したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Dreams will come true~ぼくらの夢~

294羅歌月:2016/03/29(火) 06:35:59
「愛実ちゃん!!」
「信子ちゃん!どうしたの?」
「私、死のうとしたの。もう、
この世にいる意味なんて、私には、
ないから…………」

そう言う信子さんの目は死んでいた。

「そんなことないよ!信子ちゃんの事、
必要としてくれる人はいっぱい、
いっぱいいるよ!だから、死なないで!
私が今、助けるから!!」
「愛実………」

信子さんは、目に涙を溜めながら、
私の言葉に頷いた………。

「愛実〜〜〜!」
「洸太!!もう今までどこ行って
「今は話せない。とにかく、信子さん
を助けよう。じゃないと……」
「「えっ?」」
「TDNは、崩壊するよ」
「信子ちゃんは、どうして
卒業しようと思っていたの?」
「元から、この時期に卒業しようと
思っていたの。私ね、20過ぎたら、
俊輔と、結婚するの………」

信子さんが結婚?!?!

「えっ?!?!」
「だから私、辞めるんだ。好きって
いうのもある。けれど、一番は、
信代に似てる私が、俊輔を支えなきゃ
いけないの。ねえ、信代も来てくれる?」
「わかった。」
「「信代さん?!」」
「とりあえず、信子を助けましょう!」
「「はい!!」」

とりあえず、皆で現世に還らなきゃ!

295羅歌月:2016/04/04(月) 10:30:03
「うっさいな!そんなんちゃうわ!」
「だけどさ、そういうのが一番
ダメだと思うんだけど!!」
「福ちゃん、こっち!!」
「お前ら、なんでモメとん?」
「「福ちゃんはだまって!!」」
「へいへい…………」

社長の騒ぎから、福ちゃんは時々、
TDNのレッスン場に訪れるようになり、
当時をあまり知らない私たちも、
「福ちゃん」と呼ぶほどになった。
でも、あのカップル(私が思うに)が
あんなに口喧嘩するなんて、
どうしたんだろう〜…………?

「望。」
「な、何?」
「あの二人、なんであんなに口喧嘩
しているの?」
「あれはね〜、多分いつもの曲の表現
での喧嘩だよ。でも、今回はかなり酷い喧嘩だな〜〜。
やっぱり、信子ちゃんじゃないと、
あの二人の喧嘩は止めらんねえわ」
「ふーーーん」
「ちーちゃん、人に聞いといて、
その反応、ひどくない?」
「えっ?」
「いや、やっぱいいや。」

望、なんかおかしい?
望と私は、元々、同じ小中の同級生
だった。
望はチャラくて、教室ではいつも、
派手(?)な男子と一緒に変な事してる
ような奴だったのに。TDNになってから、
なぜか変わったような気がする。何でだろう。

「愛実ちゃん、大丈夫かな?」

『愛実ちゃん』…………?
もしかして、私達が加入するちょっと
前に、病院に入院した子………?
望が変わったのって、もしかして、
その子に恋したからなの……?
嘘でしょ………?私、バカみたい。

