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(-_-)ヒキコモリ王子のようです。
513
:
名も無きAAのようです
:2011/09/15(木) 23:46:23 ID:paagYdaU0
クックルの一日
514
:
名も無きAAのようです
:2011/09/16(金) 22:20:20 ID:x36yDMI.0
わたーしまーつーわいつまでもまー(*゚∀゚)わ
515
:
比べっこ
:2011/09/17(土) 18:36:55 ID:WWSpEJJQO
( ´_ゝ`)「なぁ、弟者、今日は俺達の誕生日だな」
(´<_` )「あぁ、そうだな」
( ´_ゝ`)「覚えてるか?実家で暮らしてた時、二人で一つの誕生日プレゼントしか貰えなかったこと」
(´<_` )「勿論じゃないか。」
( ´_ゝ`)「まぁ、案の定今年も一つだけプレゼントが贈られてきた訳だが」
(´<_` )「この歳で親から誕生日プレゼント貰うのもどうなんだろうな」
( ´_ゝ`)「そこで思ったんだが、俺と弟者で比べっこ勝負しないか」
(´<_` )「どういうことだ?」
( ´_ゝ`)「城の皆にどっちの方が人気かを勝負するんだ、それで負けた方がこの誕生日プレゼントを勝った方に渡すと。」
(´<_` )「なるほどな、暇だしその勝負受けて立とうじゃないか。」
( ´_ゝ`)「それでこそ弟者だ」
516
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 18:47:00 ID:WWSpEJJQO
「…で、上には砂糖菓子の人間のせて…」
川*ー川「はい」
( ´_ゝ`)「姫ー!」
「きゃ!いきなり何よ!ビックリするじゃない!」
(´<_`*)「お、sadakoたんもいるじゃないか」
川*ー川「こんにちは 弟者さん」
(´<_`*)「sadakoたんが人間なら確実に結婚したのに!」
「あっちがお断わりでしょ、あんたなんか。」
(´<_` )「夢くらい見させてくださいよ」
「いいから、何の用よ」
( ´_ゝ`)「姫に質問です!」
(´<_` )「俺と兄者」
(*´_ゝ`)「どっちの方が好きですか!?」(´<_`*)
517
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 18:47:19 ID:WWSpEJJQO
「…で、上には砂糖菓子の人形のせて…」
川*ー川「はい」
( ´_ゝ`)「姫ー!」
「きゃ!いきなり何よ!ビックリするじゃない!」
(´<_`*)「お、sadakoたんもいるじゃないか」
川*ー川「こんにちは 弟者さん」
(´<_`*)「sadakoたんが人間なら確実に結婚したのに!」
「あっちがお断わりでしょ、あんたなんか。」
(´<_` )「夢くらい見させてくださいよ」
「いいから、何の用よ」
( ´_ゝ`)「姫に質問です!」
(´<_` )「俺と兄者」
(*´_ゝ`)「どっちの方が好きですか!?」(´<_`*)
518
:
>>516は間違いです。
:2011/09/17(土) 18:52:10 ID:WWSpEJJQO
「なにその究極の選択。そもそも私はヒッキー様以外興味ないんだけど。」
(;´_ゝ`)「そこをなんとか!」
「…ぶっちゃけると、どっちも変わんないわ」
(;´_ゝ`)「答えになってない!」
(´<_` )「ちなみに、sadakoたんは?」
川*ー川「マスターが 好きです」
(´<_` )「ロボットにも振られるなんて…」
( ´_ゝ`)「流石だよな、俺ら」
(´<_`;)「うるさい!次だ、次!」
「…全く、馬鹿らしい。さっさと買い物行くわよ」
川*ー川「はい お姫様は お優しいですね」
「うるさいわね!一々そういう事言わなくていいのよ!」
519
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 18:54:31 ID:WWSpEJJQO
( ^ω^)「郵便だおー」
('A`)「サンクス、おっ、なんだ丁寧に包装までやってくれてるじゃん」
(*^ω^)「僕がやってみたんだお」
(*'A`)「上手い上手い!お前やるなぁ」
(*^ω^)「おっおっ!」
( ´_ゝ`)「博士とブーン!」
(;^ω^)「おっ!?」
(;'A`)「うおっ!なんだよ、いきなり!ビックリさせんじゃねぇーよ!」
(´<_` )「まぁまぁ。ところで博士にブーン、質問があるんだが」
(;'A`)「なんだよ」
(;^ω^)「なんだお?」
( ´_ゝ`)「どっちの方が仲良い?」(´<_` )
520
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 18:55:18 ID:WWSpEJJQO
(*^ω^)「二人とも仲良いお!」
( ´_ゝ`)「…ま、ブーンらしい回答だな。」
(´<_` )「博士は?」
('A`)「あー、同じかな?つーか、そんな質問ガキじゃあるまいし…。」
(´<_` )「兄者がやろうって言ったんだ、俺はガキじゃない。」
(;´_ゝ`)「ちょ、なにそれ酷い!」
('A`)「俺からみたらどっちもガキだ」
(´<_`;)「博士俺達より七つぐらい年下なのに!?」
( ^ω^)「僕の友達の弟とも二人と同じような事聞いてきたおー」
(;´_ゝ`)「やめて!もう心が痛いから!年甲斐もなく泣きそうだから!」
(´<_`;)「もう次だ、次行くぞ!」
(;'A`)「行ったか…。焦ったぜ」
(;^ω^)「ビックリしたお」
('A`)「ブーン、今日この後暇か?」
( ^ω^)「お?暇だお」
('A`)「じゃあ、飾り付け手伝ってくれよ。お前得意そうだから」
(*^ω^)「合点承知だお!」
521
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 18:56:20 ID:WWSpEJJQO
从 ゚∀从「今日は風も無いし、いい天気だな…。これなら上手くいくな」
(*´_ゝ`)「ハインちゃーん!」
从;゚∀从「うおっ、なんだよ!いきなり声掛けるんじゃねーよ!」
(´<_` )「空を見てぶつぶつするなんてアンタらしくもないな。」
从 ゚∀从「一応乙女だから、俺。」
(*´_ゝ`)「そんな乙女なハインちゃんに質問です!」
从 ゚∀从「あ?質問?」
(*´_ゝ`)「どっちの方がカッコいい?」(´<_` )
522
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 18:57:03 ID:WWSpEJJQO
从 ゚∀从「どっちも格好良くねぇーんだけど。前提条件がおかしい。」
(;´_ゝ`)「二人のうち、どっちかだったら!?」
从 ゚∀从「…なんつーか、どーでもいい。考えるのもだりぃ。」
( ;_ゝ;)「酷いよ!ハインちゃん!」
(´<_` )「兄者、こんな女の一言で一喜一憂するなよ、つーか目を覚ましてくれ。」
从 ゚∀从「てめぇ頭吹っ飛ばすぞ」
523
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 18:58:09 ID:WWSpEJJQO
( ´_ゝ`)「結局皆俺達を二人で一つって考えてるんだな」
(´<_` )「そうだな…。」
( ´_ゝ`)「なんだかなぁ…」(´<_` )
爪'ー`)y-「私はちゃんとお前達を一個人として区別しているぞ?」
(;´_ゝ`)「うわっ、王様!?」
(´<_`;)「いつの間に…」
爪'ー`)y-「はははっ、お前達が城中で比べっこをしていると聞いてね」
( ´_ゝ`)「王様は俺達を一個人として区別しているって言いましたけど、具体的にどう区別しているんですか?」
爪'ー`)y-「私は成績重視だからな。ほら、給料は弟者の方が少し上だろ?」
(´<_`*)「流石王様」
(;´_ゝ`)「双子なんっ二人で一人としてください!給料に差つけないでください!」
524
:
訂正(;´_ゝ`)双子なんで2人で一つって考えてください
:2011/09/17(土) 19:00:14 ID:WWSpEJJQO
爪'ー`)y-「ははっ、まぁ、そんな事より早く行くぞ」
(;´_ゝ`)「え?」
(´<_`;)「行くって?」
爪'ー`)y-「いいから付いてこい」
(´<_`;)「はぁ」
爪'ー`)y-「ほら、ついたぞ」
(;´_ゝ`)「ここは、パーティールームじゃないですか」
爪'ー`)y-「さっさと開けろ。」
(´<_`;)「はぁ」
ガチャ
525
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:01:01 ID:WWSpEJJQO
('A`)( ^ω^)「お誕生日おめでとう!」川*ー川从 ゚∀从
( ´_ゝ`)(´<_` )
「何ぼっーとしてんのよ!」
( ´_ゝ`)「姫、これは一体…」
('A`)「お前ら誕生日だろ?だから誕生日パーティだよ」
(´<_` )「俺達いい歳してるのにか…?」
('A`)「誕生日にいい歳も何もないだろ。キリストなんか生誕式ずっとやってるんだし。」
( ´_ゝ`)「それとこれは違う気が…」
爪'ー`)y-「まぁ、細かい事はいいじゃないか。」
526
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:02:31 ID:WWSpEJJQO
川*ー川「腕によりをかけて ケーキつくりました」
(´<_`*)「うおおお!sadakoたんありがとう!」
「私は兄者の分のケーキつくったわ」
(*´_ゝ`)「ありがとうございます!姫!」
爪;'ー`)y-「兄者死ぬんじゃないか…?」
('A`)「いや、兄者はとんでもない味覚と胃袋を持ってるから大丈夫です。姫の料理を普通におかわりしますからね」
「二人とも喧嘩売ってるの?」
(*^ω^)「僕は手作りの双六だお!皆でやろうお!」
(´<_`*)「ブーンはいいなぁ、純粋で」
(*´_ゝ`)「こんな弟が欲しかったなぁ」
(´<_` )「どういう意味だ」
527
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:03:30 ID:WWSpEJJQO
('A`)「おらよ、俺からはこれだ」
( ´_ゝ`)「これは…?」(´<_` )
ボソボソ
('A`)「弟者のが、幼女もん。兄者のが、義母もんだ。3人で楽しもうぜ」
(*´_ゝ`)「流石博士、わかってるー!」
(´<_`*)「嬉しいけど、ブーンの後にこれはないわぁー!」
爪'ー`)y-「私からはボナースだ。ほら、ちゃんとこれも実力差が…」
( ;_ゝ;)「うぐああああ!やめてぇええ!」
(´<_`*)「流石ですね、王様!」
( ;_ゝ;)「酷い…酷すぎる…」
从 ゚∀从「男の癖にメソメソないてんじゃねーよ。」
( ;_ゝ`)「ハインちゃん…」
从 ゚∀从「おら、窓の外見ろ。俺からのプレゼントだ」
( ´_ゝ`)「窓の外…?」
(´<_` )「どれどれ…」
528
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:05:58 ID:WWSpEJJQO
ヒュー…
ドーン
パラパラパラ…
(*´_ゝ`)「なにあれ凄い!!」
「綺麗ね」
从 ゚∀从「花火って言うんだ。火薬でできた花だな、簡単に言えば。風とか天気悪いと上手くいかないからよ、良かったぜ」
(´<_` )「なるほど、だから柄にもなく空を見てたのか」
从 ゚∀从「うるせぇよ」
(*^ω^)「きれいだおー」
( ´_ゝ`)「…ま、なんだ…」
(´<_` )「なんというか、皆」
(*´_ゝ`)「ありがとう、な」(´<_`*)
「べ、別にアンタ達の為にやった訳じゃ…」
('A`)「いや、こいつらのためでしょ」
「うるさいわね!」
从 ゚∀从「ま、たまにはな」
(*^ω^)「おっおっ!」
爪'ー`)y-「大事な部下の誕生日だからな、当然だ。」
529
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:06:48 ID:WWSpEJJQO
(*´_ゝ`)「よーし!じゃあ、早速双六やるか!」
(*^ω^)「おっおっ!ケーキたべながらやるお!」
('A`)「ブーン、そっちは食うな。sadakoの作った方食え」
「ドクオ、どういう意味よ!それ!」
爪'ー`)y-「安全のためには仕方ないことだろ」
「お父様まで!?」
(´<_` )「花火とやら、綺麗だな。製作者とは大違いだ」
从 ゚∀从「お前本当に身体中バラバラにすんぞ?」
( ^ω^)「2人も早く双六やろうお!」
从 ゚∀从「…あいよ」
(´<_` )「ハインリッヒには負けないぞー」
从 ゚∀从「お前とドクオには負ける気がしねぇ」
('A`)「何で俺まで…。まぁ、負けないけど」
ワイワイガヤガヤ…
530
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:08:05 ID:WWSpEJJQO
ガチャ
( ´_ゝ`)「あー、誕生日パーティ楽しかったな」
(´<_` )「まさか双六、sadakoたんが勝つとはな…」
( ´_ゝ`)「まぁ、ロボットだしな」
(´<_` )「ところで、実家からのプレゼントは俺のモノでいいんだよな?」
( ´_ゝ`)「うん、早く開けて見てくれよ。」
(´<_` )「あいよ」
ビリビリ
531
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:08:41 ID:WWSpEJJQO
(´<_` )「…なんだこれ、手紙?」
(;´_ゝ`)「手紙だと?」
(´<_` )「…実家行きの馬車の手配書だな、これは。たまには顔出せってことか」
( ´_ゝ`)「…母者。」
(´<_` )「明日迎え来るみたいだぞ、お土産でも買って行くか」
( ´_ゝ`)「そうだな、じゃあそろそろ寝るか」
(´<_` )「あぁ。あ、兄者、言い忘れてた」
( ´_ゝ`)「なにを?」
532
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:09:35 ID:WWSpEJJQO
(´<_` )「誕生日おめでとう、これからもよろしくな」
( ´_ゝ`)
(*´_ゝ`)「あぁ!誕生日おめでとう、弟者!こちらこそこれからもよろしくな!」
(´<_` )「おう、じゃあ、おやすみ、兄者」
( ´_ゝ`)「おやすみ、弟者、ところで今日は」
(*´_ゝ`)「最高の誕生日だったな」(´<_`*)
533
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 19:12:52 ID:WWSpEJJQO
消費したお題
・比べっこ
流石兄弟、二回目の誕生日おめでとう!
