話題はないかと探してみるが、俺の空っぽの頭じゃ気の利いた言葉一つ思いつかなかった。
こういう時、己の不器用さが憎い。
気づいた頃には自分の家の目の前だった。
( ・∀・)「さぁ、俺の力作をとくと、ご覧あれ! 」
さっきの気まずさの挽回だと言わんばかりに、おどけた調子でお辞儀をして、扉を開ける。
女を中に招き入れ、カンバスに掛けていた布をぱっと捲った。
-
彼女は一瞬目を見開くと、じっと絵を見つめた。
見開いた瞳は僅かに震えていた。
次第に色を失っていく頬は、教会で見た聖母像のように真っ白になっていた。
青ざめた唇が、言葉を紡ぎ出す。
-
|゚ノ ^∀^)「やっぱり、貴方は気づいていたのね。だって、この母親はこんなに醜いんだもの」
(;・∀・)「……は?」
俺は言ってる意味が分からなくて、呻き声ともとれるような呟きを漏らした。
彼女は俺のほうに向き直ると、次はこっちを見つめた。
顔にはあの、包み込むような微笑みを湛えて、じっと俺の言葉を待っていた。
言葉を反芻しているうちに、ようやく彼女が言いたいことがわかってきた。
絵の出来があんまりにも悪いから、怒っているんだ。
例え見当違いだとしても、そうであってほしいと、強く願った。
(;・∀・)「気を悪くしたんなら、ごめんよ。けど、俺には最高の出来だったんだ。」
-
遮るように、女が口を開いた。
お願いだ、もう喋らないで。
嫌な予感がする。
この先の言葉を聞きたくない――。
|゚ノ ^∀^)「ねぇ、本当は知っていたんでしょ?ずっと私達のことを見ていたものね?間が良すぎるんだもの。私ね、貴方がいらしたとき、絞めていたのよ。そう、力一杯、絞めたの。モナーの……息子の首を」
彼女が数歩、俺に近づいてきた。
((;・∀・))「あ、あ……あ」
俺は、ひきつけを起こしたみたいに震えていた。
唇が固まって、上手く言葉が出てこない。
いやいやをして彼女が近づいた分、後ずさった。
狭い部屋の中で、逃げ場なんてどこにもなかった。
|゚ノ ^∀^)「ぐったりしていたわ、あの子。きっともう、死んでいるわね?」
-
――――ほほほほほ……――――
女の笑い声がいつまでも、いつまでも、狭い部屋の中でこだましていた。
カーテンから漏れる夕日に照らされた彼女は、さながら俺が描いた母子像のようだった。
-
支援
-
以上です。
うわぁぁあ、20レス越えたー!!
大変失礼しました。
最後に素敵なイラストを使わせて頂きました作者さん、読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
-
あっ支援して頂いたのにすいません。
-
乙でした!
絵ー描いた者です まさかこういうオチにもってこられるとは思っても見なかった、大変光栄です
ありがとうございました!
-
乙乙!
-
乙乙
いい話系かと思ったら最後のレモナに背筋が寒くなった
-
Oh...
乙!
-
いや、まさかの最後だった・・・
何だろこの言い表せない気持ち・・・
とにかくすげぇ好きだわこの作品。乙!
-
やっぱりラストひどすきましたかね?
今回二作ともホラーを投下させて頂いたのですが、
皆さんに怖がって頂けて万々歳です。
前作に感想を下さいました方も、本当にありがとうございました。
-
おつ、いいオチだった
-
乙!
