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やど箱EX報道スレッド

3シテカ:2018/11/12(月) 06:08:02 ID:8f1Z6Mps
シャンバリン派遣中の第17旅団において奇怪な事件が起きたと噂されている。30人以上が同士討ちによって死亡したというのだ。しかも、その中には旅団参謀長ら高位の将校が含まれていたというからただごとではない。軍当局は黙して語らないが、すでに死亡者の家族には戦死公報が届けられているというから、何事かが彼等の身に襲ったのは確かだ。

消息筋によれば、同士討ち事件は次のような経過で発生したという。その日、旅団参謀長パサリット大佐は鉱山地帯の前線視察に向かうべく、部下らとともに移動していた。一行の通過の予定は滞りなく道中の各部隊に伝えられていたが、なぜかその中の一部隊が車列に銃撃を加えた。この「戦い」はまさに理想的な「待ち伏せ」となり、先頭車は狙撃されてたちまち炎上、後続も先頭車に道を塞がれて動けなくなり、撃たれるがままとなった。事態が収束した時には、大佐を含む37人が死亡していた。

不可解なのは、なぜパサリット大佐の車列が待ち伏せされなければならなかったかが全くわからないことだ。銃撃命令が実行部隊の誰から出たのかも明らかではなく、「最初の一発」はどこから撃たれたのかもわからない。全体的には偶発的事故にも思われるが、生み出された結果は典型的な、用意周到な奇襲攻撃にも思えるという。

軍上層部は、いまだこの事件をどう総括したものか迷っているが、おそらくは事故として処理されることになるだろう。一部には、共同軍の管理する鉱山の利益を巡る暗闘すら囁かれているが、果たして……。


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