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( ^ωメ)は最低野郎のようです
1
:
名も無きAAのようです
:2011/10/26(水) 02:27:45 ID:96gQpY/U0
アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントは、100年に及ぶ戦争を続けているが今はもう開戦理由も定かではない。
200を超える惑星を巻き込んだ銀河規模の戦争となり、戦闘は果てしない消耗戦へと展開していく。
両陣営とも戦力は疲弊の極みに達し,ついにはアストラギウス銀河暦7213年07/09ギルガメスとバララントの決着はつかぬまま休戦協定が結ばれた・・・・・・
ここはギルガメスの主星「惑星メルキア」戦時中バララントによる攻撃で、星の環境は破壊しつくされ人口は1/4まで減少している。
大地は荒れはて不毛となり、空からは酸の雨が降り地上を蝕んでいた。
その荒廃した星、メルキアに1人の男が現れる・・・・・・
125
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 00:57:14 ID:nKu67q120
モナーの運転するトレーラーが街に着いたが、ブーンは降りられなかった。
ここは訓練所の兵士が酒と娯楽を求め立ち寄る。どこで見られているかわからない。
( ´∀`)「それじゃあ買出し行ってくるモナ」
モナーはトレーラーを降りてどこかへ消えていった。
( ^ωメ)「どうしたもんか・・・・・・」
ブーンは訓練所攻略を考える。
しかし、名案は浮かばない。
センサーと地雷が張り巡らされ、ATでは近づけない。
ヘリを使っても高射砲で落とされる。
正面突破も自殺行為だ。
なにを考えても思いつきはしなかった。
そこにモナーが帰ってきた。
126
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 00:58:09 ID:nKu67q120
( ´∀`)「数日分の食いもんとか買ってきたモナー」
( ^ωメ)「ありがとう」
( ´∀`)「そういや面白い話聞いたモナー」
( ^ωメ)「?」
( ´∀`)「あの訓練所が下水とPR廃液を川に垂れ流しで、この辺の人間は全員迷惑してるらしいモナ」
( ^ωメ)「ふむ・・・・・・」
ブーンは手を止め考え込む。そして何か思いついたようだ。
( ^ωメ)「モナーあの辺の上下水道を調べてくれないか」
( ´∀`)「あいよ。明日また来るモナ」」
モナーはまた街に消えていった。
127
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 00:59:59 ID:nKu67q120
( ^ωメ)「これで全部終わる」
ブーンはトレーラーの荷台で拳銃を分解整備し、ナイフを研ぐ。
食事をし、生活リズムを戻すため無理やり寝た。
朝にモナーが帰ってきた。
( ´∀`)「いろいろわかったモナ」
( ^ωメ)「本当か」
( ´∀`)「あの辺には昔、都市があった見たいモナ。
バララントの爆撃で地表の建物は吹っ飛んだが、地下水道や地下鉄網は残ってるみたいモナ。
あいつらが使ってるのはそのうちの一本らしいモナ」
( ^ωメ)「なるほど・・・・・・」
( ´∀`)「どうするモナ?」
( ^ωメ)「その地下網を使ってあそこに接近する」
( ´∀`)「おk」
さっそく準備に取り掛かった。
128
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:01:11 ID:nKu67q120
( ´∀`)「良いもの手に入ったモナ」
モナーが手に入れたのは爆撃前の都市の地図だった。
( ^ωメ)「あの訓練所近くに駅があったのか。もしかしたら」
シャベル、つるはし、ガスマスク酸素ボンベ、レーザートーチ、その他もろもろ。
道具を揃え、モナーが聞いてきた廃地下鉄道へと侵入する。
( ^ωメ)「行くか」
ヘルメットライトを点け、コンパスを頼りに訓練所のある方向に歩いていく。
距離測定器をもち、帰りに迷わぬように目印を付けながら。
( ´∀`)「簡単にいけるモナかねー」
モナーは道具を積んだ台車を押す。
出発地点から廃駅にまっすぐ地下鉄道が通っていれば、訓練所の真下を行く。
コンパス、距離計、地図を重ね合わせ真下と思われるところに到着する。
