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( ^ω^)は悪の教団に立ち向かうようです

22 ◆RwfHkdJwVg:2012/11/09(金) 20:39:08 ID:OJnTl9O.0


(* ^Д^)(* ´∀`)「捜査ー!? 」


案の定少年達は目を輝かせて食いついてきた。自尊心をくすぐられたのだろう。
背の高い活発そうな男の子はプギャー、小柄でおとなしそうな男の子はモナーと自分から名乗った。
共に良雲寺小学校に通う四年生だった。


(* ^Д^)「俺達がわかることなら何でも聞いてくれよな! 」


(,,゚Д゚)「よし、プギャー。それじゃあ最近誰か怪しい人を見かけたりしなかったか? 」


( ^Д^)「うーん、ここいら一体は俺の縄張りなんだけどなぁ。特に怪しい奴なんかいなかったぜ。」

プギャーは少し考ると首を横に振る。
やはり、無駄足だったのか――期待してないとはいえ、落胆は大きかった。


(,,゚Д゚)「それなら何よりだ。プギャー、最近よからぬ奴がこの辺をうろついてるって、学校の先生やお母さんから聞いてないか? 」


( ^Д^)「あ!この辺のマンションで起きてるドロボーのこと?」


(,,゚Д゚)「そうだ。オジサン達は今そいつらを探してる。今でも奴らはこの辺を堂々と歩いてるかもしれん。」


(;^Д^)「お、脅かすなよー。」


(,,゚Д゚)「実際安全とは言い切れねぇ。」


だからな、日が暮れる前に早く帰んな、ギコさんは二人の頭をがしがし撫でて言った。


(;´∀`)「……。」


モナー君は、どこか不安そうに頭を撫でられている。
表情を読まれまいと爪先を見つめていた。
それは子供特有の、隠し事をして抱えきれなくなったような仕草だった。


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