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从 ゚∀从 ブーン系小説&イラスト練習総合避難所
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しぃの姉、つーが突然学校に来なくなったのは、7月初めのことだった。
しぃの両親は、必死でつーを説得し、学校に行くことを勧めた。
彼らはそのとき、つーには何か学校に行きたくない事情があるものと思っていた。
つーは高校三年生だった。
今まで成績優秀で、せっせと大学進学に勤しんでいた娘が、突然登校拒否となったのだから
両親の説得は、つーの将来のことを第一に考えた行動だった。
結果として、つーに事情があることは本当だった。
つーが自供したのだ。泣きながら自室のドアを開けるよう懇願している自らの両親の前で。
自らが、担任であるロマネスク先生から、性的暴行を加えられたことを。
プライドを傷つけられたために、つーは突然登校拒否となった。
だけど、泣いて縋る両親を前に、とうとう耐えられなくなったらしい。
だからつーは自供したのだ。そして立ち向かう道を選んだ。
つーの両親は激怒した。
当然ながら学校に乗り込み、ショボン校長とも話し合った。
ロマネスク先生は馘首。つーの両親の意気込みは凄まじかった。
それほどまでに、つーを守りたいという気持ちがあったのだろう。
しかし、その想いの強さから、両親は一つの結論を出していた。
つーを転校させよう。自分たちも一緒になって、この土地から離れよう。
つーがこの街を怖がっているのは確かなようだった。
この街の繁華街で、彼女は暴行を受けたのだ。だから、その恐怖がすりこまれていたのだろう。
そして両親はそのつーを見て、彼女の将来を考え、この街を離れることを決めた。
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