「ちーちゃん?」
「あんたなんかがちーちゃんなんて、
呼ばないで!!」

ダッタッタッタッタッ…………

しばらく走った後、息を整えながら、
椅子に座った。その時に思った。
「何やってんだろう。私。」
「どうした?」
「山………ちゃん。」
「どうした?悩み事?」
「山ちゃん、聞いてくれますか?」
「うん。とりあえず、話してみな?」
「わかりました。私、幼い頃から
ずっと望が好きだった。初恋だった。
意外ですよね?けどアイツは、女子と
付き合っては別れるといった軽い奴
にいつしか変わってしまった。
私の知っている望はもっと、シャイで
女の子っぽい事が好きで、純粋な奴だった。
私がいつか、望を元に戻すんだって
思っていた。けど、時の流れは、
残酷だった。望はTDNに入って、
愛実という女の子に恋をしたんだ。
だから、幼い頃でも、女の子と遊んでた
頃とも違う、新しい望になったんだ。
それって良いことでしょ?わかってます。
でも私は酷い奴だから、こう思っちゃうんです。
「愛実ちゃんが、目覚めなければ
良いのに。」えっ………?」
「俺もそう、好きな子が自分に
振り向かなくて、好きな人の話
ばかりするから思ったんだ。
「振られちゃえばいいのに」って。
その子は振られた。だけど、やっぱり
なんか嬉しさというより虚しさが残った。」
「私達、似た者同士ですね。」
「だな。俺らでコンビ組まない?」
「良いですね。何にしましょうか?」
「それな!どうしよう〜。あっ!!」
「なんですか?」
「あいつ、チーズ好きだからチーズ
入れてやろう!ヤマチーズはどう?」
「あっ!良いですね♪」
「&片想い同盟(笑)。」
「ちょっとそれは……」
「大丈夫!いれない、いれない。」

それが後の伝説となった、
ヤマチーズの結成である………。

296羅歌月:2016/04/04(月) 10:40:33
次回予告

無事に信子を助けた三人。
現世へ戻ろうとするが黒い影が?!

「ヤバイ!こっちに迫ってくる!」
「早く、逃げなきゃ!!」
「帰ろう、皆の所に………。」

TDNでは、新曲のレコディーング。
しかし、ここでもトラブルが……!

「私(有沙)の、歌詞のところが消されてる!!」

センターとなった、有沙のソロだけ空白となった、
歌詞の紙。犯人は誰?その目的は?

「犯人、アンタだったんだね
絶対許せない!有沙をいじめるのは
後にも先にも私だけよ!!」

って美咲!もう見つけたの?!
てか、何気に問題発言してるし!!
次回をお楽しみに!!

297優羅:2016/10/18(火) 21:44:50
「皆、明かりを探すのよ。良いわね!?」
「了解」

こんな真っ暗な所に明かりなんてあんのかなぁ…

そうやってしばらく探していると
信子さんがいきなり震え出した

「どうしたんですか!?」
「…なんか、後ろから変な感じがするの。」
「「「ええっ!!!」」」

振り向くと、黒い服を着た小さい男の子が立っていた。

「…なに?」

すると小さい声でこう言い、追いかけてきた

「オマエヲコロス、ゼッタイ!!!」

私たちは必死で逃げた

「ヤバい、こっちに迫ってくる!」
「早く、逃げなきゃ!!」

しばらく逃げ続けると、いつの間にか声が聞こえなくなっていた

「あれ、もういない…」
「いつの間に…」
「逃げられたんだよ、私たち。」
「今のうちに出口探そう。」
「帰ろう、皆の所に………。」

298優羅:2016/10/18(火) 22:03:43
レコーディング当日
私たちは、目の前の光景に立ちすくんでいた
なぜかって?
実は…

「何で有沙のだけないんや!?」
「私の、歌詞が消されてる!!」
「何で今さら…」
「しかも、修正テープで綺麗にねぇ」
「全員分わざわざやることかな?」

すると、あすみが

「犯人探そうよ、皆で。」
「そうやな、それが早い。」
「よし、行くぞ !」

そのことから、私たちの犯人探しが始まった。

「何か、証拠とかある?」
「うーん、今のところは…」

そんな会話ばかり繰り返していると
いきなり美咲が大声で叫び始めた

「ねぇ、皆犯人わかったかも!」
「「ええ!!!」」
「だから、皆早く来なさい !」

そう言って、部屋を出て行った。
…って、どこ行くのー!!

「早く来なさいよ!」
「「は、はいぃぃぃ!!」」

一体どーなんだぁ!!

299優羅:2016/10/18(火) 22:22:57
しばらく美咲について走っていると
1つの豪邸にたどり着いた。

「でかっ!!!」
「ほら見ろ、美咲の家でかいだろ?」
「まじか…」
「今は良いの!さっさと入って!!」
「はーい」

望の話あってたのね笑
てか、何でここ?

