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( ^ω^)ブーン系小説予告編スレのようです
219
:
◆zZwBVT39Fg
:2012/06/27(水) 06:14:49 ID:1VnyPLMQ0
『・・・・・・!』
しかし、首なし騎士は怯む様子もなく手にした剣をドクオに振り下ろす。
ドクオは迫ってくる巨大な刃を身を捻るだけ交わし、首なし騎士の懐に潜り込む。
そのまま胴体と抱えている生首ごと大剣で串刺しにしようとするが、
大剣の切っ先が胴体に迫る前にドクオの体は衝撃を受けて後方へと弾き飛ばされた。
ドクオはなんとか姿勢を保ち、たたらを踏まずにすんだ。
だが、そこへ追撃の凶刃が迫る。
眼前に迫る刃はドクオの顔の幅ほどもあり、
気を緩めると肝を潰してしまうほどの圧力があった。
(#'A`)「うるぁあ!」
ドクオは裂帛の気合とともに振り下ろされる刃に対して自らも刃を打ち込んだ。
衝突した鋼同士からは一瞬、火花が飛び散った。
打ち付けられた刃と刃は互いに弾かれる事なく、そのまま鍔迫り合いとなる。
明らかに首なし騎士と比べると体型に劣るドクオだったが、
その見た目に反し、凄まじい臂力で押し付けられる刃を受け止めていた。
('A`)「魂の理、生命の循環から外れた不浄なる者よ・・・・・・」
ドクオの腕は、背中の肩口から膨れ上がり、徐々に刃を押し返しはじめていった。
自らが信仰する戦いの神へ捧げる祝詞を口しながら、
ドクオは少しづつ刃を押し返していく。
ついに重なりあった刃は逆転し、今度はドクオが刃を押し付ける形になる。
(#'A`)「我が神の力を持って、汝を正しき輪へと返す!」
祝詞が紡ぎ終わると、ドクオが纏ってい淡い光が一瞬にして輝きをます。
放たれた白い浄化の光は視界が塞がれる程のものだった。
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