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民明書房〜FF編

11(・ω・):2004/03/18(木) 18:02 ID:GrhAegew
耶偶人(やぐうど)

 戦国時代末期、耶蘇会の努力により諸国に耶蘇教が浸透しはじめた。
しかしその成功の裏で昔からの神仏を拝む風習から抜けきれず
戒律を破り神を象った偶像に信仰心を向ける人々が後を絶たなかったという。
 教義に叛いた集団に対する耶蘇会の弾圧は凄まじいものであり
生きたまま皮を剥ぎ贄にされる者もいたのである。
弾圧により命を失ったものは亡骸を破壊された偶像とともに野ざらしにされ
その周囲には常に漆黒の鴉の群れが覆っていたそうだ。

 この弾圧の対象になった耶蘇教徒の偶像信仰派の人々の事を「耶偶人」と呼び
今尚彼等の子孫は畜生の扱いを受け続けているのは嘆かわしい現実である。

民明書房刊『信仰の光と闇 -3-』より


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