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( ^ω^)アンパンマンのようです
61
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 20:37:03 ID:fKHLXLaU0
(´・ω・`)(…ふう、3号、か)
(´・ω・`)(ブーンは1号 シャキンは2号)
(´・ω・`)(…ブーンは1号…か…)
(´・ω・`)(だとしたら彼女はもはや1号じゃなく、幻の0号ってことになるのかな)
(´・ω・`)(…もう彼女の事は忘れよう。生きていればいいんだけどな…)
新たな仲間 シャキン
そのスピードで戦う食パンの戦士は
ブーンたちにとって大きな戦力となることだろう
第二話 前編/後編 完
62
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 20:37:50 ID:fKHLXLaU0
以上で第二話前後編は終了です。
ありがとうございました。
畜生…なぜか頭がボーッとしてうまく書けない…
もともとうまくない?アーアーキコエナイ
63
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 21:14:47 ID:AZ9/ObJ20
乙
次いつ来る?
64
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 21:18:42 ID:fKHLXLaU0
>>63
うーん…そうですね…
明日は無理っぽいんで明後日の夜、ってことになりそうです
65
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 21:45:55 ID:B2Cx0TkMO
乙ー
シリアスアンパンマンって題材自体は珍しくないけど、面白いよ
がんばって
66
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 21:50:14 ID:uJK6.qjkO
原作の食パンの話マジかよ
67
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 21:50:17 ID:AZ9/ObJ20
がんばれよ
68
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 22:50:02 ID:fKHLXLaU0
そうだ
今ググったらアンパンマンの技に
何とも卑猥な「ピストンパンチ」って技があるそうですね
同じところにパンチをピストンのように連射するんだとか
作中で使うかもしれませんwww
69
:
名も無きAAのようです
:2011/09/05(月) 23:33:23 ID:Jh2Fysb6O
ピストンww
期待して待ってる
70
:
名も無きAAのようです
:2011/09/06(火) 08:20:40 ID:imSYAc6oO
ピストンわろた
支援してるぜ
71
:
名も無きAAのようです
:2011/09/06(火) 22:58:41 ID:zFV4WwyE0
期待www
72
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 16:40:33 ID:ksEgqwjY0
夜って予告したけどそろそろ投下始めます
暫しお待ちを
どうでもいいけど今日知人の家に遊びに行ったらなぜか知人の彼女っぽい人も来てたので
「嫉妬嫉妬!タイプ:ワイルド!腹が立つよぉぉぉぉぉ!タイプ:ワァァァァァァァイルドッ!」
って叫んできました
73
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:02:43 ID:ksEgqwjY0
―力
―技
―スピード―
3人の勇者たちが舞い踊る
74
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:05:48 ID:ksEgqwjY0
―ベーカリー 庭
(`・ω・´)「いいかな?手加減はしないよ まあ殺しはしないしなるべく怪我もさせないけどね」
(;^ω^)「…それを手加減というんじゃないのかお」
('A`)「…いいんっすか?ショボンさん
いくらシャキンの性能を試したいからと言って、二人を戦わせるなんて…」
(´・ω・`)「ああ、かまわないよ 二人とも馬鹿じゃないさ
本当にトドメをさしたりはしないだろうし、俺としても自分が作ったアンドロイドの実力が
いかほどのものなのか見ておきたいんでね」
('A`)「…へぇ…」
(`・ω・´)「…行くよ」
75
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:10:00 ID:ksEgqwjY0
シャキンはにわかに片足を上げ、そしてそのまま大地を蹴り、
低空飛行でブーンへ接近していく
(;^ω^)「っ!!」
ドガァッ!!
(`・ω・´)「おそいよ!」
相変わらず速い、少々劣等感を感じるブーンであったが
シャキンは容赦しなかった
(`・ω・´)「追撃だ…!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
空気がビリビリと震え、大地は鳴動し始めた
(;^ω^)(この感覚…来る!予測できていれば避けれないことはないお!)
(`・ω・´)「ショック!!」
( ^ω^)(今かわせば十分間に合う!)
(`・ω・´)「パンチ!!」
シャキンが「パンチ」と言い終わる時点ですでにブーンは体を右へそらしていた
結果、シャキンのパンチはブーンではなく空気を叩いた
しかし、「空気を叩いた」時点で
攻撃がヒットすることは確定していたのだった
76
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:14:09 ID:ksEgqwjY0
(;^ω^)「…ぐああああっ!」ビリビリ
(;^ω^)(…どういうことだお!?確かに攻撃は避けたはず…)
(`・ω・´)「もう一度だ!ショックパンチ!」
(;^ω^)(まただお!次は左に!)
ブーンはパンチを再び避けた、
しかしまた謎の衝撃が体を襲ったのだった
(;^ω^)「うぎゃぁっ!?」
(;^ω^)「…くっ…どうして…パンチを避けても…衝撃が飛んでくるんだお…!?」
(`・ω・´)「知ってるかい?僕の技…ショックパンチは
細かく振動するエネルギーを拳にまとって相手に突撃する技だ
そしてその振動エネルギーは空気を伝っていく」
(;^ω^)「それがどうし………あっ!」
(`・ω・´)「その通り、いくらパンチを避けようとも 空気がある限り衝撃は伝わる
パンチがヒットすれば打撃によるダメージと衝撃によるダメージが同時に来て
避けたとしても少なからずダメージは受ける ショックパンチは外れる可能性がない技なんだよ」
77
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:16:38 ID:ksEgqwjY0
(;^ω^)(うーん…強い、こりゃ僕なんて不要なんじゃないかお?
何かいい方法ないかお…Anパンチを応用すれば…)
( ^ω^)(…振動による…ダメージ?…そうだお!!)
(#^ω^)「おおおおおおおおおおおおお!!」
バッ
(`・ω・´)「…ん?何をしてるんだ?」
突然無防備に自分のところへ走ってきたブーンにショボンは驚きを隠せなかった
しかし、これはブーンの策略だった
(;^ω^)(一か八か!今即興で作った…新技を、撃つ!!)
78
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:20:09 ID:ksEgqwjY0
(#^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
Anパンチ!」
ブンッ
渾身のAnパンチだったがシャキンはそれを避けたため
ただ宙をかすめただけで、シャキンは完全に無傷だった
(`・ω・´)「…おいおい、何やってんの?そんな動きじゃ避けられるに決まってるじゃないか」
( ^ω^)(…やっぱり、確証が得られたお)
( ^ω^)「…次が新技だお」
(`・ω・´)「え?新わ『ヒュバッ!!』」
ブーンは再びAnパンチを放った
これが新技なのか?否
これはただの余興に過ぎない
79
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:23:02 ID:ksEgqwjY0
(`・ω・´)(…おかしいな、今のAnパンチ どうしてあたったんだ?