レモナこえぇ
-
乙
-
投下いきゃす
-
l从・∀・ノ!リ人もお耳がほしいようです
「ちっちゃい兄者〜おはようなのじゃ!」
(´<_` )「おお妹者、おはよう。日曜なのに早起きでえらい……」
( ´_ゝ`)「もうお腹ぺこぺこなのじゃ〜」
(´<_` )
(´<_` )
( ´_ゝ`)「?どうしたのじゃちっちゃい兄者、ぼーっとして」
(´<_` )
(´<_` )オボロロロロロロロロロ
-
(´<_` )「おk兄者、激しく気持ち悪いぞ」
( ´_ゝ`)「ふぇ?おっきい兄者もう起きたのじゃ?いつもはお寝坊さんなのに珍しいのじゃ」
(´<_` )「兄者、せっかくの爽やかな日曜の朝を
吐き気をもよおすような新手の嫌がらせで台無しにしないでくれ」
( ´_ゝ`)「ちっちゃい兄者なに言ってるのじゃ?おっきい兄者なんかいないのじゃ」
(´<_` )「嫌がらせで無いとするとどうやら相当寝ぼけているらしいな。
なんならもう一度寝てきたっていいんだぞ。うんそれがいい、是非そうしてくれ」
(;´_ゝ`)「???妹者は寝ぼけてなんかないのじゃ!
ちっちゃい兄者、なんでそんな事言うのじゃ?」
(´<_` )「いい加減に―――」
l从う∀-ノ!リ人゜「ふあぁぁ……朝から何騒いでんだ?弟者」
(´<_` )「あ、妹者。すまんすまん、起こしちゃったか」
( ´_ゝ`)「妹者はさっきから起きてるのじゃ」
(´<_` )「いつまでくだらん遊び続ける気だ兄者。
妹者も起きてきたんだから、さっさと顔洗ってこいよ」
l从-∀-ノ!リ人゜「んあ?妹者も起きてるのか?
よーし、じゃあおにいちゃんとビッパーブンキュア見よう!ひゃっほぃ!」
(´<_` )「はいはい、リビングはこっちな。ちゃんと目開けろ妹者、ぶつかっちゃうぞー」
-
(;´_ゝ`)「だ、だから妹者は妹者だって言ってるのじゃー
ちっちゃい兄者、無視しちゃ嫌なのじゃー」
(´<_`#)「マジでいい加減にしろ兄者。あーもう、くっつくなうっとおしい!」
Σ(;´_ゝ`)ガーン!!
(;´_ゝ`)「ち、ちっちゃい兄者……」
( ;_ゝ;)ブワッ
( ;_ゝ;)「うああぁあぁんちっちゃい兄者なんか嫌いじゃあああぁぁ!!」
Σ(´<_`;)「ガチ泣き!?」
l从・∀・ノ!リ人「……あれ?弟者お前、分裂してね??2人に見えるんだけど」
( ;_ゝ;)「母者ああぁ〜!ちっちゃい兄者がいじわるするのじゃああぁ〜」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「誰か呼んだかい?」
Σ(´<_`;)「ちょおおおおお!!!?俺生命の危機!!!」
l从・∀・ノ!リ人「つーかマジ泣きしてる方俺じゃね?え?あれ?
つか今気づいたけど俺の目線すごい低くね?え??」
-
この絵の作品読みたかったwktk!
-
〜〜〜〜すったもんだで〜〜〜〜
( ;_ゝ;)「うああぁああぁん!妹者、おっきい兄者になっちゃったのじゃああああ!!」
l从・∀・;ノ!リ人「朝起きたらマジ天使幼女になっちゃってたあああああああ!!
いやあああああああ変態ロリコン親父にイタズラされちゃううううううう!!!」
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/105.png
(´<_`;)「時に落ち着け2人とも。ほら兄者……いや妹者?鼻かんで」
(´<_`;)「状況を整理しよう。
要するに、兄者と妹者の精神が一晩のうちに入れ替わってしまったということのようだ……」
l从・∀・;ノ!リ人「えー、なにその使い古されたベッタベタな鉄板ネタ……」
(゜´_ゝ`)「ぐす……なんでよりによっておっきい兄者となのじゃああ」
Σl从・∀・;ノ!リ人ガーン
(´<_` )「なんでこんな事になったか、兄者も妹者も心当たりは無いのか?」
l从・∀・;ノ!リ人「心当たりって言われてもなぁ……」
Σl从・∀・;ノ!リ人「……ハッ!」
(´<_` )「何か思い当たったのか妹者!?あ、いや、兄者?」
l从・∀・;ノ!リ人「そ……そういえば昨日……」
-
流石家モノは大好物だぜ支援
-
…………………………………………
………………………………
…………………..