つ (゚、゚トソン
http://h2.upup.be/f/r/MHZlNMLAqO.jpg?guid=ON
534
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 21:04:03 ID:SeUhodLw0
乙乙
相変わらずいいほのぼの
目が悪くなったのかトソンの足が見えないな
535
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 21:25:40 ID:WWSpEJJQO
>>534
( ゚д゚ )残念ながらあなたの目は正常だ
536
:
名も無きAAのようです
:2011/09/17(土) 21:37:03 ID:SeUhodLw0
>>535
こっちみんな
537
:
【クックルの1日】
:2011/09/18(日) 03:13:22 ID:ThlADJMAO
( ^ω^)「郵便だおー」
( ゚∋゚)「俺にか?」
(;^ω^) 「おーん、違うお。でも、王様がクックルに渡せばその人に届くっていってたお」
( ゚∋゚)「はぁ?」
( ^ω^)「これだお、宜しく頼んだお!」
( ゚∋゚)「一体誰宛て…」
( ゚∋゚)「…あ。」
_
538
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:15:24 ID:ThlADJMAO
_
从 ゚∀从「手紙、みた?」
( ゚∋゚)「見た。まさかしぃ宛てだとはな。」
_
从 ゚∀从「私もびっくりしたわ、で、中身は?」
( ゚∋゚)「デートの誘いだ」
_
从*゚∀从「デートのお誘い!?一体誰からよ!」
( ゚∋゚)「ギコって奴だ」
_
从 ゚∀从「あー、あのナンパしてきた奴かぁ」
( ゚∋゚)「あぁ。あの日からずっとしぃを探していたらしい。」
539
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:16:22 ID:ThlADJMAO
_
从*゚∀从「純情じゃない」
( ゚∋゚)「そこでだ、俺はギコという奴の一途さに報いたいんだが…」
_
从 ゚∀从「わかってるってば」
シュババ
(*゚ー゚)「ありがとう、ジョルジュ!私、ギコ君にあってくるね!」
_
从 ゚∀从「待ち合わせ場所は分かってるの?」
(*゚ー゚)「毎日夕方四時にカアチャンの店の前に居るんだってさ!」
_
从*゚∀从「なるほどね!しぃ、頑張ってね!」
(*゚ー゚)「うん!」
540
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:17:14 ID:ThlADJMAO
(,,゚Д゚)「はぁ…」
J( 'ー`)し「あんた何時もため息ばかりね。恋でもしるのかい?」
(,,゚Д゚)「あぁ…一回しか会ったことない奴なんだが、その日から一度足りとも思い出さない日は無いんだゴルァ」
J( 'ー`)し「青春ね…。きっと、今日会いに来るわよ」
(,,゚Д゚)「慰めてくれてありがとうだゴルァ、嘘でも嬉しいゴルァ」
J( 'ー`)し「あらやだ、かあちゃんは嘘つかないのよ?ほら、アレ」
(,,゚Д゚)「え?」
541
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:18:00 ID:ThlADJMAO
(*゚ー゚)「ギコくーん!」
(,,゚Д゚)「…しぃ?」
(*゚ー゚)「えへへ、すごーく待たせちゃったね。」
(,,゚Д゚)「また幻かゴルァ…」
(;*゚ー゚)「幻って…そんなに私に会いたかったの?」
(,,゚Д゚)「当たり前だゴルァ…」
(*゚ー゚)「ギコ君…」
(,,゚Д゚)「しぃ、愛してるぞゴルァ…」
542
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:19:06 ID:ThlADJMAO
(*゚ー゚)「ギコ君…」
(,,゚Д゚)「しぃ…」
(*゚ー゚)「…しぃ、焼き鳥、食べたいなぁ☆」
(,,゚Д゚)
(,,*゚Д゚)「…ギコハハハw俺もだゴルァ!旨い焼き鳥屋に連れてってやるぞゴルァ」
(*゚ー゚)「えー、本当に?!しぃ超嬉しい!☆」
543
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:21:07 ID:ThlADJMAO
(,,゚Д゚)「…なぁ、しぃ、1週間に一回は俺と焼き鳥屋に行ってくれないかゴルァ?」
(*゚ー゚)「…もう、仕方ないなぁ。いいよ、ギコ君!」
(,,*゚Д゚)「…手、繋いでもいいかゴルァ?」
(*゚ー゚)「…いいよ、ギコ君」
ギュ
(,,*゚Д゚)「幸せゴルァ…」
(*゚ー゚)「何言ってるのよ、さ、焼き鳥屋にレッツゴーよ!」
(,,*゚Д゚)「わかったゴルァ!」
J( 'ー`)し「青春だねぇ…かあちゃん羨ましいよ」
544
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:23:44 ID:ThlADJMAO
(*‘ω‘ *)「クックル、話ってなんだっぽ?」
( ;∋;)「…すまん、ちんぽっぽ、俺はお前と言うものが有りながらあああ!」
(;*‘ω‘ *)「一体何の話だっぽ!?」
( ;∋;)「うおおお!愛される幸せを、知ってしまったんだあああ!そして、あんな幸せそうな奴に真実を伝えるなんて、俺には、俺にはああああ!」
(;*‘ω‘ *)「本当に何の話だっぽ?!」
545
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:25:21 ID:ThlADJMAO
消費したお題
・クックルの1日
しぃたん可愛いよ、しぃたん。
546
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 03:49:36 ID:QBIR/2W.0
俺も眼が悪くなったようだ…ちくしょう…
547
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 09:26:05 ID:dvqSvwmI0
すべてはジョルジュが悪い
548
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:06:49 ID:ThlADJMAO
( ^ω^)「郵便だおー」
lw´- _-ノv「ほう。3通あるな」
( ^ω^)「お妃様と、王様と、占い師さんにだお!」
( ゚д゚)「俺にもか?」
( ^ω^)「そうだお!」
549
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:07:27 ID:ThlADJMAO
lw´- _-ノv「郵便ご苦労、お菓子でも食べて行くか?」
( ´ω`)「おーん、食べたいけど、まだ郵便があるから又今度にするお」
lw´- _-ノv「そうかそうか、次は夕飯も食べて行けばいいさ」
(*^ω^)「ありがとうだお!」
lw´- _-ノv「3人とも同じ封筒とは、一体誰かなぁっと…」
lw;´- _-ノv「……あぁーん?」
550
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:08:16 ID:ThlADJMAO
( ^ω^)「郵便だおー!」
爪'ー`)y-「おぉ、ご苦労ご苦労。お前は毎日働き者だな、大きくなったらウチで働かないか?」
(*^ω^)「スッゴく嬉しいけど、僕は郵便屋さんが好きなんですお!」
爪'ー`)y-「ふふっ、そうかそうか。いい子だな、手紙、確かに受け取らせてもらったよ。」
(*^ω^)「おっ!じゃあ、さよならだお!」
爪'ー`)y-「…ああいう息子欲しかったな。じゃなかった、手紙手紙…」
爪'ー`)y-
爪'ー`)y-「…これは。」
551
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:09:40 ID:ThlADJMAO
_
从 ゚∀从「誕生日パーティの招待状?」
lw´- _-ノv「うん」
_
从 ゚∀从「誰から?」
lw´- _-ノv「向かいの国の王。」
_
从*゚∀从「…あぁー!懐かしいな。一時期子供預かってたよな、あの悪ガキ少しは大人しくなったかな」
ブツブツ
lw´- _-ノv「遂に昔の仕返しをする時が…」
_
从;゚∀从「…シュー?」
ブツブツ
lw´- _-ノv「あの野郎…」
_
从;゚∀从「な、何かあったの?」
lw´- _-ノv「…聞きたい〜?」
_
从;゚∀从「え、あっ、うん」
lw´- _-ノv「あれはねぇ…」
552
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:10:34 ID:ThlADJMAO
わすれもしない、子供時代。
三ヶ国を交えた会議をするということで、隣の国の王と、私は向かいの国でお留守番することになったんだ。
lw;´- _-ノv『イヤだなぁ…』
爪;'ー`)y-『俺だってイヤだ。』
lw´- _-ノv『ってか、何食べてんの?』
爪'ー`)y-『ポテト。たべる?』
lw´- _-ノv『うん、食べる。』
553
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:11:39 ID:ThlADJMAO
爪;'ー`)y-『…で、どうする?城まで来たけどさ』
lw´- _-ノv『ぶっちゃけ金持ってきて、どっかのホテルに泊まった方が安全な気がする。』
爪'ー`)y-『だよな。逃げるか』
lw´- _-ノv『そうしようそうしよう』
(-@∀@)『どこのホテルに逃げるのー?』
lw´- _-ノv『そうだなぁ、アサピーはどこがいいと思う?』
(-@∀@)『僕はねー、僕のお城が良いと思うよ!お金かからないしね!』
爪'ー`)y-『そりゃそうだけどよぉ…』
lw´- _-ノv
爪'ー`)y-
(-@∀@)『いらっしゃーい!』
554
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:13:43 ID:ThlADJMAO
爪'ー`)y-『死ぬかもしんないから言っておくけどよ、俺お前のことが…』
lw´- _-ノv『いつも言ってんだろ、それ。だが断る。』
爪;'ー`)y-『せめて言わせろよ』
(*-@∀@)『いやぁ、本当に2人に会えて嬉しいよー』
爪'ー`)y-『俺は嬉しくない』
lw´- _-ノv『私も。』
(-@∀@)『もう、二人ともツンデレなんだからぁー。ま、早く入ろうよー』
ガチャン
555
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:14:57 ID:ThlADJMAO
lw*´- _-ノv『…いつ見ても、素敵な城だ』
爪*'ー`)y-『だよなぁ…。これで王子がアサピーじゃなければ…』
lw´- _-ノv『…本当だよなぁ』
(-@∀@)『2人とも失礼すぎるよー?』
lw*´- _-ノv『…おい、アサピー、あのゼウスの彫刻は誰が作ったんだ?』
爪*'ー`)y-『うわぁ、見事だな…。』
556
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:15:44 ID:ThlADJMAO
(-@∀@)『あのゼウスー?僕だけど?』
lw*´- _-ノv『お前本当に彫刻上手いよな』
爪*'ー`)y-『アサピーの唯一の長所だな!お前王様兼彫刻家になれよ!』
(-@∀@)『…えー?僕はお医者さん兼王様になりたいんだけどなぁ』
lw´- _-ノv『死神になりたいのか、ピッタリだな』
爪'ー`)y-『王様で人殺しとは…クールだな』
557
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:17:00 ID:ThlADJMAO
(;-@∀@)『もー、お医者さんだって言ってるじゃん!2人とも耳悪いんだから』
爪'ー`)y-『悪いのはお前の頭だ。』
lw´- _-ノv『狐の言う通りだ』
(-@∀@)『えー、2人より勉強できるよ?』
爪#'ー`)y-『うるせぇよ!気にしてること言うんじゃねぇえ!戦いは、戦いは俺の方が上なんだからな?!』
lw;´- _-ノv『ま、魔法学については私の方が上だ!魔法使えないけど』
558
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:18:07 ID:ThlADJMAO
(-@∀@)『じゃあ、フォックス君、戦ってみるー?』
爪#'ー`)y-『あぁ?…てめぇ、なめんなよ?何処からでもかかってこいや、オラァ!』
(-@∀@)『いいのー?』
爪'ー`)y-『ったり前だ!お前みたいなヒョロヒョロチビになんかなぁ…』
(-@∀@)『じゃあ、いっくよーん』
559
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:18:59 ID:ThlADJMAO
lw;´- _-ノv『狐!死ぬな、生きろ!お米食べろ!』
爪;'ー`)y-『…一体何が?』
(-@∀@)『フォックス君が何処からでもかかってこいっていったからさぁー』
爪'ー`)y-『…え、負けたの、俺。』
lw´- _-ノv『あぁ、見事な負けっぷりだったよ』
爪'ー`)y-『…死にたい。』
lw´- _-ノv『えっ』
爪;ー;)y-『アサピーに勝てる事何もねぇええ!』
lw´- _-ノv『案ずるな、私もだ!』
爪;ー;)y-『案ずるわ!』
560
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:19:43 ID:ThlADJMAO
(-@∀@)『まぁまぁ、2人とも、ご飯でも食べて元気だしてよー』
lw´- _-ノv『お前のせいで元気ないんだけどな。』
爪'ー`)y-『…つか、お前の作ったご飯とか怖すぎて食えねぇよ…』
(-@∀@)『大丈夫だよー、ちゃんとシェフが作ってくれた奴だから』
lw´- _-ノv『それなら安心だな』
爪'ー`)y-『あぁ』
(-@∀@)『酷いなぁ、ほら、美味しいそうでしょー?』
lw´- _-ノv『お前んちの料理が上手いのは知ってる』
爪'ー`)y-『早く食べようぜ』
(-@∀@)『そうだね、じゃあ…』
爪'ー`)y-lw´- _-ノv『いただきまーす』(@∀@-)
561
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:20:29 ID:ThlADJMAO
lw´- _-ノv『やっぱり上手いな』
爪'ー`)y-『本当にな』
(-@∀@)『それは良かったよー』
lw;´- _-ノv『あぁ、本当に…!?』
バタン!
爪;'ー`)y-『シュー?!大丈夫っ…!?』
バタン!
lw;´- _-ノv『か、体が痺れて…』
爪;'ー`)y-『お、俺もだ…』
(;-@∀@)『ふ、2人とも大丈夫?!』
562
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:21:32 ID:ThlADJMAO
lw;´- _-ノv『お前、この料理…、本当にシェフが…?』
(;-@∀@)『うん!可笑しいなぁ、なんでだろう。料理には変なものなんか入れてないのに…』
爪;'ー`)y-『本当かよ…』
(;-@∀@)『うん、僕が作った元気が出るかもしれない薬以外何も入れてないよ!』
爪;'ー`)y-『それだああああ!』lw;´- _-ノv
563
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:22:28 ID:ThlADJMAO
ブツブツ
(-@∀@)『可笑しいなぁ…。なんでだろ、同じタイミングで二人が偶然にもばったり倒れるなんて…何か新しい病気?』
爪;'ー`)y-『お前の作った薬のせいだから!偶然ばったりじゃないから!』
lw;´- _-ノv『お前本当に薬学だけはできないんだからやめてくれよ…!』
(;-@∀@)『そんなことないよー』
爪;'ー`)y-『あるから!あるから!認めてくれ!現実を!』
(-@∀@)『…まぁまぁ。僕、お医者さん目指してるし、大丈夫だよー!2人とも、ちゃんと治してあげる!』
爪;'ー`)y-『なんで痺れで倒れてんのに斧を使うんだよ!』
lw;´- _-ノv『頼むから何もしないでくれ!』
(-@∀@)『まぁまぁ、僕に任せてよ!』
『いやだああああ!』
564
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:23:30 ID:ThlADJMAO
lw´- _-ノv「…と、言うことがあってな。」
_
从 ゚∀从「なるほど、あの悪ガキの親なだけはあるな。」
lw´- _-ノv「いや、あの悪ガキは確信犯だけど、アサピーは天然だから手に負えない。」
_
从 ゚∀从「恐ろしいな…」
lw´- _-ノv「本当にね、ま、だから仕返ししてやる…!」
_
从 ゚∀从「私もあの悪ガキに今こそ制裁を…!な、ミルナ!」
( ゚д゚)「あぁ…!俺もアイツには何個占い道具を壊された事か!アイツの結婚運占って絶望させてやる!」
_
从 ゚∀从lw´- _-ノv「さぁて…、遊びに行こうぜ!」(゚д゚ )
565
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:24:34 ID:ThlADJMAO
爪'ー`)y-「私とシュー、ジョルジュ王がアサピーの誕生日パーティに行ってる二週間の間に計画を実行しなさい。このチャンスを逃したらもう二度とないぞ」
('A`)「…はい。」
「はい、お父様。」
爪'ー`)y-「帰って来た時、お前の隣にヒッキー王子がいることを願っているよ」
「えぇ…。」
爪'ー`)y-「じゃあ、私は久々に幼なじみ達に会いにいって遊んでくるとするよ。」
「はい、いってらっしゃいませ」
566
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:27:22 ID:ThlADJMAO
('A`)「…王様、もう行ったんですか。早いですね」
「何気に遠いからね」
('A`)「…姫」
「何よ」
('A`)「俺はあなたに忠誠を誓いました。今も、その忠誠心だけが俺の胸に熱く燃えています。」
「嘘吐くんじゃないわよ、ヒッキー様の占い師への恋心で動いてる癖に」
(;'A`)「ちょ、格好ぐらい付けさせてくださいよ!しかも図星だから否定できないし」
「あぁ、ごめんごめん。続けていいわよ」
(;'A`)「…もういいですよ、姫!」
「何?」
('A`)「俺たちも、遊びに行くとしますか。」
「…えぇ、行きましょう。」
「あのお城へ!」
.
567
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 12:31:51 ID:ThlADJMAO
消費したお題
・お医者さん
・偶然ばったり
・遊びに行こうぜ
残ってるお題
・頂上決戦
・君からみた世界
・それでも
・化学の最先端と魔法の最先端
質問、支援は随時募集中。
568
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 13:20:30 ID:dvqSvwmI0
佳境って感じになってきたな
アサピーがポッと出のくせにいいキャラしてる
569
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 15:37:53 ID:d/gRUChQ0
お題:疫病
魔法戦隊!
570
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 18:15:11 ID:ThlADJMAO
お題は今募集してないんだが、せっかく貰ったので。イラストで消費。
・魔法戦隊!
・疫病
1
http://g2.upup.be/f/r/uRkyVJ7Q4Z.jpg?guid=ON
2
http://g2.upup.be/f/r/qp4TN3fAMd.jpg?guid=ON
3
http://g2.upup.be/f/r/MUcrfm2xt2.jpg?guid=ON
571
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 18:17:59 ID:ThlADJMAO
数字凄いずれてるけど、気にせずに!
http://g2.upup.be/f/r/CsZKxVHvbU.jpg?guid=ON
http://g2.upup.be/f/r/XfpMwkxYro.jpg?guid=ON
http://g2.upup.be/d/ftohaDZYux?guid=ON
572
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 18:27:41 ID:ThlADJMAO
http://h2.upup.be/f/r/24cARAn6yY.jpg?guid=ON
http://g2.upup.be/f/r/yAOtnPVpIv.jpg?guid=ON
http://e2.upup.be/f/r/FcjI7ZiPWr.jpg?guid=ON
http://g2.upup.be/f/r/UC3XCgPPpz.jpg?guid=ON
おしまい。
質問、支援は随時募集中
573
:
名も無きAAのようです
:2011/09/18(日) 19:01:00 ID:dvqSvwmI0
ワロタ
574
:
名も無きAAのようです
:2011/09/22(木) 01:39:20 ID:0ra2TXjEO
3人まとめてヒデェwww
575
:
名も無きAAのようです
:2011/10/08(土) 17:54:19 ID:GMW62oi60
大丈夫だろうか・・・
576
:
名も無きAAのようです
:2011/10/08(土) 23:14:41 ID:F9tMKZVg0
あんまり間隔あけてなかったから心配だよね
どんだけ遅くなってもいいから完結はしてほしい…
577
:
名も無きAAのようです
:2011/10/08(土) 23:17:41 ID:yXi81xpEO
シベリアの祭りにいたから大丈夫じゃね?
