恋愛相談室～彼女いま～す♪～パート4 - 1367286720

884：図書館の館長：2013/05/21(火) 21:56:13 HOST:FL1-119-240-19-177.hkd.mesh.ad.jp: 上の続き！

ハヤテ「そ…!!そんなのダメだよ!僕は君を助けに来たんだ!!」
天王洲「いいの…これは私の罰だから。ハヤテ…いつまでも………
あなたを傷つけるばかりでごめんね…」
ハヤテ「アーたん…」
ガン
ハヤテ「おぉぉ(助けるんだよ!!)」
ーだけどあなたの心がずっと…「助けて」って叫んでいる
事だけは聞こえているわ。
うああああああ
ハヤテ(助けるんだよ!!!今度こそ!!)
ー目の前に泣いている女の子がいるのに…ハヤテは守ってあげないの？
ハヤテ(決めたんだ!!10年前に……!!)
ー今度雨が上がった時に、ちゃんと謝ろうな…
ハヤテ「僕はまだ………君に言わなくちゃいけない事があるんだ…!!」
君を助けるために…!!　伝えるために…!!
ハヤテ「だからこんな所で…!!あきらめるわけにはいかないんだ!!!」
「だったらこれを受け取りなさい!!」
ギュルルル　パシィ！！
ハヤテ(これは…!!木刀政宗!!潜在能力を極限まで引き上げる
鷺ノ宮家の宝具…!とゆう事は…体が…!!動く…!!)
ハヤテ(そうだ!!　今度こそ彼女をー!!)
伊澄「ハヤテさま!!とにかくその…!!理事長さんを外から取り込もう
としている奴を…!!とにかくそいつを…ねじ伏せて……!!」
ハヤテ「わかってますよ伊澄さん。」
ぶぉぉぉぉ!!
ハヤテ「とにかくこいつを…ぶっとばせばいいんですよね？」

ハヤテ「返してもらうぞ…!!その人を………!!」
ハヤテ(待ってて…アーたん!!
ーハヤテの…声が聞こえる。ハヤテの…　アテネを略してアーたん!!
ドドドドド
伊澄「ハヤテさま!!」
ヒナギク「ハヤテ君!!」
　アーたん!!　アーたん!!
………ハヤテ…
天王洲(この10年…ずっと悔やんできたどうして…
あんな別れ方しかできなかったのか…好きで好きで
大好きでたまらなかったのに、どうしていつも傷つける事しかできないのか…
初めて触れたての感覚を、今でもはっきり覚えてる。)
ドドドドドドドド
天王洲(初めて交わした唇の感触も…　それなのに今は…
触れるのが怖い…きっと私はまた、あなたの事を傷つけてしまうから…
あの時の悲しい瞳をしたあなたに…どうして私は何も
言ってあげれなかったのか…だから10経って偶然あなたを
みつけても…遠くから見守るだけにした。会いたくて触れたくて…
もう一度名前を呼んでもらいたかったけど…けどあなたの、
幸せそうな横顔を見たとき…決めたんだ…あなたの今が幸せなら、
私はそれでいいと。もう一生…気づいてもらえなくていい…
もう一生…その名を呼んでもらえなくていい…
私ではできなかった幸せを…誰かがあなたに与えてくれる
ことができたなら…私はもう…名前を呼んでもらえなくていいから…
あなたが幸せなら…それでいいから…私は…私はー)
天王洲「……ハヤテぇ…会い…会いよぉ…ハヤテ…ハヤテ…ハヤテ…
もう一度私の名を…名前を呼んでよ…ハヤテー!!!」
ハヤテ「助けにきたよ!!アーたん!!　さぁ早く僕と一緒に…!!」
天王洲「ハヤテぇ…ハヤテぇぇ!!ハヤテ…ハヤテ…ハヤテ…ハヤテぇ…」
ハヤテ「ごめん…来るのが少し遅れた。」
天王洲「ううん…いいの…もういいの…もう…会いたかったの…
ハヤテ…」