l从・∀・ノ!リ人「えーい、基本の耳もぎなのじゃ!」
(;´_ゝ`)「いた、いだだだだ!どこで覚えたんだそんなセリフ!?虐殺厨はもう古いぞ妹者!」
l从・∀・ノ!リ人「うーん、お耳取れないのじゃ……」
(;´_ゝ`)「そんな簡単に取れてたまるもんですか。
耳ひっぱると痛いから駄目って言ってるだろ〜?
そんなことするならもう肩車してあげないぞ〜」
l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者のお耳をもぎって妹者のお耳にするのじゃ!」
(;゚_ゝ゚)「やめて!!」
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/127.jpg
l从・д・ノ!リ人「妹者も兄者達みたいなおっきなお耳が欲しいのじゃ〜!
兄者達や姉者にはあって、妹者だけ無いなんてずるいのじゃ!」
(;´_ゝ`)「そんなこと言われても……そこは触れてはいけない流石家七大不思議として
昔から謎な部分でもあるしなぁ」
( ´_ゝ`)「ようするに猫耳が欲しいんだろ?
だったらハロウィンの時買った猫耳カチューシャがあるじゃないか。
妹者によく似合ってたし、充分可愛かったぞ」
l从・д・ノ!リ人「そんなの駄目じゃ、にせものなのじゃ!動かせる本物のお耳が欲しいのじゃー!」
(;´_ゝ`)「えらいシビアな注文ですな……」
-
(;´_ゝ`)「つーかぶっちゃけ、そこんところは最初にAA作った人の配剤ってゆーかー……
あ、そうか!分かったぞ妹者!」
l从・∀・ノ!リ人「なにがなのじゃ!?」
(*´_ゝ`)「ただでさえ可愛い妹者にさらに猫耳なんか生えてたら、たちまち
犯罪級萌えっ娘アイドルの爆誕を知った悪のロリコン組織に狙われちゃうかもしれないだろ?
そこから妹者を巡って、ついでに人類の存亡をもかけた広大な戦いが始まっちゃったりして……
そうならないように、神様があえてつけなかったんだよ。そうに違いない!」
l从・д・ノ!リ人「つまらん妄言は寝て吐くがいいのじゃ」
( ;_ゝ;)「ひどいよこの子!」
l从・д・ノ!リ人「とにかく!妹者はおっきい兄者みたいになりたいのじゃ〜!!」
…………………
………………………………
…………………………………………
-
l从-∀-;ノ!リ人「……というようなことがありましてな」
(´<_`;)「いや、兄者みたいになりたいって……意味合いが全然違うだろ!!」
(;´_ゝ`)「そういえば妹者、昨日の夜おっきい兄者みたいになれますようにって流れ星さんにお願いしたのじゃ……」
(´<_`;)「どんだけ勘違い野郎だよお星様!!もうちょっと意を汲めよ!!」
(´<_`;)「まぁ、原因はともかく……このままだと色んな意味でマズいぞ。非常に由々しき事態だ」
l从・∀・ノ!リ人「そうか?俺はこれで結構楽しかったりするけどな」
(´<_`;)「ド低脳が。考えてみろ兄者、このままだとだな……」
-
リリちゃん一緒に遊ぶのじゃー!
‐=≡ ∧__∧
‐=≡ _(*´_ゝ`) .∩ ←in妹者
‐=≡ / ,ヘ `v'ノ
‐=≡ ⊂ノ / /` '
‐=≡ / _ /
‐=≡ (_ `ヽ、
‐=≡ / / ̄フ / ⌒*リ´;-;リ うああぁああぁん!
‐=≡ / / / / / つ _つ きもいお兄ちゃんが追いかけてくるよー!!