578
:
名も無きAAのようです
:2011/10/09(日) 00:22:34 ID:y1TYYjw.O
お久しぶりです、心配させて申し訳ありません。作者です。
スランプで書き溜めが全然できていないので、ずっと投下して居ませんが書き溜めが出来次第投下します。遅くなるかも知れませんが、絶対に完結はさせます。
これからはちょくちょく番外編みたいな感じでお題をもらってイラストとか書きたいと思います。
待って頂いてる方達には申し訳ないですが、もうしばらくお待ちください。
579
:
名も無きAAのようです
:2011/10/09(日) 01:13:53 ID:.KJdgqpo0
ごゆるりとどうぞ
いくらでも待ちますとも
580
:
名も無きAAのようです
:2011/10/14(金) 21:36:37 ID:UlKbC/9sO
これはお題投げても良いのかしら
つ勇気を出す
581
:
「勇気を出す」
:2011/10/14(金) 22:18:53 ID:yzhAhrOgO
( ´_ゝ`)「俺、勇気を出して言おうとおもうんだ…!」
(´<_` )「正気か、兄者。他にも手はいくらでもあるんだぞ…」
( ´_ゝ`)「いかんせん時間と金がないんだ…!やむを得ない…」
(´<_` )「そう…か…。頑張れよ、兄者」
582
:
名も無きAAのようです
:2011/10/14(金) 22:20:44 ID:yzhAhrOgO
( ´_ゝ`)「クールさん!」
川 ゚ -゚)「おや、兄者さん。一体何のようですか?」
(´・ω・`)「兄者さんがクーさんに話かけるなんて珍しいね。いつも小説のネタにされるからって嫌がってるのに」
(;´_ゝ`)「ええい、仕方ないんだ!俺はクールさんの誕生日プレゼントを用意出来なかったからこれぐらいしか…!」
川*゚ -゚)「ほう、私にどんなプレゼントを?」
583
:
名も無きAAのようです
:2011/10/14(金) 22:27:38 ID:yzhAhrOgO
( ´_ゝ`)「…あなたが望むポーズをして差し上げますよ」
(´<_` )「我が兄ながらなかなか勇気ある行動だよ…」
川 ゚ -゚)「…ふむ、ポーズか。服は私が望むモノを着てくださるのかな?」
(;´_ゝ`)「えぇ…、お望みならば。」
川 ゚ -゚)「弟者さんとの絡みポーズもアリ?」
(;´_ゝ`)「えぇ、勿論…」
(´<_`;)「!?おい、ちょっと待て、兄者ふざけんな!俺を巻き込むんじゃない!」
( ´_ゝ`)「どうぞ兄弟煮るなり焼くなり…」
(´<_`;)「おい!じゃんけんで負けた方がやるって約束だっただろうがぁあああ!」
( ´_ゝ`)「ごめん、やっぱり勇気出なかった。でも二人なら、怖くないよね!」
(´<_`;)「このダメ兄がぁああ!」
584
:
名も無きAAのようです
:2011/10/14(金) 22:28:29 ID:yzhAhrOgO
川*゚∀゚)「いやぁ、今夜は楽しい誕生日になりそうですよ、ありがとうございフヒヒヒ!」
(;´_ゝ`)「キャラが崩壊してる!」
(´<_`;)「ってか、なんで俺まで…!ふっざけん…め、メイド服はやめてくれええ!」 川*゚∀゚)「フヒヒヒ!」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「(誕生日プレゼント、被っちゃったなぁ…。)」
585
:
名も無きAAのようです
:2011/10/14(金) 22:32:14 ID:yzhAhrOgO
消費したお題
・勇気を出す
なにが一番勇気出したって、スランプ中にこのお題消費してこんな作品投下したことです。
お題をもらったら番外編はリハビリとして書かせて頂きます。
586
:
名も無きAAのようです
:2011/10/14(金) 23:23:59 ID:.tpTKfu60
おdie
料理対決
587
:
「料理対決」
:2011/10/16(日) 13:26:11 ID:ob9k1U9sO
(´・_ゝ・`)「暇潰しに料理を作ったんだがどうかな」
(*<●><●>)「王様の料理が美味しいのはワカッテマス」
lw´- _-ノv「デミグラスソースうめぇ」
(´・_ゝ・`)「ソースだけじゃなくて全部褒めてよ、いや、嬉しいけどさ。」
lw´- _-ノv「ワカッテマスと料理対決してみてほしいな」
( <●><●>)「勝てる訳ないじゃないですか…常識的に考えて。」
(´・_ゝ・`)「料理対決か…懐かしいなぁ。昔良くやったもんだよ」
lw´- _-ノv「そうなの?」
(´・_ゝ・`)「あぁ、アレは僕がまだ姫だった頃だったな…」
588
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 13:28:52 ID:ob9k1U9sO
僕はぶっちゃけると人付き合いとか面倒だったから昼は大体自室に引きこもってたんだけど、夜中は趣味の料理作りをしていたのさ。
でも、姫の癖に夜中に部屋を抜け出すと色々言われるから私は得意の男装をして部屋を抜け出していたんだ。
(´・_ゝ・`)『今日は何を作ろうかなぁ』
カチャカチャ
(;´・_ゝ・`)『あれ…?キッチン電気がついてる…』
ソッと覗いてみると、そこにはご飯を食べている男がいた。
( ФωФ)『おや、あなたも夜食を?』
(;´・_ゝ・`)『いや、僕は料理の練習を…。』
(*ФωФ)『ほう!我が輩も料理作りが趣味であってな、ほら、この料理も我が輩が作ったのである!』
彼が指差した料理はそれはそれは美味しそうな…
589
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 13:30:12 ID:ob9k1U9sO
(´・_ゝ・`)『タコさんウインナーは料理と呼ばない気が…』
(;ФωФ)『他に作った物は全部食べてしまったのである…。』
(´・_ゝ・`)『ふぅん。』
(;ФωФ)『むむっ!信じてないな?!なら明日、明日素晴らしい料理を作ってやるから絶対くるのである!』
(´・_ゝ・`)『え…いいよ、面倒くさいし…。それに僕の方が絶対料理上手いし』
(;ФωФ)『なんだと!?じゃあ、料理対決するのである!!』
(´・_ゝ・`)『まぁ、いいけど?』
( ФωФ)『明日が楽しみなのである…ふふふ!では、おやすみなのである!』
そういって彼はキッチンから立ち去っていった。
僕はその日はフルコース料理を作り、完食してから寝た。
590
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 13:32:04 ID:ob9k1U9sO
lw´- _-ノv「その時点でもう勝敗決まってんじゃん」
(´・_ゝ・`)「まぁまぁ、続きを聞きなさい。」
そして次の晩、彼はキッチンで仁王立ちして待っていた。
( ФωФ)『来たであるな…!』
(´・_ゝ・`)『まぁ、一応。じゃあ、早速勝負しようか』
( ФωФ)『絶対負けないのである!』
彼が作った料理は、しじみの味噌汁、卵焼き、あじのひらき、そしてタコさんウインナー。どんだけ好きなんだよ、タコさんウインナー。
一方僕が作ったのは、デミグラスハンバーグの一品だった。
( ФωФ)『ふぉっふぉっ!一品で勝負とはな!』
(´・_ゝ・`)『君は品数多い割りには作るの簡単な奴ばっかだよね』
( ФωФ)『食べて見ればこれが簡単に作ったかどうか分かるのである』
(´・_ゝ・`)『へぇ、じゃあ早速』
(´・_ゝ・`)『いただきまーす』(ФωФ )
591
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 13:33:16 ID:ob9k1U9sO
( <●><●>)「味は如何だったんですか?」
(´・_ゝ・`)「あぁ、味はね…。」
(´・_ゝ・`)『滅茶苦茶美味しいじゃないか。やるじゃない』
褒めながらモグモグと食べ続けていたが、私は彼が一言も発していないのに気が付いた。
(´・_ゝ・`)『なんだい、舌に合わなかったかい』
( ФωФ)『……いや、そうではなくて。』
(´・_ゝ・`)『ん?』
(*ФωФ)『上手すぎるのである!』
(´・_ゝ・`)
(*´・_ゝ・`)『そう。』
結局料理対決は引き分けに終わった。
でも、それをきっかけに私と彼は毎晩料理を作り合い、時には料理対決をする仲になったのさ。
592
:
デミタスの一人称間違えた 私→僕
:2011/10/16(日) 13:34:52 ID:ob9k1U9sO
( <●><●>)「その方は今?」
(´・_ゝ・`)「あー、今はね…」
o川*゚ー゚)o「あ、皆ずるーい!私もデミタスの料理食べたかったよー!」
lw´- _-ノv「おかえり、父さん。」
o川*゚ー゚)o「ただいまぁ!」
( <●><●>)「とても美味しく頂きましたよ。」
o川*゚ー゚)o「むー!いいもん、私だって料理上手なんだからね!」
lw´- _-ノv「そうなの?」
o川*゚ー゚)o「そうだよー!」
( <●><●>)「得意料理は何なんですか?」
o川*゚ー゚)o「んーとね…」
o川*゚ー゚)o「タコさんウインナー、かな!」
lw´- _-ノv「…え?」(<●><●> )
593
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 13:40:56 ID:ob9k1U9sO
消費したお題
・料理対決
ただいま番外編中です。
後、皆様にお知らせです。なんと、(-_-)ヒキコモリ王子をまとめサイトのちょいといっぷくさんがまとめてくださっています!
ありがたやありがたや!
ではでは
594
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 14:05:15 ID:N4MEp5EQO
ロマの登場が意外すぎたwwww
つ お題
ワカッテマス女装
みんなの可愛い話、幼少時代
595
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 19:09:01 ID:MeReJuokO
お題消化ありがとう!
頑張ったな流石兄弟……
596
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 22:46:21 ID:X9O0oHFQ0
お題消費ありがとー
ってキュートってろm
597
:
名も無きAAのようです
:2011/10/16(日) 23:46:51 ID:qtCq5geU0
いやいやいやいやwwwこれもう整形かなにかだろwwwwww
598
:
名も無きAAのようです
:2011/10/24(月) 17:37:12 ID:Df3RnwHM0
お題だったら、ドクオの一日。
599
:
「ワカッテマス女装」
:2011/10/24(月) 20:26:29 ID:GIlvKod6O
http://h2.upup.be/f/r/WepqXvMpcV.jpg?guid=ON
ワカッ*<●><●>)テマス「手抜いてますよね、私だけ明らかに」
_
从 ゚∀从「もとがわるいだけだろ」
ワカッ*<●><●>)テマス「腕が悪いんですよ」
_
从#゚∀从「んだと…?じゃあ、お前の理想像な女にしあげてやんよ!!どうして欲しいんだよ!」
ワカッ;<●><●>)テマス「えー…じゃあ、髪はこんなで、目は…」
600
:
名も無きAAのようです
:2011/10/24(月) 20:32:32 ID:GIlvKod6O
シュバババッ!
_
从#゚∀从「おら、でき…」
_
从 ゚∀从「…。」
「あぁ、本当ですね。やればできるじゃないですか。」
_
从 ゚∀从「うるせぇよ、俺の腕がいいのは当然なのよ」
「はいはい、そうですね」
_
从 ゚∀从「ワカッテマス」
「はい」
_
从 ゚∀从「お前、いい加減吹っ切れよ」
「…それはどんなに命令されても無理ですね」
http://h2.upup.be/f/r/YCF2vqXOzB.jpg?guid=ON
601
:
名も無きAAのようです
:2011/10/24(月) 20:37:09 ID:GIlvKod6O
消費したお題
・ワカッテマス女装
化粧は偉大。
ただ今番外編中です。
・みんなの幼少時代
は本編で使わせていただくことになりそうです。
602
:
名も無きAAのようです
:2011/10/24(月) 21:20:03 ID:EQjQyNXoO
ワカッテマス……
603
:
名も無きAAのようです
:2011/10/25(火) 00:26:55 ID:O8L8fkKo0
誰だ今のw
604
:
名も無きAAのようです
:2011/10/28(金) 17:44:45 ID:uPxjayI.O
お題
>大きいつづらと小さいつづら
>怪人赤マント
605
:
名も無きAAのようです
:2011/10/30(日) 09:59:53 ID:Y/BKxvfE0
とすぉぉぉぉ。・゜・(ノД`)・゜・。ぉぉぉぉぉん!!
お題
ウホッ☆男だらけの女装大会
606
:
名も無きAAのようです
:2011/11/08(火) 00:31:53 ID:3hBfPUQk0
ワクワク(0・∀・)
607
:
名も無きAAのようです
:2011/11/26(土) 09:12:41 ID:tVKqiNFI0
wktk
608
:
名も無きAAのようです
:2011/11/28(月) 21:00:33 ID:jnYyjrOw0
大丈夫だろうか…
609
:
名も無きAAのようです
:2011/12/20(火) 00:37:15 ID:w7z6M0Uw0
http://imepic.jp/20111220/017730
勝手に描いてもよかったのだろうか(´д`;)
登場人物が皆可愛くて好きだ
続きwktkして待ってます
610
:
名も無きAAのようです
:2011/12/21(水) 23:25:28 ID:s23g6KoI0
ミルナなのに可愛いとは
やっぱりクライマックスでてこずっているのだろうか
611
:
名も無きAAのようです
:2012/01/02(月) 18:53:46 ID:AVFH0PAsO
最初から全部読んだ
面白いし是非完結頑張って欲しい
作者さんの復帰が待ち遠しいな
612
:
名も無きAAのようです
:2012/01/03(火) 11:52:08 ID:3P.S9.eM0
おいついた
613
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:50:19 ID:1OU1WUOo0
(*‘ω‘*)「怪人赤マントってなんだっぽ?」
( ゜∋゜)「あぁ、それはな…」
(-_-)「人生に一度だけ、大きなつづらと小さなつづらのどちらかをプレゼントしてくれる人のことだよ」
(*‘ω‘*)「サンタさんみたいだっぽね!」
( ;゜∋゜)「…はっ!?」
( ;<●><●>)「っ!?
