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从 ゚∀从 ブーン系小説&イラスト練習総合避難所
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俺の脚が、勢いよく地面を蹴り、自転車が動き出す。
起きたての時はいくらか億劫だったが、今ではもう自由に動く。
目覚めてから時間が経ったのもその原因の一つではあっただろう。もともと血のめぐりは良い方だ。
そして、今では背中にしぃの体温を感じていることも、原因に考えていいだろう。
風を切る中、しばらくしぃは強めに俺の胴体にしがみついていた。
本当に振り落とされないか不安だったに違いない。ちょっとだけ残念だ。
それでも少しずつ、その強さが和らいでいく。
慣れてきてくれたのだ。
(,,゚Д゚)「スピードはこんなもんで、大丈夫かい?」
(*゚ー゚)「うん。風が気持ちいい」
今は緩い坂道を上っている。
もうじきこの坂は勾配を高めていき、やがてちょっとした高台に上ることになる。
ここが一番しんどいところだ。気合いを入れていかなければ。
(*゚ー゚)「早起きなんだね」
(,,゚Д゚)「今日だけな」
(*゚ー゚)「わたしのため?」
(,,゚Д゚)「……言わせたいのかよ」
(*゚ー゚)「あ、ごめん」
(,,゚Д゚)「んにゃ、気にしてない。怒ってもない」
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