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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
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とりあえずスレ立てです。
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あ…あ…
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ブーン!!
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ぎゃあ
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あぁぁぁぁぁぁぁぁぃぁあ
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うあああああ
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ショボン……!
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うわあああああああああ
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選べ得る選択肢のなかでは、最善だった。
それでもショボンの身を貫くことは、できなかった。
ショボンは既に、右のZに力を込めている。
"終わりだ"。
その言葉がショボンの口から発されることはない。
物語っているのは、表情のみだ。
ショボンの左足が近づく。
同時に、右のZの形が、ぶれた。
静止していたものが、動き出したのだ。
Yを回避すべく遠ざかっていた左のZも、今は振り下ろされようとしている。
懸命にYを引き戻そうとするも、腕の力だけではあまりに遅い。
ショボンは、この形を狙っていたのだ。
Yを躱せるかどうかは博打だったのだろうが、成功したことで、ショボンは万全の形を取れたのだ。
自分からすれば、絶体絶命の形を。
(;゚ω゚)「オオオオオオォォォォッ!!」
堪らずに重心を後ろにかけた。
しかし、足がついてこない。
ただ背中だけが、地面へと向かっていく。
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おおおおおおおおおお!!!!
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おおおおお
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避けてくれ…!
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おおおおおぉぉぉ!
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どうなる
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うわあああああああああああああ
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アルファベットYの重みも支えられず、左手は柄から離れ、自分の右側へと落ちていく。
右手からは離さない。しかし、すぐさま体勢を整えてショボンに立ち向かうこともできない。
世界の動きは重みを増して、全てが緩やかに流れているように思えた。
しかし、だからこそ、はっきりと分かるのだ。
無様に倒れこもうとしている自分と、それを追って刃を向けるショボンとの関係が。
もう少し早く倒れこんでいれば、足を振り上げることができただろうか。
しかしそれも、届かない可能性が高い。
ショボンも恐らく計算に入れていたのだろう。
どうあっても、絶望的。
そう思いたくはないが、そう思ってしまうのだ。
もはや、悟るしかない状況なのだ。
(; ω )(み……んな……)
(; ω )(ごめん……だお……)
死力は、尽くした。
それでも、敵わなかった。
無理で、無茶で、無謀だった。
今までヴィップが積み上げてきたもの全てを、崩してしまった。
全てを賭けた一騎打ち。
自分に足りないものは、あまりに多すぎたのだ。
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ぎゃああああああ
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がんばれ!!
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自分を捨てて戦える者にはああああああああああああああああ!
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おいいいいいいいいいいいいい!!!!
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このまますんなり殺しそうだから困る
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うああああああああああああ
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あきらめるな!!
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うわああああああああああああ
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まだだぁぁ!
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あああああああああああ!!
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おいおいおいおい
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どうにかなれ!
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ああああああああ
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ドクオはあきらめなかったぞ!おもいだせ!
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ふぅ…
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ショボンは言った。国に賭ける思いの強さが、勝敗を分けると。
つまり自分は、その点でショボンに負けていたのか。
違う、と主張したい。
しかし、勝負の世界では、敗者の言葉などただ霧散するだけだ。
国に対する気持ちの軽さが、刃の軽さだった。
ショボンに、そう言われているような気がした。
いかにYの刃が重かろうと、相手に響かなければ一緒なのだ。
この、刃の軽さは――――
(; ω )「ッ……!?」
――――違う。
国に賭ける気持ちの重みのせいではない。
刃は決して軽くはない。
アルファベットの重量が変わるはずはないのだ。
それでも、動く。
右腕が、上がる。
自分にはまだ、最後の一撃が残されている。
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最後まで諦めるなああああああああ
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いくんだ!!ブーン!!
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うおおおおおおおおおおおお
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いけえええええええ!
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いけ−−−−!
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いっけえええええええええええええええええええええええええええええ
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いけいけいけいけいけいけ!!!!!
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ヴィルぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
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いけええええええ!!!
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ブーンがんばれええええええええ
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ブーン!
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いっけぇぇぇ!
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いけえええええええええええええ!!!!!
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片手でか・・・
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イクううううううううう
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いけええええええええ
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決着だッ!
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――双頭の森――
"終わりだ"と。
心の中で言い放った。
危険な賭けだったことは間違いない。
自分が思っていたよりも、ブーンの一撃は遥かに鋭かったのだ。
しかし、際どくも回避することができた。
無防備なブーンに刃を向けた。
そこでブーンは、何を考えたか、あるいは何も考えていなかったのか、重心を背中に移動させた。
無様としか言いようがない格好と表情のまま、倒れ込んでいったのだ。
背中が地面に着く前に、体を貫くべきだ。
無意識がそう判断し、瞬時にブーンの体を刃で追った。
地面に接した後では身動きを取られる可能性があるためだ。
この局面で最も警戒しなければならなかったのは、蹴りだった。
倒れ込んでいる最中でも唯一繰り出すことのできる攻めだからだ。
しかし、注意を忘れなければ問題はない。
意識できた時点で、もう充分だ。
(´・ω・`)(……長かったな)
(´・ω・`)(しかし、勝敗を分けたのはやはり、気持ちだ)
(´・ω・`)(お前の、国に対する気持ちの軽さが、刃の軽さだったんだ)
声に出すことはない。
勝敗の分岐点は、自分のなかに閉じ込めておけばいい。
ブーンに聞かせてやる必要など、ないのだ。
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dkdk
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ブゥゥゥゥゥゥン!
