[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
機紛れな相談屋のようです
1
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 03:57:01 ID:ilK//2BU0
新参者ですがよろしくお願いします
2
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:00:27 ID:ilK//2BU0
某駅の掲示板に書かれた、たった一行の文章。
「怪異にお困りの方は電話どうそ ○○○‐○○○○‐○○○○」
いたずら書きにしか見えないこの文章。普通の人ならば気付かないであろう掲示板の隅に、小さく書いてある。本来ならば消されてもおかしくないこの書き込みが消されないのには理由があった。
(; ^ω^)「・・・」
3
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:01:41 ID:ilK//2BU0
一人の男が掲示板を見て電話をかけている。顔色は悪く、何かに怯えているかのようだ。スーツを着ているが、どこかくたびれた感じがする。年齢はさほど高くは見えないが、そのやつれた容貌のせいで年齢以上に老けて見られることもあるだろう。やや時間があって、ガチャ、という音がした。通話が開始されたのだ。
(; ^ω^)「もしもし!掲示板を見たんですが・・・」
4
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:03:07 ID:ilK//2BU0
「ああ、お客さんですか。一体どのようなご用件ですか?」
(; ^ω^)「た、助けてくれお!このままじゃ殺されるお!」
「ほほう、詳しい話を伺いましょうか」
気紛れな相談屋のようです
5
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:05:47 ID:ilK//2BU0
喫茶店
先ほど電話をかけていた男がとある喫茶店の前で立っている。詳しい話を聞きたいからと、この喫茶店で待ち合わせるように指定されたのだ。
(; ^ω^)「・・・」
男はしょっちゅう腕時計を見ながら時間を確認し、ソワソワしながら喫茶店前を行ったり来たりしている。
( ・∀・)「やあ、どうも」
(; ^ω^)「おおっ!?」
不意に声をかけられ、奇声を発し尻もちをつく男。
( ・∀・)「先ほどはどうも。何かお困りのようで。一体どのようなご用件ですか?」
(; ^ω^)「え、ええと・・・」
声をかけてきた男は、ぱっと見る限りでは非常に若く見える。やや長めの髪のせいで、ともすれば女性に見えるかもしれない、中世的な顔立ちをしていた。
6
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:07:27 ID:ilK//2BU0
( ・∀・)「おおっと!まずは店内に入りましょうか!せっかく喫茶店の真ん前に居るんですからね!」
一人で合間なく喋り、ズカズカと一人で喫茶店に入っていく。
(; ^ω^)「・・・」
後を追うようにスーツの男も急いで喫茶店に入っていく。
( ・∀・)「コーヒー二つ」
店内ではすでに男が注文をしていた。
(; ^ω^)「あ、あの」
( ・∀・)「あ、もしかしてコーヒー嫌いでした?まあでもここのは美味しいからたぶん大丈夫ですよ。あ、申し遅れました。僕こういう者です」
7
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:09:11 ID:ilK//2BU0
マシンガンのように絶え間なく一人で喋り続けた男は、話の最後に名刺のような紙を渡してきた。そこには、「相談屋 モララー」とだけ記してあった。
(; ^ω^)「は、はあ」
( ・∀・)「おやおや、僕が自己紹介をしたんだからあなたも名乗って下さいな。自己紹介ってのはお互いに行うからこそ意味があるんですよ?」
(; ^ω^)「・・・ブーンだお」
( ・∀・)「ブーンさんね!変な名前だ!」
そう言いながら笑い声を上げるモララー。慇懃無礼なモララーの態度についに我慢できなくなったのか、ブーンと名乗った男が声を荒げる。
(♯ ^ω^)「さっきからなんなんだお!こっちは本気で困ってるのに話聞く気あるのかお!」
8
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:10:51 ID:ilK//2BU0
するとモララーはきょとんとしながら
( ・∀・)「話はこれから聞くんですよ?まずは落ち着いて下さい。変な人だなあ」
(♯ ^ω^)(お前以上に変な奴が居てたまるかお・・・)
二人がそんなやり取りをしているなか、女給がコーヒーを運んできた。
( ・∀・)「おっ、いただきまーす」
美味しそうにコーヒーを啜るモララー。ブーンはというと席から立ち上がったままモララーを見下ろし睨みつけている。
( ・∀・)「飲まないんですか?もったいない」
(♯ ^ω^)「・・・」
渋々席につき、コーヒーを一口飲むブーン。
9
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:13:50 ID:ilK//2BU0
( ・∀・)「さあ、話してもらいましょうか?あなたが何についてこまっているのかを」
( ^ω^)「・・・わかったお」
( ・∀・)「あ、長いの嫌いなんで産業で」
(♯ ^ω^)「・・・」
※※※
ブーンの話をまとめると次のようになる。
・付き合ってる人が居た
・その人にふられた
・そしてその人が自殺をし、それ以降自分の周りでは怪奇現象が多発している
( ・∀・)「ふむ」
(; ^ω^)「死にかけたことも何度もあるんだお・・・。高名なお寺でもらったお守りをを身につけている時はまだ大丈夫なんだけど・・・」
( ・∀・)「一つ聞いていいですか?」
( ^ω^)「なんだお・・・」
10
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:15:57 ID:ilK//2BU0
( ・∀・)「あなた嘘吐いてませんよね?」
(; ^ω^)「!」
モララーの一言にブーンが反応する。
(; ^ω^)「な、なんでそんなことを聞くんだお・・・」
( ・∀・)「嘘吐いてませんよね?」
(; ^ω^)「う、嘘なんか吐いて・・・」
( ・∀・)「吐 い て い な い ん で す ね ?」
童顔で女顔のモララー。しかし今は、顔自体が変化したわけではないにも関わらず、目の前に居る人間が凍りついてしまいそうなほどの迫力を放っていた。
(; ^ω^)「う、嘘なんかついてないお!!そうだおブーンは嘘なんかついていないお、何も悪くないお!」
眼前のプレッシャーから逃れるように、ブーンは大声を張り上げた。
11
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:18:19 ID:ilK//2BU0
( ・∀・)「なるほど。その怪奇現象ってのはあなたが家に居る時が多いんですか?」
(; ^ω^)「そうだお・・・」
ふむ、と頷くつつ、カップに残ったコーヒーを一気に喉に流し込むモララー。そして、空になったカップをテーブルに置き立ち上がった。
( ・∀・)「では今からあなたのお宅へ向かいましょうか」
※※※
ブーンのアパート
( ・∀・)「汚い部屋だなあ」
