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( ^ω^)2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
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( ^ω^)ラノベ祭り投下及び報告スレだお
開催期間
11月18日(日)0時〜25日(日)23時59分
スレ立てを行った作品については、
作品URL
作品名
使用した絵のURL(任意)
以上のテンプレを使用して投下報告を行うこと
これがなければラノベ参加作品と見なされない
絵のURLについては、RESTさんのところからhを抜いて記載してくれればおk
スレタイに【ラノベ祭り】などの記載をするかは任意(宣伝効果はあるかもわからんね)
次スレは>>950を踏んだ人が立ててくれ
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1348068145/
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私のすすり泣く声だけが聞こえる。
彼はまだ、そこにいるのだろうか。
(;、;トソン「助けてよ……ドクオ……」
( -A-)「手遅れだ」
分かってる。
( -A-)「もっと早く……現実の僕に言うべきだったんだ」
( -A-)「こんな、薬に頼った夢で言うことじゃなかった」
分かってます。
('A`)「けど、その苦しみは」
('A`)「じきに、なくなるんだ」
('A`)「トソン、君はもう」
知っています、私のことですから。
('A`)「現実には戻れない」
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(゚、-。トソン「そう、ですね」
処方された薬を、ありったけ飲んできたのだ。
絶対に一錠ずつ飲むようにと、念を押された薬を。
('A`)「僕ともお別れだな」
(゚、゚トソン「はい」
(゚、゚トソン「幻とは言え、ドクオが最後を看てくれるんですね」
('A`)「ああ」
(゚、゚トソン「じゃあ、1つ。お願いがあります」
('A`)「いいよ」
(゚、゚トソン「聞かないんですか?」
('A`)「トソンのことだからね。分かるよ」
('A`)「ほら、おいで」
そういって、両手を開いたドクオに私は飛び込んだ。
(゚、゚トソン「また会えるといいですね」
('A`)「生まれ変わりってのがあればな」
(゚、゚トソン「ドクオはこういうところが無粋です」
私は、最後に笑えていた。
それだけで、よかったのだと思う。
終わり。
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終わりです。
ありがとうございました。
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乙!
なんだか不思議な気持ちになった
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せつねーよ……乙
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悲しいハッピーエンドだな
乙
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おおおぉぉ・・・トソン追い込まれてたんだなぁ。
乙ー
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乙、こういう雰囲気好きだ
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おおお、あのイラストがこういう話になるのか
いいなー、おつ
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というか思ったより人多くて驚いた・・・
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居るよ
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(・∀ ・)と兄弟のようです
http://vippic.mine.nu/up/img/vp99262.jpg
向こうを支援しつつ、こちらでも支援になればと…
使ってくださってありがとうございました!
冒頭の漫画なので、暇見て他キャラとの掛け合いとかも描いてみたいなあ
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この早さとクオリティ…流石だな
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起きててよかったああああああ!!!
やっぱすごいな
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www
相変わらずすげー絶倫すなぁ
おつおつ
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仕事速すぎワロタ乙
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誰もいないすきに投下する!
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( <●><●>) ミテイルゾ……
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( ФωФ)『2年2組 流石兄者、素直クール、津田ツン、場元シャキン
1年1組 流石弟者、素直ヒート、津田デレ、場元ショボン
以上8名は速やかに校長室まで来るように』
それは賑やかな昼休み中に流れた放送。
校舎は一瞬で静まり返った。
なぜなら呼び出したのは、恐いことで有名な校長・杉浦ロマネスク。
また凄みのある声に、怒りの呼び出しであると誰もが判断した。
( ФωФ) SB!のようです
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/58.jpg
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呼び出された8人は校長室へ来ていた。
皆が皆、怒られる心当たりがないため、そわそわと落ち着きがない。
( ФωФ)「うむ、皆揃ったようだな」
8人の予想とは裏腹にロマネスクはにんまりと満面の笑みを浮かべている。
その笑顔が余計に恐怖を助長させる。
( ФωФ)「君たちを呼び出したのはほかでもない。
我が校由緒ある部活に君たち8人…いや4組が選ばれた!」
( *ФωФ)「この部活は自主的に入ることは出来ず、入部出来る者は校長である我が輩が選んだ者だけなのである!