不意打ちだったにしろ、明らかに『ヒュバッ!!』
(メ`・ω・´)「ぐっ!?」
(#^ω^)「まだまだぁ!」
ヒュバッ!ヒュバッ!
(`・ω・´)(…バカな!?Anパンチがどんどん…)
ヒュッ!!ヒュッ!!
(`・ω・´)(加速…していく!)
(#^ω^)「おおおおおおおおおおおおおお!!!これが新技!!)
(`・ω・´)「…っ!!」
避けようとしたシャキンだったが、どうしても間に合わなかった
何しろブーンが放ったのは
(#^ω^)「ピストン!!パンチィィィッ!!!」
光速で何連続も放つパンチだったのだから
80
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:36:50 ID:ksEgqwjY0
ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!!!シュオオオオオオッドガァァァッ!!
(;`・ω・´)「う…うわああああああああああああああ!!」
(´・ω・`)「そこまで 戦闘終了だ」
(`・ω・´)「…ふう…凄い技だよ、ブーン
でもいったいどうしてあんなに速く、それもものすごい数のAnパンチを放てたんだ?」
( ^ω^)「簡単に言えば…エネルギー量を減らしたんだお」
(`・ω・´)「?というと?」
( ^ω^)「エネルギー量を減らせる限界のところまで減らせば、力がなくなる分スピードは上がることに気付いたんだお
さっき放った一打目のAnパンチ、あれは全力で放ったように見えて、実は普段よりほんの少しエネルギーを減らしたんだお」
(`・ω・´)「…なるほどね 最初の一打に違和感があると思ったらそれか」
( ^ω^)「そしてエネルギーを両手にまとい、両方のエネルギー量を極限まで減らして
一点を何度も何度も集中的に殴る技 それがピストンパンチだお」
(`・ω・´)「ほー、即興でそんな技を作れるなんて、すごいよ」
( ^ω^)「いやいや、シャキンのショックパンチの振動からヒントを得たんだお
細かく、周期の短い「素早い」振動、って所から考えたんだお」
(´・ω・`)「…えーと お二人さん 盛り上がってるところ申し訳ないけど
俺ちょっとアンドロイド3号作ってくるわ」
( ^ω^)「あ、いってらss…」
(;^ω^)「3号!?」
81
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:41:51 ID:ksEgqwjY0
(´・ω・`)「ああ、昨日も言っただろう?「3号の制作に取り掛かる」って
ちなみにベースはカレーパンだ」
(`・ω・´)「は?カレーパンダ?」
(´・ω・`)「カレーパンね」
( ^ω^)「カ・レーパンネ?どこの国の人だお?」
(´・ω・`)「もういいよ じゃ、作ってるから パトロールでもしててくれ」
ショボンはそう言い残してベーカリーへ入っていってしまった
('A`)「…俺、ショボンさんの手伝いしてくるから じゃあな」
(;^ω^)「二人とも行っちまったおね」
(`・ω・´)「仕方ないな、俺は町の西側をパトロールするから ブーンは東側を頼む」
( ^ω^)「ああ、分かったお」
82
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:46:27 ID:ksEgqwjY0
(`・ω・´)「じゃ、先に行くわ」
キーン…
( ^ω^)「さーて、僕も行くかお チーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーズ!」
ガタッ…ギューン!!
キキキーッ…
( ^ω^)「来た来た。んじゃ、行くかお」
ブロロロロ…ドシュウウウウウウウウウウウウン!!
―町 東側
( ^ω^)「…」ブロロロロ
子供「ア、ブーンダーカッコイー」
(;^ω^)「…」ブロロロロ
子供「オーイボールケルゾーエーイ」
(;^ω^)「……」ブロロロロ
子供「ヘイパース」
(;^ω^)「………」ブロロロロ
子供「ウラガンキンツエーwwwwww」
(;^ω^)「…平和だお…」ブロロロロ
83
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:53:05 ID:ksEgqwjY0
平和にしみじみとしていたブーンの頭上に、突如雨雲が広がり始めた
ぽつりぽつりと雨が降り始めて、やがて激しい雨と変わっていった
(;^ω^)「…げっ、雨 顔が濡れるのは勘弁だお
もう帰ろうかお」
瞬間、ブーンの体に鈍い痛みが走って、
( ゜ω゜)「え?」
ブーンはその場に倒れ込んだ
上を見上げると、そこに立っていたのは
(●Π●)「…」
髑髏の顔をした化物だった
84
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 17:56:11 ID:ksEgqwjY0
(;^ω^)「…っ!!お前…誰だお!?雨が降る前にはいなかったおね?」
(●Π●)「…」
( ^ω^)「…さては、バイキンマンの手下かお!だったらここで倒しておかないといけないお!!」
( ^ω^)「住民のみなさん!すぐに安全なところに避難してくださいお!今からこいつと戦いますお!!」
ぽかん、とブーンと謎の髑髏の会話を眺めていた子供たちや通行人も
事態の重さに気付いたのか慌てて逃げ始めた
( ^ω^)「…それでいいお」
(#^ω^)「さあ!髑髏!来いお!!」
(●Π●)「………ギギッ…」
85
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 18:17:50 ID:ksEgqwjY0
(●Π●)「……」ブンッ
髑髏の武器はその強固な腕だった
あまりにも固く強い一撃は、ブーンの恐怖心を煽りつづける
(;^ω^)「くっ…『ブオンッ』ふんっ!!」
(;^ω^)(まずいお、雨で全力も出し切れないし…相手のパンチが一度でも当たればそこで終わりだお)
( ^ω^)(…一撃で決めるしかないお!)
ブーンは髑髏のスキをつき、懐に飛び込み
(#^ω^)「Anパンチ!」
強烈な一撃をお見舞いした
86
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 18:19:28 ID:ksEgqwjY0
ズガァッ!!
(●Π●)「………」
(●Π●)「ギギギ」
(;^ω^)(効いてない…!?う、うそだろお!?)
(●Π●)「ギーッ!!」
ズシャァァァン!!
技を倍返しにして返されたブーンは
恐ろしく思い拳を脳天に受け、数メートル吹き飛んだ後倒れ込んだ
( ゜ω゜)「がぁぁっ!?」ズザザザザッ!!
雨はどんどん激しくなり、ブーンは絶体絶命のピンチへと追い込まれていた
87
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 18:29:07 ID:ksEgqwjY0
(;゜ω゜)「…ぐくっ………」
(●Π●)「…ギッ」
(○Π○)『ハハハッ!!どうだ、ブーン!』
(;^ω^)「その声…は…プギャー…」
(○Π○)『そうとも!今はこの戦闘用髑髏型ロボット・ホラーマンのスピーカーから話している!