汚いというよりは荒らされていると言った方が正しいだろう。食器棚や本棚からは中身が飛び出し、床に散乱している。壁などは、穴をふさいであるテープのような補強材が目立つ。
(; ^ω^)「みんな・・・みんなあいつがやったんだお」
( ・∀・)「あいつってのは?」
(; ^ω^)「きまってるお!さっきも話した・・・」
ブーンが言い終わらないうちに部屋に異変が起きた。がたがたという音がしてきたかと思うと、部屋中の物が宙を舞い、伝統は激しく点滅、テレビは勝手に電源が入り砂嵐を映し、壁には真っ赤な文字で「死ね」と書かれた。
12
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:20:47 ID:ilK//2BU0
(; ゜ω゜)「う、うわああああ!」
悲鳴をあげ蹲るブーン。ナイフやフォーク、包丁等が彼を襲う。
( ・∀・)「ふーむ、そうだなあ・・・。寿命、そうだ僕の寿命を対価にしよう。それでどうかな?」
モララーは阿鼻叫喚の部屋の中で一人でそんなことをブツブツと呟いている。と、思うと急に彼に身体から力が抜け、その場に倒れた。同時に部屋の騒ぎも収まる。
(; ^ω^)「・・・?」
あっけにとられるブーン一人を残し、部屋中のものはすべて静止した。
※※※
何もない真っ暗な空間。どのくらいの広さなのかも、そこの何があるのかもわからない。そんな中にモララーの声が響く。
「お話をするにはいささか殺風景だね」
指を鳴らすようなパチンという音と共に、世界に光が満ちた。眼に飛び込んできたのは、何かの事務所を思わせるような空間だった。応接間と思われる場所で、モララーは一人の女性と向かい合わせに座っていた。
13
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:24:33 ID:ilK//2BU0
( ・∀・)「まずはお礼を言いますね。話し合いに応じてくれてありがとう!」
モララーがそう言うと、対面に座る女性が顔を上げた。茶髪をショートカットにした髪型のよく似合う、可愛らしい人だ。
(*゚ー゚)「・・・よく言うわ。先に対価を支払われたら、こっちも従わざるを得ないじゃない」
( ・∀・)「まあね!この世は全て等価交換の原則によて成り立ってるからね!」
(*゚ー゚)「・・・あなた一体なんなの?」
( ・∀・)「僕は相談屋モララー。価値の分かる男さ」
(*゚―゚)「・・・?よくわからないけどまあいいわ。で、私に何の用なの?」
( ・∀・)「ブーンさんにいろいろしているのは君だよね?理由を教えてくれない?」
14
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:31:48 ID:ilK//2BU0
しいが話始めようとした瞬間、思い出したようにモララーが遮り言った。
( ・∀・)「おおっと、聞き忘れてた!君の名前は?」
(*゚ー゚)「・・・しいよ」
( ・∀・)「しいさんね!面白い名前だ!で、理由は?」
モララーの言動に多少うんざりしながらもしいはは話し始めた。
(*゚ー゚)「あいつに何て言われたのよ」
( ・∀・)「自分は君にふられた。その後君は自殺、そして自分の周りで怪奇現象が起き始めた。これは君の仕業に違いないと」
(*゚ー゚)「ふん・・・よく言うわ。そんなの嘘っぱちよ。あの男はね、私に結婚しようなんて近づいておいて、君と結婚するためにお金が必要なんだなんて言って私からお金を巻き上げ、挙句自分は他の女といちゃいちゃする!そういう男なのよ!」
15
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:38:16 ID:ilK//2BU0
瞳に涙を浮かべながらしいはそう吐き捨てた。
( ・∀・)「ふーん、で?色々絶望して自殺、んで、彼を呪い殺そうって?」
(*゚ー゚)「そうよ!何か文句でもあるっていうの!?なんだったらあんたから殺してやるわ!」
悪霊よろしく、殺意をむき出しにしモララーを威嚇するしい。しかし当のモララーはと言うと足を組んでコーヒーを啜っている。その態度が更に彼女の怒りを煽り、モララーに何か攻撃を仕掛けるかのように右手が動いた。
( ・∀・)「ストップ、落ち着いて。別に僕は君の邪魔をしたいわけでも君を追っ払ってやろうって思っているわけでもないよ」
すんでのところでしいの手の動きが止まる。そして、怒りに満ちた顔が若干和らぎ、変わりに疑問の色が浮かんでいる。
16
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:45:34 ID:ilK//2BU0
(*゚ー゚)「どういうことよ・・・」
( ‐∀‐)「まあ粗方予想はしていた事なんだけどね。彼には何回も確認したんだ。僕に嘘を吐いてないかって。彼は吐いていないと言い放った。しかし実際は違った。悪霊になってまで嘘吐く奴はいないから君の言ってることのほうが正しいんだろう。つまり、彼は僕に嘘を吐いていた」
目を瞑り、淡々と語るモララー。
(*゚ー゚)「・・・」
しいはと言うと、モララーの発言の意図を読み取ろうとしているようだ。果たして、この男は自分の味方なのか、敵なのか・・・
( ・∀・)「僕はね、しいちゃん」
(*゚ー゚)「?」
一拍おいて、モララーが静かに言った。
( ・∀・)「嘘 吐 き が 大 嫌 い な ん だ」
(*゚ー゚)「・・・」
静かに言ったはずのその一言は不思議なくらいに響き渡った。そして、悪霊であり、畏怖される存在であるはずのしいが、逆に恐れを感じる何かを孕んでいた。
17
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 04:53:34 ID:ilK//2BU0
(*゚ー゚)「・・・それで?」
( ・∀・)「嘘吐きにはお仕置きをしなければいけないよね」
(*゚ー゚)「・・・私の味方になってくれるの?」
( ・∀・)「まあ平たく言えば」
(*゚ー゚)「・・・随分と気紛れな相談屋ね。・・・相談屋って具体的に何を仕事にしているのかしらないけど」
( ・∀・)「ま、悪霊になって現世をさ迷うのは苦しいだろう?僕としては、君みたいなかわいい子にそんな思いをさせたくないし」
(*゚ー゚)「あら、おませさんね。あなたまだ私より年下でしょ?」
しいの顔がほころぶ。
( ・∀・)「んー、具体的には言わないけど多分君よりは年上かな。対価で貰ったりした寿命がくさるほどあってね」
(;゚ー゚)「うそ!?年上なの!?」
( ・∀・)「ふふん。さ、行こうか」
(*゚ー゚)「えっ?」
( ・∀・)「お仕置きの時間だよ」
※※※
18
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 05:05:50 ID:ilK//2BU0
( ・∀・)「ぐっもーにん!」
(; ^ω^)「!!!」
いきなり倒れたモララーが、今度はいきなり跳ね起きたのでは驚くのも無理はない。
( ・∀・)「ふいー」
首や肩をコキコキと鳴らしながら伸びをするモララー。そんな彼を気味悪いものでも見るかのように、ブーンはおずおずと尋ねた。
( ^ω^)「・・・大丈夫なのかお?何があったんだお・・・?」
( ・∀・)「んー?いやーはっはっは」
(; ^ω^)「?」
( ・∀・)「さて、ブーンさん」
(; ^ω^)「?」
( ・∀・)「唐突で申し訳ないが君には死んでもらおう」
(; ^ω^)「!?」