言わば、選び抜かれた精鋭達!
そして君たちが所属する部活の名はSB部!」
怒られると思っていた生徒たちは、はしゃいでるような校長に面食らった。
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(;´・ω・`)「えす…びぃ?」
( ФωФ)「Sとはシスターコンプレックス、
Bとはブラザーコンプレックスの略である」
ξ゚⊿゚)ξ「シスコンとブラコン…の部活?」
( ФωФ)「その通り!このSB部は生粋のシスコンとブラコンのエリート集団なのである!」
説明するロマネスクは輝いていた。
( ´_ゝ`)(突っ込みどころが満載すぎてどこから突っ込めばいいのか)
校長の厳格なイメージがガラガラと音を立てて崩れていく。
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これかww
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川 ゚ -゚)「全く意味がわからんから、質問をさせてくれ
そもそも、そんなふざけた部活が本当にあるのか?
私は存在すら知らないが」
( ФωФ)「まぁ、生徒たちは基本知らないだろうな。
知っているものは教師と極々一部の生徒だけだ。
それでももう40年は続いている部活だ」
ζ(゚ー゚*ζ「そのSB部ってどんなことをするんですか?」
( ФωФ)「なに、簡単なことだ。
部活内容は二つ。
昼食を兄弟姉妹で一緒に食べること。
登下校を一緒に行うこと。これだけである。」
ノパ⊿゚)「そんだけ?普通のことじゃないか」
( *ФωФ)「これだけで十分なのだ!
萌えるだろ!!」
(;`・ω・´)「萌え…え?」
( *ФωФ)「SB部の本質はシスコン・ブラコンに萌える者に萌えを与えること!
しかしわざとらしい萌えなどいらぬ!
真のシスコンブラコンを見守ることに萌えがあるのだ!」
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(´<_` )「つーか、俺ブラコンじゃないぞ」
( ФωФ)「そう恥ずかしがらずとも調べはついておる。
そうだな…軽いところからいくとして…
ツン君、携帯は持っているだろう?待ち受けをみせてくれ」
ξ゚⊿゚)ξ「えっと…これです」
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃん、わたしとお揃いの待ち受けなんだよねぇ」
ツンが差し出した携帯に並べるようにデレも待ち受けを見せる。
そこには肩を並べ合い、楽しげに笑う姉妹の姿。
よくよく見れば画面に映る二人の服も並べられた携帯も揃いのものであることが分かる。
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( ФωФ)「ふむふむ、よろしい。
では次はシャキン君」
(`・ω・´)「僕の待ち受けはこれです」
そう言って見せたのは、水彩やクレヨンで描かれた風景画。
お世辞にもうまいとは言えないが、どこか温かみのある絵だ。
(´・ω・`)「あ、これ…僕が描いた絵だ」
(`・ω・´)「去年ショボンが描いてくれたものです。
嬉しくていつでも見れるように待ち受けにしてるんです」
(*´・ω・`)「ぼ、僕は兄さんと山に行ったときの写真だよ」
ショボンは兄の言葉が嬉しかったのか、気恥ずかしそうに眉を下げる。
川 ゚ -゚)「むぅ…残念ながらわたしたちは持っていない。
なんだか羨ましいな」
ノパ⊿゚)「わたしたちは交換日記してるだろ!
それじゃ、ダメか!?」
川*゚ -゚)「そうだったな、手元にあれば皆にみせてやりたいところだ。
意外とヒートは可愛い文章を書くのだ」
ノハ//⊿//)「そ、それは姉さん相手だからだ」
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(*ФωФ)「うひひ、やはりシスブラは最高だな!!