お察しの通り、こいつを作ったのは俺さ お前を葬り去るためのロボットだ!』
(;^ω^)「…う…うう…」
(○Π○)『ハハハ!もはや虫の息のようだな トドメをさしてやるか!やれ!ホラーマン!』
ビュンッ…
(;^ω^)「……… ここまでか…お…
Anパンチも…だめだった…僕にはもう、技が…!!」
一つだけ、あった
( ^ω^)(ピストンパンチ…!でも今更撃ってどうするんだお!?
もし効かなくて、逆にさらなるピンチに陥ったら…!?)
(;^ω^)(…でも…もう、これしか手はないお!一か八か!…おおお!!)
(#^ω^)「ピストーン!!」カッ
(#^ω^)「パンチィッ!」シュシュシュッ
88
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 18:35:08 ID:ksEgqwjY0
空気は『震え』
無数のパンチが『衝撃』をまとい、
ホラーマンに炸裂した
(●Π●)「…!!!」
(゜Π。)「ピギョリャヒャギャアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
(゜Π。)『どうした!ホラーマ…ザザザッ…反応…ズザザッ…ブツッ』
(゜Π。)「ヌピョレエエエエエエエエエエエエ………………………ガフッ」
( Π )「」
(;^ω^)「………?」
ピストンパンチを喰らったホラーマン、なぜか突然動かなくなった
( ^ω^)「…そうか…相手は、『骨』!!
打撃には強くても、衝撃にはとことん弱い!
だからAnパンチが効いてピストンパンチが効かなかったのかお」
89
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 18:37:50 ID:ksEgqwjY0
( ^ω^)「…お?」
天にかかった雲は少しずつ晴れ、そして日本晴れとなった
( ^ω^)「どうやら…あの雨もプギャーの作戦だったみたいだったみたいだお」
( ^ω^)「さーて、そろそろ帰るかお …よっと パトロールのつもりがとんだことになっちまったお」
パトロールとはそういうもの…でもないか
道中、ブーンは考えていた
『なぜ突然ホラーマンをけしかけてきたのか?』
前まではプギャー自身で乗り込んできたのに、なぜ今になって戦闘員を?
何か情報を探られたのか?それとも…?
全ての謎を解き、プギャーを倒すまで
アンパンマン・ブーンは戦い続ける!
第三話 完
90
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 18:39:01 ID:ksEgqwjY0
以上です。
お待たせした割には低クオリティですみません (;´・ω・`)
あと一つ凡ミスしちまいました
>>88
( ^ω^)「…そうか…相手は、『骨』!!
打撃には強くても、衝撃にはとことん弱い!
だからAnパンチが効いてピストンパンチが効かなかったのかお」
効いたのはAnパンチではなくピストンパンチでした
91
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 21:32:45 ID:puY7NyX60
乙
92
:
名も無きAAのようです
:2011/09/07(水) 21:34:45 ID:.7IHk5os0
乙〜。これはポニーテールでうんちゃら〜。
93
:
名も無きAAのようです
:2011/09/08(木) 10:29:00 ID:NcyBqkL.0
とってもいまさらだけど、アルティメットの英語表記の頭文字ってU・・・・・・
ま、待て、なんだお前らは
よ、よせ! なにをすr
助けてアンパンマああああああん!!
94
:
名も無きAAのようです
:2011/09/08(木) 10:51:39 ID:4Lgsyw72O
ウンパンチ
95
:
1の携帯
:2011/09/08(木) 18:38:33 ID:2GphJeyMO
>>93
うぬぬわー
何これ俺の頭中学生レベル…
able-bodied…ってことにして下さい すみません 頭にアンパンチくらってくる
96
:
名も無きAAのようです
:2011/09/11(日) 12:33:32 ID:MrAXcvzkO
作者です 携帯から失礼します
実は風邪をひいてしまい、更新が困難な状況です
なるべく早く回復するよう心掛けますので 最新話はしばしお待ち下さい
97
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 19:37:51 ID:TY5KNRQI0
―誰の為に?
―母の為に
―そして、国の為に
ウイルス兵器が、世界を覆う
98
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 19:44:23 ID:TY5KNRQI0
( ^ω^)「…謎のウイルス?」
(´・ω・`)「ああ、そうだよ 隣町で大流行してるそうだ
この町でも数百人の犠牲者が出たそうだよ」
(`・ω・´)「…で?それとプギャーと何か関係が?」
(´・ω・`)「それが大有りなんだよ この前ブーンがホラーマンってロボットを倒しただろう?
ホラーマンにとどめを刺したピストンパンチ、その時ブーンの手にわずかに付着した金属片
調べてみたら検出されたんだよ そのウイルス」
( ^ω^)「ああ、この前手袋調べてたと思ったら それだったのかお」
(´・ω・`)「そゆこと …ってなわけで、行くぞ」
(;^ω^)「は!?どこにだお!?」
(´・ω・`)「決まってるだろ、隣町だ この件に関して調査する。
もしかしたら奴のアジトが隣町にあるかもしれないしね」
(`・ω・´)「アンドロイド3号の開発は?」
(´・ω・`)「馬鹿言え ウイルスが空気中に広まってる中パンなんて作ってみろ
それこそ粗悪品が出来ちまうよ」
(´・ω・`)「さ、行くぞ 早く支度して」
(;^ω^)「ちょ、でも!隣町まではかなり距離があるお!?
僕はCheeseでいいとしても、二人は…」
(´・ω・`)「ああ、それなら心配いらないよ 二人とも外に出てくれ」
99
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 19:47:54 ID:TY5KNRQI0
―庭
外に出てみると、何やらドクオが待機している
ぼーっとした様子でいたが、ブーンたちが出てきたのを確認した途端
ポケットから何かリモコンのようなものを取り出した
('A`)「ショボンさん、セットアップできたっすよ」
(´・ω・`)「おお、そうかい じゃ、早速起動してくれ」
(;^ω^)「え?ちょ、何を…『ズズズン!!』」
地響きが鳴り、それと同時にドクオがさっと身をベーカリーの方へ動かした
直後、庭の地面が分かれ 中から大きな車のようなものが現れた
(;^ω^)「ど、どわぁぁぁっ!?」
(´・ω・`)「かねてから開発していた、アンパンマン号だ
速度はCheeseに勝るとも劣らず、戦闘機能までついている優れものさ
これに乗って隣町まで行こう」
100
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 19:49:48 ID:TY5KNRQI0
ショボンに言われるがまま、ブーン達4人はアンパンマン号に乗り込んだ
( ^ω^)「…結構中は広いんだおね」
(´・ω・`)「寝泊まりだってできるんだ さ、出発するぞ」
ショボンが運転席に座りエンジンをかけると、
車体は一度大きくブルル、と震え そして前方へ走り始めた
( ^ω^)(………)
(;^ω^)(これ、公道走っていいのかお?)