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ブーン!
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ブーン! ブーン!
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ブーン頑張れ
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ショボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
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国への重いなら・・・!!!
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立ち上がれええええブーン!
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ここで雌雄を決するぞ!!
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ブーン頑張れ!
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ショボンが子安か置鮎で再生される
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相打ち…か…?
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言ってやりたいことは山ほどある。
自分の勝因、ブーンの敗因。
積み重ねてきた過去の話、そしてこれから積み重ねる、未来の話。
いずれも、もはやブーンにとってはどうでもいいことだろう。
最後まで気概を失わず、自分から視線を外さないのは大したものだ。
苦し紛れに身を捩じらせているのも、諦念を抱いていないが故だろう。
それでいい。
その姿こそ、最後の相手として相応しい。
最高の好敵手を討ち果たすことで、自分は天下へと至るのだから。
覇道の終着点に、至――――
(´・ω・`)「ッ……?」
――――懸命に、体を捻っている。
そのブーンの様は、滑稽だと笑うこともできただろう。
まだ、ブーンの背中は地面に接していない。
倒れ込みながら、必死の形相で、上半身を左側に捻っているのだ。
足掻きとも呼べないような行動だった。
そう、思っていた。
だが、ブーンの右手に握られているのは、アルファベットY。
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きたああああああああああああ
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うわあああああああああああああああああああ
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薙ぎ払え!!!!!
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いっけええええええええええええ!!
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うおおおおぉぉぉ
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いけえええええ
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ショボン派からしてもここで間に合ってほしいって思いだろうな
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うおおおおおおおおおおおおおお
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うわおおおあうおおおう
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('A`)( ゚∀゚)(‘_L’)( ´∀`)(=゚ω゚)(-_-)( ><)( <●><●>)
(,,゚Д゚)ξ゚⊿゚)ξ( 釻-釻)( ゛ロ゛)(‐λ‐)
頑張れ!ブーン
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最長尺であり、最重量でもあるアルファベット。
片手で扱える代物では、決してない。
体勢が不充分な状態では尚更だ。
それでも、アルファベットYが、動く。
まともに振るえるはずがない。
自分でさえ、片腕では御せなかったアルファベットだ。
疲労困憊のブーンが、振るうことなど、できるはずがない。
その、はずなのに――――
(#゚ω゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!」
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>>592
うあああああああああああ
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ひけええええええええええええブゥゥゥゥゥゥゥン!!!
かわせええええええしょぼおおとおおおおん!!!
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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
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うおおおおおおおおおおお
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いけぇえええええええええええええええええ!!!!
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うおおおおおおおおおおおおおおおおおお
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いけえええええええええええええええええええええええええええええええええ
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届け――――――――!!
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決めろ!
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いけえええええええええええええ!!!!
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最後だ!
もう一度だけ頑張れ!
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おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
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支援!
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かわせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
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とどけええええええええええええええ
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おおおおおおお
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いっけえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!
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うわああああああああああああああ!!!!!!
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――――右腕、一本。
持ち上がり、振るわれた、アルファベットY。
刃は、自分の体を両断しようとしている。
そして自分の心は、動揺と焦燥に支配されている。
アルファベットZは、突き出したまま体を貫くつもりだった。
一歩、大きく踏み出せばブーンに届く。
だがそれより先に、Yは自分を裂こうとしている。
思考の余裕さえなかった。
咄嗟に、左のアルファベットZをYに向けた。
力を込めることができない。
ブーンのYを、弾けるかどうか、分からない。
弾けずとも、僅かでもYを抑えることができれば、その間に右のZがブーンを討つ。
抑えられなければ、命はない。
最後の最後で、五分の勝負に持ち込まれた。
そうだ、ここからだ。
ここからが、気持ちの勝負なのだ。
構わない。
心で、ブーンに負けているはずがないのだから。
掴むしかない。
勝利を、栄光を、天下を。
ラウンジの未来を。
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しぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんんん!!!!
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いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
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このギャラリーの湧き様が2005年時代のブーン系を髣髴させるわ
しみじみ
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もうなんて言っていいのかわからない
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どっちも勝ってええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!
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ここでZが二刀流であることがこんなに活きてくるとは。熱い
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なんという魂を削った文章
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どっち応援していいのかわからねえ
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