129
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:01:58 ID:nKu67q120
( ´∀`)「ここモナか」
二人は上へと掘り始めた。
( ´∀`)「あらよっとモナ」
トンネル上部のコンクリートをはがす。
そして、土を上へと掘っていく。
休憩を挟みながら長い作業が続いた。
( ^ωメ)「この臭いは・・・・・・?」
ブーンは掘削作業の途中ある臭いに気がついた。
( ^ωメ)「PR廃液の臭いだ」
ATを循環しているPR液は、一定時間を過ぎると老化して、新しいものと交換となる。
そのとき発火性をなくすため、薬物を入れ廃棄される。
ただでさえ臭気の強いPR液だが、さらに強烈な臭いを発するのだ。
130
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:03:42 ID:nKu67q120
( ´∀`)「たしかにあの臭いモナ」
さらに掘り進めるうちに、臭いは強くなった。
そして、大きな下水道と合流すると汚物と混ざってとんでもない臭いになっていた。
(;´∀`)「うへーマスク持ってきてよかったモナー」
ブーンは耐圧服なので標準的なヘルメットと酸素ボンベをした。
( ^ωメ)「この廃液が出ているところまで行きたい」
2人は上流へと進んだ。
すぐに廃液を出しているパイプを見つける。そしてすぐ近くにマンホールも見つけた。
一旦引き返し、ブーンは考えた作戦の全容をモナーに告げる。
( ´∀`)「わかったモナー」
ブーンとモナーは訓練所攻略に向けて準備を始めたのだった。
131
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:04:50 ID:nKu67q120
それから数日たち・・・・・・
検問所を1台のトレーラーが通った。
( ´∀`)「バレてないモナー」
先ほど、モナーとブーンはここにATを届ける業者のトレーラーを奪っていた。
事前に調べ社員証も偽造してある。
訓練所の門もとおり、大きな倉庫へとトレーラーを入れた。
( ´∀`)「注文のAT8台モナ」
奪った注文書をだし、倉庫にいる兵士にサインを求める。
兵士はトレーラーの扉を開け中を確認した。
( ゚д゚ )「奥に1機注文していないカスタム機があるぞ」
(;´∀`)「さぁ?積荷のことはよく知らんモナ」
( ゚д゚ )「ちょっと待ってろ」
無線でなにやら話している。上官を呼んでいるようだ。
しばらくして、フサギコが来る。
132
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:05:39 ID:nKu67q120
ミ,,゚Д゚彡「トレーラーにはこの男以外居なかったか?」
( ゚д゚ )「はい」
フサギコはカスタム機を確認する。
ミ,,゚Д゚彡「貴様、ブーンの仲間か?」
(;´∀`)「なんのことモナ?」
ミ,,゚Д゚彡「正直に言わないとためにならないぞ」
フサギコは拳銃を突きつける。とっさにモナーは手を上げた。
(;´∀`)「ほっ本当になにも知らんモナ・・・・・・」
ミ,,゚Д゚彡「演技が下手だな」
引き金を引いた。銃弾がモナーの頭を掠める。
133
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:06:21 ID:nKu67q120
そのときである。
近くでとてつもない爆発音がした。
すぐさま衝撃が伝わってくる。
ミ,,゚Д゚彡「なんだ!?」
フサギコは銃を構えながら無線を出す。
ミ,,゚Д゚彡「状況を知らせろ!全員戦闘配置だ!」
ミ,,゚Д゚彡「こいつを見張ってろ!怪しい動きをしたら殺せ」
フサギコは兵士に指示し、駆け足で倉庫から出て行った。
(;´∀`)「ふぅ・・・・・・」
134
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:07:52 ID:nKu67q120
モナーは胸をなでおろしたが、今度は倉庫の兵士がサブマシンガンを構えている。
( ゚д゚ )「何か言いかけたな?」
(;´∀`)「いや、別にモナ」
( ゚д゚ )「言わないなら、殺すまでだ」
サブマシンガンの引き金に指を掛ける。
( ^ωメ)「おっと銃をおろすんだな」
いつの間にか兵士の後ろにはブーンがいた。