( ・∀・)「あなた僕に嘘吐きましたね。まああなたの挙動を見てればバレバレでしたが。今しがたしいさんと話をしてきました。ひどいことをしちゃいましたねー」
(; ^ω^)「まま、待つお!う、嘘?何の事だかさっぱりだお。だ、第一しいに会った?は、はは・・・何を言ってるんだお?あいつは死んだんだお。死人に会えるはずがないお」
( ・∀・)「その死人に怯えてわざわざ僕に依頼してきたのはどこの誰でしたっけ?」
(; ^ω^)「そ、それは・・・」
( ・∀・)「まあいいや。君みたいな嘘吐きは、僕は嫌いなんだ」
モララーが言い終わるや否や、またしても部屋の中がざわつき始めた。
(; ゜ω゜)「!!??」
( ・∀・)「せいぜい彼女におとなしく殺されな」
そう言い放ったモララーの背後には女性の姿があった。
(; ゜ω゜)「あ・・・あわわわ・・・」
床にへたりこんだブーンはがくがくと震え、恐怖のあまり失禁している。
19
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 05:14:50 ID:ilK//2BU0
(*゚ー゚)「・・・」
( ・∀・)「満足かい?」
(*゚ー゚)「あたりまえじゃない」
( ・∀・)「そうか、ならよかった。さて、一応君からも対価をいただこうかな」
(*゚ー゚)「対価?」
( ・∀・)「本来ならば君をどうにかするという以来を受けてきた僕が、君を野放しにして君の呪いを成就させた。これは君が僕に以来したのと同意でしょ?」
(;*゚ー゚)「・・・んん?」
どうやら納得がいかないようである。
( ・∀・)「いいから黙って対価を払いなさいっ!」
(*゚ー゚)「わ、わかったわよ・・・何をすればいいの?もっとも、私にあげられるものなんてなにもないわよ?」
( ・∀・)「君への対価は・・・幸せになること」
(*゚ー゚)「!」
( ・∀・)「いつになるかは知らないけど、いずれ君が転生して新しい人生を歩むことになったら、今度はもっとちゃんとした男見つけて幸せになりなさい」
(*゚ー゚)「・・・」
(*゚ー゚)「くすっ」
20
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 05:24:24 ID:ilK//2BU0
( ・∀・)「わかったかコノヤロー!」
(*゚ー゚)「・・・うん、わかった。頑張る」
そういうしいは既にその姿が消えかかっていた。彼女の魂をこの世につなぎとめていた思いが果たされたからだ。
(*゚ー゚)「今度生まれたら・・・」
( ・∀・)「?」
(*^ー^)「あなたみたいな人と一緒になりたいな」
笑顔でそう言った瞬間、しいの姿は消えた。成仏したのだ。
( ・∀・)「・・・」
( ‐∀‐)「・・・」
目を瞑り溜息を吐くモララー。
( ・∀・)「・・・ありがとよ」
ふとポケットの中で何かが震えているのを感じた。携帯電話だ。
( ・∀・)「もしもし」
「モララー?依頼人来てるわよ」
( ・∀・)「りょーかい、すぐ戻るよ。一応クー応対しておいて」
「えー」
( ・∀・)「だーめ、仕事しなさい」
「わかったわよ」
終話ボタンを押す。
( ・∀・)「・・・」
空を見上げる。澄み渡った青空には雲ひとつ無かった。
( ・∀・)「・・・人間っておもしろいねえ」
事務所に向かって、モララーはゆっくりと歩き始めた。
おわり
21
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 05:26:20 ID:ilK//2BU0
終わりです。読んでくださった方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます。一応続きがあるので近いうちにあげさせていただきたいと思います。その時はよろしくお願いします。
22
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 12:04:57 ID:HficBbEs0
モララーが常にこっち見てるのがな…
23
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 14:39:52 ID:IrbZAkNsO
一行の長さとか行間とかAAとか投下前に見直せ
見辛いの一言に尽きる
24
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 18:28:47 ID:GppcpHGY0
おつー
>>23
の言う通りに投下前に確認してAAも直したらもっと良くなると思うよ
25
:
>>1
:2012/01/18(水) 18:52:51 ID:4/l4O8.oO
>>22-24
携帯から失礼します。みなさま貴重なご意見ありがとうございます。もっと修業して良いものを作れるように頑張りたいと思います。
次作投下の際はまたよろしくお願いします。
26
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 18:53:35 ID:GppcpHGY0
これ続けないの(´・ω・`)
27
:
>>26
:2012/01/18(水) 19:03:45 ID:4/l4O8.oO
一応続きモノの予定です。書き貯めはある程度してあるのですが今リアルが死ぬほど忙しいので、次回は来月あたりになると思います。それまでにどうにかクオリティも上げておきたいです。
28
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 19:05:56 ID:4/l4O8.oO
あー安価ががが。やっぱ電車でやるもんじゃないですね
29
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 19:19:12 ID:GppcpHGY0
>>28
期待してる!頑張れ
30
:
名も無きAAのようです
:2012/01/18(水) 20:43:15 ID:t9.ENq/M0
結構好みの設定だ
続きも期待
31
:
名も無きAAのようです
:2012/01/19(木) 01:57:55 ID:rApNMcNEO
これは期待
32
:
名も無きAAのようです
:2012/01/19(木) 03:37:58 ID:C54z/uis0
続くのなら酉つけた方がいいよ
33
:
名も無きAAのようです
:2012/01/19(木) 16:15:02 ID:gqxeQ4asO
面白い、頑張れ
34
:
名も無きAAのようです
:2012/01/19(木) 16:35:01 ID:Gb23IuLsO
作者こっちにも投下する事にしたのか
読みやすいから歓迎
35
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/19(木) 17:13:36 ID:gUSRY7FQ0
よく見たら題名間違ってました。正しくは「気紛れな相談屋のようです」です。
第二話は出来れば月末、無理なら来月中には投下させていただきます。
36
:
名も無きAAのようです
:2012/01/19(木) 19:48:16 ID:uWgAFVhoO
機紛れを「気まぐれなタイミング」って意味と勝手に解釈してて、面白いタイトルだなぁと思ってた俺のわくわく感を返せ
37
:
名も無きAAのようです
:2012/01/19(木) 20:07:49 ID:pIjVONdQ0
>>36
この続きに期待してワクワクを取り戻すんだ!