クックル、ちょっとこっち来なさい!!」
614
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:54:02 ID:1OU1WUOo0
( ;゜∋゜)「おい、ワカッテマス、あれは一体どういうことだ。大きなつづらと小さなつづらはしたきり雀の話だし、怪人赤マントは怖い話だろ。つっこみどころが多すぎるのだが…。」
( ;<●><●>)「まさか未だに王子が私が適当に作った怪人赤マントの話を信じているとは思いませんでした…。」
( ゜∋゜)「…お前が吹き込んだのか。」
( <●><●>)「まぁ、聞きなさい…。これには色々と訳がありまして…」
( ゜∋゜)「お前いま適当に作ったって言ったじゃないか」
( <●><●>)「…話は王子がまだ幼い頃にさかのぼります。」
( ゜∋゜)「おい、スルーするんじゃない。」
615
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:55:27 ID:1OU1WUOo0
いつものように花の手入れをしていると王子が私にクリスマスプレゼントを入れる靴下を作って欲しいと言ってきました。
( <●><●>)『この前作って差し上げたではないですか。』
(-_-)『あのサイズじゃ欲しいプレゼントをサンタさんが入れられない…』
( <●><●>)『なるほど。一体サンタさんに何を頼むおつもりなんですか?』
(-_-)『ともだち…』
同い年の遊び相手が城に居なかった為、王子が友達を欲しがったのは自然な流れでしょう。
だけどもそれは無理な話で。
616
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:56:53 ID:1OU1WUOo0
(; <●><●>)『いくらサンタさんでも友達は…。それに、友達が入る靴下はいくら私でも作れませんね』
(-_-)『…そっか。』
しょげる王子を見て、私はいたたまれなくなり、口から出任せを吐いてしまいました。
( <●><●>)『怪人赤マントと言う人は、一生に一度だけプレゼントをくれるんですよ』
(-_-)『怪人赤マント…?』
617
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:59:07 ID:1OU1WUOo0
( <●><●>)『えぇ。怪人赤マントはサンタさんが靴下に入れられないような大きなプレゼントと、ギリギリ靴下に入らない中ぐらいのサイズのプレゼントのどちらかをくれる怪人です。』
(*-_-)『へぇ〜!!じゃあ、怪人赤マントなら友達をプレゼントしてくれるんだ!』
(; <●><●>)『えぇ!!』
正直、自分で言いながら冷や汗だらだらでした。
まぁ、怪人赤マントはサンタさんと違って一生に一度だけだし、大きくなったら自然に友達もできて忘れるだろうと軽く考えてました。
こ の 時 は 。
しばらくして、王様が王子から手紙を渡されました。
そう、怪人赤マント宛でした。
618
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 03:00:40 ID:1OU1WUOo0
すぐにお妃様が
lw´- _-ノv『なんかよくわからんけど、多分ワカがなんか吹き込んだんだろ。』
と、私を呼び出しました。
ことの顛末を話すとお妃様にフルボッコにされました。
lw´- _-ノv『どーすんのよ、ヒッキーの奴、もう貰える気満々だぞ。』
_
从 ゜∀从『…まいったわねぇ。』
( $;<○><●>)『ごめんなふぁい…』
lw´- _-ノv『…まぁ、嘘ついちゃうのもなんか分かるけどね。』
( $;<○><●>)『じゃあ殴らないでくださいよ』
lw´- _-ノv『それとこれは別。』
619
:
王様の眉毛は気にせずに。
:2012/01/06(金) 03:14:04 ID:1OU1WUOo0
_
从 ゜∀从『にしてもどーするよ…』
lw´- _-ノv『うーむ…』
しばらく沈黙が続きました。
一時間ぐらいたった頃でしょうか、その沈黙を破ったのは意外な人物でした。
そう、その人こそ怪人赤マントでした。
(; ゜∋゜)「は?怪人赤マントだと?」
( <●><●>)「えぇ、怪人赤マントです。」
( ;゜∋゜)「意味がわからないのだが…」
( <●><●>)「つまりですね…」
620
:
王様の眉毛は気にせずに。
:2012/01/06(金) 03:20:49 ID:1OU1WUOo0
( ゚д゚ )『…私がなんとかしましょう。』
lw´- _-ノv『まじで?』
_
从; ゚∀从『幼女誘拐するの?』
( ゚д゚ )『んな訳あるか。
…俺が怪人赤マントに変装して、俺の娘をプレゼントする。』
( <●><●>)『なるほど、それなら犯罪に…』
_
从 ゚∀从
lw´- _-ノv
( <●><●>)
『『『娘ぇえええ?!』』』
621
:
王様の眉毛は気にせずに。
:2012/01/06(金) 03:24:42 ID:1OU1WUOo0
_
从; ゚∀从『は!?お前いつの間に…、ってか、えええ?!』
( ゚д゚ )『…あれ、言わなかったっけ?』
lw´- _-ノv『聞いてねぇ…全力で聞いてねぇ…』
( ゚д゚ )『…まぁ、もっと大きくなってから王子に仕えさせようと思ってたんですがね』
( ;<●><●>)『ってか、ばれるのでは…。』
( ゚д゚ )『それはあれだ、娘が居なくなった(と思って探してたら怪人赤マントに拐われて、ヒッキー王子にプレゼントされてたみたいに言えばいいだろ。
そこからは普通に仲良くすればいいだろ、うん』
lw´- _-ノv『つか、あいつ多分友達できたら嬉しくてそんなの吹っ飛ぶと思う。』
( <●><●>)『あ、確かに。』
_
从 ゚∀从『細けぇこたぁいいんだよ』
622
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:26:17 ID:1OU1WUOo0
そして、次の日、怪人赤マントが王子の前に現れました。
(*-_-)『あなたが怪人赤マント!?』
『…あぁ。その証拠に大きなつづらと、小さなつづらもある』
(*-_-)『ぼく、と、ともだちが欲しいんだ!だから、大きなつづらをください!!』
『…いいけど、一つ約束がある。』
(;-_-)『やくそく?』
『…大きなつづらの中身を一生大事にして欲しいんだ』
(*-_-)『うん、ぼく、一生大事にするよ!だってともだちだもん!』
『…そうか、なら大きなつづらをプレゼントしよう。』
(*-_-)『ありがとう、怪人赤マント!』
623
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:28:10 ID:1OU1WUOo0
( <●><●>)「と、いう訳です。」
( ゚∋゚)「なるほどなぁ…。とんでもない出会い方だな、あいつら。」
( <●><●>)「まぁ、私のおかげと言っても過言じゃないですよ、二人の運命的な出会いは。」
( ゚∋゚)「そうだな、お前が変なこと言わなければ二人は普通に出会えただろうな」
( <●><●>)「さぁて、家事しなきゃ…。」
624
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:31:37 ID:1OU1WUOo0
( ゚∋゚)「逃げやがった…。」
(-_-)「クックル、ワカッテマスと何の話してたの?」
( ゚∋゚)「お前と貞子の出会ったときの話。」
(-_-)「懐かしいなぁ」
( ゚∋゚)「嬉しかっただろ、友達できて」
(;-_-)「…つづら開けた瞬間はパニックになって逃げちゃったんだけどね」
( ;゚∋゚)「逃げた?なんでまた…」
(;-_-)「だって、女の子だったから…。当時は男友達をイメージしてたんだよ。…後、なんて声かけていいか分からなかったし」
(; ゚∋゚)「それでその後どうなったんだ?」
625
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:33:43 ID:1OU1WUOo0
(;-_-)『ど、どうしよう。逃げちゃった…、と、ともだちなのに…』
(;-_-)『逃げたこと謝らなきゃ、でも、声かけられない…。もしかしたら嫌われちゃったかも…、というか泣いてたらどうしよ…』
川д川『ねぇ。』
(;-_-)『…あばばばば!!!
いつの間に!?あの、さっきは逃げてごめ、あの、ぼく、あの…』
川д川『うらない、するね。』
(;-_-)『…え?』
川д川『たろっとうらない、する。』
626
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:34:58 ID:1OU1WUOo0
そう言って貞子はタロットをシャッフルしはじめた。
怒られるか泣かれるかと思っていたから、拍子抜けして、まだ名前を聞いていないことを思い出した。
(;-_-)『…あ、ぼく、ヒッキー。君は?』
川д川『さだこ。』
(;-_-)『…。』
川д川『…。』
何を話せばいいか本当に分からなくて、ずっとだまって貞子がタロットカードを並べてるのをみていたら貞子が笑顔でタロットの結果を教えてくれた。
川*ー川『私とヒッキー君、ずっといっしょ。嬉しい』
(-_-)
(*-_-)『…本当!?やった、ぼく達、ずっとともだちだね!』
627
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:36:19 ID:1OU1WUOo0
(-_-)「まぁ、そんな感じで打ち解けたよ。」
( ゚∋゚)「なるほどなぁ…。でも、ずっと一緒ってのは別に友達じゃなくてもいいよな…」
(;*-_-)「な、なにを言い出すんだい!?」
川д川「お二人とも、ご飯できたみたいですが…。どうかなさったんですか?」
(* ゚∋゚) 「いや実はな…」
(;*-_-)「うわああああ!!なんでもない、なんでもないからああああ!」
川;д川「は、はぁ…」
628
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:47:49 ID:1OU1WUOo0
・消費したお題
>大きいつづらと小さいつづら
>怪人赤マント
今更大きなつづらじゃなくて、大きいつづらだったことに気付いた…。
>>609
の素敵絵は百万回保存した。
ありがとうございます!ってか、ミルナ人気だな…おっさんのくせに。
その他レスくれた人、ありがとうございます。
相変わらずスランプから抜け出せず、最終回が思うようにかけなくてひいこらしてます。
スマホでは初だったので、なんか眉毛ずれたり途中で顔かわったりで申し訳ない。
ってか、クリスマスに投稿したかったな…うん。
いつ完成させられるか分からないですが、完成はさせます。
629
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 08:49:04 ID:1BXiclTc0
きてたー!
ゆっくりでいいのよ乙
630
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 10:37:49 ID:UteSnkfMO
来ましたわああ!
待ってた、ずっと待ってた
631
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 15:56:17 ID:zL5UJn2k0
スマホはコピペして辞書登録しないと始まらないって総合でエロい人が言ってた
ともあれ乙
632
:
ウホッ☆男だらけの女装大会
:2012/01/07(土) 07:25:23 ID:Mzojozmg0
( ´_ゝ`)「こんな手抜きな女装でいいのだろうか」
(´<_` )「何をいってるんだ、姉者直伝の化粧術だぞ、いいわけないだろ。(クーさんも満足してくれるに決まってるじゃないか)」
( ´_ゝ`)「本音でてるぞ」
('A`)「なんで俺まで女装しなきゃいけないんだよ、くそが…」
(´・ω・`)「でも一番女の子ぽっくみえるよ」
('A`)「やるからにはちゃんとやらねぇと気が済まなかっただけだ…、ウツダシノウ」
(´・ω・`)「流石だね、ドックン。きっとクーさんも喜んでくれるよ」
('A`)「そんなことよりな…」
(´・ω・`)「ん?」
('A`)「認めないからな?お前のが女装とか絶対認めないからな!?」
( ´_ゝ`)(´<_` )
http://f2.upup.be/d/NcphCBPcWr
('A`)(´・ω・`)
http://f2.upup.be/d/e0z0WwPDsm
633
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 07:34:05 ID:Mzojozmg0
消費したお題
ウホッ☆男だらけの女装大会
川 ゚ -゚)への誕生日プレゼント女装大会。
クーは大喜びだったそうです。
オマケの女装
( ><)
http://f2.upup.be/d/HrmdafYkAR
(-_-)
http://f2.upup.be/d/dNTswT7VcP
634
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 08:12:03 ID:8N.nTfkY0
先生なんかサンリオのキャラクターが紛れ込んでます
ビロードが予想外に可愛くて何かに目覚めそう
乙です
635
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 09:49:55 ID:Mzojozmg0
>>634
(´・ω・`)「ただの女装だよ!」
そういえばまだ言ってなかった
あけましておめでとうございます
http://i2.upup.be/TY5mH1iarT
636
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 10:24:10 ID:chaXLcaIO
絵うまいな。あけおめ
637
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 11:20:40 ID:GjX6N.w20
ヒッキー可愛いな、あけおめ
638
:
<^ω^;削除>
:<^ω^;削除>
<^ω^;削除>
639
:
名も無きAAのようです
:2012/02/03(金) 20:58:31 ID:EXbQ45HY0
お待たせしました、本当に久々に本編を投下したいとおもいます。
残念ながら、最終回は上中下になる予定です。
今日は上だけ投下したいとおもいます。
では、投下します
640
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 20:59:44 ID:EXbQ45HY0
( *<●><●>)「今日もお花たちが元気で何よりです」
( ^ω^)「ワカッテマスー!こんにちはだお!」
( <●><●>)「おや、ブーン。こんにちは、お手紙ですか?」
( ^ω^)「おっ!」
( <●><●>)「いつもありがとうございます」
(*‘ω‘*)「あ、ブーンだっぽ!」
( ><)「ということは手紙ですね、誰からですか?」
641
:
名も無きAAのようです
:2012/02/03(金) 20:59:52 ID:hOgjh0yA0
きたああああああああああ!!!
642
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:00:37 ID:EXbQ45HY0
( <●><●>)「シュー様からですね、城をしばらく空けるので留守番を頼みたいとのことです。」
( ><)「留守番ならクックルに頼めばいいですね」
( ゚∋゚)「別にかまわないが…」
(*‘ω‘*)「私も久々に行きたいっぽ!」
( ><)「ちんぽっぽちゃんが行くなら僕も!」
( <●><●>)「現金ですね…ビロードは…。」
(*‘ω‘*)「ワカッテマスも一緒に行くっぽ!」
( <●><●>)「えぇ、貴方達だけ行かせる訳には行きませんよ。ご飯的な意味で」
(*‘ω‘*)「(この間に王子と貞子がくっつけば…ぽっぽ!)」
643
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:01:42 ID:EXbQ45HY0
( ^ω^)「あ、そういえばワカッテマス達が来てから出発するって言ってたお」
( ;<●><●>)「え!?というか、行き先は?」
( ^ω^)「芸術の国って言ってたお」
( ;<●><●>)「あの国ですか…。じゃあ、早くいかなければ行けませんね。」
(*‘ω‘*)「貞子に王子のことよろしくって言ってくるっぽ!」
( <●><●>)「お願いします、ちんぽっぽ。私たちは用意しておきますから」
644
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:02:47 ID:EXbQ45HY0
川д川「…王子の今日の運勢は…」
ガチャ
(*‘ω‘*)「貞子ー!」
川;д川「あ…」
(;*‘ω‘*)「ぽっ!!占いしてたのかっぽ、ごめんだっぽ…」
川д川「大丈夫ですよ、ちんぽっぽさん。それよりどうしたんですか?」
(*‘ω‘*)「ぽっ、私たち城の留守番頼まれたからしばらく王子のことよろしくだっぽ」
川ー川「わかりました、気をつけて行ってきてくださいね」
(*‘ω‘*)「それと、王子ー」
(-_-)「ん?」
ボソッ
(*‘ω‘*)「チャンスだっぽよ」
(-_-)「…」
(;*-_-)「な、なに言ってんだ!!」
(*‘ω‘*)「ぽっぽw行ってくるっぽww」
川д川「行ってらっしゃいませ」
645
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:03:49 ID:EXbQ45HY0
バタン
川д川「王子、今日はもう占いできないです…。シャッフル何回したか忘れてしまったので…」
(;*-_-)「あー、気にしなくていいよ」
川д川「…王子、顔が赤いですが大丈夫ですか?」
(;-_-)「大丈夫!!全然大丈夫!!」
川д川「ならいいですが…」
(;*-_-)「(ちんぽっぽのせいで変に意識しちゃうじゃないか…!)」
646
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:05:16 ID:EXbQ45HY0
('A`)「さぁて、意気込んだのはいいものの…どうするか」
从 ゚∀从「俺は一番強い奴がいいな」
('A`)「兄者と弟者はどうする?」
( ´_ゝ`)「俺たちは楽なのがいいな」(´<_` )
从 ゚∀从「氏ね」
('A`)「んじゃ、自ずと決まってくるな」
647
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:06:41 ID:EXbQ45HY0
('A`)「鳥男がハイン、三人組が兄者と弟者」
('A`)「で、王子と占い師が俺…だな。」
( ´_ゝ`)「絶対博士が一番楽だろ、ズルい!」
(´<_` )「流石に空気よめ、兄者」
从*∀从「じゃあ、早速あいつらのいる城に…」
「待ちなさい」
从 ゚∀从「んぁ、なんでだよ」
「どうやら鳥男と三人組は本城にお留守番しているらしいわ」
('A`)「姫、なんでそんなことを知っているんですか?」
「さっきブーンが来て…」
648
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:08:07 ID:EXbQ45HY0
( ^ω^)『姫!』
『あら、ブーン、そんなに急いでどうしたの?』
( ^ω^)『実は……』
『へぇ…。ありがとう、でもどうしてそんなこと教えてくれるの?』
( ^ω^)『僕は自分の大好きなお姫様の願いが叶うならどんなことでもするお!それが例え、仕事上いけないことだとしても…』
『ブーン…、ありがとう』
(*^ω^)『おっ!』
649
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:11:15 ID:EXbQ45HY0
从 ゚∀从「ふぅ〜ん、あの郵便坊主なかなかやるじゃん」
('A`)「本当にブーンはいい子だな…」
( ´_ゝ`)「俺、絶対王様に脅されたんだと思うわ」
(´<_` )「俺も」
( ´_ゝ`)「だって、大好きなお姫様って…ww」
(´<_` )「wwwwww」
「あんたたちねぇ…」
从 ゚∀从「まぁまぁ、郵便坊主が良いこと教えてくれたことだし…」
('A`)( ´_ゝ`)「行くとしますか!」(´<_` )从 ゚∀从
650
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:12:55 ID:EXbQ45HY0
(-_-)「貞子、またその召喚魔法の本よんでるの?」
川*д川「はい!魔法使いにうまれてきたのなら、一度はすごいのを召喚してみたいですから!」
(-_-)「なるほどね」
川*д川「召喚できたら王子に最初に見せてあげますね!」
(-_-)「それは楽しみだなぁ」
川*д川「えへへ」
651
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:13:35 ID:EXbQ45HY0
(-_-)「(どうやったら貞子が魔法を使えるようになるのかな…)」
(-_-)「…ねぇ、貞子」
川д川「なんですか?」
(-_-)「僕も魔法の勉強したいな」
川;д川「お、王子がですか!?」
(;-_-)「ちょ…僕だって勉強ぐらいするよ!?」
川;д川「すいません!で、でしたらこの本とか…」
(-_-)「ふむふむ…」
川д川「…」
(-_-)「へぇ…」
川д川「…」
(-_-)「…」
(-_-)zzZ
川д川「(よかった、いつも通りの王子だ)」
652
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:14:34 ID:EXbQ45HY0
「「「「じゃんけんぽいっ」」」」
( ゚∋゚)「…」
( ><)「ということで、門番はクックルですね!」
( ゚∋゚)「これ交代あるよな?流石にずっと一人で門番はないよな?」
( ><)「交代なんかありませ〜ん、じゃんけんで負けたんだから諦めてくださいなんです」
(;*‘ω‘*)「ぽ…」
( <●><●>)「やめなさいビロード、ちんぽっぽにドン引きされてますよ。それと、夕食つくり終わったら私が代わりますから」
( ゚∋゚)「あぁ、わかった」
( ><)「チッ…」
653
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:15:44 ID:EXbQ45HY0
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)「(退屈だな)」
( ゚∋゚)「(狩りしたいな、それか決闘)」
( ゚∋゚)「(ヒッキーのペットになってから、平和すぎるな。いいことだが…)」
( ゚∋゚)「(平和は退屈だな…)」
654
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:16:26 ID:EXbQ45HY0
「いや、ちょ、あれはヤバイでしょ…」
「デカイデカイデカイ」
「うっせーな、てめぇーら、ぶち殺すぞ」
( ゚∋゚)「(なんだあいつら…。こっち来てるし)」
「おいっ、お前」
( ゚∋゚)「なんだ?」
655
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:18:02 ID:EXbQ45HY0
从 ゚∀从「お前がヒキコモリ王子の部下の鳥男か?」
( ゚∋゚)「部下…というか、ペットだが」
( ;´_ゝ`)「ペット!?」
(´<_` ;)「珍獣すぎるだろ…」
( ゚∋゚)「まぁ、俺が部下かペットかなんかどうでもいいが…」
从 ゚∀从「あん?」
( ゚∋゚)「あいつの名前はヒキコモリ王子じゃなくて、ヒッキーだ」
从 ゚∀从「…んなこたぁどうでもいいんだよ。まぁ、そんなことより…」
656
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:18:53 ID:EXbQ45HY0
从 ^∀从「俺と楽しいこと、しようぜ?」
ボンッ
( ;゚∋゚)「んな!?なんだこの白い煙は…!なにも見えん!!」
从 ゚∀从「お前ら、ここは俺にまかせてさっさと行け」
( ;´_ゝ`)「で、でも、ハインちゃん!」
(´<_` )「行くぞ、兄者、俺らにもやらなきゃいけないことがあるんだから。」
( ;´_ゝ`)「う…わ、わかった」
( ;゚∋゚)「くそっ、卑怯だぞ!!」
657
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:21:38 ID:EXbQ45HY0
(; ゚∋゚)「はぁはぁ、…やっと見えるようになった。一体なんだったんだ…」
从 ゚∀从「あれはただ石灰固めたのを爆発させただけだ」
( ゚∋゚)「…なんだお前、逃げなかったのか」
从 ゚∀从「ったりめーだろ、俺はお前と戦いに来たんだぞ?」
( ゚∋゚)「ほう…、それは楽しみだな」
从 ゚∀从「そういう訳だから、お手合わせよろしく」
658
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:22:30 ID:EXbQ45HY0
( ゚∋゚)「ふんっ!」
从 ゚∀从「うおっと」
( ゚∋゚)「オラッ」
从 ;゚∀从「ちょ、あぶねぇあぶねぇ!」
( ゚∋゚)「避けてばっかりじゃないか、お前本当は弱いんじゃないか?」
从 ゚∀从「はっ、俺の技を見てないからそんなこと言えるんだ」
( ゚∋゚)「ほう」
从 ゚∀从「今度はこっちからいくぜ!」
( ゚∋゚)「(とりあえずこいつがどんな技を使うのか、一回みてみるか…。)」
从 ゚∀从「おらよっ!!」
659
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:23:28 ID:EXbQ45HY0
ドカァアアアアアアアン!!!!
