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Enthusiastic kiss
1
:
羅歌月
:2015/10/10(土) 08:22:09
プロローグ
「あぁ、つまらない。」
私はそうつぶやいた。空を見上げるととてもとても青かった。
「ねぇ、君!」
ふいに、聞いた声。振り返ると、そこにはかっこいい人がいた。
「ねぇ君。僕たちのモデルにならない?」
そこから始まる、私のモデルストーリー……。
2
:
羅歌月
:2015/10/10(土) 10:03:48
はい。単独小説が全く続かない羅歌月です。
今回は、モデルを題材としたお話を書こう
と思います。ドロドロは基本、ないです。
つか、そういうの書けない(笑)。結構、
最近めのを出すと思います。
3
:
羅歌月
:2015/10/10(土) 22:11:05
「はぁ、今日も塾か〜〜・・・・。」
私の名前は、中里萌。中3。受験生。
親はどちらも有名な販売会社に
所属していて、私もそれのために
必死に勉強している、が。
なんのために勉強しているんだろう。
私は、このまま両親の操り人形で
人生を終わらせてしまうのかな?
そうも考えた。どうせそうなるのなら、
死んでしまおうかと思った。
だから、私は、とあるビルの屋上にいる。
遺書も何も書かなかった。別に書くほど、
重い気持ちでもないからだ。そんなに
生きてて楽しかったとか苦しかったとか
何もなかったし、私はいなくていいと
思った。どんどん、近づいていく。
下なんて見る暇もなかった。ただ、
空は蒼かった。澄みわたるほどに。
そのまま、飛びそうになる瞬間、
声がした。
4
:
優羅
:2015/10/10(土) 22:14:37
>>らんらん
遊びに来たよ♪
面白そう。
らんらん頑張ってね!
5
:
羅歌月
:2015/10/11(日) 15:03:26
>>優ちゃん
ありがとう!がんばるね♪
6
:
羅歌月
:2015/10/12(月) 18:42:15
「ねぇ君!何してるの?」
「えっ……………?」
この人、誰?っていうか、イケメン。
「………………。」
何?この人。私をじっと見てくるんだけど。
サラーッ
「!?」
「君、いいね。僕たちのモデルにならない?」
「えっ……………?」
何?この人(2回目←)変人?
「あの「どうせ飛び降りようとしたんでしょ?」
「………………。」
「家はどこ?」
「戻らない!あんな家。」
「じゃ、俺らのとこ来なよ。」
「いいんですか!?」
「いいよ。そう言えば君、名前は?」
「中里萌・・・・・・・・・。」
「俺は金子隼也。よろしく♪じゃ、行くか。」
「は、はい……………。」
なぜか、モデルにスカウトされた私。
金子さんの計らいで家に行くことに
なったけど。どうすればいいの!?
7
:
羅歌月
:2015/10/12(月) 20:16:35
「広っ!」
金子さんの所はどうやらお金持ちみたい。
きらびやかなシャンデリア、
ちりひとつないリビング。
キラキラと光るフローリング。
全てが一級品だと思えた。
「おかえり!隼也っ!」
ギュッ
えっ?この人、金子さんの恋人?
「月香、あんまりベタベタすんな。」
「いいじゃん!従兄弟だし!」
「こっちがよくねえの……。」
もしかして金子さん、怒ってます?
「あの〜〜………。」
「あっ、ごめん。こっち、月香。
従兄弟で同じ高2。で、小さい。」
「小さい余計だ!!」
「あっ、そういや、中里さんも小さいね♪」
ポンポンッ
何だろう。この軽々しい男は。
こんな奴、いろんな意味で初めて見た。
「ここはうちらのシェアハウス!」
「おい!月香!設計サボんなって。誰?」
「こいつ、瀧澤翼。ダンス&コーデ馬鹿。
スタイリスト志望。ちな、私は、ヘアメイク志望♪」
「俺はデザイナー志望でもう一人、
パタンナー志望がいるんだが。」
「皆さん、うるさいです。
起こさないでください。」
「こいつ、パタンナー志望の
浅賀玲音。高2(笑)。」
「うるさいぞ。隼也。
仮にも俺、先輩。」
「あとは、あの子だけかな。」
「あぁ、プレス志望のあいつね。」
「お、遅れてごめ〜ん!」
「遅いですよ!杏奈先輩!!」
「ごめんね。」
「この人がプレス志望の
木島杏奈先輩。高3。」
「よろしく♪って、この子誰?」
「モデルだよ。中里萌。」
「萌です。よろしくお願いします。」
「「よろしく〜〜!」」
すごいな。でも、モデルってどんな事を
するのだろう。ちょっと不安もあるけど、
楽しみ!