ブーンは拳銃の銃口を兵士の後頭部に押し付ける。
( ^ωメ)「モナーこいつを縛ってくれ」
( ´∀`)「おkもな」
ブーンは兵士から無線を奪い、モナーが縛り上げる。
135
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:09:27 ID:nKu67q120
( ´∀`)「しかし、すごい爆発だったモナ。PR液を相当貯蔵してたモナ」
( ^ωメ)「ATも大分吹っ飛んだぜ。やつらが用心のために多数配備していたが幸いだった」
ブーンはトレーラーに積んだ愛機に乗り込む。
( ^ωメ)「モナーは地下通路から脱出してくれ。あとは俺がやる」
( ´∀`)「わかったモナ」
モナーは地下通路へと退避していった。
そこに、先ほど奪った無線機に通信が入る。
136
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:10:13 ID:nKu67q120
ミ,,゚Д゚彡「あの男はどうなった?」
( ^ωメ)「よう、久しぶりだな」
ミ,,゚Д゚彡「その声は!?」
( ^ωメ)「俺だよ」
ミ,,゚Д゚彡「ブーン!」
ブーンは思い切りペダルを踏みATを発信させる。倉庫のシャッターをタックルで破り外へ出た。
すぐさま構えて、重機関銃、高射砲が設置してある場所にソリッドシューター、ミサイルを撃ち込む。
さらに見張り台へ残りのミサイルを叩き込む。一瞬の出来事だった。すばやく整備工場のシャッターにヘビーマシンガンの銃口を向ける
そして、整備工場からATが出来てきた。
137
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:11:12 ID:nKu67q120
( ^ωメ)「もらった」
フルオートで撃ち続け、出てこようとしたATが爆発する。
ミ,,゚Д゚彡「ブーン!貴様!」
青いヘビー級ATが工場からローラーダッシュで飛び出す。フサギコの乗ったダイビングビートルだ。僚機2体付いている。
ブーンは牽制射撃をしながら、バックし後方の兵舎へと回り込む。
( ^ωメ)「借りを返しに来たぜ」
ミ,,゚Д゚彡「ふざけるな」
フサギコと僚機も後を追い兵舎へと回り込んだ。
138
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:12:32 ID:nKu67q120
ミ,,゚Д゚彡「止まれ!」
フサギコが指示を出すが僚機1体にブレーキが遅れ、ブーンの待ち伏せの餌食となった。
ブーンの放つ銃弾で爆散する。そしてすばやく離れていった。
ミ,,゚Д゚彡「くそうっ・・・」
兵舎が並び道が網の目状になっていて、見通しが悪い。
フサギコと僚機は壁伝いに慎重に進む。
ミ,,゚Д゚彡「どこにいる・・・・・・」
フサギコは耳を凝らす。建物の反対側から音が聞こえる。
とっさに離れたが、僚機はブーンの窓越しの射撃をまともに食らった。
フサギコはブーンの方向へと行った。ブーンもさがり、2人はグラウンドへとでる。
139
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:13:44 ID:nKu67q120
( ^ωメ)「こい!」
広場で2機のATが目まぐるしく奔る。
お互いマシンガンを撃ちつづけるが、有効弾はない。
ミ,,゚Д゚彡「貴様は強くなりすぎた。あの時、死亡を確認しておくべきだった」
( ^ωメ)「もう遅い!これで全部終わらせる!」
ミ,,゚Д゚彡「全部だと?」
2人とも弾を撃ちつくした。フサギコはブーンの弾切れを確認し、リロードに入らず格闘戦を挑んだ。
ブーンもシールドのパイルバンカーを構える。しかし、フサギコは格闘戦になれば十中八九パイルバンカーだと読んでいた。
ブーンの攻撃はかわされ、フサギコが懐に潜り込む。頭部にアームパンチを浴びせられ、機体頭部が吹き飛んだ。
140
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:15:34 ID:nKu67q120
ミ,,゚Д゚彡「降参しろ。ブーン!」
( ^ωメ)「まだだ!」
ブーンはフサギコのATに飛びついた。ATの頭部につかまる。
ミ,,゚Д゚彡「何をする!?」
必死に振り払うが、落とせない。ブーンは左手をカメラ部分にかけた。
指を隙間に挟み込み、めくりあげるように剥がそうとする。