( ;´_ゝ`)「うわぁ、耳痛い!」
(´<_` )「あの女…、火薬の量おかしいだろ」
( ´_ゝ`)「それもハインちゃんの良いところだろ」
(´<_` )「あるあ…ねーよ」
660
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:25:43 ID:EXbQ45HY0
( //∋//)「…」
バタン
从 ゚∀从「あーぁ、残念だったな」
( //∋//)「…」
从 ゚∀从「せっかくだから、お前が負けた敗因二つおしえてやるよ」
( //∋//)
从 ゚∀从「一つはお前みたいな戦いバカは最初に敵の力量を見たがるから、一発目はわざとくらおうとする。」
( //∋//)
从 ゚∀从「だから一発目でドデカイのを食らわせれば良いだけの話…」
( //∋//)
从 *゚∀从「もう一つの敗因は相手がこのハイン様だったからさ!ウシシ、どーだ、決まったろ!?」
( //∋//)
( //∋//)zzZ
从 ゚∀从
从 ゚∀从「睡眠薬入れてたの忘れてた…」
661
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:27:06 ID:EXbQ45HY0
( ;<○><●>) 「な、なんの音ですか、今の爆発音は!!」
( ;><)「こわいんです!!」
(;*‘ω‘*)「クックル…!」
( ;<●><●>)「と、とにかく様子を見に…」
ガチャ
( ;<●><●>)「!?」
662
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:30:44 ID:EXbQ45HY0
( ;´_ゝ`)「うわ、一発で見つけちゃった」
(´<_` )「運が良いな、俺ら」
( <●><●>)「侵入者ですか…命知らずですね」
( ><)「バカな奴等なんです!!」
( ;´_ゝ`)「余程自信があるみたいだな…」
( ><)「ふふふ、そりゃ勿論」
( <●><●>)「私たちには心強い方がいますからね…!」
663
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:35:16 ID:EXbQ45HY0
( ><)「頼みましたよ、ちんぽっぽ(ちゃん)!!」(<●><●> )
(*‘ω‘*)「任せるっぽ!」
( ;´_ゝ`)「えぇ〜…幼女に頼るのかよ…」
スッ
(´<_` )「ま、例え幼女相手でも全力でいくけどな」
(; <●><●>) 「な…それは…鉄砲!?隣国にしかないはずでは…!?」
( ;><)「あわ、あわわわ…!!」
(´<_` )「ご名答ー、んじゃ、遠慮なく撃たせてもらうぜ」
(*‘ω‘*)「ぽっ?遠慮なくこいだっぽ!」
664
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:36:42 ID:EXbQ45HY0
ガバッ
( ;<○><○>)「ちんぽっぽ!!」
( ;><)「ちんぽっぽちゃんは守るんです!!」
(;*‘ω‘*)「ぽっ!?二人ともなにするんだっぽ!!」
(´<_` )「…美しい友情、だな」
カチッ
( ;><)「うわあああ!!」
( ;<○><○>)「っ…!!」
665
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:38:22 ID:EXbQ45HY0
ビチャッ
( ><)「…は?」
( <●><●>)「…」
(;*‘ω‘*)「二人ともなんか濡れてるっぽ!」
( <●><●>)「…あの、これどういうことですか?」
(´<_` )「ははは、これは鉄砲は鉄砲でも水鉄砲と言うものなんだ」
( ><)「…」
( <●><●>)「……ちんぽっぽ、やっておしまいなさい」
(*‘ω‘*)「勿論だっぽ」
(´<_` )「そうはいかないぜ、兄者!!」
( ´_ゝ`)「あいよっ」
666
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:39:58 ID:EXbQ45HY0
バサッ
(;<●><●>)「水の次は大きな布ですか…」
( ;><)「あ、あれ!?」
(;*‘ω‘*)「動けないっぽ!!」
( ;<●><●>)「え!?」
( ´_ゝ`)「ははは、これは水硬性樹脂を改良に改良を重ねてつくった捕獲用の布さ」
(´<_` )「この布は水和反応、つまり水に反応して固まるんだ。」
( ´_ゝ`)「博士の自信作だぜ」
667
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:42:49 ID:EXbQ45HY0
( ><)「何を言ってるのかまったくわかんないんです!!」
グッ
(#*゚ω゚*)「ふんぬっ!!」
( <●><●>)「どうですか、ちんぽっぽ」
(;*‘ω‘*)「ダメだっぽ…全然破れないっぽ」
668
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:43:41 ID:EXbQ45HY0
( ´_ゝ`)「にしても、意図も簡単に捕獲できたな」
(´<_` )「相手が水鉄砲を知ってなくて助かったな」
( ´_ゝ`)「まぁ、なんというか俺たち…」
( ´_ゝ`)「流石だよな!!」(´<_` )
( ;<●><●>)「くそっ…」
(; ><)「僕たちどうなっちゃうんですかぁ…」
(;*‘ω‘*)「ぽ…」
669
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:45:23 ID:EXbQ45HY0
(-_-)スヤスヤ
川д川「(そろそろご飯作ろうかな)」
川д川「(…にしても、王子の寝顔はいつみても癒されますね)」
川д川「…」
川д川「この時間が永遠に続けばいいのに…」
コンコンッ
コンコンッ
川д川「…ブーン君かな?」
670
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:46:24 ID:EXbQ45HY0
コンコンッ
コンコンッ
川д川「はいはい、今開けますよ」
ガチャン
('A`)
川д川
('A`)「やぁ、まっ」
ガッ!
('A`)「残念、閉めさせないぜ?」
川;д川「っ…」
671
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:47:33 ID:EXbQ45HY0
('A`)「久し振りだな」
川;д川「お引き取りください」
('A`)「それは出来ないな」
川;д川「何しに来たんですか…」
('A`)「ヒッキー王子からお前を奪いに来た」
川;д川「王子には手を出させません」
('A`)「…じゃあ、賭けをしよう」
川;д川「賭け…?」
672
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:52:53 ID:EXbQ45HY0
('A`)「おう、俺は暴力も科学の力も一切使わずお前をヒッキー王子から奪ってみせるぜ」
川;д川「そんなばかな…」
('A`)「まぁ、みてろ。で、勝敗の付け方だが、ヒッキー王子が一歩でも城から出れたなら、俺の負けでいい。」
('A`)「ただし、ヒッキー王子が城から出れなかったら、俺はお前をさらう。どうだ?お前に有利な賭けだろ?」
川д川「…もし、その賭けを断って、私があなたと戦うことを選んだら…?」
('A`)「王子にも危害が及ぶかもな。賭けにのるなら俺は絶対に王子に手をださない」
川;д川「…わかりました、その賭け、のります」
('∀`)「そう言ってくれると思ったよ」
673
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:54:13 ID:EXbQ45HY0
('A`)「まぁ、一応逃げないように拘束させてもらうぞ。あ、後騒いだりとかすんなよ?」
ギュッ
川;д川「くっ…」
('A`)「さぁて、後はヒッキー王子を呼びに…」
ガチャ
(-_-)「ふわぁ…、貞子、誰か来てるのー?」
川;д川「王子…!」
('A`)「ナイスタイミングですね、ヒッキー王子」
674
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:55:52 ID:EXbQ45HY0
(-_-)
(;-_-)「えっ、なっ、お前貞子に何してるんだ!!てか、誰!?」
('A`)「こんなかたちで会うのはとっても不本意ですが…、私は隣国の科学者、ドクオと申します。」
(;-_-)「か…科学者?」
('A`)「今日は王子に頼みたいことがありまして」
(;-_-)「な、なんだ」
('A`)「単刀直入に言うと、我が国の姫と結婚して頂きたいのですよ」
(;-_-)「断る」
675
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:57:52 ID:EXbQ45HY0
('A`)「まぁ、そう言わずに。それに…」
グイッ
川;д川「きゃっ」
('A`)「今、どちらが不利な立場かはお分かりでしょう?」
(;-_-)「…!」
('A`)「でもまぁ、私も鬼ではありません。ヒッキー王子が望むならチャンスを差し上げますよ」
(;-_-)「チャンス…?」
676
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:58:43 ID:EXbQ45HY0
('A`)「えぇ、もしヒッキー王子が私と戦って勝ったのなら、姫との結婚もしなくていいですし、この占い師も返します」
('A`)「ただし、戦う場合は城の外に待機させている科学兵器を使わせて頂きます。」
(;-_-)「科…学…兵器…」
('A`)「もし、大人しく我が国の姫と結婚してくださるのなら、科学兵器も使わずにすむんですがねぇ…。」
(;-_-)「…貞子は、どうなるんだ」
('A`)「この占い師には最高の暮らしをご用意いたします。彼女が望む物はなに不自由なく用意しますよ」
677
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:00:38 ID:EXbQ45HY0
('A`)「姫と結婚するのも、占い師を手放すのもお嫌でしたら、外で戦いましょう」
('A`)「どうします?」
(;-_-)「…くっ」
('A`)「さぁ、王子!」
(;-_-)
(-_-)
( _ )
678
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:01:34 ID:EXbQ45HY0
「…分かった。姫と結婚しよう」
.
679
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:03:12 ID:EXbQ45HY0
('A`)「……。」
川;д川「王子…?」
( _ )「だから早く、科学兵器を持って帰ってくれ」
('A`)「…いいんですか、王子。科学兵器だけじゃなく、この占い師も連れて帰ってしまいますよ?」
( _ )「…あぁ」
川;д川「王子…王子!!」
( _ )「貞子」
川;д川「は、はいっ…」
(-_-)「幸せになってくれ、今まで迷惑かけてすまなかった」
川;д川「あ…」
('A`)「ほら、行くぞ。」
川;д川「そんな、王子…!!私は王子の側にいるだけで…」
('A`)「では、失礼します」
バタン
680
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:04:40 ID:EXbQ45HY0
('A`)「…本当は、科学兵器なんて一つも持ってきて無かったんだけどな。窓をみりゃ、嘘だって分かっただろうに」
川д川「…王子は、自分が科学を信じてしまったら私が消えてしまうから、だから…」
('A`)「だからお前を見捨てたってか?」
川д川「王子は私を見捨ててなんかないです!!」
('A`)「だったら何で戦おうとしないんだよ。本当にお前が大切なら、科学を目の前にしたとしても、戦おうとするだろ」
「……」
(;'A`)「あー……、いや、悪かった、あの…」
(;'A`)「は、ハンカチいるか?」
川;д;川グズッ、エグッ…
681
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:06:15 ID:EXbQ45HY0
(-_-)
川;д川『私、消えるのは怖くありません。ただ、ヒッキー君の記憶から消えてしまうのだけが怖くて、悲しいんです…!』
『なんでだよ、城に帰ってこいよ!!』
『…お前、そんなに自分に自信ないのか?』
『そんなに貞子ちゃん信じられる自信ねぇかって言ってんだよ!』
『お前に自信があるんだったら別にこんな所に籠もんなくたって科学なんかに負けねぇだろ!』
『この臆病者! 城に戻ってくるまで絶交だ!戻ってきたら俺 に土下座しろ!ばぁか!』
682
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:07:15 ID:EXbQ45HY0
( _ )「僕は…」
( _ )「僕は本当にバカで臆病者だ…」
ガチャ
(;-_-)「…っ!」
「お久し振りですね、王子」
(;-_-)「君は…」
683
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:09:45 ID:EXbQ45HY0
「ずっとずっと、この時をまってました。」
ガサッ
(-_-)「…久しぶりだね」
(-_-)「デレ姫」
ζ(゚ー゚*ζ
684
:
名も無きAAのようです
:2012/02/03(金) 22:13:38 ID:EXbQ45HY0
・消費したお題
頂上決戦
・残っているお題
君から見た世界
それでも
幼少時代
科学の最先端と魔法の最先端
頂上決戦なのに決戦してないじゃんとか言わないでください、ごめんなさい。
今日の投下はここまでです、質問などありましたらどうぞ。
685
:
名も無きAAのようです
:2012/02/03(金) 23:01:20 ID:hOgjh0yA0
乙乙!