‐=≡ / / レ" 人 Y
(  ̄) し'(_)
ピーポーピーポー
__[警] ∧_∧
( )(´く_`)
( )Vノ )
| | | |
-
|┃三 _________
|┃ /
|┃ ≡ ∧_∧ < 姉者と一緒にお風呂入るのじゃ!
____.|ミ\___(*´_ゝ`) \
|┃=___ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ←in妹者
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ!
∬´_ゝ`)】「通報しました」
ピーポーピーポー
__[警] ∧_∧
( )(´く_`)
( )Vノ )
| | | |
-
(´<_`;)「……こうなる可能性が大だぞ」
<l从・∀・;ノ!リ人>「う……うわあああああ!!豚箱行きは嫌だあああああああ!!!」
(;´_ゝ`)「妹者だってそんなの嫌なのじゃああああ!!」
(´<_`;)「これは早急に解決しないと……」
l从・∀・;ノ!リ人「どうやったら元に戻れるんだ!?」
(´<_` )「そうだな……漫画とかで一番よくあるのは
2人が同時になにか強い衝撃を受けて、その拍子に元に戻るってやつだな。
なにかにぶつかるとか、物が降ってくるとか」
l从・∀・ノ!リ人「強い衝撃、か……なら、母者の制裁でも喰らえば手っ取り早く元に戻れるんじゃね?」
(;´_ゝ`)「痛いのは嫌なのじゃー!」
(´<_`;)「兄者はともかく、母者が妹者にジャーマンスープレックスなんかかけるわけが無いだろ」
l从・∀・;ノ!リ人「確かにそうだな。何か他に方法は無いのか!?」
-
( ´_ゝ`)「……あ!」
l从・∀・ノ!リ人「どうした、何か思いついたのか俺!いや、妹者!?」
( ´_ゝ`)ノ「妹者、おトイレにいきたいのじゃ」
(´<_` )「おーそうかそうか、いってらっしゃ……」
l从;゚∀゚ノ!リ人「「それは駄目だあああああああああっ!!!!!」」(゚<_゚;)
Σ(;´_ゝ`)「!!?」
l从;゚∀゚ノ!リ人「それは駄目だ絶対駄目だ!色んな意味でアウトすぎる!!」
(゚<_゚;)「可愛い妹者に、よりにもよって兄者のお粗末なモノなんか見せるわけにいくか!!
いい子だから我慢しなさい!」
(;´_ゝ`)「も、漏れちゃうのじゃ〜」
(´<_`;)「くっ……、こうなったら……!やむをえん、兄者!!」
l从;゚∀゚ノ!リ人「は、母者母者〜!
おっきい兄者が妹者のおパンツ盗んで変なことしようとしてるのじゃ〜!!」
-
「どうやら死にたいらしいな」
@@@
@#_、_@
( ノ`)
__〃`ヽ 〈_
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ
/ ノ^ 、___¥__人 |
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > )
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、| 最 |, |ヽ-´
/"" | |: |
レ :| 強 | リ
/ ノ|__| |
| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
/ ノ | |
l / l;; |
〉 〈 〉 |
/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
Σ(;´_ゝ`)「ふえええぇぇえぇ!?」
(´<_`;)「すまん妹者……!耐えてくれ!!」
-
\\
\\\ @@@
`、⌒`ヽ@#_、_@
\ ヽヽ( ,_ノ`) 覚悟おし!!
{!!!J`、`Y" ⌒\
i. 、∩¥ ノ/ /
( | |∧_∧!!!}
/\丿 | (; ) は、母者ああああぁああぁ!!?
(___へ_ノ ゝ__ノ
↑in妹者
(´<_`;)「今だ、逝け!兄者!!」
l从・∀・;ノ!リ人「う……うわああああああああ!!!」
-
服を着ろwwww
-
_, -=''"" ̄ ̄""=-―,.、
_,=、  ̄=.、
彡 "" - , 妹者!?