じゃあ、最後はそこの二人だな」
(;´_ゝ`)「うちの校長ってこんなだっけ?
ま、いいや。俺のはこれね」
兄者が見せた待ち受けには、笑みを浮かべピースをする兄者と
無理矢理肩を組まれ迷惑そうな弟者、そして二人の間に満面の笑みの妹者。
ξ゚⊿゚)ξ「なかなか良い待ち受けね。
ほら、弟者くんも早く出したら?」
(´<_`;)「いや俺は…」
( ´_ゝ`)「なにぐずぐずしてんだよ、見られて困るようなのにしてんの?」
Σ(´<_` )「あ!ちょ…まっ」
弟者の携帯はいとも簡単に兄者へ奪われ、画面を見られる。
その瞬間、弟者の顔は青く染まった。
(;´_ゝ`)「え、俺?」
弟者の待ち受けは兄の寝顔だった。
( ФωФ)「流石は、弟者君。」
:( <_ ):「いや…あの…兄者、これは違くて…その…別に隠し撮りとかじゃ」
(;´_ゝ`)「お、弟者、いや、びっくりはしたけど…別に責めたりしてないから、な?」
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( ФωФ)「よしよし、中々のシスブラぶりだ。
しかしこの程度まだSB部員としては弱い(1名除いて)
そこで次はこれを見てもらおう」
ロマネスクは予め用意しておいたタブレットを皆が見えるように向けると、ムービーが流れ始めた。
写った場所は玄関。監視カメラなのか隠しカメラなのか、全体がよく見渡せるようにある程度上の位置から撮られている。
誰もいなかったそこに現れたのは、辺りを気にしてかキョロキョロしている男子生徒。
誰もいないことを確認すると3年生の下駄箱へ移動し、ある場所で立ち止まった。
再度辺りを気にする素振りを見せると中から紙を取り出し、中身の確認も程々にそれを持って立ち去ってしまった。
立ち去る際、その男子生徒の顔がちらりと見えた。弟者だった。
( ФωФ)「ちなみに弟者君が持ち去ったのは、兄者君当てのラブレターです」
( ´_ゝ`)「え?」
( <_ )
( ´_ゝ`)「は?あ、…え?ちょっと弟者説明しろっ…て…」
(;´_ゝ`)「…うわっ!こいつ息してねぇ!!」
( ФωФ)(あれ?本当はデレ君辺りを流すつもりだったんだけどな。ま、いっか)
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どうみてもブラコンとシスコンです
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( ФωФ)「それはそうと、この行動に心当たりがある者が他に少なからずいるんじゃないだろうか」
(;`・ω・´)ξ;゚⊿゚)ξ川;゚ -゚)「!?」(゚Δ゚;ハヽζ(゚‐゚;ζ(´・ω・`;)
ξ;゚⊿゚)ξ「えっと…デレ…ごめんね、時々チェックしてたわ…」
ζ(゚‐゚;ζ「ううん、わたしも同じだから…
お姉ちゃんに変な虫(ブーン)が付かないようにって…」
(;`・ω・´)「実は僕もなんだ。ショボンが苛められていないか心配で」
(;´・ω・`)「そんな顔しないでよ、兄さん。兄さんは僕のためをおもってしてくれてたんだから」
(;´・ω・`)(兄さんの靴の匂い嗅いでたなんて言えねぇ!)