( ^ωメ)「うおぉ」
カメラ部分が取れた。ブーンからフサギコが見える。
ブーンは拳銃を取り出し連射した。
141
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:17:58 ID:nKu67q120
ミ,,゚Д゚彡「げほっ」
銃弾はフサギコの腹部に命中した。フサギコ吐血して動かなくなった。
ATも停止する。ブーンは降りて乗っていたATに戻る。
頭部が飛んだだけならカメラ機能以外は動く。
そのままショボンのいる建物へと向かった。
門をマシンガンで破壊し、ATのまま階段を上る。
扉を開けていく。1番大きい扉の部屋にショボンはいた。
142
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:20:17 ID:nKu67q120
(´・ω・`)「やあ、来たのかい」
ショボンは椅子に座っていた。
(´・ω・`)「もう僕にはカードがない。終わりだよ」
( ^ωメ)「死んでもらう」
(´・ω・`)「取引しないかい。金ならあるよ」
( ^ωメ)「いらないな」
(´・ω・`)「だろうね」
ショボンは隠していた拳銃を抜き出した。
しかし、ATのマシンガンが火を噴くほうが早かった。
143
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:23:18 ID:nKu67q120
( ^ωメ)「おわった・・・・・・」
( ^ωメ)「全部終わったんだ・・・・・・」
ATを降りて、ショボンの死亡を確認した。
ミ,,゚Д゚彡「知らないんだな」
いつの間にか背後にはフサギコがいた。
とっさにブーンは拳銃を構える。
ミ,,゚Д゚彡「おれはもう死ぬ。散々人を殺してきたからわかる」
ミ,,゚Д゚彡「もう貴様を殺す気力はない」
( ^ωメ)「知らないとはなんだ」
ブーンは銃口を下ろして尋ねる。
144
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:24:39 ID:nKu67q120
ミ,,゚Д゚彡「あの事件はショボン大佐だけが仕組んだことじゃない」
( ^ωメ)「どういうことだ?」
ミ,,゚Д゚彡「あのレベルの事件を大佐だけではもみ消せない」
ミ,,゚Д゚彡「大佐に話を持ちかけた奴がいる」
( ^ωメ)「なんだと!?」
ミ,,゚Д゚彡「ギコだ・・・・・・そしてその妻しぃも」
( ^ωメ)「ありえん!!!」
ミ,,゚Д゚彡「あいつらは秘密結社という、軍部内でも強大な権力を持った組織の人間だ」
ミ,,゚Д゚彡「なぜ上司であるギコが、責任を問われなかったのか?根回しは済んでいたのさ」
145
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:25:43 ID:nKu67q120
( ^ωメ)「・・・・・・それは本当なのか」
ミ,,゚Д゚彡「ああ、ドクオがバックアップ用に拳銃を、常に2丁持っているのも奴に聞いた」
( ^ωメ)「しかし、なぜギコ大尉が?理由がない」
ミ,,゚Д゚彡「おれも知らん。だが奴が持ちかけてきたのは確かだ」
( ^ωメ)「なぜ俺に話す。大尉とは親友じゃなかったのか?」
ミ,,゚Д゚彡「そんな訳ないだろう。おれはあの夫婦が嫌いだ」
フサギコが力なく笑う。
ミ,,゚Д゚彡「いけ、確かめて来い」
( ^ωメ)「・・・・・・」
146
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/27(火) 01:27:11 ID:nKu67q120
ブーンはATにのり、無言でその場から立ち去った。
フサギコの言ったこと罠か?半信半疑だった。
しかし、確かめなくてはならない。
モナーの乗ってきたトレーラーに収納し、訓練所から離れた。
そして、モナーと決めていた合流場所に行く。
( ´∀`)「おお!生きて帰ってきたモナ!」
( ^ωメ)「ああ」
( ´∀`)「どうしたモナ?表情が暗いモナ?」
( ^ωメ)「確かめることが出来た」
( ´∀`)「まじっすかモナ。どこに行くモナ?」
( ^ωメ)「バトレア州だ」
ブーンとモナーは真実を確かめるため、バトレア州へと向かう。
第四話おわり
147
:
名も無きAAのようです
:2011/12/27(火) 01:37:42 ID:lTYMbQHwO
乙!
