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人間の証明をするようです
173
:
名も無きAAのようです
:2012/11/08(木) 21:16:12 ID:VlxC339M0
ミセ*゚ -゚)リ「……どしたの、これ」
( ФωФ)「拾ったである」
ミセ*゚ -゚)リ「……」
拾ったのです。
ぱたぱたと奥へ行ったミセリが速攻で舞い戻って持ってきたビニールシートを廊下に広げる。
( ФωФ)「おお、気が利くであるなミセリ」
ミセ*゚ -゚)リ「とーぜん」
ぴっと薄っぺらい胸を張る幼女。
よしよしと撫でる杉浦だが、その手は少女の血やらで汚れていたので物凄い勢いで拒否された。
ブロークンハートなギリギリ青少年杉浦である。
改めて見ると少女の体のあちらこちらはひしゃげ小さな火傷を幾つも作っていた。
切り傷もあるのか、だくだくとパンキッシュな服が血で汚れていく。廊下も汚れていく。板張りに塩っぽいそれはあまり宜しくない。
すまんが、と杉浦が言うより早くミセリはまたぱたぱたと走って、どうやら裏の洗濯場に雑巾を取りに行ったようだった。
一旦転がした少女を再度持ち上げビニールシート(大きめ)にごろんと転がし、ふうむと杉浦は一息を吐く。
とりあえず何となく拾ってみたはいいが、果たしてこの程度の怪我を我が家で処置できるのだろうか。
むき出しの白い腕は妙な方向へ捻じ曲がっているし、ルーズなボトムスに包まれていたはずであろう足には半ば炭化したような火傷がある。
見る人が見なくても家庭での処置は無理だろうから救急車を呼ぶだろうが、こと杉浦は何かいけんじゃねぇかなと思っていた。馬鹿なのである。
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