川;゚ -゚)「悪気はなかったんだ。許してくれ」
ノハ;゚⊿゚)「靴に入ってた十円玉…姉さんだったのか」
( ´_ゝ`)「え?俺そんなことしたことないんだけど。…俺がおかしいの?」
( ФωФ)「これで分かっただろう?君たちは生粋のSBなのだ!」
こうして半ば無理矢理8人はSB部員となった。
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弟者wwwwwwwwww
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弟者が予想以上にアレでした……wwww
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入らざるを得ない連中だなwwwww
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――職員室
(*ФωФ)「いやはや、今年のSBは豊作ですな!ペニサス先生」
('、`*川「ホントですね。昨年、ギコくんとしぃさんが卒業してからどうしましょうと思っていたのに。」
(*ФωФ)「まさか今年4組も出来るとは!」
('、`*川「中々の個性派揃いですしね」
(*ФωФ)「デレ君と弟者君はヤンデレ属性持ちで、クール君と兄者君は天然、ダークホースはショボン君というところですかな」
('、`*川「ふふふ、もう暫くは萌えが尽きることがなさそうですわ」
(*ФωФ)「くふふふふ」('、`*川
終わり
(書いててシスコンとブラコンの定義が分からんくなった)
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そこで終わるのかよ!
乙!
-
乙乙!
まさか絵使ってもらえるとは思ってなくて鼻水出たwww
ありがとうございました!!!
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乙!
みんななかなかやばい性癖ww
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>>102
規制されて直接言えませんが、
ありがとうございます!!!!
もうなんか、素敵な話につかってもらって胸熱
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乙!
弟者のヤンデレは洒落にならない感じがする
百物語的な意味で
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ほんとは続きあるんだけど、
30以上だし、かといってスレ立てるほど長いわけでもないんだ(´・ω・`)
読んでくれてありがと!
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おつー
なんだよースレたてちゃえよー見たいぞー?
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ミスった
>>197
>>192 にです
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続きがあるなら是非読みたいぞ
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続きあるなら読みたいな
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続き置いてけ
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>>198
>>200
そういってくれると嬉しいぜ!
スレ立てて、その中に他の短編と一緒に投下ってのもあり?
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ありだと思うよ
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百物語でもそういうのあったな
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じゃあ、スレ立ててそっちに続きは投下します!
昼ごろになるだろうけど、立てたら報告にきます
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楽しみにしてるぞー
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楽しみだ
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こっそり投下します。
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見てるよ
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お家へ帰ろう、お菓子と僕ら。のよう
です
使用イラストNo.12
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/12.jpg
ショートケーキの水溜まりに道化の仮面の彼女が落ちた。
僕は慌てて手を掴み、こちらに戻そうと引っ張った。
('A`)「だめだよ、一緒に帰ろうよ」
沈んだ彼女はこちらを見上げ、
川 ゚ -゚)「私は道化。どうだい、これは笑えたかい」
とクリームまみれの声で返した。
ソーダの雨が降りだしたので、僕は急いで道化の彼女を引っ張り上げてクッキーの下で雨宿り、
('A`)「笑えた、笑えた、笑えたよ。だから一緒に帰ろうよ」
と嘘つき笑顔を張り付けた。
-
すると彼女は仮面を着けて、
川 =゚々 ゚)「私は道化。嘘つき笑顔はお見通し」
と悲しげ色で呟いた。
ごめんと一言謝って、
('A`)「家に帰れば笑えるよ、だから帰ろう、帰ろうよ」
と青色キャンディ手渡した。
だけど彼女は仮面を変えて、
川 =´‐ _‐ノv「私は道化。笑われるまで、帰れない」
とマシュマロ転がし囁いた。
('A`)「そうか、それじゃあ、こうしよう。君が笑えば僕も笑う」
仕方がないのでそう言って、僕らはプリンの傘をさす。
ソーダの雨をプリンが弾き、あとにはケーキの水溜まり。
彼女は仮面をまた変えて、
川 =o*゚ー゚)o「私は道化。笑われなければ、笑えない」
とゼリーの石ころ蹴飛ばした。
-
ちょうど近くにチョコレートの湖があったので、二人でアイスのボートを漕いだ。
('A`)「困った、困った、困ったな。これではどちらも笑えない、これでは家に帰れない」
僕が頭を抱えていると、いつの間にやら向こう岸。
ミルフィーユの地面には、パフェの木の実が落ちていた。
それを食べたら一休み。
道化の彼女は仮面を変えて、突然僕を突き飛ばす。
転んだ先には水溜まり。
ショートケーキの水溜まり。
-
ぼちゃんと大きな音を立て、クリームの中に落っこちた。
がぼがぼごぼごぼ慌てていると、道化の彼女が手を伸ばす。
川 =゚⊿゚)「私は道化。驚かすのも、私の仕事。どうだい、これは驚いたかい」
これには僕も大笑い。
('∀`)「これはまいった、僕の負け。確かにこれは、驚いた」
すると彼女は仮面を外し、
川 ゚ ー゚)「そうか、そうだな、そうだろう。私も笑った、おあいこだ」
と微笑みながら僕を引っ張り抱き締めた。
('∀`)「それじゃあ帰ろう、帰ろうよ」
川 ゚ ー゚)「そうだな帰ろう、帰ろうか」
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そして僕らは家へと帰る。
オオカミの待つ、あの家へ。
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終わりです。
お疲れ様でした。
書いてて楽しかったです。
ご覧頂き誠にありがとうございました。
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乙、リズムがあって詩みたいで良いな
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乙乙!