148
:
名も無きAAのようです
:2011/12/27(火) 07:43:33 ID:wHr4pLc2O
おつ。相変わらずの無骨な文で安心した
149
:
名も無きAAのようです
:2011/12/27(火) 08:21:49 ID:6g.5mdLg0
乙っした
うむ、モナーの情報網すげえ
150
:
名も無きAAのようです
:2011/12/27(火) 19:05:43 ID:fmmGaz9w0
馬鹿野郎・・・・・・散々人を待たせやがって・・・
お前さん、正真正銘の最低野郎だよ・・・・・・!!
151
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:12:08 ID:23UzNA8M0
ちょっと急ですが。年内に終わらせたかったので、最終話投下します。
152
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:13:33 ID:23UzNA8M0
一体、何のために。一体、誰のために。
誰が黒幕なのか。誰が仕組んだのか。
復讐にすべてを賭けた意味は?
真実を知った男は何を思うか。
最終回「真実」
終わってみればこんなもんさ。
153
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:14:26 ID:23UzNA8M0
最終話「真実」
モナーが運転するトレーラーは、バトレア州にある草原を走っていた。
この辺りはまだ自然が残っていて、上流階級の人間の別荘地になっている。
ギコは名家の出身らしく、大きな土地を所有している。
この草原の真ん中にギコの別荘がある。今、妻であるしぃとそこに居る。
( ´∀`)「そろそろ着くモナー」
( ^ωメ)「ああ・・・・・・」
154
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:15:22 ID:23UzNA8M0
ブーンはトレーラーのATがある荷台へと移動した。
前回、フサギコとの闘いで吹き飛んだ頭部は、ショボン大佐へ納入するはずだったATから頂いた。
( ^ωメ)「全部確かめる・・・・・・」
フサギコは死に際に、ブーンを陥れたのは秘密結社に所属する、ギコとしぃであることを告げた。
ブーンはギコに感謝していた。
だが、ブーンはまず、2人が結婚していることすら知らなかった。
そして、秘密結社とは何か?一体なぜ、自分を陥れたのか想像がつかない。
( ´∀`)「みえたモナ!」
155
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:16:07 ID:23UzNA8M0
モナーが無線を入れる。
ブーンはバイザーを下ろし、操縦桿を握る。
モナーが荷台の扉が開き、ブーンの操縦するATが勢いよく飛び出した。
ブーンは別荘の門の前へきた。門の中には大きな庭が広がっている。
アームパンチで門をぶち破り進入する。建物の前で止まり、AT頭部を開けた。
( ^ωメ)「ギコ!出てこい!聞きたいことがある!」
ブーンは叫んだ。
156
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:16:56 ID:23UzNA8M0
(,,゚Д゚)「やはり来たかブーン」
通信が入る。黒いATが建物の裏から出てきた。
ブーンの知らないタイプのATだ。全身が黒く、スコープドッグより細身で、右肩にブレードアンテナが付いている。
ブーンは頭部を閉め、応戦する。
( ^ωメ)「本当にあんたが黒幕なのか!?」
(,,゚Д゚)「ふんっ、貴様の知ることではない」
ギコがマシンガンを放った。
ブーンが盾で受け流しながら、ローラーダッシュで距離をとる。
157
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:18:08 ID:23UzNA8M0
(,,゚Д゚)「神のなり損ないがぁっ!」
ギコもローラーダッシュでブーンを追いかける。
( ^ωメ)「神のなり損ない・・・?」
( ^ωメ)「一体なんだそれは!?」
ブーンはターンピックを地面に刺し、回転して振り向き銃を放つ。