101
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 19:52:34 ID:TY5KNRQI0
車に揺られ約30分ほどだろうか、あたりの雰囲気が変わり、
活気ある町から寂しげな町へと変わっていった
( ^ω^)「…なんだか心なしか暗いお…」
(´・ω・`)「当たり前だ、ウイルスに感染しちまう可能性があるのに外に出る奴はいないよ」
ブロロロロロロロロ
(`・ω・´)(…妙だな)
(`・ω・´)(確かに視界に入る者はいない)
(`・ω・´)(でもなんだろう、さっきから感じるこのぴりぴりした視線は?)
(`・ω・´)(誰かに見られている、それも相当殺気立った者に…!)
(`・ω・´)(…考えすぎだといいんだけど)
102
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 19:55:16 ID:oLuAWC/M0
大好きだ。支援
103
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 19:59:11 ID:TY5KNRQI0
(´・ω・`)「…うん?」
( ^ω^)「?どうしたんですかお?」
(´・ω・`)「あそこの岩陰、人がいるぞ? ちょうどよかった、情報収集しよう」
(´・ω・`)「さ、みんな このマスクつけて これつけてればウイルスに感染する心配はないから」
ショボンが取り出したマスクを各自が付けると、停車したアンパンマン号から全員が下り
岩へと近づいて行った
( ^ω^)「すみませんお…」
(,,゚Д゚)「!!」
シャッ!!
(`・ω・´)「っ!!!」
岩陰に隠れていた青年は腰に差していた刀をおもむろに取り出し、そして振りかざしてきた
(`・ω・´)「危ない!!」カキンッ
間一髪シャキンのショックパンチで防いだが、その猛攻は止まなかった
(,,゚Д゚)「うおおおおおおおおおお!」バッ!!ヒュバッ!!
104
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:01:34 ID:TY5KNRQI0
(;^ω^)「う、うわわ!なんなんだお、いったい!!」
('A`)「プギャーの戦闘員じゃないか?」
(´・ω・`)「その線が濃厚だね!!だったらここで倒しておかないと!頼むよ、ブーン!シャキン!」
(#^ω^)「おおおおおおおおおお!ピストン!パンチィッ!!」
(#^ω^)「あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!
おぉわったぁぁぁぁぁっ!!!」
それは違う漫画である
無数のパンチが空を裂き、直撃を受けた青年は吹き飛び
(;,,゚Д゚)「ぐああっ!?」
(,,゚Д゚)「…ちっ!!」
そして、数メートル先で踏みとどまった
105
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:06:58 ID:TY5KNRQI0
(`・ω・´)「…よくやったよ、ブーン!あそこまで遠くに吹き飛べば、
僕のスピードなら相手に反撃されることなくキメることができる!」
( ^ω^)「おうお!まかせたお!」
(`・ω・´)「…いくよ」
(#`・ω・´)「はああああああああああっ!!ショックパンチッ!!」
相変わらずのスピードで青年が吹き飛んだ位置まで突撃するシャキン
しかし、渾身の一撃は
(`・ω・´)「!?」スカッ
空をかすめただけだった
(`・ω・´)(バカな…あいつはどこに!?…まさか!!)
シャキンが振り向くと、すでに青年は
(;^ω^)「!!」
ブーンに襲いかかろうとしていた
106
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:08:50 ID:TY5KNRQI0
(;^ω^)「うわああああああっ!?」
(`・ω・´)「ブ、ブーン!!!」
(,,゚Д゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
青年の刀がブーンに襲いかかる
(;^ω^)「…くっ!」バッ
しかし ブーンは
(;^ω^)「おおおおおおおお!!!」
決死の覚悟で、相手の無防備になった腹へ飛び込み
(#^ω^)「An!!!パンチ!!!」
一撃、喰らわせた
(,,゚Д゚)「ぐわあああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!」
107
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:10:44 ID:TY5KNRQI0
(;^ω^)「…はぁ…はぁ…」
(`・ω・´)「………一瞬の出来事、だったね」
(;^ω^)「他人事みたいに言うなお…下手したら切られて死んでたお…ふう…」
(´・ω・`)「さてと、そこで唸ってる青年だけど…」
(,,゚Д゚)「…ぐっ…」
(´・ω・`)「いろいろ情報を聞き出せそうだね」
(´・ω・`)「おい、お前 プギャーの回し者だな ウイルスについて何を知っている、吐け」
(,,゚Д゚)「…何を言ってるんだ!?プギャーの回し者はお前らの方だろう!?」
(´・ω・`)「え?」
(,,゚Д゚)「え?」
(;^ω^)(………これは、まさか?)
108
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:16:59 ID:TY5KNRQI0
・・・・・・・
(,,゚Д゚)「…どうやら」
(´・ω・`)「盛大な勘違いだったようだね」
簡単に説明すると、
青年の名はギコ
以前から町を警備しており、数日前に母親である「しぃ」がウイルスに感染した
激怒したギコはあらゆる情報を調べ、ついにウイルスがプギャーの作ったものであることを知った
プギャーは以前からギコの町を襲っており、そのたびにギコが追い返していた
母親を苦しめられたことでギコのプギャーへの怒りは爆発、以来警備担当場所を半ば強引に変更し、
町の入り口を警備し続け 毎日プギャーが来るのを待ち続けている ということだ
109
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:19:54 ID:TY5KNRQI0
(,,゚Д゚)「…いきなり襲って悪かったな 何しろ疑心暗鬼になってるもんで」
(´・ω・`)「いやはや、こっちもすまなかったよ」
(,,゚Д゚)「しかしそっちの二人…シャキンとブーンだったっけか?つえーな 特にシャキン」
(#^ω^)イラッ
(,,゚Д゚)「俺もスピードに自信はあったけどよ、お前のには勝てないぜ なあシャキン」
(#^ω^)イライラッ
(`・ω・´)「ああ、ありがとう 君もすごかったよ それに比べてブーンは…」
(#^ω^)イライライラッ
(,,゚Д゚)「…ああ、あのデブね カウンター決めるのがやっとだったもんな 遅い遅い」
(`・ω・´)「あれでも最初に放ったピストンパンチ、あれ結構全力の方だったらしいよ?」
(,,゚Д゚)「マジかよ あれが全力(#^ω^)「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
110
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:21:12 ID:TY5KNRQI0
(#^ω^)「さっきからなんだお!遅くて悪かったおね!!僕には技のレパートリーがあるからいいんだお!」
(`・ω・´)「え?Anパンチとピストンパンチだけでしょ?」
(;^ω^)「…うっ!…いや…さっき決めた…カウンター…あれ新技の…カウンターAnパンチなんだお…」
(,,゚Д゚)「苦し紛れにしか聞こえないな」
(`・ω・´)「うん」
(´・ω・`)「…」
('A`)「険悪っすね」
(´・ω・`)「険悪だな」
111
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:24:32 ID:TY5KNRQI0
(´・ω・`)「ま、とにかく とりあえず君のお母さんに会わせてよ?」
(,,゚Д゚)「おう、いいぜ 母ちゃんを励ましてやってくれ」
(`・ω・´)「さ、行こう」
(#^ω^)(あーもう!!こんなやつらがどうしてあんなに強いんだお!