続きも楽しみにしてます
686
:
名も無きAAのようです
:2012/02/04(土) 19:00:42 ID:Nwikjq7YO
面白かった
完結はどのくらいを予定してる?
687
:
名も無きAAのようです
:2012/02/04(土) 22:27:59 ID:X2lb95N.0
>>686
中は大体書けてるので、近いうちに。
下が少し悩んでいますが、できれば今月中に終わらせたいとは思ってます。
あくまで予定ですが。
688
:
名も無きAAのようです
:2012/02/08(水) 23:28:19 ID:W5o9dWqA0
では、最終回の中を投下します。
689
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:30:28 ID:W5o9dWqA0
チュンチュン
(-_-)「ん、朝か…」
ガチャ
(-_-)「貞子、今日のご飯…」
ζ(゚ー゚*ζ「お早うございます、ヒッキー様!」
(-_-)「あ…」
690
:
名も無きAAのようです
:2012/02/08(水) 23:30:32 ID:FZbUHb2c0
きたか
691
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:32:35 ID:W5o9dWqA0
ζ(゚ー゚*ζ「どうかしましたか?」
(-_-)「…いや、おはよう」
ζ(゚ー゚*ζ「おはようございます!」
(-_-)「ん…」
ζ(゚ー゚*ζ「朝御飯できてますよ!」
(-_-)「じゃあ、いただくよ」
692
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:34:11 ID:W5o9dWqA0
(;-_-)「ねぇ、なんか変な匂いしない?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうですか?はい、どうぞ、召し上がれ!」
(;-_-)「……これ、なに」
ζ(゚ー゚*ζ「スクランブルエッグです!」
(;-_-)「…次からは僕が作るね」
693
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:35:23 ID:W5o9dWqA0
('A`)「貞子、起きろ」
川д川「…いやです」
('A`)「いいから、ほら」
川д川「…」
694
:
名も無きAAのようです
:2012/02/08(水) 23:35:46 ID:gckpnQ6A0
いざ姫の顔が出てくると見慣れないな
695
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:36:05 ID:W5o9dWqA0
('A`)「どーだ、この城、意外と科学品ないだろ」
川д川「はぁ…」
('A`)「お前のために色々整理したんだ」
川д川「そうですか…」
('A`)「で、この部屋をみて欲しいんだ」
ガチャ
川д川
川;д川「何で、魔術品がこんなに!?」
('A`)「魔法書も腐るほどあるぜ」
川;д川「すごい…!」
696
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:36:50 ID:W5o9dWqA0
('A`)「全部お前にくれてやる」
川;д川「えっ?!」
('A`)「他にも欲しいもんは何でも用意してやるよ」
川д川「…。」
川д川「…私が欲しい物なんて、一つしかありませんよ」
('A`)「…。」
697
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:37:34 ID:W5o9dWqA0
ガシャガチャ
( ´_ゝ`)「博士、あの四人組ははなれの塔に幽閉しといたよー」
ガチャキュキュッ
(´<_` )「護衛もたくさんつけといたから大丈夫だとおもう」
('A`)「そうか、ご苦労様」
キュイーンガシャガチャ
( ´_ゝ`)「…ところで、博士は何作ってるんだ?」
キュッ
('A`)「…ヒッキー王子のロボット…」
(´<_` ;)「なにしてんだ博士…」
( ´_ゝ`)「せっかく好きな子手に入れたんだから、ロボットに頼らない方がいいんじゃないか?」
('A`)「お前に正論言われるとなんか凄くムカつく」
( ´_ゝ`)「なにそれひどい」
698
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:38:34 ID:W5o9dWqA0
('A`)「…ってか、あの爆発女は?」
(´<_` )「あぁ、四人組倒して城を守る人がいなくなちゃったから城の護衛してるよ」
('A`)「なるほどな、後で飯持ってかなきゃな、あいつが飯作ると爆発させるからな」
( *´_ゝ`)「じゃあ俺が行く!!」
('A`)「ん、よろしく」
(´<_` )「じゃあ俺は四人組に飯持ってくわ」
699
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:39:46 ID:W5o9dWqA0
ガチャ
(´<_` )「ご飯だぞー」
(#*‘ω‘*)「ここから出せっぽ!!」
(´<_` )「まぁ、すぐ帰れるからしばらく我慢してくれよ。それに部屋だって、最高級のおもてなしなんだから、文句ないだろ?」
( #><)「文句ありまくりです!!いつ帰してくれるんですか!?」
(´<_` )「まぁ、ヒッキー王子と姫の結婚式が終わったらだな」
700
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:40:44 ID:W5o9dWqA0
( ;<○><○>)「!?
嘘ですよね!?王子が姫と結婚なんて!!」
( ;><)「嘘に決まってるじゃないですか!!王子には貞子さんと言う将来のお相手がいるんですから!!」
(´<_` )「その子なら今うちの城にいるけどな」
(;><)「なんですとぉおお!!」
(´<_` )「ま、そういう訳だから、君ら四人が変な真似したらその子がどうなるか…わかるよな?」
701
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:41:24 ID:W5o9dWqA0
(´<_` )「…と言っても、一番強そうな奴はまだ目をさましてない見たいだがな」
( -∋-)zzZ
( ><)「クックル…」
(´<_` )「ま、そういう訳だから、大人しく飯でもくってな。じゃあな」
バタン
(; ><)「貞子さんを人質にとられてちゃ、どうしようも出来ないんです…」
(;*‘ω‘*)「ぽー…」
702
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:42:57 ID:W5o9dWqA0
ζ(゚ー゚*ζ「あぁ、私はなんて幸せなんでしょうか!きっと今世界中の誰よりも幸せですわ」
(-_-)「そう…」
ζ(゚ー゚*ζ「ずっとずっとヒッキー様と結婚したいと思っていました」
(-_-)「それは知ってるよ」
ζ(゚ー゚*ζ「王子が望むなら、私はずっと王子と一緒にこのお城から出ないでくらします!それに、もちろん科学なんて使いません!」
(-_-)「ねぇ…、どうしてそこまでして僕じゃなきゃいけないの?」
ζ(゚ー゚*ζ「私がヒッキー様を愛しているからです」
(-_-)「何で?」
ζ(゚ー゚*ζ「それは…」
703
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:44:00 ID:W5o9dWqA0
幼い頃、私は色んな人から美しいと言われました。
父は私を自慢するために、私をいつも側に置いていました。
そんなある日…
(-@∀@)『やぁ、フォックス君、きたよー』
爪'ー`)y-『来て欲しくなかったけどな』
(-@∀@)『ひどーい、あ、その子が噂の娘さん?』
爪'ー`)y-『そういうこと、可愛いだろ』
(-@∀@)『可愛いねー』
704
:
名も無きAAのようです
:2012/02/08(水) 23:44:00 ID:qMYaEQAY0
きたー!支援!
705
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:45:22 ID:W5o9dWqA0
『…だれ?』
爪'ー`)y-『このおじさんはね、芸術の国の王様なんだよ』
『じゃあ、私の似顔絵描いて』
(;-@∀@)『いや、僕は絵だけは本当に苦手なんだ、彫刻でいいかなー?』
爪'ー`)y-『おい、アサピー、描けよw』
(;-@∀@)『絵は本当に駄目なんだって!!うちの子に描かせようよ!うまいからさぁー』
爪'ー`)y-『お前が出来ない事やって欲しいんだよw』
(;-@∀@)『えぇ…』
『描いてよー』
(;-@∀@)『うぅ…』
706
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:47:19 ID:W5o9dWqA0
(;-@∀@)『できたよ…』
爪'ー`)y-『どれどれ…』
【ζ゚-。)3】
『?!』
(;-@∀@)『うわぁあああ!!本当にごめんねー!』
爪'ー`)y-『下手くそすぎるだろww』
707
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:48:17 ID:W5o9dWqA0
(#-@∀@)『そんなに言うならフォックス君、描いてみなよ!!』
爪;'ー`)y-『え』
『お父さん、私あんな顔なの…?』
爪;'ー`)y-『そんなことないよ!!』
『じゃあ、お父さん、私の本当の顔かいてよ』
爪;'ー`)y-『ははは、よぅし、まかせろ…はは…』
708
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:49:00 ID:W5o9dWqA0
ボソッ
(;-@∀@)『ねぇ、フォックス君、バカにしたってことは僕よりは上手く描けるんだよね?』
爪;;'ー`)y-『…描けるわけねーだろ』
(;-@∀@)『ええええ!?どーすんのさぁ!!』
爪;'ー`)y-『うるせぇ!!ここは父親の意地だ!!可愛くかいてやるぜ!』
709
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:50:17 ID:W5o9dWqA0
(;;-@∀@)
爪;;∀ )y-
『かけたぁ?』
爪;'ー`)y-『見るな!これは失敗作だ!!』
『やだぁ、みる!!』
爪;'ー`)y-『アサピー、パスっ!!』
(;-@∀@)『ナイスパス!!』
『見せてよー!!』
(;-@∀@)『今度うちの子が描いた絵持ってくるから、これは駄目…』
710
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:51:06 ID:W5o9dWqA0
ヒョイッ
(-@∀@)『えっ』
('A`)『大の大人が何小さな子供いじめてるんですか…。地獄に落ちますよ?』
爪;'ー`)y-『ぎゃああああ!!それを返せ、ドクオ!!』
『ドクオ、見せて!』
('A`)『はい、姫』
爪;'ー`)y-『うわあああ!!やめ、アッー!!』
711
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:51:52 ID:W5o9dWqA0
『………』
(;'A`)『な、なんですか、これは!!悪魔の絵ですか!?』
『う…』
『うわあああああん!!私はこんな顔なんだ、うわあああああん』
(;'A`)『え、え!?』
爪; ∀ )y-『あーぁ…』
(;-@∀@)『今度うちの子に描かせた奴持ってくるから…』
712
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:52:37 ID:W5o9dWqA0
ζ(゚ー゚*ζ「その時から私は醜い顔を隠すようになりました。当時の顔は今でも思い出したくありません…」
(;-_-)「だから顔隠してたのか…」
ζ(゚ー゚*ζ「そこで、ヒッキー様の登場ですよ!!」
(;-_-)「え?」
713
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:53:52 ID:W5o9dWqA0
爪'ー`)y-『やぁ、シュー、久々だな』
lw´- _-ノv『あぁ、久々だね、それよりお前のご自慢の娘も来てるんだろ?どこだ?』
爪;'ー`)y-『あー、それなんだが…』
『…はじめまして』
714
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:54:41 ID:W5o9dWqA0
lw´- _-ノv
lw;´- _-ノv『え?なにそれ、新しい遊び?』
爪;'ー`)y-『聞くな…』
lw;´- _-ノv『え、あ、うん…』
『…私、外で遊んで来てもいい?』
爪'ー`)y-『勿論さ、でも、城からでちゃいけないよ?』
『はい』
715
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:55:35 ID:W5o9dWqA0
『…綺麗な花壇がたくさん、いいなぁ。』
トタトタ…
川*д川
『あ、私と同じくらいの女の子だ…』
ドテッ
川д川『う』
『あ…』
川;д;川『う、うわああああん!!』
716
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:56:26 ID:W5o9dWqA0
『ちょっと、大丈夫?』
川;д;川『ひっぐ…えっぐ…』
『ほら、手。』
川;д;川『あ、ありがとうございます…』
『まったく、気をつけなさいよね。』
川;д;川『…ぐずっ』
『一体何してたのよ、あんなに走って』
川;д;川『綺麗な蝶がいたから、捕まえようと思って…』
『蝶?』
717
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:57:32 ID:W5o9dWqA0
川;д;川『はい…、あとちょっとだったのに…』
『…どんな蝶よ』
川;д;川『え…、水色で大きい蝶です…』
『…暇だし、捕まえるの手伝ってあげるわよ』
川*;д;川『ありがとうございます!!』
『はいはい。じゃあ、あなたはあっち探して、私はこっち探すから』
川*д川『はい!』
718
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:58:31 ID:W5o9dWqA0
ガサガサッ
『ったく…全然見つかりゃしないわね』
『と言うか、紙袋からじゃ見にくいのよねぇ…』
『うーん…』
(-_-)『ねぇ、さっきから何探してるの?』
『水色で大きな蝶よ』
(-_-)『あ、それならさっき、あっちにいたよ』
『本当?!』
『って、あんた誰よ!!』
(-_-)『そんなことより、蝶捕まえなくていいの?』
『あ…、はやく案内しなさいよ!』
(-_-)『うん、こっちこっち』
719
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:00:57 ID:fFBQFiXU0
『見付けたとしても、どうやって捕まえればいいのかしら』
(-_-)『その紙袋使えば?』
『…それだけはダメよ』
(-_-)『どうして?』
『…私の顔が、醜いから』
(-_-)『こんなキレイな声の子が醜い訳ないでしょ』
『…醜いわよ』
(-_-)『それにさっき、僕の友達が転んだとき、手貸してあげてたでしょ。そんな優しい子が醜い訳ないよ』
『何言って…』
720
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:01:49 ID:fFBQFiXU0
(;-_-)『あ、蝶いたよ!!』
『…!!』
ガサッ!!
『つ、捕まえたわよ』
(-_-)『…』
(-_-)『やっぱり、君、すっごいキレイじゃないか』
721
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:04:11 ID:fFBQFiXU0
ζ(゚ー゚*ζ「あの時、醜い私を見てもヒッキー様は受け入れてくださいました。」
(-_-)「…懐かしいね」
ζ(゚ー゚*ζ「…あの時からずっとずっとあなたと結婚することだけを願ってきました。」
(-_-)「…」
ζ(゚ー゚*ζ「私の本当の素顔をみせられるのもヒッキー様だけ…。」
ζ(゚ー゚*ζ「本当に愛してます、私の全てをヒッキー様に捧げます。だから、ヒッキー様…」
(-_-)「ねぇ」
722
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:06:14 ID:fFBQFiXU0
ζ(゚ー゚*ζ「はい?」
(-_-)「どうして君は、僕の嫌がることばかりするんだい?」
ζ(゚ー゚*;ζ「…あの魔法使いのことは確かに謝ります。でも、こうするしかなかったんです!」
(-_-)「それじゃなくてさ」
ζ(゚ー゚*;ζ「え…?」
723
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:07:43 ID:fFBQFiXU0
(-_-)「君、いつまでその紙袋被ってる気なの?」
ζ(゚ー゚*;ζ「な、何を言って…!!」
(-_-)「いい加減、嘘吐くのはやめなよ」
(-_-)「ツン姫。」
ζ(゚ー゚*ζ
ξ(ー*ξ
ξ⊿ )ξ
ξ゚⊿ ゚)ξ
724
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:09:01 ID:fFBQFiXU0
ξ゚⊿ ゚)ξ「…私の本当の名前、知ってたんですね」
(-_-)「当たり前でしょ、貞子以外で初めてできた友達なんだから。」
ξ゚⊿ ゚)ξ「…覚えててくださったんですね、あの約束」
(-_-)「…忘れる訳ないでしょ」
725
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:10:59 ID:fFBQFiXU0
(-_-)『昨日はありがとう、貞子も喜んでたよ』
『そりゃ良かったわね』
(-_-)『あれ、又紙袋被ってるの?』
『当たり前じゃない、私はとっても醜いんだから。』
(-_-)『醜くなんかないよ、すっごいキレイだよ』
『嘘つかないで!』
(;-_-)『嘘なんかついてないよ…、本当にそう思ったんだよ』
『…うるさいわね、私が紙袋被っていようがいまいが、あんたには関係ないでしょ』
726
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:13:51 ID:fFBQFiXU0
(-_-)『紙袋外した方が、花壇ももっとキレイにみえるよ?』
『…こんな私が、こんなキレイな花壇をみる資格なんてないわ。私には、紙袋から透けてみえる世界がお似合いなのよ…』
(-_-)『…』
(-_-)『…ねぇ、僕たち、友達になろうよ』
『…はぁ?』
(-_-)『ほら、友達になった証に指切りげんまんしよーよ』
『なにそれ、ってか、何で私があんたなんかと友達に…!!』
(-_-)『いいから、ほら、こーやって、小指と小指をからめて…。これで嘘つかないって約束したことになるんだよ!』
『ばっからしい…』
727
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:14:50 ID:fFBQFiXU0
(-_-)『指切りしたから僕たちの間で嘘は無しだよ』
『あっそ』
(-_-)『だからね』
『何よ』
(-_-)『君はとっても優しくて、とってもキレイだよ』
『…!!』
728
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:15:49 ID:fFBQFiXU0
(-_-)『僕は別に君が紙袋を被ってることについてはもう何も言わないよ、君が紙袋を取りたくないならしかたないし』
『…』
(-_-)『まぁ、こんなこと言った後で悪いんだけど、紙袋少しだけ貸してくれないかな』
『なんでよ…』
(-_-)『君から見た世界がどんな世界か見てみたいんだ。そしたら君ともっともっと仲良くなれるかもしれないし!』
『…バカじゃないの!!本当にバカね、もう私に関わらないで!!』
(;-_-)『あっ…』
729
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:17:31 ID:fFBQFiXU0
『どうして…私、あんなこと言っちゃったんだろう。』
『本当は嬉しかったのに…。
どうして素直になれないんだろ…、どうしてこんなに醜くいんだろ…』
『友達…かぁ…』
『…』
『…今からでも遅くないわよね、謝りにいこう!』
730
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:18:34 ID:fFBQFiXU0
(-_-)『…ふぅ』
『あ、いた…!あの…』
川д川『王子、どうかしましたか?』
(-_-)『ん?いや、大丈夫、何もないよ』
川д川『…無理しないでくださいね』
(-_-)『あはは、貞子は優しいね、ありがとう…』
『…。』
731
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:19:51 ID:fFBQFiXU0
『(あの人は、私みたいな意地悪な子じゃなくて、あの子みたいな優しい子がいいんだ。)』
『(だったら、どうすればいい?)』
『(だったら…)』
『また、被ってしまえばいいじゃない』
732
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:20:52 ID:fFBQFiXU0
ξ゚⊿ ゚)ξ「…と、言うわけでして」
(-_-)「バカだね、君は本当にバカだね」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「…すいません」
(-_-)「一体いつちゃんとした名前を名乗るのかと思ったらずっと偽名使うんだものなぁ…」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「あの…」
(-_-)「何?」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「もしかして、私とずっと会ってくれなかった理由って…」
733
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:22:14 ID:fFBQFiXU0
(#-_-)「…君が僕との約束忘れて、ずーっと嘘ついてたからだよ!それに加えて貞子をいじめるし…」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「…そ、そんなぁ…私は自分で自分の首を絞めてたんですね…」
(-_-)「そういうことだね」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「はぁ…」
(-_-)「まぁ、これからは嘘をつかないことだね…」
ξ*゚⊿ ゚)ξ「…ヒッキー様、それじゃあ私と結婚…」
ガシャアアン!
