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Enthusiastic kiss
1
:
羅歌月
:2015/10/10(土) 08:22:09
プロローグ
「あぁ、つまらない。」
私はそうつぶやいた。空を見上げるととてもとても青かった。
「ねぇ、君!」
ふいに、聞いた声。振り返ると、そこにはかっこいい人がいた。
「ねぇ君。僕たちのモデルにならない?」
そこから始まる、私のモデルストーリー……。
8
:
羅歌月
:2016/01/06(水) 11:22:10
萌編はちょっと打ちきりにして、
新しいのを書きます。
9
:
羅歌月
:2016/01/06(水) 11:33:59
プロローグ
ガチャッ
「ふ〜〜ん、完成したのか?」
「はい??」
「曲だよ。曲。早くしねえと、怒られるぞ。
アイツら、ああ見えて短気だから。」
「わかってますよ。」
ガチャッ
俺はただのサウンドクリエイターだ。
まぁ、俺はバンドやソロやアイドルに
曲を提供し、そしてもらった金で
生活している。でも、嫌になった。
「いってらっしゃい!」
「あぁ、行ってくる。」
「ハハハ。仲がいいな〜。お前らは。」
仕事も、恋愛も、友情も………
全て、この男、出川哲郎と繋がって
いると思うと、本当に嫌だった。
「それじゃ〜、アイツらに見せよって
ちょっと、おい!待て!」
この頃の俺はやさぐれていて、
どうしてもアイツとの繋がりを
少しでもなくしたかった。だから、
通りすがりの君にいつの間にか
声を掛けていたんだ………。
「ねえ、君、一目惚れって信じる?」
「あっ、はい!信じます!というか
私、貴方に一目惚れをしました。」
「俺もだよ。付き合おう。」
「…………はい!」
あのとき、俺は本当に君が好きだった
訳じゃなかった。だから、君に言った
ことも、君への気持ちも嘘だったんだ。
そう、全て嘘だったんだ。最初は。
10
:
羅歌月
:2016/01/06(水) 11:37:11
新スレ建てるの面倒くさかったので
ここに新小説を書きます。この物語の
題材は『彼女は嘘を愛しすぎてる』と
いう私の大好きな少女漫画です。
ちょっと設定が違ったりしている所も
ありますが、そこは羅歌月ワールドと
して楽しんでください!
11
:
羅歌月
:2016/01/16(土) 08:14:47
「はぁ〜〜………」
『へえ〜〜、この曲良いんじゃね?
絶対に売れるぞ』
アーティストというものはなぜなのか、
大体売れたら世界平和とか、エゴとか、
大きな事を歌い出す。けれど、俺は、
もっと小さいことを歌にしていたかった。
例えば、満員電車でぶつかった女の子が
超可愛かったとか。
ドンッ
「あ、ごめんなさい。」
「い、いや全然………」
段の上に乗って演説している政治家の
一人がものすごいハゲでその頭が
太陽の陽に反射してすごく光ってて、
ものすごく爆笑したとか。
「よりよい日本を創っていきましょう!」
「うわっwあの人ヤバwww」
そんな、どうでもいいような日常を
歌にしていきたい。これからもずっと。
でも、出川や事務所の奴らは、
大きな歌を欲しがる。わかっているよ。
羅夢には、もっと大きな歌が歌えるって。
でも、俺には、大きな歌は作れない。
「あっ………」
アイツらだ………。ついこの前まで
一緒にバンド組んでいた奴らが今や
大物のバンドのアーティストになって
しまうんだからな。世の中何があるか
わからないな。昌暉達なんて電車にも
乗れなくなっちまったからな。
俺はどうも最近むしゃくしゃしていた。
だから、たまたま近くにいた君に声を掛けた。
「♪〜〜〜♪〜〜」
「あ、あの!」
「は、はい……」
「ひ、一目惚れって信じますか?」
「は、はい信じます!というか、
一目惚れしました……」
「お、俺もだよ!付き合おう。」
「は、はい///」
「あ、あの、名前は……?」
「長江……」
「長江…さんですか?」
「ああ、君は?」
「黒澤……美澪奈です!」
「美澪奈か、よろしく。美澪奈。」
「よろしくお願いします!」
この時は君を何とも思っていなかった。
ただ、むしゃくしゃしていたから声を掛けた。
それだけだった。だから、君に打ち明けた
ものは全部嘘だったんだよ。そう、
全部、嘘だった………。
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