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从 ゚∀从 ブーン系小説&イラスト練習総合避難所
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あまりにも早期の決定に、しぃは手間取った。
そもそも学校が終わっていなかったので、両親は少しだけ、しぃをアパートに残すことにした。
学校が終わったら、すぐに自分たちのいる街に来なさい、とだけ言い残して。
実際にはもっといろいろな話し合いがあったのだろう。
でもフサギコはそんな断片的なことしか知らなかった。
しぃは一人暮らしもできるくらいしっかりした子どもだったので、両親としても安心できたのだろう。
周りの友達も、その生活をサポートするつもりは十分にあった。
フサギコもその一人で、年上の連中も同じだった。
ときどきしぃと一緒にご飯を食べてあげたり、買い物に付き合ってあげたり
もちろん一番親しいのはギコ。そこは彼氏として譲れなかったに違いない。
フサギコの胸にも、しぃに対する想いが募ってきてはいたのだが
そのあたりはさすがに抑え込んでいた。
そんなある日のことだった。
ロマネスクがこの街を去る日をたまたま知ることが出来た。
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