僕ももっと強く作ってくれればよかったお!!)
―ギコの家
(,,゚Д゚)「さ、入れよ …母ちゃん!隣町の町を守る人たちが来たぜ!!」
<…ようこそ…いらっしゃい…ごほっ!!…お入りください…
(´・ω・`)「お邪魔します…っと」
―居間
(,,゚Д゚)「今はソファに寝かせてるんだ …ウイルスに感染すると、こんなふうに体が弱る
しかもそれだけじゃない…母ちゃん、シーツ 取るぜ」
(*゚ー゚)「……… ごらんのとおりです」
(;^ω^)「…っ!!!」
112
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:25:30 ID:TY5KNRQI0
はたしてギコの母親、しぃの体はどうなっていたのか?
そしてウイルスは?プギャーのアジトはこの町にあるのか?
そしてブーンはスピードを手に入れることが…無理k
(#^ω^)「無理じゃないお」
次回へ続く!
113
:
名も無きAAのようです
:2011/09/12(月) 20:26:47 ID:TY5KNRQI0
以上で第四話その1は終了です
予告編スレにも書きましたがちと長編になります
…これ書いてる最中に熱が上がったとかそんなことないんだからっ!
…風邪治ったと思ったんですけどね (´・ω・`) 無理しない程度に投下します
114
:
名も無きAAのようです
:2011/09/13(火) 00:20:08 ID:eZyp8AmY0
乙
115
:
名も無きAAのようです
:2011/09/13(火) 00:25:31 ID:cUtguERQ0
割と前からこし餡なのかつぶ餡なのか気になってる
116
:
名も無きAAのようです
:2011/09/13(火) 21:23:06 ID:uV/o4FVAO
乙
無理して風邪こじらせないようにな
117
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:22:20 ID:gBdh354s0
これまでのあらすじ
アンパンマンことブーン一行は
謎のウイルスが大流行している町でギコという青年に出会う、
彼は母親がウイルス感染した身で、その母親の体を見たブーンたちは…!
118
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:25:13 ID:gBdh354s0
(*゚ー゚)「…ご覧のとおりです」
(;^ω^)「………っ…」
ブーンは思わず嘔吐しそうになったが、ぐっとこらえた
無理もあるまい、その体は…
(´・ω・`)「…これはひどいな…カビだらけだ…」
そう、カビに包まれていた
さまざまな色のカビで覆われた体は
美しくも禍々しい
(*゚ー゚)「…生えてしまった原因ははっきりしています ウイルスです」
(`・ω・´)「…ひどいウイルス、だね」
119
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:32:01 ID:gBdh354s0
(,,゚Д゚)「…俺の母親をこんなにしたプギャーの事を… 俺は絶対に許さない」
(,,゚Д゚)「…さあ、母ちゃん 弁当だよ」
ギコはそういうとタンスから弁当箱を取り出し、箱を開け
しぃに手渡した
(*゚ー゚)「…ありがとう…げほっ!!」
(,,゚Д゚)「無理するなよ、ゆっくり食えばいいんだ」
(´・ω・`)「…食事も君が作ってるのかい?」
(,,゚Д゚)「ああ、何しろ母ちゃんはウイルスに感染して以来 立つこともままならないんでな
俺がこうして毎日おにぎりを作ってやってるんだ」
(*゚ー゚)「どうです?おひとつ…げほっ!!」
(´・ω・`)「いえいえ、お子さんの愛情は親であるあなただけが受け取るべきですよ」
(*゚ー゚)「…左様ですか…うっ!!げほっ!!げぇぇぇっ!!」
(,,゚Д゚)「母ちゃんっ!!ゆっくり息をしろ!!」
120
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:35:51 ID:gBdh354s0
(*゚ー゚)「…ハァ…ハァ…大丈夫… こんなふうに…時々激しい発作が起きて…」
(,,゚Д゚)「あまりのウイルスの恐ろしさに薬屋も店じまいしちまってるからよ、
薬も買いにいけねえんだ」
(;^ω^)(…嫌な奴かと思ったけど 結構苦労してるんだおね…)
(´・ω・`)「…薬、ねえ」
ショボンはうつむいて、暫しじっと考え込んだ
それから彼は、とある言葉を思い出した
『ショボンさん、このキノコはね、とっても万能なお薬なんだよ!!
どんな病気でもたちまち治しちゃうんだ!!』
(´・ω・`)「…っ」
(´・ω・`)「解毒キノコ」
( ^ω^)「え?」
(´・ω・`)「そうだ…解毒キノコだ!!」
121
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:38:39 ID:gBdh354s0
(´・ω・`)「かつてある人物に教えてもらったんだよ
この世には毒キノコだけじゃなく…解毒キノコも存在する!!」
( ^ω^)「…!それじゃあ!」
(´・ω・`)「ああ、そのキノコさえあれば病気を治せるかもしれない!」
(,,゚Д゚)「…!!それは本当か!?そ、それで!!そのキノコはどこに!?」
(´・ω・`)「…場所…」
『ほう、よく見つけてきたね ここらじゃ見かけないが?』
『うん、あそこの山の向こうまで走ってきたんだ!トースター山っていう山!』
『トースター山?隣町の山じゃないか!危ないところには行っちゃだめだぞ?』
『はーい…』
(´・ω・`)「トースター山!!そう、トースター山のどこかに!!」
122
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:43:58 ID:gBdh354s0
(,,゚Д゚)「トースター山か!!それならすぐそこだ!!よし、早速行くぞ………」
(`・ω・´)「ん?どうしたんだい?」
(,,゚Д゚)「…俺、行けないや… 母ちゃんが…」
(*゚ー゚)「…ギコ 心配しないでいいんだよ」
(,,゚Д゚)「でもよ!!」
(*゚ー゚)「大丈夫 キノコをとってきなさい そして、町の人に配り歩くの」
(,,゚Д゚)「………くっ…分かった …キノコを手に入れたら、真っ先に母ちゃんにやるからよ!!」
(*゚ー゚)「…ありがとよ…さあ…行ってらっしゃい 皆さん、ギコをお願いしますね」
(´・ω・`)「いえいえ、ギコさんがいれば百人力ですよ さあ、行くぞ!!」
ショボンを先頭に、ブーンたち5人は外へ飛び出していった
123
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:46:41 ID:gBdh354s0
―――――――――――
(*゚ー゚)「ギコ、本当に立派になったね」
(*゚ー゚)「母ちゃん、嬉し…っ!!」
(* ー )「…げ、げほっ!!!げほっ!!!」
(; ー )「…ギ…コ…うっ…げほっ…」
124
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:50:39 ID:gBdh354s0
―トースト山
( ^ω^)「この山のどこかに解毒キノコがあるんだおね?」
(´・ω・`)「ああ、間違いない ここからは手分けして探そうか」
(`・ω・´)「じゃあ、ぐっとっぱーでわっかれっましょっで決めるか」
小学生にありがちである
(`・ω・´)「ぐっと!!」
( ^ω^)「ぱぁぁぁで!」
(,,゚Д゚)「わっかれっま!」
(´・ω・`)「しょっ!!」
シュバッ!!