「皆、私の部屋に入って。今から呼ぶわ、犯人を」
「まさか、犯人って…」
「望は検討つくかもね。まぁ、待っててちょうだい」

しばらくすると、女の人が現れた

「もう何よ、わざわざ呼びつけて…って、え?」
「犯人アンタだったんだね絶対許さない!有沙をいじめるのは後にも先にも私だけよ!!」

いろいろ、ツッコミどころはあるけど…
何でこの人が!?

「恵里佳、どうしてくれんのよ!」
「…………………。」

またまた、波乱の予感…

300優羅:2016/10/18(火) 22:29:34
雑談コーナー!!

いや 、本当に久しぶり!

「何で、こんな空いてんの。」

実はと言いますと…

「繋がらなかった」

大変申し訳ないです!!

「運悪いのよ、アンタ」

でも、もうこれで繋がらなくなることはないわね

「一生分反省しんかい。」

はい、します。

301優羅:2016/10/18(火) 22:35:17
次回予告

「恵里佳 何でこんなことしたの?」

皆で恵里佳に問い詰めるも…
果たして大丈夫か!?

信子たちには、明かりが見えて来た
…はずなのに!

「何で!何でこうなるの!?」

ちゃんと、戻ってこれるの?

次回も乞う御期待!

302諸星茜☆羅歌月:2016/11/04(金) 21:11:24
「恵里佳、何でこんなことしたの?」

「ずっと…美咲が私の中ではセンターだった…」

「「へっ?!」」

「なのに…なんで…なんで…」

パシンッ

「バッカじゃないの?!」

「「美咲?!」」

「何が私がセンターよ!確かに!

ずっと私がセンターでいたかった!

でもね、わかったんだ。

センターはね、皆なんだよ。

皆がセンターだからこそ、

TDNができている。それは入ったばかりの

新人にも言えること。そうでしょ?」

「「美咲……」」

「恵里佳の気持ちはわかった!でもね、

今回のはいくら恵里佳でも許されない。

ちゃんと処分は下すわよ…」

「はい、わかりました……」

〜レッスン場〜

「でもよく犯人が恵里佳さんだって

わかったな……」

「数日前から怪しかったのよ彼女。

私が聞いても、「何でもございません」

って言うばかりで……。で、来たら

有沙のソロのとこが消されてたじゃん。

で、確信したってわけ。」

「でもあの迷言は吹いたわwww」

「バーカ!吹いてもらうために言った

わけじゃないし!というかさ公輝。」

「えっ?!何?!」

「告白しないの?有沙に……」

303諸星茜☆羅歌月:2016/11/04(金) 21:27:11
「あ、明かりよ……!」

「もうすぐ、出られる!!」

「行こう!」

「待って!そいつは罠だ!!」

「「えっ?!」」

「ヨク、ワカッタナ?」

「何で!なんでこうなるの?!」

「バレタナラシカタナイ。

オマエラヲクウマデダ!!」

「「ぎゃあああああああ!!!!」」

走って、走って、とにかく走った。

「ギャッ!」

「「信代さん!!」」

「ミツケタゾ?」

「私は放って皆前に!!

信子、二人を守ってね……?」

「わかったよ、信代……」

「信子さん!!」

「あそこが本物の出口よ!!」

「光だ、暖かい……」

「二人は先に行ってて。」

「信子さんは?」

「私は、やり残したことがあるから」

「わかりました!」

「洸太くん。」

「はっ…はい!」

「愛実ちゃんを、守っていくんだよ…。」

「っ…はい!」

「愛実ちゃん、洸太くんの病気は治ったから。

もう、あんなことしちゃダメだよ?」

「…はい!」

「行こう、愛実」

「うん……!」

パアアアアアアアアッ

304諸星茜☆羅歌月:2016/11/04(金) 21:30:36
次回予告

無事に目覚めた愛実と洸太。

でも信子はまだ意識不明で…。

無事に新曲を発売したTDN。

今回は新メンバー6人の活躍回になる!

……ことを期待します。

また次回も見てね♪じゃ〜に〜♪


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板