38
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:12:44 ID:QZu4cbNg0
続きます。
39
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:16:31 ID:QZu4cbNg0
( ・∀・)「ただいまー」
川 ゚ –゚)「おかえり、モララー」
( ・∀・)「おお、我が手下のクーちゃん。ただいま帰ったぞよ」
途端、モララーの眼の前が真っ暗になった。
それがクーの靴の裏であり、自分は顔面に見事なハイキックを食らった
のだと認識したのは、彼が尻もちをつき盛大に鼻血を吹きだした後だった
40
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:17:46 ID:QZu4cbNg0
( ∀ )「ぶべらっ!!」
川 ゚ –゚)「誰が誰の手下ですって?寝言は死んでから言いなさい」
( ・Å・)「あれ、クーは確か僕の助手だよね?
助手って僕よりも下な立場なんじゃないの?」
両方の鼻の穴にティッシュを突っ込みながらモララーが言う。
川 ゚ –゚)「私があなたよりも下?
本気で言ってるならその粗末なイチモツを粉砕するわよ」
( ・∀・)「心外だ」
気紛れな相談屋のようです 第二話「若気的ミステイク」
41
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:18:59 ID:QZu4cbNg0
川 ゚ –゚)「馬鹿な事言ってないで、依頼人の相手をしなさいよ馬鹿」
( ・∀・)「おー、そういえば来てたんだったね。どこに居るの?」
川 ゚ –゚)「応接室に待たせてるわ」
( ・∀・)「なんと!急がないと!」
大して広くもない事務所を疾走するモララー。絵にはならない光景である。
走る勢いそのままに応接室に続くドアを蹴破る。
42
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:21:50 ID:QZu4cbNg0
(*゚∀゚)「!」
バン!という大きな音と共に開いたドアは依頼者である女性をひどく驚かせた。
女性、と記述したが、正しくは少女と言ったほうがいいだろう。
学校の物らしい制服を着込んでいる。
(*゚∀゚)「あ、あの・・・」
( ・∀・)「はじめまして!僕はモララー!」
(*゚∀゚)「は、はあ・・・」
モララーからすれば平常運転だが、他人から見たら異常なこのテンション。
つーはすっかり引いてしまっていた。
( ・∀・)「さあ!自己紹介は互いに行う事に意味がある!
さあ君の名前を教えてもらおうか!」
( ;゚∀゚)「え、ええと・・・」
もはや傍から見たら脅迫である。
43
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:23:47 ID:QZu4cbNg0
川 ゚ –゚)「うるさいわモララー。うるさいというかうざい。黙りなさい」
( ・∀・)「なっ!僕の接客スタイルを否定するというのか!」
川 ゚ –゚)「いいえ、あなた自身を否定してるのよ」
( ・∀・)「心外だ」
(*゚∀゚)「あ、あのっ」
すっかり置いてけぼりになっていたつーが口を開く。
(*゚∀゚)「自己紹介しますっ。私の名前はつーといいます。高校生です」
( ・∀・)「two?変わった名前だ!」
川 ゚ –゚)「黙りなさい。モララララァ」
( ・∀・)「違うっ!僕はモララーだ!」
川 ゚ –゚)「はいはい、失礼かみまみたかみまみた」
( ・∀・)「まよいまいまい!?」
44
:
名も無きAAのようです
:2012/01/20(金) 23:24:58 ID:.askSzBsO
文字化けしてるのは俺だけか?支援
45
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:25:00 ID:QZu4cbNg0
(*゚∀゚)「あ、あの・・・」
おずおずとつーが二人に声をかける。
常人がこの二人のやりとりに割って入るのは難しいようだ。
川 ゚ -゚)「あ、ごめんなさい。さ、続けて」
そう言いながらクーはつーの向かいのソファーに座った。
( ・∀・)「あれ、僕座れないよ?」
川 ゚ -゚)「座れなければ、立っていればいいじゃない」
( ・∀・)「アントワネット!?」
川 ゚ –゚)「モララーも来たことだし、お話を伺います」
(*゚∀゚)「は、はい」
※※※
46
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:26:15 ID:QZu4cbNg0
産業でまとめるとこうなる。
・学校で「こっくりさん」を行った
・途中でメンバーの一人が逃げ出す
・それ以降その子は学校に来ていない(今日で四日目)
(*゚∀゚)「もう私怖くて怖くて・・・」
( ・∀・)「馬鹿じゃないの?」
川 ゚ -゚)「お黙るモララー。でも確かに、こっくりさんを
途中で投げ出すのはいただけないわね」
(*゚∀゚)「ご、ごめんなさい・・・」
川 ゚ -゚)「私に謝られても困るわ」
(*゚∀゚)「あう・・・」
なんとも厳しい女性である。
47
:
名も無きAAのようです
:2012/01/20(金) 23:27:02 ID:9OygEIM20
>>44
携帯だからじゃない?