> ヽ
:" .__=__  ̄=.、 \
/ 彡⌒ | |@@@=--,、 ヽ .' , .. ∧_∧ ぎゃああああああ
/彡" /~ニ | @# _、_@ "ヽ ヽ .∴ ' ( )
/ ( /_/ |(; ノ`) てそ \ ミ ・,‘ r⌒> _/ / ←in妹者
ヽ ミ .|ヽ,- ^ ⌒ヽ. ,_ ミ ,i ’| y'⌒ ⌒i
 ̄| ミ ノ|ヽ Y|三) ヽ .| | / ノ |
| | / \_ノ |ミ ij , ー' /´ヾ_ノ
ヽ ヽ | | |i / , ノ
"ー、 | | ノ / / /
ヽ ヽ ノ / / / / ,' 〃'´⌒` ヽ どおりゃああああああ!!!
ヽ ヽ // / / /| | 〈((リノ )))i iヽ
/ ) / / !、_/ / 〉 .l从・∀・;ノ!リ人 三
/ / / |__/ ⊂)丕⊂))ヽ) 三 ←in兄者
| | .〈/_|j_ゝ (( 三
\_| .し`J
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_, -=''"" ̄ ̄""=-―,.、
_,=、  ̄=.、
彡 "" - ,
> ヽ
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/ 彡⌒ | |@@@=--,、 ヽ .' , .. ∧_∧
/彡" /~ニ | @# _、_@ "ヽ ヽ .∴ ' ( )
/ ( /_/ |(; ノ`) \ ミ ・,‘ r⌒> _/ /
ヽ ミ .|ヽ,- ^ ⌒ヽ. ,_ ミ ,i ’| y'⌒ ⌒i
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| | / \_ノ |ミ ij , ー' /´ヾ_ノ
ヽ ヽ | | |i / , ノ パコーン!
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ヽ ヽ ノ / / / / ,' ☆ 〃'´⌒` ヽ
ヽ ヽ // / / /| | =≡ 。・ 〈((リノ )))i iヽ
/ ) / / !、_/ / 〉 −=≡ ヽ.l从×∀×ノ!リ人/
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| | 、ハ,,、  ̄
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l从×∀×ノ!リ人~゚ ( ×_ゝ×)~゚ キュ〜
@@@
@#_、_@
(# ノ`) 弟者!あんた妹者のことちゃんと見てないと駄目だろ!!
l´⌒ ^ ⌒\
| |∧_∧(∧_∧
グキグキ | .|(; )(; ) 時に落ち着け母者、これには深いワケが……アッ―!!
/\_入_)ノノ (⌒ノつ
(___へ ゝ_ノ_へゝ_/
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流石家モノは大好きだ支援
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……結局、本当に流れ星が妹者の願いを叶えたのかどうかは分かりませんが……
目を覚ますと、2人は元に戻っていました。
(#)_ゝ`)「おk、ネットオークションで脳波で動く猫耳ゲット」
(´<_(#)「よく似合ってるぞ妹者。本物の猫の耳ではないが、それで我慢してくれ」
゙∧ ∧゙ ウィーン
l从・∀・ノ!リ人「わがまま言った妹者が悪かったのじゃ、やっぱり元のままが一番なのじゃ!」
めでたしめでたし。
゙∧ ∧゙
l从・∀・ノ!リ人「それにしても、初めて喰らった母者のキックは強烈だったのじゃ〜。
妹者も母者みたいな強い女になりたいのじゃ!」
☆≡=−「把握した」←偶然通りかかった流れ星
(#)_ゝ゚)「「やめろおおおおおおお!!!!」」(゚<_(#)
続かない。
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乙
流れ星wwww
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後半のやっつけ感が半端ないけど以上です。
素敵なイラスト使わせていただいた絵師さんありがとうございました!
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タイトル案まで使って頂いてありがとうございました!
理想の流石一家です大好きです!
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乙!
流れ星やめろおおおおおおおwwwww
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もしかしてせいとk(ryの人?
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>>510
はい俺タイムまで待ってなさいこの早漏野郎め☆
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>>510
ねーよ
ねえええええええええよ
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面白かった乙
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面白いなこれ・・・これの後とか投下しにくいわ・・・投下する・・・
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