(`・ω・´)「…結果…」
(`・ω・´)「ギコとドクオ 僕とショボンさん ブーンは単独、か」
(;^ω^)「ぼっち!?」
125
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:52:30 ID:gBdh354s0
(´・ω・`)「さ、別れるぞ…散ッ!!」
ショボンの合図と同時に各々が自分のルートへ飛び出していった
ギコ ドクオ 西ルート
シャキン ショボン 東ルート
ブーン 北ルート
126
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:57:01 ID:PZuwl2n.O
夜遅いのによく頑張るな支援
127
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 22:57:47 ID:gBdh354s0
―西ルート
(,,゚Д゚)「ドクオさん、大丈夫っすか?」
('A`)「おう…ふう、山道は疲れるな」
(,,゚Д゚)「キノコっていったら湿ってるところ…そうだな たとえば…木の下とか…」
ギコはしゃがんで大木の下を調べ始めた
(,,゚Д゚)「…お?黒いキノコだ…引っこ抜いてみるかな…とうっ!!」
ズボッ
( ^Д^)「罠にかかったようだなブーン…え?誰だおm『ズガァッ!!』」
(#,,゚Д゚)「…プギャーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
('A`)「不意打ちは卑怯だろう、不意打(,,゚Д゚)「黙ってろ!!」
(,,゚Д゚)「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
128
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 23:01:14 ID:gBdh354s0
プギャーは解毒キノコの存在を知っていたようだ
だから自らの角をキノコに擬態し、ブーンを罠にかけるつもりだったが…
(,,゚Д゚)「かかったのが俺で…」ヒュヒュヒュッ
(,,゚Д゚)「残念だったな!」ヒュバッ!!!
剣をプギャーの周りで振り回し、そして静かに柄に戻す
( ^Д^)「…?何をし『ズバァッ!!』
柄に剣を戻してから数秒後に、プギャーの体を鋭い痛みが襲った
(,,゚Д゚)「酸っぱさ…痛みは後から来るものだ 秘刀・梅干剣 ここに在り」
('A`)「梅干剣…?(だせぇ)」
129
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 23:02:39 ID:gBdh354s0
―東ルート
(´・ω・`)(彼女に教えてもらったことがこんな形で役立つとは…)
(`・ω・´)「ショボンさん、さっきから何を考え込んでるんですか?」
(´・ω・`)「ああ、いやなんでもないよ さ、キノコを捜そう」
130
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 23:04:43 ID:gBdh354s0
―北ルート
( ^ω^)「…」ミーンミーン
( ^ω^)「…」ミーンミーン
(;^ω^)「…寂しいお」
( ^ω^)「…ああ、そうだ Cheeseを呼べばいいお」
(#^ω^)「スゥ…Cheeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeese!!!」
ブロロロロロロロロロロロロロ
( ^ω^)「来た来た…っと」
131
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 23:06:24 ID:gBdh354s0
解毒キノコ…
はたしてそれはどこに?
ブーン達の捜索が今、始まった!
続く
132
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 23:08:53 ID:gBdh354s0
以上で第4話その2は終了です
ありがとうございました
それと、風邪治りました(`・ω・´)
ところで 今回の話を投下するにあたって
公式サイトのおむすびまんのページを見たんですが
(ギコのモデルはおむすびまんです)
http://anpanman.jp/sekai/friends/omusubi.html
あれ…動きがやたらと…かっこよくね…?
表現できてるのか心配です (´・ω・`)
133
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 23:10:23 ID:HTdymsO.0
乙乙お
134
:
名も無きAAのようです
:2011/09/19(月) 23:24:30 ID:DpMI25lc0
やっぱりおむすびマンか
ちょいちょい入る一行のツッコミが好きだわ
135
:
名も無きAAのようです
:2011/09/20(火) 09:35:49 ID:0A2yDCqs0
初めて読んだけどおもしろいなー
次話楽しみにしてる!
136
:
名も無きAAのようです
:2011/09/20(火) 18:43:40 ID:/neKYyHsO
誰か梅干剣構えてるギコ描いてくれないかなーチラッ
137
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:25:59 ID:Pdz3nJLk0
―復讐を胸に
―怒りを胸に
―その結末はいかに?
138
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:28:01 ID:Pdz3nJLk0
(;^Д^)「…ぐっ…」
(,,゚Д゚)「クリーンヒットしたようだな!」
とある町でウイルスが大繁殖していた その根源はプギャー
母をウイルスに倒された青年ギコは、
プギャーへの復讐心に火をともしながら
ウイルスを解毒できる「解毒キノコ」をブーン達と探しに行ったのだった
しかしギコはそこでプギャーに遭遇し…
139
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:30:16 ID:Pdz3nJLk0
(,,゚Д゚)「さあ、母ちゃんの敵だ ガンガン行くぜ…ハァァッ!!」
神速 そう呼ぶにふさわしい存在が彼だろう
10mほどあった間合いを一瞬で詰めより、梅干剣で再びプギャーの身を切裂いた
(;^Д^)「ぐおおっ!?」
(,,゚Д゚)「ケッ…お前、思ったよりも‥」ヒュヒュヒュッ!
(,,゚Д゚)「雑魚だな!」バッ!!!