おれはしてない支援
48
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:28:22 ID:QZu4cbNg0
( ・∀・)「人の接客スタイルにケチをつけながら自分はそんなどSな接客を!」
川 ゚ -゚)「何か言った?」
( ・∀・)「イイエナニモ」
(*゚∀゚)「私はどうすればいいんでしょうか・・・」
泣きそうになりながらつーが言う。もともと小さめの体躯であったが、
更に縮こまって見える。
( ・∀・)「こっくりさんって言うのはね」
モララーが今までとはうって変わってまじめな声で話しだす。
クーも当然それを感じ取っているので余計な茶々は入れない。
( ・∀・)「よく狐の霊を呼び出すって言われてるけど、
その不完全な召喚方法のせいもあって正規の、所謂
こっくりさんを呼び出せるって事は滅多にないんだ」
49
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:30:27 ID:QZu4cbNg0
(*゚∀゚)「そ、そうなんですか」
川 ゚ -゚)「学校っていう霊場的に見ても不安定な場所で行った
ということから考えても、確実にパチモンを呼び出してるでしょうね」
( ・∀・)「よしんば呼び出せたところで、求めらる対価が非道だか らね。あまりいいことはないよ、あの儀式には」
(*゚∀゚)「はい・・・」
( ・∀・)「とりあえず、その学校来てないっていう子の家に行こうか」
(*゚∀゚)「は、はい!」
川 ゚ -゚)「いってらっしゃーい」
モララーとつーがソファーから立ちあがる中、クーだけは優雅に紅茶を飲んでいた。
( ・∀・)「あれあれ、クーは来ないの?」
50
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:32:33 ID:QZu4cbNg0
川 ゚ -゚)「こっくりさん程度なら私が行く必要もないでしょ」
( ・∀・)「君は僕の助手だよね?」
川 ゚ -゚)「だって私クーだし」
( ・∀・)「すごく納得できたよ。さ、つーちゃん。
その子の家に案内してくれるかな?」
(*゚∀゚)「は、はい!」
川 ゚ –゚)ノシ「いってらっしゃーい」
※※※
( ・∀・)「でかい家だなあ」
荘厳な作りの門扉の前に立つモララーとつー。
インターホンを押してからモララーが声を上げた。
( ・∀・)「そういやその子の名前なんて言うんだっけ?」
51
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:35:18 ID:QZu4cbNg0
(*゚∀゚)「ペニサスです」
( ・∀・)「ペニス?おお、卑猥卑猥」
(;゚∀゚)「ち、ちがっ・・・」
二人がそんなやりとりをしているとスピーカーから声が聞こえてきた。
『はい・・・』
( ・∀・)「どうも、私ペニ (;゚∀゚)「さ!」スちゃんの担任のモ ララーといいます。え?娘から聞いていた名前と違う? ああ、交代したんですよ。はい、前の担任は死にまし た。惜しい人を亡くしました・・・」
(;゚∀゚)「ええっ!?」
( ・∀・)「はいはい、そうです。
で、ちょっと彼女の様子を見させて頂きたいのですが」
『・・・わかりました』
ガチャッという音と共に門扉が開く。
52
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:37:35 ID:QZu4cbNg0
改行いかれまくりワロタ。すみません
53
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:39:49 ID:QZu4cbNg0
( ・∀・)「さあ行くぞtwoちゃん!」
(*゚∀゚)「はい!」
※※※
母「こんにちは・・・」
そう言って出てきたのは、今となっては懐かしい教育ママを具現化したような女性だった。
( ・∀・)「どーも奥さん。知ってるでしょう?」
母「?」
( ・∀・)「あ、いや忘れて下さい。今日もペニサスちゃんが学校を 休んでいるのですが、何かありましたか?」
母「それが・・・部屋に籠りきりで・・・今日は塾に行く日だというのに・・・」
( ・∀・)「ふーむ、ちょっと部屋に案内してもらえますか?」
54
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:41:46 ID:QZu4cbNg0
ペニサス部屋前
母「ペニサス、先生が来て下さったわよ」
( ・∀・)「お母さん、ここは僕に任せてください。あなたはリビングで待機していて下さい」
母「・・・?はい・・・」
(;゚∀゚)(なぜ従うんだろう・・・)
( ・∀・)「さあて・・・」
そう言うとモララーは部屋のドアを蹴破った。
目に飛び込んできたのは、大量の参考書等が詰まった本棚。
装飾らしい装飾もない、無機質な部屋だ。
(;゚∀゚)「ちょおお!?」
( ・∀・)「さあ、ひきこもりのお馬鹿ちゃんはどこかなー」
呆気にとられるつーを尻目にズカズカと侵入するモララー。
55
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:42:48 ID:QZu4cbNg0
(‘、`*川「うう・・・」
部屋の中央に彼女は座り込んでいた。その顔色は青白く、
目の焦点は合っていない。
(*゚∀゚)「ペニサス・・・?」
( ・∀・)「君はちょっと下がってて」
そう言ってつーを制したモララーはゆっくりとペニサスに近付いて行った。
('、`*川「あ・・・ううう・・・」
頭を抱え、身体は小刻みに震えている。
( ・∀・)「・・・」
(;゚∀゚)「ペニサス!大丈夫!?」
( ・∀・)「来ちゃだめだよー」
56
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:44:38 ID:QZu4cbNg0
(‘、`*川「違う・・・違う・・・私は・・・ワタシは・・・」
何かをうわ言のように呟き続ける彼女に、モララーは話しかける。
( ・∀・)「何が違うていうのさ」
('、`*川「ワタシは・・・ただ・・・自由ニなりたかっただけ・・・」
( ・∀・)「自由ねえ、現代っ子らしい実に曖昧で無価値な願いだ!」
('、`*川「あ・・・う・・・あばばばばばb」
( ・∀・)「会話は無理かー。じゃあ仕方ない、僕の身体を提供してやるよ。ほら、さっさとその子から出てきな」
モララーがそう言った瞬間、ペニサスが床にへたりこみ、
モララーはよろめいて膝に手をついた。
(;゚∀゚)「!!」
駆け寄ろうとするつーをモララーが制す。
57
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:46:01 ID:QZu4cbNg0
( ∀ )「五秒・・・待って」
(;゚∀゚)「五秒・・・?」
※※※
モララーの精神世界
( ・∀・)「さあて、僕の中に入って来たのはどんな奴かな?」
モララーの言葉に呼応するように、何かが現れた。
「うひゃひゃひゃhy!新シイ身体ダ!」
それは黒い靄のの様な存在だった。ゆらゆらと揺らめいては居るが、
どうやら一応人の形をしているらしい。
( ・∀・)「・・・本当にただの雑魚かい。ツマンネ・・・」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ!オ前の身体俺ノ物!おマエのからダ俺のモノ!」
( ・∀・)「・・・おーい」
58
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:48:58 ID:QZu4cbNg0
「くぁwせdrftgyふじこlp;!!!」
( ‐∀‐)‐3「日本語でおk」
ため息をひとつ吐くと、モララーは誰ともなしに語り始めた。
( ‐∀‐)「世の中は様々な原則の下に動いている。たとえば、等価交換もその一つ。そして・・・」
指をパチンと鳴らす。すると、何もないまっさらだった空間が歪み始めた。
「ギャアアアアアアああああ!な、ナニが起きてルンダああああ!!??」
( ・∀・)「生きる力とは存在する力。、即ち意思の力。
実体を持たないような輩が僕を乗っ取ろうなんざ百億万年早いんだよ」
「嫌ダアアアアアア!!消えクないいいいいイイいいい!!!」
( ・∀・)「なら消さないでやろうか?」
59
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:54:08 ID:QZu4cbNg0
「消エたくナいいいいいいいいい!!!!」
( *・∀・)「なら消さないでやるよ!ただし対価はお前の『意識』だ!」
満面の笑みを浮かべながらモララーが声高に叫ぶ。
( *・∀・)「唯一『存在したい』という『意識』のもとに存在していたお前は、消されない代償になんの意思も持たずにただ存在するだけなのさ!!永久の時間をゴミのようにさ迷い続ければいいよ!!あはははははは!!」
まさにご満悦、といった様子のモララーは高笑いを続ける。しかし
「 」
すでに霊体は何も言わない。言えない。感じる事も、望む事もない。
ただ、そこにわずかに存在するのみ。
( ・∀・)「・・・」
( ・∀・)「くっだらね」
※※※
60
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/20(金) 23:55:32 ID:QZu4cbNg0
(*゚∀゚)「・・・にーい、さーん、しーい・・・ご」
どうやらつーは律儀に五秒数え続けていたようである。
(*゚∀゚)「ご、五秒たちましたよ・・・モララーさん?」
( ・∀・)「復活!」
(;゚∀゚)「あひゃ!」
( ・∀・)「元気百倍!モラパンマン!」
両手で力こぶを作るようなポーズをし、仁王立ちするモララー。
(*゚∀゚)「あ、あの・・・モララーさん大丈夫ですか?」
( ・∀・)「あ、平気平気。あと、ペニサスちゃんに憑いていた輩は退治しておいたから」
(*゚∀゚)「本当ですか!」
61
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/21(土) 00:01:34 ID:3KHtnalw0
( ・∀・)「やっぱこっくりさんに便乗してやってきた下級霊だったねー」
('、`*川「う・・・うーん」
(*゚∀゚)「あ、ペニサス!大丈夫!?」
('、`*川「あれ・・・なんでつーがここに?」
(*゚∀゚)「心配だから来たんだよ!あ、この人が助けてくれたからもう大丈夫だよ!」
('、`*川「え・・・あ・・・ありがとうございます・・・」
どうやらいまいち状況がつかめていないようである。
( ・∀・)「まあ何があったかは後でつーちゃんに詳しく聞くとして、一つだけ君に忠告をしておこう」
(‘、`*川「・・・?」
( ・∀・)「自由ってのは与えられるものではない。そもそも君の中での
自由って何なの?どうせ親の言う事を聞くの嫌になったとかじゃないのかい?
