したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

四貫谷組 第1 国境警備駐屯所

110以下、名無しにかわりまして潜伏がお送りします:2021/05/21(金) 12:40:56 ID:EOq0s7q60

割って入ってきたアイギスは私に目もくれず偽物に襲いかかった。

3人目か、いや。違う。
確認するまでもない
このレスポンスはこの人は、本物だった。
紛れもない私の知ってるあのアイギスだった。

私に武器をくれた
私に武器の使い方を教えてくれた。

私の師。。。
目指すべき高見、尊敬する先輩コテだ。

話したい事はたくさんあった、なんで居なくなってしまったのか??
貴方と別れて色々あった、色んな人と出会った。

あれからの事。。。

でもそれよりも、私の口から出たのは

「ほんとに、ごめんなさい」だけ。

醜態を晒した。
あんなに、あんなに一生懸命頑張ったのに。
久しぶりに会えたのに。
私がやった事、見せれた事は
アイギスのフリをして偽物を殴る事だけ。
恥ずかしさと申し訳なさで
「ごめんなさい」
これ以外何も言えなかった。

アイギスはたった1度だけ、1レスだけ。
安価をこの情けない謝罪に指してこう応えた。

「自分の下着が自分の知らない間にオナニーの道具にされてたら興奮するよね?」

アイギスらしい返答だった。

111以下、名無しにかわりまして潜伏がお送りします:2021/05/21(金) 12:44:16 ID:EOq0s7q60

アイギスと偽物はそのあと少し話して2人とも消えた。

アイギスと偽物がその後、現れる事は無かった。
去って行った2人をただ見送った。
私1人、置いていかれた。

去って行った2人をただぼう然と1人で見送っている私を見兼ねたのだろう。

わふーさんが声をかけて来てくれた。
「実は偽物はお前が帰ってくる半年前くらいから現れて天国を荒し回ってたんだよ」
「その時ですら本物は出てこなかっんだけどな、だから本物を見たのは俺も久方ぶりだよ」と

そりゃそうだろう。
偽物同士が本物を差し置いて罵り合ってたら我慢できないでしょ。
わふーさんは続ける。

お前これからどうするの?

少し間をあけ私は応えた。

「ここを去ります。
わふーさんには話したと思うけど、今、色んな場所を回ってる最中だし
あの様子なら多分、アイギスはもう私には構わないでしょ。
ここに居る意味ももうありません。」

わふーさんは答える

「ふーん
まあ、お前がジタバタしてる姿を本物は見てる
お前が、もがき続けていたら、何れ本物も相手してくれるだろ
そん時は、あの偽物みたいにワンパンで仕留められないように
せいぜい武者修行の旅がんばれよ!」と。

はいはい、では行きますね。
わふーさんもお元気で。

「おう!じゃな!」

アイギスはやっぱり
イタズラそうに無邪気に笑った。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板