ギコの容赦ない追撃に四苦八苦していたプギャーだったが
( ^Д^)「…本気、出しちゃおうかな」ボソッ
ひそかに、そう呟いた
140
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:32:41 ID:Pdz3nJLk0
(,,゚Д゚)「まだまだぁ!!!」
猛スピードの剣をただ黙って喰らい続けていたプギャーだったが、
ある瞬間からすべての振りを避け続けるようになった
( ^Д^)「…」ヒュヒュヒュッ
(,,゚Д゚)「ふーん、少しはやるんだな」
('A`)「…あれだけのスピードの剣をいとも簡単に避けるとは…」
( ^Д^)「ケッ、んじゃあ…」
プギャーの尾が怪しく輝き、
( ^Д^)「反撃と行きますか」
プギャーの目の色が、変わった
141
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:35:40 ID:Pdz3nJLk0
(,,゚Д゚)「…? 何抜かしてやがる!!」
プギャーの懐へ飛び込もうとしたギコに背を向け、プギャーはギコの腹部に
チクリと、尾の先端を突き刺した
(,,゚Д゚)「…? 何をし…ガクッ」
(;,,゚Д゚)「え?」
今までのスピードは何処か、ギコは勢いを失いその場に倒れ込んだ
(,,゚Д゚)「…ぐっ…貴様…いったい何…を…」
( ^Д^)「簡単なことだよ 俺の尾には大量の毒が込められてるんだ
それをちょっとお前に注入してやっただけさ」
(;,,゚Д゚)「…くっ…不…覚………」
( ^Д^)「安心しろ、それだけで死にはしないさ」
( ^Д^)「…だが…」
142
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:38:01 ID:c8sCR9qw0
プギャーが本当にバイキンマンかと疑うくらいちゃんとしてるな
143
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:38:53 ID:Pdz3nJLk0
プギャーは静かに手を天空へと掲げ、力をこめた
( ^Д^)「このパンチで…」
その拳は紫色に輝き始め、やがて空気がほんの少し、暗い雰囲気となり、
そしてプギャーは
( ^Д^)「死んでもらう」
ゆっくりと、自らに復讐心を抱く者のところへ歩み寄っていった
(;,,゚Д゚)(…ぐっ…)
('A`)「………アワワ」
(;,,゚Д゚)(ドクオは慌てふためくだけ… 体は痺れて…避けることもできない…
敵は少しずつ…こちらへ近づいてきている…)
144
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:46:34 ID:Pdz3nJLk0
(;,,゚Д゚)(…ここまで、か…)
( ^Д^)「冥土の土産に教えてやるよ 俺が今町へ流しているウイルス名は『カビ-RUN2』
正式名称は『カビルンルン』
そして俺が今放とうとしている技は『媒菌パンチ』 空気中に漂うウイルスを拳にまとったパンチだ」
(,,゚Д゚)「…空気中に…漂う……?…っ!!まさか!?」
( ^Д^)「その通りだ ウイルスはこの町全体に広がっている トースター山とて例外ではない
よって…だ」
( ^Д^)「このパンチにお前が耐えたとしても、やがてウイルスで死に絶える」
( ^Д^)「よかったじゃないか!ハッハッハッハッハッハッハ…」
(,,゚Д゚)「…く…くそっ…卑怯、な…」
( ^Д^)「フフ…言いほめ言葉をありがとよ さ、死んでもらおうか」
拳を振り上げ、うつぶせに倒れ込むギコの背中にめがけて、解き放つ
145
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:49:50 ID:Pdz3nJLk0
―――――――――――――――
―北ルート
( ^ω^)「さてさてキノコ探し、と」ブロロロロロロロロロロロロ
( ^ω^)「…お?」
ブーンはふと木の方へ目をやり、根っこの部分を暫しじーっとにらんだ
( ^ω^)「…何か光ってるみたいだお…?行ってみるかお」ブロロロロロロロロ
草を掻き分け、木の根に近寄ったが
そこにはただ水滴があっただけだった
(;^ω^)「なあんだ…つまんないお もっと探してみるかお…」
( ^ω^)「キノコか… そこらへんの木じゃなくて、深いところの木に生えてるかもしれないお」
バイクを飛ばして、草木を掻き分け、少しずつ少しずつ、奥部へと進んでいった
146
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:54:09 ID:Pdz3nJLk0
暫く進んだあと
( ^ω^)「…ああっ!!」
ブーンは大変なことに気が付いたのだった
( ;ω;)「進みすぎたああああああああああ!!!迷っちまったおおおおおおお!!!」
途方に暮れているブーンの耳に 誰かの会話が飛び込んできた
( ^ω^)「…お?」
耳を澄ますと、それは聞き覚えのある声だった
…空…中に……う……?…っ…!ま…か…?
その通…だ ウ…ルス…この町……に広がっ…い… トー…タ…山と…例外…は…い
(;^ω^)(…この声!かすれてよく聞こえないけど…プギャーと…ギコ!!)
(;^ω^)(あの大木の裏から聞こえてくるお!)
147
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:56:36 ID:6FIQnqxE0
おおお来てるうう展開かっこえええ
しかしドクオ仕事しろww
148
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 20:56:52 ID:Pdz3nJLk0
|木|^ω^)
―――――――――――――――――――――
(;,,゚Д゚) (^Д^ )
ブーンが段差の上から見たのは
倒れているギコと、拳を振り上げるプギャーだった
( ^Д^)「さ、死んでもらおうか」
(;^ω^)(…マズイッ!!)
バッ
何も考えず、何も準備せず
やみくもに、段差から 威勢よく、飛び降りる
149
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:00:27 ID:Pdz3nJLk0
(#^ω^)「待ておおおおおおおおおお!!!」
振り下ろしていた拳をピタリと止め、プギャーがこちらへ目を向けた
( ^Д^)「…あん?…って…ブーン!?」
(,,゚Д゚)「…ぐっ…ブーン…こいつ…の毒に…やられ…た…」
(,,゚Д゚)「…あれだけ…馬鹿にした相手に…頼むのも、癪だがよ」
(,,゚Д゚)「………俺の代わりに…こいつを、倒してくれ…母ちゃんの敵を…討ってくれ…」
( ^ω^)「…ギコ…」
( ^ω^)「…ああ、まかせてくれお」
爽やかな風が吹き抜け、ブーンの纏うマントをはためかせる
( ^ω^)「…プギャー!行くお!」
( ^Д^)「…そっちから出向いてくれるとは」
(#^Д^)「願ってもないチャンスだぜ!!!」
150
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:04:09 ID:Pdz3nJLk0
―東ルート
(`・ω・´)「…ふう…ホント、山道って疲れますね…」
(´・ω・`)「アンドロイドだろ?しっかりしろよ」
(`・ω・´)「そうは言われても…ふう、やれやれ」
(´・ω・`)「しっかりしてくれよ まったく弱いな」
作ったのは誰だよ
(´・ω・`)「そうだなー…きっとキノコは…」
(´・ω・`)「解毒効果があるだけあって、木の下とかの薄暗いところじゃなくて
泉とか川の近くに生えてるんじゃないかな?」
(`・ω・´)「なるほど…でもこの辺に川なんてあるんですか?」
(´・ω・`)「それを調べるのは君の仕事だよ さ、飛んでみてきて」
人…いや、パン使いが荒い奴だ、とショボンをちらりとにらみ、シャキンは空高く飛び立った
151
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:05:56 ID:Pdz3nJLk0
(`・ω・´)「えーっと…泉…川…っと」
(`・ω・´)「…ん?あれは!!」
シャキンが見つけたのは小さな泉だった
(`・ω・´)「…あった!!」
(`・ω・´)「ショボンさーん!!!ありましたよー!!!ここから歩いたら10分くらいです!!」
(´・ω・`)「おお、そうか じゃ、早速行こう 降りてきて案内してくれ」
(`・ω・´)「分かりましたよー…っと!」
ストン、と着地して 泉をめざし歩き始める
152
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:07:51 ID:Pdz3nJLk0
歩いてから10分くらいだろうか?