君がこっくりさんをやろうなんて言い出したのは」
(‘、`;川「!」
全てを見透かしたかの様に、モララーは続ける。
62
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/21(土) 00:02:51 ID:3KHtnalw0
( ・∀・)「君のわがままに友達を巻き込んで、あまつさえ自分が
率先して逃げるなんておかしいよね。正直憑依されたのも自業自得だよ」
(‘、`:川「はい・・・すみません」
( ・∀・)「僕じゃないんじゃないかなあ。謝るのは」
('、`*川「つー・・・ごめんなさい・・・」
(*゚∀゚)「べ、別にいいよ!ほら、ペニサスも無事だったし!」
( ・∀・)「おやまあ、なんと麗しい」
大して興味無さそうにモララーがあくび混じりに言う。
(*゚∀゚)「モララーさん。あの、対価は何を・・・」
( ・∀・)「まずは、ペニサスちゃん。君への対価だけど」
(‘、`*川「・・・」
63
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/21(土) 00:05:15 ID:3KHtnalw0
( ・∀・)「これからはこっくりさんなんかに頼らなくてもいいように強く生きる事」
('、`*川「え・・・それだけでいいんですか?」
呆気にとられたように言うペニサスに、モララーはやけに爽やかにこう返す。
( ・∀・)「それだけって言うけど君出来てなかったじゃん」
(‘、`*川「あう・・・」
( ・∀・)「この約束果たせなかったら追加徴収するからね。
僕は約束破られるのも嫌いだから、もしそんな事されたら君を殺しちゃうかもしれないよん」
笑いながら言ったはずのその言葉はペニサスを大いに震え上がらせた。
(*゚∀゚)「・・・あの、私は」
( ・∀・)「君はねえ・・・そうだなあ、好きな食べ物とかあるかい?」
(*゚∀゚)「え、えと、レバ刺しです」
( ・∀・)「渋いチョイスだなあ・・・」
64
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/21(土) 00:06:25 ID:3KHtnalw0
( ・∀・)「まあいいや。じゃあ君はレバ刺しを食べるのを十年禁ずる」
(*゚∀゚)「わ、わかりました」
( ・∀・)「まあ死にやしないでしょ」
※※※
事務所
( ・∀・)「ただいまー」
川 ゚ -゚)「おかえりー。どうだったの?」
ソファーに寝そべりながらクーが声だけを寄こした。
( ・∀・)「滞りなく終わりましたよー。予想通り下級霊だったねー」
川 ゚ -゚)「ほらみなさい。やっぱり私が出るまでもないわ」
( ・∀・)「そうかもしれんけどさあ」
65
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/21(土) 00:08:06 ID:3KHtnalw0
川 ゚ -゚)「夢魔である私がそんな雑魚いちいち相手にしてられないわ」
( ・∀・)「はいはい・・・僕の夢を食べなきゃ生きていけないくせに」
川 ゚ -゚)「何か言った?」
( ・∀・)「イイエナニモ」
川 ゚ -゚)「ならいいわ。あ、次の仕事の対価は現金がいいかも。そろそろ足しておきたいわ」
( ‐∀‐)「りょーかい。あー疲れた。昼寝しよっかなー」
モララーがそう言って上着を脱ぐと、そそくさとクーが抱きついてきた。
川 ゚ –゚) ジーッ
( ・∀・)「・・・」
上目遣いにモララーを見つめるクー。
川*゚ –゚)「・・・お腹空いた」
66
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/21(土) 00:08:54 ID:3KHtnalw0
( ・∀・)「・・・食べますか」
川*゚ –゚)「うん」
( ;‐∀‐)「また熟睡出来ないのか・・・」
川*゚ -゚)「さーベッドにいこー」
クーに手を引かれ、モララーは事務所奥の寝室へ消えていった。
気紛れな相談屋のようです 第二話「若気的ミステイク」
おわり
67
:
名も無きAAのようです
:2012/01/21(土) 00:09:49 ID:3.C5i8f.0
乙
クーの口調に違和感ががががが
68
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/21(土) 00:11:07 ID:3KHtnalw0
第二話おわりです。読みづらくてすみません。次こそミス無くしたい。頑張れ一太郎。
次回は来月です。あとクーの口調は仕様です。
読んでくださった方々、今回もありがとうございました。
69
:
名も無きAAのようです
:2012/01/21(土) 23:49:11 ID:M.usAhagO
ほんとモララーはこういうの似合うなあ
70
:
名も無きAAのようです
:2012/01/22(日) 00:49:06 ID:FKFvYGKQO
来てたのか。乙
>>69
あとドクオとかも似合う
71
:
名も無きAAのようです
:2012/01/22(日) 13:00:42 ID:sY.s4NxQO
渋の小説に似たようなのあるけど本人?