(;-_-)「え!?ちょ、今の何の音!?」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「ガラスが割れたような音でしたが…」
734
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:25:32 ID:fFBQFiXU0
ガチャ
(;-_-)「一体誰…?!」
(;-_-)「え…!?」
「てめぇええ!!ふざけんじゃねええ!!」
ξ゚⊿ ゚)ξ「ヒッキー様は私が守りま…!?」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「な、なんであんたがここにいるのよ…」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「ハイン!!」(-_-;)
从#゚∀从
ξ;゚⊿ ゚)ξ「え、な、なんでヒッキー様がハインの事を…」
(;-_-)「え、なんでって、そりゃ…」
从#゚∀从「それはなぁ…」
735
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/09(木) 00:26:58 ID:fFBQFiXU0
lw´- _-ノv「なぁ、アサピー、あのクソガキどこ?
久々に怨み晴らしてやろうとおもったのに」
( ゚д゚ )「おれも結婚運占って絶望させてやろうとおもったのに」
爪'ー`)y-「そもそもアサピーの子供みたことないわ」
(-@∀@)「みんな酷いなぁー!」
lw´- _-ノv「で、どこ?」
(-@∀@)「うーん、あの子なら今頃…長年の夢を叶えてる所じゃないかなぁー?」
从#゚∀从「俺様こそが、ヒッキーの親友こと、芸術の国の姫、ハインリッヒ様だからさぁ
あ!」
ξ゚⊿ ゚)ξ「え」
ξ;゚⊿ ゚)ξ「ええええ!?」
736
:
名も無きAAのようです
:2012/02/09(木) 00:31:16 ID:fFBQFiXU0
・消費したお題
幼少時代
君から見た世界
・残りのお題
それでも
化学の最先端と魔法の最先端
最後台詞がちょっとずれてしまた…。
残りは下です。今月中には終わらせたいと思います、では。
737
:
名も無きAAのようです
:2012/02/09(木) 00:34:11 ID:dOVm40PM0
えええええええええ
芸術は爆発ってことですか…
乙乙
738
:
名も無きAAのようです
:2012/02/09(木) 00:36:01 ID:fFBQFiXU0
>>737
そういうことですw
739
:
名も無きAAのようです
:2012/02/09(木) 00:39:23 ID:NsZoQDUs0
おっつー
読み返してみるとアサビーとハイン似てるっちゃ似てるな…
料理を危険物に変えるとことか特に
740
:
名も無きAAのようです
:2012/02/09(木) 02:30:51 ID:e1rIOspEO
ツンの目が離れ過ぎてるのは仕様?
741
:
名も無きAAのようです
:2012/02/09(木) 04:20:08 ID:X1Ng9znQ0
仕様ということにしといてください
742
:
名も無きAAのようです
:2012/02/10(金) 09:08:15 ID:09IbXQbgC
ツンの顔がこええw
743
:
名も無きAAのようです
:2012/02/13(月) 11:51:09 ID:ZTPFke.cO
確かにツンの顔こえぇww
でも続き気になる乙!
744
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:51:22 ID:XWvqMumQ0
从#゚∀从「ヒッキー!!久しぶりだな」
(-_-)「…うん、本当にね」
从#゚∀从「…話は全部きいたぞ!」
745
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:52:04 ID:XWvqMumQ0
( ´_ゝ`)『飯もってきたよー』
从 ゚∀从『さんきゅー』
( ´_ゝ`)『すべて作戦通りうまくいったよ!』
从 ゚∀从『…そうか、それはよかっ
た』
( ´_ゝ`)『しかし、あの王子、ヒキコモリ王子といわれるだけはあるね。占い師をさらわれる時ですら城からでないなんてねwww』
从 ゚∀从『…その話もっと詳しく』
746
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:52:46 ID:XWvqMumQ0
从#゚∀从「んで話を聞きゃあ、何も抵抗しないで貞子ちゃんさらわれるのを見てたらしいじゃないか!」
(-_-)「…貞子のためだ」
从#゚∀从「ふざけたことを…!もういい、殺してやる!」
ξ;゚⊿゚)ξ「何いってんのよ、あんた!!ヒッキー様には手をださせないわよ!?」
从#゚∀从「邪魔すんな、どけっ!!つか、あんた誰だ!」
ξ゚⊿゚)ξ「あー…かぶらなきゃわからないか」
747
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:53:26 ID:XWvqMumQ0
ズボッ
「これでお分かり?」
从#゚∀从
从 ゚∀从
从;゚∀从「え、姫?」
「うん、姫、あんたの上司の。ところで、芸術の国の姫って何?あんた火薬師じゃないの?」
从;゚∀从「いや、あの」
「それにあんたは城の護衛をしてるはずだけど、どういうことかしら?」
从;゚∀从「…わかったよ、全部説明するよ」
748
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:54:07 ID:XWvqMumQ0
俺とヒッキーはさっきも言ったように親友だ。
しかし、ヒッキーはある時を境に城にひきこもるようになりやがった。
城から出てくるのを何年も待っていたけど、全くでる気配はない。
そこで俺は城を爆発させようと考えていた。
そんな時…
(-@∀@)『はーいん!』
从 ゚∀从『んだよ、親父。』
(-@∀@)『城を爆発させずにヒッキー君を城からだす方法教えてあげようかー?』
从 ゚∀从
从;*゚∀从『ま、まじで!?そんな方法あんの!?』
(-@∀@)『あるよー、それにはまずフォックス君の国に行ってね…』
749
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:55:28 ID:XWvqMumQ0
从 ゚∀从「前からあんたが誕生日にヒッキーと結婚する作戦を考えていたのを親父はしっていたんだ、だからそれに乗じて俺の長年の夢も叶えられる計画を教えてくれたのさ。んで、俺は親父に言われた通りに動いただけだ。」
「っていうか、なんでその作戦のこと知ってたのよ!!」
从 ゚∀从「…仕事上いけないことだとしても、大好きな俺様の願いが叶うならどんなことでもする坊主のおかげ、かな。」
「あ…」
( ^ω^)『僕は自分の大好きなお姫様の願いが叶うならどんなことでもするお!それが例え、仕事上いけないことだとしても…』
「ブーンを使うなんて、汚いわね…」
从;゚∀从「それは親父に言ってくれよ」
750
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:56:19 ID:XWvqMumQ0
「…はぁ、すっかり騙されてたわ」
从 ゚∀从「騙したつもりはない。俺はヒッキーが外に出さえすりゃあ、姫とヒッキーが結婚しようがなにしようがどうでもよかったから」
「それもどうなのよ…」
从#゚∀从「にしても…かんっぺきな計画だったんだぞ、本当に!!なのにお前は…!」
(-_-)「…」
751
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:57:07 ID:XWvqMumQ0
从#゚∀从「…なぁ、本当に貞子ちゃんのためと思って抵抗しなかったのか?」
(-_-)「当たり前だよ、あの科学者は貞子に最高の暮らしを与えると約束したんだ。ヒキコモリ王子に仕えるのとはくらべものにならないぐらい幸せだろう?」
从 ゚∀从「…お前は本当にばかだな。あのなぁ…貞子ちゃんは…」
752
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:58:00 ID:XWvqMumQ0
ガサガサ
( ´_ゝ`)『しかし、あの子も可哀想に。つか、なにさがしてんの?』
ゴソゴソ
从 ゚∀从『別に。それより何が可哀想なんだ?』
( ´_ゝ`)『いやぁ、あの子、欲しいもんはヒキコモリ王子だけとか言ってるみたいでさ、最高級の部屋を用意しても、最高級の魔具を用意しても
『どんな物を用意されても、王子がいる生活には敵いません』
って言うんだってさ。』
753
:
それでも
:2012/02/29(水) 23:58:49 ID:XWvqMumQ0
(-_-)「…」
从 ゚∀从「お前がやったのは、貞子ちゃんのためなんかじゃない」
从 ゚∀从「貞子ちゃんの一番悲しむことをしただけだ」
(-_-)
(-_-)「ツン姫、男に二言は無いという言葉があります」
「え、えぇ」
(-_-)「今から僕は男失格になります」
「それは…どういうことですか?」
754
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:00:04 ID:Fqm.KBh60
(-_-)「貞子を、取り返しに行ってきます」
.
755
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:02:10 ID:Fqm.KBh60
「…」
「…私の部下は強いですよ?なにより科学者です」
(-_-)「それでも、行きます。」
「…じゃあ、もし、ヒッキー様がドクオに負けたら、今度こそ私と結婚してください」
(-_-)「えぇ、わかりました。」
756
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:03:00 ID:Fqm.KBh60
从 ゚∀从「ヒッキー、これ」
スッ
(;-_-)「それお爺ちゃんの剣じゃん!!」
从 ゚∀从「拝借した。頑張ってこい」
(-_-)「…本当にありがとう」
ズシッ
(;-_-)「滅茶苦茶おもいんだけど…!」
从 ゚∀从「頑張れ、ヒキコモリ。その力のなさで勝てるかはしらんがな」
757
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:03:41 ID:Fqm.KBh60
(-_-)「…じゃあ、行ってきます」
ガチャン
从 ゚∀从「…外でれたことだし、今から邪魔してきてやろうか?」
「バカ、おとなしくしてなさい」
从 ゚∀从「じゃあ、ヒッキーが負けるように祈るのぐらいは手伝うぞ」
「…何いってんのよ、私のヒッキー様が負けるわけないじゃない」
从 ゚∀从
从 ゚∀从「あんた、格好いいな。」
「そりゃどうも」
758
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:04:46 ID:Fqm.KBh60
川д川「…」
('A`)「貞子」
川д川「なんですか?」
('A`)「窓を見つめたって、アイツはこないぞ」
川д川「わかってますよ。王子は私のためにこうしたんですから」
('A`)「本当にそう思ってるなら滑稽だな」
川д川「何がですか」
('A`)「お前のためなら抵抗しただろ」
759
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:06:37 ID:Fqm.KBh60
川д川「何度も言ってますが、王子は私のために科学に触れないように城からでないようにしてるんです」
('A`)「そもそもそこからおかしい」
('A`)「本当に魔法の存在を信じているなら、科学に触れても何ともないはずだ」
川д川「それは…仕方のないことです」
('A`)「何が仕方ないんだ」
川д川「魔法は今使うことができません。それに王子は魔法を見たことがありません、私もです。」
川д川「しかし、科学は見ることができます。今現在存在しています。」
川д川「目に見えないものを信じるのは難しいことです。しかし、目に見えるものを信じることは容易いことです。」
川д川「だからこそ、王子は城からでないのです。私が消えてしまわぬように」
760
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:07:44 ID:Fqm.KBh60
('A`)「つまり、それって結局魔法を信じていないんじゃないか」
川;д川「信じてくれています!!ただ、もしかしたら目に見えないものを信じるのは難しいのかなってだけで…」
('A`)「『わたしを見たから信じたのか。見ないで信じるものは幸いである』」
川;д川「え?」
('A`)「聖書にこういう話がある。イエスが死んだ後、弟子の一人がイエスが復活したと聞いても信じなかった。」
('A`)「その弟子は実際にイエスを見て触らなければ信じないと言った。そんなある日、イエスはその弟子の前にあらわれた」
('A`)「するとそれまで信じて居なかった弟子が、イエスを見た途端に『わが主よ、わが神よ』と言った。その時にイエスが弟子に言ったのがさっきの言葉だ。」
川д川「…それがどうしたんですか?」
761
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:10:24 ID:Fqm.KBh60
('A`)「魔法も同じようなもんだ。俺たちの世代は見たことは無いが、見たという人がいる。神様やイエスの復活を見たことは無いが、イエスが復活したとか、神様いるとか聖書には書いてある。」
川д川「…」
('A`)「信じる者は救われるんだ。だから俺は本気で魔法はあると信じてる。」
川;д川「え、でも科学者なのに」
762
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:11:16 ID:Fqm.KBh60
('A`)「関係ない。どちらも信じてる、そして俺は魔法と科学が両立できる世界を作りたいと思ってるんだ。」
川д川「魔法と科学が両立できる世界…」
('A`)「あぁ、だからそれを実現させるためにも、貞子」
('A`)「俺と結婚してくれ。」
川д川「…え?」
763
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:13:10 ID:Fqm.KBh60
(;-_-)「はぁはぁ…目的地についたは良いものの…」
(´<_` )「眠いな…やることもないし、兄者もいないし、門番なんてつまらん」
(;-_-)「…まいったなぁ、門番なんて倒せる自信ないよ」
(´・ω・`)「君」
(;-_-)「ひっ!!」
(´・ω・`)「なんかさっきからうろうろしてるけど、城になんかようなの?」
(;-_-)「それは…」
764
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:14:19 ID:Fqm.KBh60
(´・ω・`)「実はね、僕は親友に会いにきたんだ」
(;-_-)「え、あ、はぁ」
(´・ω・`)「でも普通に会いに行くんじゃなくてね、なぐりにいくんだ」
(;-_-)「は、え?」
(´・ω・`)「ちょっと聞いてくれる?つか、愚痴らせて」
(;-_-)「は、はぁ…」
(´・ω・`)「僕さ、バーをやってるんだけど、さっきね…」
765
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:15:07 ID:Fqm.KBh60
(´・ω・`)『今日はあんまり飲まないんだね』
川 ゚ -゚)『お話したいからね』
(´・ω・`)『かといって毎日あってるし、最近おもしろい話なんかないよ?』
川 ゚ -゚)『…実はな、マスター。最近、城に魔法使いの女の子が連れてこられたらしいぞ。なんでもどこぞの王子に仕えていた魔法使いだそうだ。』
ガシャン
川 ;゚ -゚)『ちょ、大丈夫か!?』
(´・ω・`)『…それは、誰が連れてきたの?』
川 ゚ -゚)『それは…』
(´・ω・`)『クーさん、悪いけど今日は店じまいさせてもらうよ。行かなきゃ行けない所があるんだ』
川; ゚ -゚)『あ、おい、マスター!』
766
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:15:55 ID:Fqm.KBh60
(´・ω・`)「という訳なんだ。確かにアイツの恋を応援はしてたよ?たださらうとかあり得なくね?で、殴りに来たんだけどやっぱりいいや」
(;-_-)「そんなあっさりあきらめていいんですか?」
(´・ω・`)「だって君が代わりにボコボコにしてくれるでしょ?王子さま」
(;-_-)「え…」
(´・ω・`)「じゃあ、僕、あの門番さんとちょっと長話してくるから、後はよろしくね」
(;-_-)「あ、ちょ!?」
767
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:17:38 ID:Fqm.KBh60
(´・ω・`)「やぁ、弟者さん、こんばんわ」
(´<_`;)「うぉ!?マスター、なんでこんな所に」
(´・ω・`)「いやぁ、たまには店を早めにしめて街を散歩するのもいいもんだよ。ところで最近お店に幼女モノの作品を作ってる人が来てさ、色々聞かせてもらっちゃった」
(´<_` )「なにそれ詳しく頼む」
コソッ…
(;-_-)
(´・ω・`)「実はあれはこうであーで…」
(´<_`*;)「まじかよ、やべっ、鼻血でそう」
(´・ω・`)「また来るみたいだからそん時はよんであげるよ」
(´<_` )「楽しみにしてるわ」
(´・ω・`)「あぁ、じゃあね」
768
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:19:10 ID:Fqm.KBh60
(´<_` )「ところでマスター」
(´・ω・`)「なんだい?」
(´<_` )「門番に長話はあんまりしちゃダメだぜ?今日はsadakoちゃん似の魔法使いがあんまりに可哀想だからうっかり長話しちゃったけど」
(´・ω・`)
(´・ω・`)「ふふ、そうだね。今度から気をつけるよ」
769
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:20:14 ID:Fqm.KBh60
川;д川「あの、結婚とか意味がわからないんですが…」
('A`)「実はお前にあった時からずっと好きなんだ、いわゆる一目惚れだ」
川;д川「え、え?」
('A`)「いつか報われると信じてきたんだ、だから…な?」
川;д川「ちょ、近寄らないでくださ…」
770
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:21:20 ID:Fqm.KBh60
バキッ!!