突如キラキラと輝く光が目に飛び込んできた
(´・ω・`)「うおっまぶしっ」
(`・ω・´)「うわっ!!これは…」
(´・ω・`)「泉だ…!透き通ってて光を反射してるんだ!!」
ショボンはキョロキョロとあたりを見回し、
ある一点を見つめた瞬間 笑顔になった
(´・ω・`)「…あれは…キノコ…!!!」
(`・ω・´)「…!!!」
(´・ω・`)「間違いない、昔見たのと同じものだ!!」
(´・ω・`)「随分あっさり見つかったな、さあ、ブーン達と合流しよう!」
153
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:10:58 ID:Pdz3nJLk0
――――――――――――
( ^Д^)「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
( ^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
ショボンたちがキノコを見つけたのと同じころ、森のある所では死闘が繰り広げられていた
(#^ω^)「ピストン!!!パンチ!!!」
(,,゚Д゚)「くっ…うかつに…接…近する…な…!!アイツの尾の…毒に…やられるぞ…」
( ^ω^)(…毒!!)
( ^ω^)「分かったお!…それじゃあ… ハッ!!!」
ピストンパンチの矛先はプギャーではなく、大地へと向けられた
高速パンチにより巻き上げられた石は広い範囲に広がり、プギャーの視界を奪った
( ^Д^)「…っ!」
( ^ω^)(今だお!)
154
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:13:08 ID:Pdz3nJLk0
(#^ω^)「Anパンチ!!」
おきまりの必殺技で、視界を奪われもがき苦しむプギャーの懐に飛び込んでいく
( ^Д^)(…チッ… 目には見えなくとも…音は聞こえる!)
( ^Д^)「…媒菌パンチ!!」
音でブーンの居場所を判断し、その位置めがけて
拳を『媒』体とした黴『菌』をこめたパンチを放つ
(#^ω^)「はぁっ!」(^Д^#)
ズドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!
二つのパンチが激しくぶつかり合って、大きな爆発が起きた
155
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:15:32 ID:Pdz3nJLk0
(;^ω^)「…うわっ!?」
( ^Д^)「うおっ!?」
爆風でお互い吹き飛ばされたが、二人ともダメージはほぼ皆無だった
(;^ω^)(…これだけ吹っ飛ばされたら…間合いが相当、だお)
(;^ω^)(僕のスピードじゃ…とても先制攻撃はできないお!!)
( ^Д^)(この間合いじゃ媒菌パンチはとどかないし尾の毒も飛ばせない…)
( ^Д^)(先制攻撃は不可能、か)
じり、じり、と 両者暫し様子見を続けた
それから少しして…先に攻撃をしたのは プギャーの方だった
156
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:18:33 ID:Pdz3nJLk0
( ^Д^)「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!媒菌パンチ!!」
( ^Д^)(そうだ、良く考えれば ブーンにガード技はない!!
先制攻撃は不可能でも一撃確実に当てれば!!)
(;^ω^)(…っ!!マズイお!!この速度じゃ避けられない…でも)
( ^ω^)(ギコより…遅くないかお?)
ブーンはギコとの戦いを思い出していた
ギコのスピードにかろうじて打ち勝ったのなら
プギャーのスピードにも打ち勝てるはず
そう判断したのだ
( ^ω^)(ギコの奇襲にあったとき、僕はどうやって退けたかお!?)
( ^ω^)(そうだお…確か…剣を振り上げられて…そして…)
ブーンが思考を巡らせている間に、すでにプギャーはぎりぎりの所まで接近していた
( ^Д^)(…行ける!!)
157
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:20:29 ID:Pdz3nJLk0
( ^ω^)(…そうだお!!ああやって、反撃したお!!)
突きつけられた拳をじっと睨んで
( ^ω^)(…ここだお!!)
拳を限界までひきつけ、ぎりぎりの所で
(#^ω^)「Anパンチ!」
ズガシャァッ!!!
( ^Д^)「…」
( ^Д^)「………ぐはっ」
カウンターを、炸裂させた
158
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:22:31 ID:Pdz3nJLk0
( ^Д^)「…くっ…!覚えてろ!!!」
(;^ω^)「あっ!待てお!!」
カウンターを決められたプギャーはフラフラの状態で
茂みの中へと消えて行った
(;^ω^)「…結構本気のカウンターだったのに…余裕で耐えられちまったお 僕もまだまだかお」
( ^ω^)「…そうだ!!ギコ!ギコ!!!」
(,,゚Д゚)「………」
(;^ω^)「…大変だお…!」
('A`)「ブーン!!空を飛んでショボンさんたちを呼ぶんだ!!
空からなら広範囲に一気に伝わるはずだ!!」
( ^ω^)「…!そうするお!!」
(;^ω^)(あれ?ドクオ、いたのかお?)
159
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:23:52 ID:Pdz3nJLk0
空からの呼びかけに気付いたのか、ショボンたちはすぐに駆け付けた
そして大量に刈り取ったキノコのうちの一つをギコに食べさせ解毒し、
下山して ギコの家に駆け込んだ
バタンッ (,,゚Д゚)「母ちゃん!!!」
160
:
名も無きAAのようです
:2011/09/21(水) 21:25:23 ID:Pdz3nJLk0
(,,゚Д゚)「母ちゃん!母ちゃん!」
しーん…
(,,゚Д゚)「…いないのか?」
(´・ω・`)「おかしいな、歩くのもままならないんだろ? 出かけてるはずがないし」
( ^ω^)「きっと、熟睡してるんだお 居間に進んでみるお」
ブーンの楽観的な言葉とは逆に、ギコの脳内には嫌な予感がよぎっていた
まさか…
母に、万が一のことが?
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