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総合雑記スレッド
139
:
強制はしませんが固定ハンドルを推奨します
:2004/08/31(火) 02:07
スト2が出てもう10年と2ヶ月なんですよねー。
対戦台と言う形式の台が発生して10年近くになるのですけど、それまでの対戦はレースゲームにのみ存在しました。画面を2台に分岐して映して操作を各人独立させた形式の対戦台はスト2が出てから半年くらいで出てきたみたいです。
それまでは、人がやってる横に座って勝手に乱入する強者がいましたけど大体はフレンドリーな間柄でないと乱入が成立しない状況でした。
見知らぬ人同志が好きな時に対戦タイムに入れる対戦台と言うアイデアは当時から画期的でした。対戦台黎明期や初期は比較的フリースタイルでの対戦が主流で「強さが競える」「見知らぬ人と遊べる」と言う事で対戦の雰囲気もなごやかでした。
しかし、戦略が知れ渡りより勝利を追求するようになり一般に言われる”待ち”や”ハメ”他のスタイルが発生しました。
待ちやハメと言うのはゲーム内の特徴をある意味反映させているのでやってはいけない事でもないのですが比較的手数の多いプレイヤー層からは嫌悪の対象とされました。
その結果店内のリアルファイト等問題がありましたけどここでは省略します。
一方メーカー側としてはスト2人気にあやかる形で次々と格闘ゲームをリリースしました。
2Dと言われるゲームでは餓狼伝説、サムライスピリッツをはじめとするSNKのネオジオで多数ヒットを飛ばしたほか93年にはバーチャファイターの出現94年の鉄拳の出現等により格闘ゲームブームは対戦格闘の位置づけを明確なものにしました。
それ以降はメーカーの格闘ゲームブームに乗っかる形で格闘ゲームが店内のほとんどを占めるお店まで出現しました。
しかし、その辺(4〜5年前)」で「格ゲーブームが去ったらどうなるんだろう?」と他人事ながら心配しました。
我々オペレーターはメーカーの開発するゲームを買う事によって生計を立てていてメーカーがリリースするゲーム以外に選択肢が無い状況なのですが対戦台に頼り切ってゲーム本来の面白さを追求できなかったオペレーターは次々と閉店を余儀なくされています。
また、対戦台が普遍的なものになるに従ってプレイヤー間の格差による初心者のあきらめと上級者による瞬殺行為で対戦台本来の楽しみより「お金を払ってムカつきたくない」と言う想いが対戦台を終わりに近づけました。
この10年間の間でもっとも努力をしなかったのは「続編攻勢で新機軸を開拓できなかったメーカー」なのか「対戦台にしておけば儲かる」とその他のジャンルで遊ばせる余地を残さなかったオペレーターなのか「対戦を楽しくする/コミュニケーションや楽しみの一つである」と言う認識の今一つ欠けるプレイヤーなのかは定かではありませんが一つコメントすると
「フリースタイルのはずがいつのまにか古いスタイルに擦り変わってしまった現実」と言う対戦台の位置づけが現に存在してると言う事です。
(04.May.2001) Written by けんちゃん
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