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('A`)同人誌とライフル銃のようです

1伽羅蕗:2012/04/29(日) 22:40:19 ID:dDvKf4GM0
注。
その1、筆者は読み物すらこれが初めてです。

その2、この作品は平野耕太さんのあるお話に影響されてできました。

その3、筆者は宮沢賢治とドイツ語が大好きです。

その4、キムチはまずいです。

2 ◆1obPPoj0Y.:2012/04/30(月) 07:37:12 ID:hzuVHzuo0
母さん へ

久しぶりです。その後、毎日どうですか?お父さんも元気ですか。
こちらは楽しかった新学期気分も終わり、あっという間に平凡な毎日です。
勉強は毎晩遅くまで大変だけど、元気にしています。
クラブでは初めて後輩もできて、いろいろ悩むこともあるけれど、まわりのみんなに励ましてもらいながら、なんとかがんばっています。
最近母さんたちの顔を見てないので、もしよければ、久しぶりに、お父さんと一緒にトーキオに来ませんか?
イーハトーボに帰るのは難しそうだから。
体に気をつけて。お父さんにもよろしく。

ドク

3 ◆1obPPoj0Y.:2012/04/30(月) 07:50:03 ID:hzuVHzuo0
-2012/5/1 アキーボ、トーキオ

子供のころ、ある映画を見た。

残念なことに、内容は覚えてないのだが、確かホラーだったと思う。

いや、スプラッタなだけか。

1つだけ、覚えていることがある。

訳が、分からなかった。

主人公たちも、わけがわからないまま逃げる。

それを、敵が追いつめる。

冷静に、着実に。

4名も無きAAのようです:2012/04/30(月) 17:31:15 ID:QBH7kwjsC
こういう作品で、ながらは余り印象よくないな
もう少し書きためして投下してくれ

5 ◆1obPPoj0Y.:2012/04/30(月) 19:26:06 ID:hzuVHzuo0
>>4 すみません。こんどからかきためますね。

6 ◆1obPPoj0Y.:2012/04/30(月) 19:37:36 ID:hzuVHzuo0
「ドックン」

不意に後ろから声がかかる。

川ー川「もう、何回呼んだと思ってるのさ。」

('A`)「す、すみません…」

川へ川「まったく。ドックン、何黄昏てんの?」

('A`)「あー、ち、ちょっと考え事を」

川д川「手紙?」

彼女はテーブルに目をやる。

7 ◆1obPPoj0Y.:2012/04/30(月) 20:01:53 ID:hzuVHzuo0
川ー川「ほほう、どれどれ?」

('A`)「あの…それ…」

川ー川〜♪

抗議の声はなかなか僕ののどを出てくれない。

('A`)「返してもらえませんか…」

川o川「…ふうん」

ようやく出た声も彼女には伝わってない。

8 ◆1obPPoj0Y.:2012/04/30(月) 20:42:07 ID:hzuVHzuo0
川−川「ドックンの実家って、イーハトーボなんだ…」

('A`)「え?あ、はい。」

川へ川「でも手紙は届かないと思う。」

川д川「今は戦時中、だから。」

そう、ぼくらは今、戦争に巻き込まれている。

糞のような、掃討作戦に。

9 ◆1obPPoj0Y.:2012/04/30(月) 21:00:39 ID:hzuVHzuo0
始まりは、2日前だった。

僕はその時、サークルで使う電子部品の買い出しに来ていた。

道を歩いていると、突然サラリーマン風の男に声をかけられた。

( ゚д゚ )「君は、神を信じるかい?」

は?と言いかけた。

だが、できなかった。

彼は、ナイフを片手にこちらへ来ていたのだ。

10 ◆1obPPoj0Y.:2012/04/30(月) 21:18:58 ID:hzuVHzuo0
( ゚д゚ )「私は今まさに信じることにした。」

彼は、しゃべりながらナイフで僕を狙う。

('A`)「ひ、」

逃げようとするのだが、いかんせん、僕の体力ではよけるのが精いっぱいだ。

( ゚д゚ )「私は前々から、嫌いだったんだよ。」

あっという間に、壁まで追い込まれた。

(#゚д゚ )「君たち、ニートというやつが!」

11 ◆1obPPoj0Y.:2012/05/03(木) 22:28:53 ID:kRfhSKuM0



もう、死ぬ。

目の端には枯れ葉が映るとかそういうことはないんだなぁ。


アア、痛い。

コレガ、血?

コレガ、死?


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