ギコはローラーダッシュを横移動に代え銃弾を回避する。黒いATはいままでのATよりも断然運動性が高いようだ。
158
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:19:04 ID:23UzNA8M0
(,,゚Д゚)「貴様は死ぬべき人間なんだぁ!」
( ^ωメ)「くそっ!」
ギコの操縦技量と新型の性能が相まって、ブーンの思うようにはいかなかった。
お互いにローラーダッシュで高速に動きながら、激しい銃撃戦を繰り広げる。
庭を一周したその時である。ブーンが建物を背にギコと相対したとき、ギコの動きが一瞬止まった。
( ^ωメ)「!」
ブーンは咄嗟に引き金を引き、ギコの乗る黒いATに銃弾を浴びせた。
ギコのATは停止して、頭部が開いた。
ブーンは銃を構えながら近づく。
159
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:19:58 ID:23UzNA8M0
( ^ωメ)「なぜ止まった?」
(,,゚Д゚)「・・・・・・しぃを殺さないでくれ」
( ^ωメ)「・・・・・・」
ギコは体の所々から血を流している。
ブーンは気付く。ギコはしぃの居る場所に、誤射しないため一瞬ためらったのだ。
( ^ωメ)「不本意だが俺の勝ちだ。全部話してもらう」
(,,゚Д゚)「約束してくれ。殺さないと」
( ^ωメ)「それはあんたの話しだいだ」
ギコは間をおき、話し始めた。
160
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:20:43 ID:23UzNA8M0
(,,゚Д゚)「俺の一族は代々、秘密結社として新しい神の誕生を監視していた」
( ^ωメ)「その神とはなんだ?」
(,,゚Д゚)「その名の通り、すべてを支配する神だ。貴様には想像も付かないような存在だ」
( ^ωメ)「神のなり損ないといったな」
(,,゚Д゚)「ああ、神になるにはある条件がいる。貴様はそれに非常に近いものを持っていた」
(,,゚Д゚)「だが、所詮は近いだけで神になる資格はない」
( ^ωメ)「それがなぜ、俺を陥れる理由となる」
(,,゚Д゚)「秘密結社のはあるプロジェクトがあった。しぃがそのプロジェクトのために貴様が必要だといったのだ」
161
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:22:01 ID:23UzNA8M0
( ^ωメ)「そのプロジェクトとはなんだ?」
(,,゚Д゚)「おれはあくまで監視が任務。そこまで知らない」
( ^ωメ)「・・・・・・」
(,,゚Д゚)「頼むしぃは殺さないでくれ」
(,,゚Д゚)「ぐはっ・・・・・・」
ギコは大量の血を吐き、絶命したようだ。
ブーンはATを降りて建物の中へと入る。
拳銃を構えながら、慎重に進む。
しぃが居る部屋へと来た。ドアを蹴破り銃を構える。
しぃはベッドに横になっていた。
162
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:22:59 ID:23UzNA8M0
(*゚ー゚)「ギコは死んだの・・・?」
( ^ωメ)「ああ」
(*゚ー゚)「役に立たないわね。夫の癖に」
( ^ωメ)「・・・・・・」
( ^ωメ)「あんたに聞きたい。秘密結社のプロジェクトとはなんだ?」
( ^ωメ)「なぜおれが必要だった?」
(*゚ー゚)「すべてはヨラン・ペールゼン様のためよ」
( ^ωメ)「?」
(*゚ー゚)「ペールゼン様は不死の兵士を作ること理想とした」
163
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:24:08 ID:23UzNA8M0
( ^ωメ)「不死の兵士?」
(*゚ー゚)「彼の研究が実を結び、本当に死なない人間が現れた」
(*゚ー゚)「異能生存体・・・・・・ギコは神と呼んでいたわ」
( ^ωメ)「本物が居るなら俺は必要ないだろう」
(*゚ー゚)「しかし、本当に現れた不死の兵士は誰の言うことも聞かない人間だった」
(*゚ー゚)「そこで、人為的に死なない兵士を作る。PS(パーフェクトソルジャー)よ」