こういうの新しいなぁ…
オオカミって、この後なにかあるような終わり方…
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素敵だな
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息抜きで書いたから凄い短いけど投下
( ^ω^)なんだこいつ、のようです
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/61.jpg
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/62.jpg
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/63.jpg
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カランコロン
ドアベルの音が耳に心地よい。
仕事で疲れた時にここに来ると癒される。
(´・ω・`)「やあ。ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。」
マスターがいつものセリフで迎えてくれる。
このバーボンハウスはマスター一人で切り盛りしている、こじんまりとしたバーだ。
シックな雰囲気にジャズが心に沁みる。店内にはカウンター席が十程しかないが、それさえこの雰囲気と落ち着く空間の演出に思えてならない。
いつもの席である左から四番目の席に着こうとしたときだ。
そいつに気付いたのは。
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('A`)「おう、あんちゃんも一人かい?」
セリフだけ聞けば、一人酒を楽しんでいる男のもの。
しかし、そいつの外見は奇抜だった。
( ^ω^)「なんでパンツ被ってんだよ」
そいつは縞パンを頭に被り、それだけでは飽き足らず、縞ブラまで被っている。
なんだこいつは。いやまじで、なんだよこいつ。
('A`)「はは、いきなり痛いとこ突かれちまったな」
( ^ω^)「だからなんでパンツ被ってんだよ」
('A`)「んー、それはね……ひみつ、かな」
目の前のパンツマンは、優雅にテキーラのグラスを傾けウインクしてきた。
次の瞬間、目の前のパンツマンは吹っ飛んでいた。
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(´・ω・`)「いやー、昨日はびっくりしたよ。まさか君が人を殴るなんて、さ」
( 'ω`)「申し訳ないですお。ついカッとなったみたいで」
(´・ω・`)「ははは、そんなに謝らなくても大丈夫さ。あの人も大丈夫っていってたし」
( 'ω`)「それでも申し訳ない気持ちで一杯なんですお」
昨日、パンツマンのあまりのウザさについ手が出てしまった。
正直パンツマンに対して謝罪の気持ちは一切ないが、店内で暴力を振ってしまったことが悔やまれる。
('A`)「そうだぜ、マスターの言うとおり俺は全く気にしちゃあいねぇよ」
カランコロンと音を立てて入ってきたのは、昨日のパンツマン。
いや昨日とは少し違う。
( ^ω^)「おい、パンツ変わってんぞ」
昨日は縞パンだったのに対して、今日はピンクのレース付き。
こいつおかしいだろ、jk
(´・ω・`)「やあ。ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。」
いやなに普通にもてなしてんだよ、マスター。
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('A`)「どうも、マスター」
お前も普通に座ってんじゃねーよ。
('A`)「ああそうだった。どうして俺がこんな格好してるかだよな、若いの」
あぁ、昨日の質問か。僕はそんなことよりあなたを通報したいです。
('A`)「まあ、聞いてくれ。これな、宗教なんだ」
( ^ω^)「ふざけたこと言ってと、もっかいぶっ飛ばすお」