8
:
羅歌月
:2016/01/06(水) 11:22:10
萌編はちょっと打ちきりにして、
新しいのを書きます。
9
:
羅歌月
:2016/01/06(水) 11:33:59
プロローグ
ガチャッ
「ふ〜〜ん、完成したのか?」
「はい??」
「曲だよ。曲。早くしねえと、怒られるぞ。
アイツら、ああ見えて短気だから。」
「わかってますよ。」
ガチャッ
俺はただのサウンドクリエイターだ。
まぁ、俺はバンドやソロやアイドルに
曲を提供し、そしてもらった金で
生活している。でも、嫌になった。
「いってらっしゃい!」
「あぁ、行ってくる。」
「ハハハ。仲がいいな〜。お前らは。」
仕事も、恋愛も、友情も………
全て、この男、出川哲郎と繋がって
いると思うと、本当に嫌だった。
「それじゃ〜、アイツらに見せよって
ちょっと、おい!待て!」
この頃の俺はやさぐれていて、
どうしてもアイツとの繋がりを
少しでもなくしたかった。だから、
通りすがりの君にいつの間にか
声を掛けていたんだ………。
「ねえ、君、一目惚れって信じる?」
「あっ、はい!信じます!というか
私、貴方に一目惚れをしました。」
「俺もだよ。付き合おう。」
「…………はい!」
あのとき、俺は本当に君が好きだった
訳じゃなかった。だから、君に言った
ことも、君への気持ちも嘘だったんだ。
そう、全て嘘だったんだ。最初は。
10
:
羅歌月
:2016/01/06(水) 11:37:11
新スレ建てるの面倒くさかったので
ここに新小説を書きます。この物語の
題材は『彼女は嘘を愛しすぎてる』と
いう私の大好きな少女漫画です。
ちょっと設定が違ったりしている所も
ありますが、そこは羅歌月ワールドと
して楽しんでください!
11
:
羅歌月
:2016/01/16(土) 08:14:47
「はぁ〜〜………」
『へえ〜〜、この曲良いんじゃね?
絶対に売れるぞ』
アーティストというものはなぜなのか、
大体売れたら世界平和とか、エゴとか、
大きな事を歌い出す。けれど、俺は、
もっと小さいことを歌にしていたかった。
例えば、満員電車でぶつかった女の子が
超可愛かったとか。
ドンッ
「あ、ごめんなさい。」
「い、いや全然………」
段の上に乗って演説している政治家の
一人がものすごいハゲでその頭が
太陽の陽に反射してすごく光ってて、
ものすごく爆笑したとか。
「よりよい日本を創っていきましょう!」
「うわっwあの人ヤバwww」
そんな、どうでもいいような日常を
歌にしていきたい。これからもずっと。
でも、出川や事務所の奴らは、
大きな歌を欲しがる。わかっているよ。
羅夢には、もっと大きな歌が歌えるって。
でも、俺には、大きな歌は作れない。
「あっ………」
アイツらだ………。ついこの前まで
一緒にバンド組んでいた奴らが今や
大物のバンドのアーティストになって
しまうんだからな。世の中何があるか
わからないな。昌暉達なんて電車にも
乗れなくなっちまったからな。
俺はどうも最近むしゃくしゃしていた。
だから、たまたま近くにいた君に声を掛けた。
「♪〜〜〜♪〜〜」
「あ、あの!」
「は、はい……」
「ひ、一目惚れって信じますか?」
「は、はい信じます!というか、
一目惚れしました……」
「お、俺もだよ!付き合おう。」
「は、はい///」
「あ、あの、名前は……?」
「長江……」
「長江…さんですか?」
「ああ、君は?」
「黒澤……美澪奈です!」
「美澪奈か、よろしく。美澪奈。」
「よろしくお願いします!」
この時は君を何とも思っていなかった。
ただ、むしゃくしゃしていたから声を掛けた。
それだけだった。だから、君に打ち明けた
ものは全部嘘だったんだよ。そう、
全部、嘘だった………。
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