( ^ωメ)「そいつを作るためにあの実験を?」
164
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:24:53 ID:23UzNA8M0
(*゚ー゚)「そうよ。すべては愛するペールゼン様に近づくため」
( ^ωメ)「ペールゼンの指示じゃないのか?」
(*゚ー゚)「そうよ。でも、あのデータは褒められたわ。あなたも光栄に思いなさい」
( ^ωメ)「結局あんたの痴情か・・・・・・ギコを愛していなかったのか?」
(*゚ー゚)「あれは親が決めた政略結婚よ。本当に愛したのはあのかただけ・・・・・・」
( ^ωメ)「それで、今ペールゼンはどこに居る?」
(*゚ー゚)「死んだわ。本物の異能生存体に殺されて」
( ^ωメ)「・・・・・・」
(*゚ー゚)「私はもう寝るわ・・・・・・」
165
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:25:51 ID:23UzNA8M0
そういって、しぃはベッド脇に置いてあった注射器を腕に打つ。
効き目は早いらしくすぐに寝てしまった。
ブーンは薬のラベルを見た。最前線で内臓がはみ出したような奴に投与される鎮静剤だ。
こんなものを常用してれば命は長くないだろう。
( ^ωメ)「さて・・・・・・」
銃を構え、しぃの頭に照準を合わせるがやめた。
( ^ωメ)「くだらんな・・・・・・」
ブーンはその場を離れた。
ATを回収しトレーラーに戻る。
166
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:26:42 ID:23UzNA8M0
( ´∀`)「おーい終わったモナかー?」
モナーが手を振っている。
( ^ωメ)「ああ、終わったよ」
ブーンはATを荷台に積み込み、助手席に乗り込む。
( ´∀`)「満足したモナ?」
( ^ωメ)「まあな」
トレーラーが発進する。
167
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:28:31 ID:23UzNA8M0
( ´∀`)「じゃあこれからどうするモナ?」
( ^ωメ)「そうだなぁ」
(*´∀`)
モナーが期待の眼でブーンを見る。
( ^ωメ)「バトリングで金でも稼ぐか」
( ´∀`)「そうこなくっちゃモナ!」
トレーラーは何処かへと走り去っていった。
( ^ωメ)は最低野郎のようです
おわり
168
:
◆iIJvateTqU
:2011/12/31(土) 03:32:51 ID:23UzNA8M0
というわけで、( ^ωメ)は最低野郎のようです
これで終了です。
1ヶ月で書き上げる予定が、2ヶ月に延びてしまいました。
お付き合い頂き本当にありがとうございました。
169
:
名も無きAAのようです
:2011/12/31(土) 03:52:54 ID:krYBDZugO
おつー。超いまさらだけどこの話のもなーはもなもな言わなくてよかったかも。それとAT戦闘中の動きに解説あってもよかったと思う。
170
:
名も無きAAのようです
:2011/12/31(土) 05:55:52 ID:/weVeo6g0
乙
面白かったです。
171
:
名も無きAAのようです
:2011/12/31(土) 12:58:53 ID:yytK7H4g0
乙
前向きな終わりでなにより
172
:
名も無きAAのようです
:2012/01/01(日) 17:31:20 ID:Y92YeV7s0
たしかに描写不足はありましたね。
モナーの口調もしつこかったかも。
あと、最終話への伏線ももっと張るべきでしたね。
もっと丁寧に書ける様になったら、書き直ししたいです。
173
:
名も無きAAのようです
:2012/06/07(木) 09:13:59 ID:81ZLR53g0
今更だが全部読んだぜ
乙
174
:
名も無きAAのようです
:2018/10/17(水) 20:03:54 ID:nhJ/WVAs0
乙
https://i.imgur.com/GK8eocJ.jpg
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