('A`)「嘘じゃねーよ、世の中おまえさんが信じられないような宗教なんて五万とあるさ」
(´・ω・`)「そうだよ。宗教なら仕方ないんじゃないかな」
黙れよ、しょぼくれ眉毛。
( ^ω^)「じゃあ、そのパンツは下着泥棒とかじゃなく買ったんだおね」
('A`)「なんだい、俺が下着泥棒だと思ってたのかい。残念ながらこれは買ったやつさ」
こいつと話していると頭が痛くなってきた。今日はもう帰ろうか。
そう思って立ち上がるとパンツマンから呼び止められた。
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('A`)「ちょい待ちな。」
( ^ω^)「なんだお」
('A`)「これ、あんたにやるよ。あんたには何かしら縁を感じるぜ」
手渡されたのはパンツとブラのセット。黒に白レース。
そして僕は気が付いた。
( ^ω^)「なんで買ったもんに名前が書いてあんだよ」
そこには丸っこい字で"渡辺"と書いてあった。
もうなにを迷うことがあろうか。
僕は素早く携帯を取り出し、110とプッシュした。
(´・ω・`)「いやぁ、この間は凄かったね。まさかあの人が下着泥棒で、その下着を裏で売っていただなんて。
普通の人ぽかったのに。世の中どんな人が悪さしてるか分かんないもんだね」
( ^ω^)「それはねーよ」
終わり
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面白かった、あの絵からこんなストーリー考えつくなんて
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なんだこれwwww
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ショボンアホスwww
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これはひどいw
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>>211
こんな綺麗な話に書いてくれてありがとおおお!
若干絶望感? の残るラストもとっても好みです
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ひっそりと投下します
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川 ゚ -゚)「今日も来てやったぞドクオ」
(;'A`)「うお…毎回飽きないなお前は」
川 ゚ -゚)「ふふん、お絵かき大好き幼女クーちゃんと呼ばれていた私だ
色彩には多少敏感なんだよ」
川 ゚ -゚)「今日こそお前に『色』をつけてみせる」
('A`)「そうは言ってもなー…俺が白黒だなんて、今更だぞ」
川 ゚ -゚)「色があふれるこの世界で、実在する人間に色がついてなかったら、気になるだろう」
('A`)「俺多分、ちゃんとした人間じゃないし」
川 ゚ -゚)「確かに、私以外にお前は見えていないからな」
川 ゚ -゚)「でもそんなことはいい、私の気がおさまらない」
(;'A`)「物好きな奴だよ本当に…」
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川 ゚ -゚)「とりあえず今日はペンキを大量に購入してきた」
('A`)「まさか今日トラックがあったってことは…」
川 ゚ -゚)「限界まで積み込んでみたぞ」
('A`)「うわぁ、屋根までぎっちり!」
川 ゚ -゚)「日本の伝統的な色を集めてきたんだ」
('A`)「…あれ?日本で名前がついてる色の数って」
川 ゚ -゚)「465色ぐらいだな」
(;'A`)「なんで集めちゃったんだよ…」
-
支援
-
ふむ 支援
-
川 ゚ -゚)「この茄子紺とか、桑の実色とかお前に合いそうだ」
('A`)「おいやめろ、バケツを持ってこっちにくるな
振り上げるな、ぶっかけるnギャボロフ!!」ドバチャッ
川 ゚ -゚)「む…またスーツの色に吸収されてしまった…」
('A`)「スーツ大惨事なんすけど」