72
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/01/22(日) 16:13:17 ID:fuqj8YA.0
>>71
そうです
73
:
名も無きAAのようです
:2012/01/24(火) 03:37:03 ID:Izj3CCOsO
内容は好きだけど読みにくい
74
:
名も無きAAのようです
:2012/01/28(土) 11:37:33 ID:A49OeBGU0
支援
75
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:25:10 ID:jliQePqkO
はじめます
76
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:27:34 ID:jliQePqkO
携帯電話が震えている。
机の上にあったそれを手に取り、通話ボタンを押す。
( ・∀・)「もしもし、お客さんですか?」
気紛れな相談屋のようです
第三話
「本能的グリード」
77
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:29:34 ID:jliQePqkO
『あのー、相談したいことがあってー』
( ・∀・)「まあ相談屋ですからね」
『ですよね〜』
間延びしたような、それでいて媚びるような返事に若干モララーの眉が動く。
( ・∀・)「あなた今何処に居るんですか?」
『えっとお、○○町ですー』
( ・∀・)「あー、じゃあ事務所近くなんで、直接伺います。住所は・・・」
相談屋の所在地を告げ電話を切るモララー。同時に、寝室の方からクーがやって来た。
78
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:31:19 ID:jliQePqkO
川 つ -゚)「うー・・・お客さん?」
寝ぼけ眼でふらふらと覚束ない足取りである。
パジャマ代わりのワイシャツも寝乱ている。
( ・∀・)「そ。今から来るよー」
川 ゚ -゚)「あら、着替えなきゃ」
( ・∀・)「まったくだよ。目のやり場に困るったらない」
ワイシャツは殆どボタンが留まっておらず、半裸どころか七割裸であった。
川 ゚ -゚)「きゃーへんたーい」
( ・∀・)「心外だ」
川 ゚ -゚)「チラ」
79
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:32:38 ID:jliQePqkO
( ・∀・)「こら」
ワイシャツをヒラヒラさせて挑発するクーを寝室に押し込む。
壁| -゚)「いつももっと凄いことしてるのに」
( ・∀・)「お黙るっ、さっさと着替えないと襲うぞ」
「きゃーおかされるー」などと言いながら、ようやくクーは寝室に引っ込んだ。
( ・∀・)「まったく」
※
※
※
80
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:33:45 ID:jliQePqkO
|゚ノ ^∀^)「こんにちは〜」
川 ゚ -゚)「ようこそ」
( ・∀・)「いらっしゃーい」
事務所を訪れたのは二十代前半とみられる女性だった。
緩くウェーブのかかったセミロングの髪を明るめの茶色に染めていた。
( ・∀・)(まきぐそヘアー・・・)
川 ゚ -゚)「今日はどのようなご用件で?」
|゚ノ ^∀^)「えっとお、最近身体の調子が悪くてー」
( ・∀・)
川 ゚ -゚)
一瞬、場の空気が凍ったような気がしたが別にそんなことはなかったようだ。
81
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:35:02 ID:jliQePqkO
( ・∀・)「病院行きなよ」
|゚ノ ^∀^)「お医者さんには行ったんですけどー、全然悪いところはないんですよー」
川 ゚ -゚)「具体的にどのような症例が?」
|゚ノ ^∀^)「えっとー、身体が上手く動かなかったりー、視力が急に下がったりー」
川 ゚ -゚)「・・・」
( ・∀・)「あっ、自己紹介忘れてた!僕はモララー!君の名前は?」
唐突に切り出すモララー。
クーはと言うと、何かを考えているように押し黙っている。
82
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:36:17 ID:jliQePqkO
|゚ノ ^∀^)「えっとー、私はー・・・あれ?」
川 ゚ -゚)「?」
( ・∀・)「?」
|゚ノ ^∀^)「ええと、ええと・・・あ!思い出した!私はレモナっていいますー」
( ・∀・)「お、おう」
|゚ノ ^∀^)「最近物忘れもひどくてー」
けらけらと笑う彼女だったが、はたして自分の名前を忘れる等ということがあるだろうか。
( ・∀・)「・・・わかりました!具体的な調査は明日から始めますので、また同じ時間にいらして下さい!」
|゚ノ ^∀^)「はーい。失礼しまあす」
※
※
※
83
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:37:58 ID:jliQePqkO
( ・∀・)「どう思う?」
川 ゚ -゚)「マジキチ」
( ・∀・)「まあそれも有り得る」
レモナが去った後、モララーとクーはお茶を飲みながら話し合っていた。
川 ゚ -゚)「・・・もしくは、『虚言癖』かしら」
( ・∀・)「ですよねー」
虚言癖。嘘や誇張を言ってしまう癖。
始めのうちはいいが、そのうち自分でも嘘なのか本当なのか区別がつかなくなる。
−そして、虚構と現実の境界が崩壊した時には
( ・∀・)「吐いてしまった嘘を真実にするため、対価が自動的に取り立てられる」
84
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:39:14 ID:jliQePqkO
川 ゚ -゚)「末期症状ね」
( ・∀・)「知らず知らずのうちに対価として自身の健康やら記憶やらを失ってるんだろうね」
おお、こわいこわいと言いながら紅茶を飲むモララー。
川 ゚ -゚)「どうするの?モララー」
( ・∀・)「あの子の素性が知りたい。調べてくれる?」
川 ゚ -゚)「りょーかい」
( ・∀・)「『夢見』ですぐだよね?」
川 ゚ -゚)「まあね。ちゃちゃっと記憶探ってくるわ」
※
※
※
85
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:40:58 ID:jliQePqkO
川 ゚ -゚)「ただいまー」
( ・∀・)「はやっ」
クーが「調べて来る」と言って寝室に引っ込んでから再びここに戻って来るまでわずか五分。
川 ゚ -゚)「ふふん、褒めたたえなさい」
( ・∀・)「キャークーチャーンマジクーチャーン!」
川 ゚ -゚)「馬鹿にしてるのかしら?」
( ・∀・)「心外だ」
まあいいわ、と言いながらクーはソファーに腰掛ける。
川 ゚ -゚)「やっぱり彼女、虚言癖ね」
そう切り出して、クーの報告が始まった。
86
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:42:47 ID:jliQePqkO
川 ゚ -゚)「彼女今四人のと同時に交際しているみたいね」
( ・∀・)「なんでまた」
川 ゚ -゚)「金づるにしてるんでしょう。『私とっても重い病気なんです』とかいって、
中年親父相手に援助交際みたいなこともやってるし」