(;'A`)「は…?」
川д川「え…」
(-_-)「鞘付けてても、扉をぶち破ることぐらいはできるもんだね。伊達に重いわけじゃないね」
川д川「お、うじ…?」
('A`)「取り返しに来るとは、思ってもみませんでしたよ。科学は怖くなくなったんですか?」
(-_-)「怖いよ、でも…」
('A`)「でも?」
(-_-)「貞子が居ない生活の方が怖いから来たんだ」
川д川「王子…」
771
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:22:27 ID:Fqm.KBh60
('A`)「…一騎討ちは嫌いじゃありません。いいでしょう、では私はこの銃でお相手しましょう」
(;-_-)「…銃?良くわからないけど、たたかれたら痛そうだね」
('A`)「花瓶を撃つとこうなります」
パンッ
バリーン!!
(;-_-)「…!」
772
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:23:27 ID:Fqm.KBh60
('A`)「どうします?まだ戦いますか?」
(-_-)「…いや、戦うよ。」
('A`)「じゃあ、いきますよ…」
パンッ!
(;-_-)「おっと!」
('A`)「ほらっ」
パンッ!
ボコッ
(;-_-)「壁に穴が!!」
川;д川「やめてください!!当たったら死んじゃいます!!」
('A`)「…あなた、本当に戦う気があるのなら剣を鞘からだしたらどうですか?それぐらいなら待ちますから」
(-_-)「いや、これでいいんだ。今度はこちらから行かせてもらうよ!!」
ダッ!
773
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:25:04 ID:Fqm.KBh60
('A`)「(もうすこし接近してきたら手刀でなぐって気絶させるか…)」
(#-_-)「うおりゃああああ!!」
スポーン
(;'A`)「は、え、ちょ、剣が飛んで来て…?!」
バキッ!!
(;゚A゚)「ふぐああああ!!顔面うったあああ!!いってぇええ!」
(;-_-)「貞子!!僕は魔法を、いや、君を信じてる!!だから、君なら…君なら、叶えられるはずだ!!君の長年の夢を!」
川;д川「…!!」
774
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:27:49 ID:Fqm.KBh60
パンッ!
(;-_-)「うわっ!」
(#'A`)「あ、あんたは本当にダメ王子だなぁ!!剣は投げて使うわ、拾わないわ…一体何がしたいんだ!!」
(-_-)「それは…」
「「黒き闇から出でよ」」
(;#'A`)「は…、なんだ、部屋中光って…!?」
「「我が身にながれる魔法使いの血において」」
(;#'A`)「え…」
川д川「「ここに召喚の儀を行う」」
(-_-)「時間稼ぎ、さ」
川;д川「…えーと、んーと、なんかつよいの、でてきてください!!」
ボンッ!!
川;д川「きゃ!!」
(;-_-)「まぶしっ…!」
(;#'A`)「な、なんだ…、何があらわれるんっ…!」
775
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:29:55 ID:Fqm.KBh60
( ゚∋゚)
(;-_-)
川;д川
(;#'A`)
776
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:30:37 ID:Fqm.KBh60
(( ;゚∋゚)「え、なんだここ、なんで俺こんなところに」
川;д川「…」
川;д川「…はっ!!く、クックルさん!その人を倒してください!!」
(;#'A`)「え、ええええ!?」
777
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:43:07 ID:Fqm.KBh60
クルッ
( ゚∋゚)「…ほう、なるほど、こいつをボコボコにすればいいのか?」
(;#'A`)「いや、まて、色々とおかしいだろ!?一騎討ちじゃなかったのか!?」
( ゚∋゚)「問答無用」
(;#'A`)「いや、ちょ…」
ぎゃあああああああ!!
778
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:43:52 ID:Fqm.KBh60
(;*-_-)「貞子、なんか召喚したもんはあれだったけど、夢叶ったね!!」
川д川「…」
バタンッ
(;-_-)「さ、貞子!?」
779
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:44:47 ID:Fqm.KBh60
.
780
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:45:31 ID:Fqm.KBh60
こうして、
隣国のお姫様のワガママと
ヒキコモリ王子の長いヒキコモリ生活と
芸術の国のお姫様のかねてからの願いは、結果はどうあれ、終わったのでした。
781
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:46:50 ID:Fqm.KBh60
.
782
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:48:26 ID:Fqm.KBh60
魔法使いが科学者の前で魔法を使ったことで、魔法は復活し、世の中にひろまりました。
というか、ひろまりすぎてしまいました。
なんと、世の中の多くの人が魔法使いでもないのに魔法を使えるようになってしまったのです。
.
783
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:49:14 ID:Fqm.KBh60
( ゚д゚ )「参りましたね」
(;-_-)「なんでこんなことに…」
( ゚д゚ )「生まれてから一度も使っていなかった魔力が、魔法を使ったことで世に溢れかえってしまったんでしょう」
(;-_-)「そうなんだ…」
( ゚д゚ )「貞子はしばらく魔力を毎日ヒッキー王子から与えてもらわなければいけませんね」
(;-_-)「わかった」
( ゚д゚ )「では、わたしはこれで。」
バタン
(-_-)「久々にミルナとしゃべったなぁ…」
784
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:50:44 ID:Fqm.KBh60
川;д川「申し訳ありません、王子…魔力のこと、迷惑かけてしまって」
(;*-_-)「気にしなくていいよ、ところで貞子…」
川д川「はい?」
(;*-_-)「ずっと君に言いたいことがあったんだ」
川д川「なんですか?」
785
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:51:34 ID:Fqm.KBh60
(*-_-)「僕と…けっ」
ガシャーン!!
川;д川「なんの音ですか!?」
ξ*゚⊿゚)ξ「王子!!私料理すごく上手になったんです!!まるで魔法
みたいに!!」
('A`;)「おい、貞子!!科学で作った物なのに魔法のせいで科学じゃありえない機能が勝手についちまうじゃないか!!どうしてくれんだよ、俺科学者なのに!」
川д川「それを応用して科学と魔法で作られた物ができるからいいじゃないですか」
('A`)「あ、確かに!これで『人間』つくれる!」
786
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:52:27 ID:Fqm.KBh60
(#-_-)「…二人とも、もう気が済んだんじゃなかったの?二人とも負けたんだし」
ξ゚⊿゚)ξ「…」('A`)
('A`)「負けたけど…」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ、それでもやっぱりあきらめられないし…だから…」
「「「結婚してください!」」」
787
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:53:40 ID:Fqm.KBh60
('A`)「ん、あれ?」
ξ゚⊿゚)ξ「え、え、ちょ、ま」
チュッ
川;*д川「え…?」
.
788
:
それでも
:2012/03/01(木) 00:55:06 ID:Fqm.KBh60
(-_-)ヒキコモリ王子のようです川д川
http://h2.upup.be/d/MIoB2MCqyE
789
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 00:58:00 ID:Fqm.KBh60
消費したお題。
それでも
長い最終回でした。
まだ一つ、のこってるお題があるので投下します
化学の最先端と魔法の最先端
790
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:00:26 ID:Fqm.KBh60
( <●><●>)「ふぅむ…」
(*‘ω‘*)「どうしたっぽか、ワカッテマス」
( <●><●>)「いや、何、貞子さんの大量の魔力が溢れて皆さん魔法を使えるようになったじゃないですか」
( ><)「それがどうかしたんですか?」
( <●><●>)「いや、どうも私だけはそういう影響がなかったみたいでしてね」
791
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:01:16 ID:Fqm.KBh60
(*‘ω‘*)「えぇ!?なんでだっぽ!?私は筋肉を自在に操れるようになったっぽよ?」
(* ><)「僕はちんぽっぽちゃん人形を自在に操れるようになりましたよ」
( <●><●>)「自慢しなくていいですよ、ったく、花壇行ってきます。」
(*‘ω‘*)「すねてるっぽ?」
(#<●><●>)「すねてません!!」
792
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:02:04 ID:Fqm.KBh60
( *<●><●>)「やはり貴女たちは美しい…。魔法なんかつかえなくたって別にいいと思え…」
( <●><●>)「…ないですね、やっぱり使ってみたいです」
( ;<ー><ー>)「どうして私だけ魔法が使えないんでしょうかね」
(*゚ー゚)「あら、ワカッテマス、ここにいたの」
( <●><●>)「クッ…じゃなかった、しぃさん、何かご用ですか?」
(*゚ー゚)「ワカッテマスにいい本買ってきたの」
( <●><●>)「ほう、どんな本ですか?」
793
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:02:49 ID:Fqm.KBh60
(*゚ー゚)「ドキッ☆最先端魔法特集!自分の目覚めていない魔力を開花させちゃおう♪って内容なの!!」
( <●><●>)「ありがとうございます」
(,,゚Д゚)「しぃ、まだかー」
(*゚ー゚)「あ、ギコ君呼んでるからもういくね!!じゃあね♪」
( <●><●>)「あぁ、はい」
794
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:03:43 ID:Fqm.KBh60
( <●><●>)「…クックルは水をかぶると女になる魔法がつかえるけど、あれは別に羨ましくもなんともないですね。まぁ、本人が幸せそうなので別にいいですが…」
( <●><●>)「さて、早速よむとしますか」
ペラッ
( <●><●>)「何々、決めポーズをして「魔力、開花っ!!」と叫ぶ…」
795
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:04:40 ID:Fqm.KBh60
シャキーン
⊂( <●><●>)ノ「魔力、開花っ!!」
しーん
⊂( <●><●>)ノ「…」
( ;*<●><●>)「…何も起こらないじゃないですか…。はずかしい…」
クスクス
( ;*<●><●>)「だ、誰ですか!私を笑っているのは!!」
796
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:05:35 ID:Fqm.KBh60
(゚、゚*トソン『え…』
( ;<●><●>)「…ト、ソン…?」
797
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:07:14 ID:Fqm.KBh60
(゚、゚トソン『…ワカッテマス、やっと気付いてくれましたね』
(;<●><●>)「気付いたって、あなた、いつ帰ってきてたんですか?」
(゚、゚トソン『ワカッテマス、貴方まだ気付いてないんですか?』
( ;<●><●>)「気付くって何に…!?」
798
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:08:00 ID:Fqm.KBh60
( ;<○><●>)「あ、あなた…」
(゚、゚トソン
(;<○><○>)「足が、無いじゃないですか…!」
799
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:08:40 ID:Fqm.KBh60
(゚、゚トソン『私実はあの後すぐに死んでしまったんです。事故で。だから遠い国には嫁がずにすみました。死んでからはずっとあなたの守護霊をしてました』
( <●><●>)「…ずっと一緒にいたんですか」
(゚、゚トソン「えぇ、ずっと。」
( <●><●>)「…」
800
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:09:47 ID:Fqm.KBh60
(゚、゚*トソン「でね、今、最先端☆化学を学んでいるんですよ!!だからそのうち触れたりできるようになるかとおもいます!だから待ってて…」
ギュ
(゚、゚トソン「うわ、だから今は抱き締めてもだめですって…」
「愛してます」
(゚、゚トソン
801
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:10:46 ID:Fqm.KBh60
( 。<●><●>)「ずっと…ずっと後悔してました。あなたを連れて逃げなかったことを。」
( 。<●><●>)「三流の執事になってでも、あなたを連れて逃げるべきだったのはわかっていたんです、なのに…」
(゚、゚トソン「ワカッテマス、そんな悲しいことをいわないでください」
(゚、゚トソン「私は一流の執事だからこそ、あなたを愛したんですよ」
( 。<●><●>)「でもトソン…」
(゚、゚トソン「ねぇ、ワカッテマス」
802
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:11:40 ID:Fqm.KBh60
(゚、゚*トソン「毎年ちゃんと見ていましたが、あなたのくれたヒマワリ、綺麗ですね。」
( *。<●><●>)「…えぇ、そりゃあ…」
「あなたの、一番好きな花ですから。」
803
:
化学の最先端と魔法の最先端
:2012/03/01(木) 01:24:33 ID:Fqm.KBh60
消費したお題
化学の最先端と魔法の最先端
これで本当におわりです。
今までお題をくださった皆様、ありがとうございました。
こんな作品をよんでくれた皆さんに本当に感謝です。
とりあえず、最終回にのせた絵のバラバラバージョンのせておわります。
今まで本当にありがとうございました。
http://h2.upup.be/d/KQyfBzPfFt
http://h2.upup.be/d/vdLUJtC9y5
http://h2.upup.be/d/j7lAOcxpM8
http://h2.upup.be/d/c94eerL8b4
http://h2.upup.be/d/rLKJzztQdn
http://h2.upup.be/d/JEG6j5xPlQ
http://h2.upup.be/d/9DIpMwQxLb
http://h2.upup.be/d/ZoiaZowrwK
http://h2.upup.be/d/H79c8ZsMWs
http://h2.upup.be/t0HAqUghki
http://h2.upup.be/d/eRnLwF0hkB
http://h2.upup.be/d/PU8KnNYOSZ
804
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 01:27:09 ID:QfJ0Bxvg0
本当にお疲れさまでした!!この作品大好きです!!
805
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 04:11:46 ID:g2TuuyLsC
お疲れ様〜
ほんといい最終回だった
次回作あったら期待する
806
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 07:14:09 ID:bovhuNvUO
乙でした
807
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 07:29:42 ID:xq3gmIpk0
おつ
808
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 12:55:35 ID:GEtiIWt2O
乙です
次回作は兄妹設定のドク貞を書いてほしいです
809
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 15:47:11 ID:fdhx8GyUO
乙!
810
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 18:09:24 ID:YZ/6XvQI0
乙!
俺のお題が一番最後に使われるなんて思わなかったw
811
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 19:52:27 ID:A2fpVenYO
乙!
ヒキ貞好きになりました
812
:
名も無きAAのようです
:2012/03/02(金) 17:58:06 ID:MVZB22ZU0
乙乙!
絵も可愛いし好きな話だった
813
:
名も無きAAのようです
:2012/03/02(金) 21:41:03 ID:a3v1q3BQ0
後日談をこの二人で閉めるとは…ニクい演出だなぁ
乙でした!!
814
:
名も無きAAのようです
:2012/03/09(金) 14:34:30 ID:edf.LAyI0
今更ですが、乙です!
楽しかった!
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