川 ゚ -゚)「まあいい。次、肉色いくぞ」
(;'A`)「全部試すつもりか!?溺れ死nゴボギャボ!」ドベチャッ
川 ゚ -゚)「全部黒色になった」
( A )サムイ シヌ
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川 ゚ -゚)「今日はクレヨンだ」
('A`)「ああ、この前と比べたら可愛いもんだな」
川 ゚ -゚)「驚くなかれ、今回は500色だ」
(;'A`)「文房具会社、頑張りすぎだよぉ…」
川 ゚ -゚)「面白い名前の色が多いから塗りがいがあるよ」
川 ゚ -゚)「とりあえず『朝日を浴びるなすび』を使おう」
('A`)「お前はそんなに俺を茄子にしたいのか」
川 ゚ -゚)ヌリヌリ
川 ゚ -゚)「…力が足りないみたいだな」グリグリ
(;'A`)「痛い痛い!押しつけ過ぎだって」
川 ゚ -゚)「全部やったのに、色がつかない…」
(;'A`)「すっげぇ甘ったるいにおいだけが残ったわ」
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日本の伝統色の名前良いよね支援
-
支援
-
川 ゚ -゚)「今日はちょっと趣向を変えてみた」
('A`)「なんだこれ、タイル…?」
川 ゚ -゚)「モザイク画って知っているか」
('A`)「知ってるぞ、いろんな色のタイルとか貝とかを物に、はめ込んでつくる絵のことだろ」
川 ゚ -゚)「うん、その通りだ」
('A`)
('A`)「そうか俺は死ぬのか」
川 ゚ -゚)「安心しろスーツだけにくっつけるから」
('A`)「何も安心できねぇよ」
川 ゚ -゚)「…見事に黒いタイルになってしまった」
(;'A`)「ちょ…重…これ重い…!」
川 ゚ -゚)「ぱっと見、鎧みたいだ」
(;'A`)「見てないで助けろ…つぶれる!」
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茄子ww
-
タイルwww
-
スーツすげぇ
-
川 ゚ -゚)「今日は刺しゅう糸を持ってきた」
('A`)「フランケンには、なりたくないです」
川 ゚ -゚)「スーツに縫うんだよ。ほらそのくたびれたのを貸せ」
('A`)「へいへい」
川 ゚ -゚)「…前から思ってたが、お前貧相な体してるな」
(;'A`)「余計なおせわだよ」
川 ゚ -゚)「ふむ…何を縫おうかな…
ドクオ、お前猫と犬どっちが好きだ」
('A`)「俺、鳥派なんだ」
川 ゚ -゚)「そうか、なら鷲を縫ってやろう」
('A`)「お前結構多芸だよな」
川 ゚ -゚)「く…私のモンゴルでの生活が役に立つと思ったのに…!」
('A`)「黒一色なのに、やたら芸術的なスーツにされてしまった」
-
クー何者wwww
-
モンゴルwwww
-
川 ゚ -゚)「紙粘土だ」
('A`)「久々に大量購入したのを見た」
川 ゚ -゚)「そしてこっちが、この前のペンキの余りだ」
('A`)「全部使い切ったんじゃなかったのかよ…」
川 ゚ -゚)「二つを混ぜると45色ぐらいになる」
('A`)「ほうほう」
川 ゚ -゚)「これをお前に張り付けよう」
(;'A`)「待て待て、なんで顔につけようとしてるんだ」
川 ゚ -゚)「…スーツだけじゃだめなのかと思って」
(;'A`)「手を休めて!俺はまだ死にたくな…」
川 ゚ -゚)「黒い卵みたいになった」
チーン( A )←窒息中
-
川 ゚ -゚)「今日はカラーサンドなるものを、買ってきた」
('A`)「えぇ…もう予想つくじゃん…」
川 ゚ -゚)「今回は寒色系でそろえたから、そんなに色は多くない」
(;'A`)「どうすんだよ、またボンドでくっつけるつもりか?」
川 ゚ -゚)「いや、これを飲んでもらおう」
('A`)
川 ゚ -゚)「内側から色がつくかもしれない」
(;'A`)「憶測で人の命軽んじないでくれる!?」
川 ゚ -゚)「一番細かくて水になじむ物を買ったから大丈夫なはずだ」
(;'A`)「いやあああ!やめてえええ!」
川 ゚ -゚)「ドクオに触れた瞬間から、色が黒になったから、駄目かなと思った」