モララーの用意した紅茶に手を伸ばすクー。
( ・∀・)「重い病気ねえ」
川 ゚ -゚)「ええ。自称不治の病。これまでに数百万ほど騙し取ってるみたいね」
( ・∀・)「ん?不治の病?」
川 ゚ -゚)「そ。彼女身体の不調を訴えてたでしょ?」
( ・∀・)「あーらら」
87
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:44:43 ID:jliQePqkO
自分は病気だからお金が必要なんだ。
その嘘が真実になるには
本当に病気になってもらわなければ
川 ゚ -゚)「どうするの?助けてあげるの?」
首を傾げながら尋ねるクーに対し、キッパリと言い放つ。
( ・∀・)「やだよ。僕嘘つききらいだから」
それに、とモララーは続ける。
( ・∀・)「対価を強制徴収されるような末期の奴が、僕に払える対価なんか持ってないだろうしね」
ほっといても直に死ぬさ。そう言ってモララーは興味なさ気に雑誌に手を伸ばす。
88
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:45:57 ID:jliQePqkO
川 ゚ -゚)「御明察」
( ・∀・)「?」
川 ゚ -゚)「調べてる途中で感じたんだけどね、彼女車に跳ねられたみたい」
( ・∀・)「あらら。だから調べるの早かったの?」
川 ゚ -゚)「そ。深層心理に入ってる途中で跳ねられたみたいで、急にイメージ途切れちゃって」
( ・∀・)「嘘の対価として身体が動かなくなったところを跳ねられたか・・・」
川 ゚ -゚)「あるいは、直接命を取られたか」
どちらにしても、と二人の声が重なる。
「興味ないけどね」
※
※
※
89
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:47:08 ID:jliQePqkO
川 ゚ -゚)「報告よ」
新聞を読んでいたモララーにクーが声をかける。
( ・∀・)「なに?今日のパンツの色?」
黒ですが何か?と言いながら振り下ろされたブロンズの置物がモララーの脳天を直撃する。
( ∀ )「ぶべらっ!!」
川 ゚ -゚)「彼女のその後が分かったわ」
( ∀ )「その後って・・・死んだんじゃ・・・」
机に流れ出た自身の血の海に顔を沈めながらモララーが答える。
川 ゚ -゚)「彼女まだ生きてるわ」
( ・∀・)「mjsk」
顔を上げるモララー。既に傷は塞がっている。
90
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:48:12 ID:jliQePqkO
川 ゚ -゚)「代わりに、彼女の家族、交際していた男達が変死」
( ・∀・)「!」
川 ゚ -゚)「更に彼女は重度の精神障害を負ったみたい。ま、簡単に言えば廃人」
( ・∀・)「とゆーことはつまり」
生きたいという純粋な願いを叶えたわけか、それらを対価に。
モララーが呟く。
( ・∀・)「もはや虚言癖で済ませられないなあ。『価値が分かる人間』になっちゃってるじゃん」
川 ゚ -゚)「どうするの?」
( ・∀・)「うん、殺そう」
あまりにも自然にそう言うモララー。
91
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:49:38 ID:jliQePqkO
( ・∀・)「理性失って本能だけで生きてる彼女にはあまりにも危ない能力だからね。
世のため人のため、速やかにくたばっていただこう」
川 ゚ -゚)「方法は?」
( ・∀・)「クーに任せる。肉体的にじゃなくて、精神的にと言うか、
存在そのもの殺さないといけないから。クーなら簡単に出来るでしょ?」
川 ゚ -゚)「なんか今回私ばっか働いてる気がする」
ぶつぶつ文句を言いながらも、「まあいいか」とクーは出掛けて行った。
「久しぶりに人を殺せるし」
そんな一言を残しながら。
※
※
※
92
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:50:47 ID:jliQePqkO
|゚ノ ^∀^)「あー・・・うー」
川 ゚ -゚)「こんにちは、会うのは二回目なのだけれど、覚えているかしら?」
|゚ノ ^∀^)「えうー」
何もない、真っ白な空間。
全てを失ったレモナの精神の世界に二人は相対していた。
|゚ノ ^∀^)「くぁwせdrftgyふじこlp」
川 ゚ -゚)「醜いものね。そこまでして生に執着する気が、私にはわからないわ」
死なないのも暇なのに、と言いながらクーが指を鳴らす。
93
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:52:09 ID:jliQePqkO
その音を合図に、強欲な彼女の世界は崩壊を始めた。
|゚ノ ^∀^)「!?」
唯一残されていた「生存欲」が反応する。
いけない
このままでは
きえてしまう
川 ゚ -゚)「私は夢界の王、クールヴァン・ドリーター。夢(精神世界)の中で私に抗うことなんて」
「出来ないのよ」
その言葉と同時に、せかいがおわった。
※
※
※
94
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:53:53 ID:jliQePqkO
川 ゚ -゚)「疲れたー」
モララーに腰を揉ませながらクーが言う。
( ・∀・)「ごっくっろーさんっと」
ベッドに俯せになっているクーに跨がりマッサージをするモララー。
川 ゚ -゚)「んー、でも恐怖心抱かない奴をやっても何にも面白くないわねー」
( ・∀・)「サディストめ。はい、終了」
マッサージを終えたモララーがベッドから降りようとすると、クーがそれを阻止する。
川 ゚ -゚)「さてモララー。お腹が空いたわ」
( ・∀・)「・・・今から?」
95
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:55:45 ID:jliQePqkO
川 ゚ -゚)「仕事帰りですから」
がっつりいただくわ、等と言いながモララーをベッドに引きずり込む。
(;・∀・)「な、何をご所望で?」
川*゚ー゚)「そうねえ・・・」
とびっきりの淫夢を、頂こうかしら
気紛れな相談屋のようです
第三話「本能的グリード」
おわり
96
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 00:57:41 ID:jliQePqkO
第三話おわりです。読んで下さった皆様、ありがとうございました。
第四話はまた月末か来月始め頃になると思います。その時はまたよろしくお願いします。
97
:
名も無きAAのようです
:2012/02/06(月) 01:37:43 ID:37AK9yGI0
乙
98
:
名も無きAAのようです
:2012/02/06(月) 07:24:00 ID:aUeQFTR.0
乙。ダークヒーロー的な感じで面白かった
99
:
名も無きAAのようです
:2012/02/06(月) 11:18:44 ID:5UJjDKuUO
いい雰囲気で好きだ。化物語とかホリックっぽい
100
:
◆jtHtMr3tGQ
:2012/02/06(月) 19:28:52 ID:jliQePqkO
>>86
訂正
川 ゚ -゚)「彼女今四人の男と同時に交際しているみたいね」
です。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板