(; A )「なら…飲ますな…ゴフッ!」
-
*****
川 ゚ -゚)「うーん…どうしても色がつかないな…」
(;'A`)「もう諦めろよ…俺は別に色がなくてもいいからさ」
川 ゚ -゚)「いや、私が納得いかない。お前に色をつけたい」
('A`)「…でも色の素材は、あらかた出尽くしただろ」
川 ゚ -゚)「そうなんだよ…」
川 ゚ -゚)「仕方がない。明日は、私の師匠に教えを請うか…」
('A`)「師匠?」
川 ゚ -゚)「私に絵を教えてくれている人だ」
-
支援
-
('A`)「おお…お前、俺以外に人と交流があったのか」
('A`)「2年近く、毎日俺のところに来るから、友達みたい人がいないのかと」
川 ゚ -゚)「失礼な、ちゃんと周りと付き合いはある」
川 ゚ -゚)「ここには、来たいから来ているわけで」
(;'A`)「そんなに色をつけたいのかよ」
川 ゚ -゚)「…とにかく明日こそ、お前に色をつけてやるからな」
(;'A`)「妙なことは教わってくるなよ…」
-
川 ゚ -゚)「むぅ…」
('A`)「なんだ、浮かない顔して」
川 ゚ -゚)「色の付け方を師匠に聞いてきたんだがな」
(;'A`)「あぁ…」
川 ゚ -゚)「今までの考えに少しもなかったものだから、意表をつかれた」
(;'A`)「やだどうしよう、俺の心臓めっちゃ鳴ってる」
川 ゚ -゚)「…まあいいか」
川 ゚ -゚)「ドクオ」
(;'A`)「なんだよ」
川 )A`)チュッ
('A`)
(;'A`)「うおおおおおおっ!?」
-
川 ゚ -゚)「人に色をつけたいと言ったら、『照れさせるのが一番よ!』と、師匠に言われてな…」
川 ゚ -゚)「感情方面で色をつけるなんて、考えたこともなかったな…」
(;'A`)「おま…それだけの、ために…!」
川 ゚ -゚)「…言ってなかったが、私だって、どうでもいい男のところに
わざわざ2年間も通い続けはしないんだ」
川 ゚ -゚)「まぁ『色をつけてやる』という意地もあったけど」
(;'A`)「…それは、まさか」
川 ゚ -゚)「あぁ、そうだよ」
川 ゚ -゚)「ドクオ、お前が好きだ」
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(; A )「…」
川 ゚ -゚)「はじめに会った時は、暗い顔で辛気臭かったからな、
色でもついたら、お前の笑顔でもみれるかと思って」
(; A )「なんだそりゃ」
川 ゚ -゚)「お絵かき大好き幼女だったって言っただろう
絵には感情を揺さぶる力がある
色があるから、より一層感情を表せると信じてたんだ」
川 ゚ -゚)「今思えば、モノクロで表現される絵もあるから、全部がそうと、本当は言えないんだがな。
それでも、色さえつけば、ドクオは笑ってくれると…」
川 ゚ -゚)「…ふふ、短絡的な考えだったかな」
( A )「…あぁ、かなり」
( A )「でも、お前は俺なんかに構う物好きな奴だったからな
その言い分も納得だよ」
川 ゚ -゚)「言ってくれるじゃないか……ん?」
( A )「何か?」
川 ゚ ー゚)「…さすが師匠だ、やったかいがあったよ」
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お前の顔『赤』に染まったな
…うっさい
おわり
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No.1のこちらの絵を使わせていただきました
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/1.jpg
ちなみに出てきた色は実際にあるものです
ありがとうございました
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乙乙!
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乙!
何故かこっちが照れたwww
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