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今はいないフレンドへの手紙

1(・ω・):2004/01/26(月) 15:57 ID:KaaEKPbo
俺はFF11に疲れ切っていた。
日々続く・・PTを組むための白争奪戦・・
オートリーダの気遣い・・・効率優先のレベル上げ・・・
揃わない限界アイテム・・・・・・毎日3、4時間の睡眠時間・・
FF11を始めて3ヶ月、もうFF11を辞めたいと思うこともあった・・
そしてメインジョブを封印し、ジュノから離れた・・・
心の故郷ウインダスへ(本当はバス人なのだが)・・

そこで俺はシーフを上げる事にした。
レベルも10になり、PTを組むためにオートリーダを発動・・
誘う相手は、なるべくランクの低い相手を選んだ・・なぜって?
それは初心の心を取り戻したかったから・・
FF11を始めた頃のドキドキを取り戻したかった。
そして6人が揃った・・・そして君と出会った。

311(・ω・):2004/02/16(月) 18:41 ID:9aqsIIf2
>>310
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

312(・ω・):2004/02/16(月) 19:08 ID:.2SWhilE
このスレってすげぇ良スレだけど
この流れを作った>>5>>6が神だったんだな
グッジョブ先輩達

313(・ω・):2004/02/16(月) 21:13 ID:7xE0lxBM
どっちかっつーと流れを作ったのは>12->14じゃないか?
なんにしろグッジョブ先輩達

314(・ω・):2004/02/17(火) 00:06 ID:gVGuXFss
潔く身を引いた1に敬礼

315(・ω・):2004/02/17(火) 00:16 ID:a.giZ/H6
>>306
ザンネンだが俺は名無し氏ではないよ、マチガイナイw
これでぐっすり眠れるかね?

そして先輩とこれからの作家さんたちに /salute

316(・ω・):2004/02/17(火) 09:34 ID:I4yKZvE.
冒険者A:/sh きゃぁ〜〜〜でか羊に殺される〜だれかた〜すけ〜て〜〜〜
冒険者Aは助けを求めている!

今日もコンシュに響き渡る、新米冒険者の悲鳴・・・

謎の釣り人:/sh Hahahaha!まかせたまえ!!!
/anon off
そばにいた、釣り人が、ばっと身を翻し、
バルキリーマスクをつけ、サブリガをはいた珍妙
・・・いや、怪しげ
・・・いやいや、かっこいい(?)いでたちの
赤魔にと変貌する!

赤魔の挑発>でか羊
謎の赤魔:/sh やぁやぁ我こそは、あるときは謎の釣り人!
SteelFleece Baldarichの攻撃>コンシュタットの流星にペチッ!!!

謎の赤魔:/sh またあるときは、片目のテレポタクシー!
SteelFleece Baldarichの攻撃>コンシュタットの流星にドゲシッ!!!

謎の赤魔:/sh そしてまたあるときは、旅の寝バザー!
SteelFleece Baldarichの攻撃>コンシュタットの流星にゲシゲシッ!!!

謎の赤魔:/sh しかしてその実態は!!!音にも名高き「コンシュタットの流星」!!!!
コンシュタットの流星はブリリアントスノーを使用した。
SteelFleece Baldarichの攻撃>コンシュタットの流星にビシッ!!!

コンシュタットの流星:/sh この名に恐れをなさぬのならば
SteelFleece Baldarichの攻撃>コンシュタットの流星にバシッ!!!

コンシュタットの流星:/sh かかってこい!!!!
SteelFleece Baldarichの攻撃>コンシュタットの流星にゲシシッ!!!

コンシュタットの流星:・えちょ いてえじゃねぇか!!!!
コンシュタットの流星:・えちょ ってNMかよ!!!!!
コンシュタットの流星:・えちょ うはwwwwひとりじゃ無理wwwwww

コンシュタットの流星:/sh ははは、さぁ、君達も一緒にこのにっくきモンスターを倒そうではないか!
コンシュタットの流星の歯がきらりと光った。





数分後・・・
/sh 俺は赤きサイクロン!!全てを巻き込み粉砕するぜ!!!
通りすがりの赤魔のサイクロン!!> SteelFleece Baldarichを倒した。

新米冒険者A:ありがとうございました、おかげで助かりました。
通りすがりの赤魔:いえいえ、お礼はいりませんよ、無事で何よりでした。
            あぁ、それと死なしてしまって申し訳ないです・・・。
衰弱中のコンシュタットの流星:いえいえ、皆さんが無事で何より!私の命なぞ安いものです!
コンシュタットの流星の歯がきらりと光った。

コンシュタットの流星:/sh ではさらば!!!
/anon

周りの人たち:おぉ、もうどこかに行ってしまわれた・・・。

・・・かくして、コンシュタットノ平和は、今日も彼の活躍により守られた!
この世から悪の獣人を一掃するその日まで!戦えコンシュタットの流星!負けるなコンシュタットの流星!



コンシュタットの流星:/sh ・・・だれだ、そこ、ぱくりだなんていってる奴は!!!

第74章 倉子(庫)の憂鬱な一日

317(・ω・):2004/02/17(火) 10:03 ID:VwdPICfw
はああ、嫌になっちゃうわ。
また魔法屋からディアかって競売出して来いですって。
まったくいい気なもんよね。
お気にはジュノにレンタルハウス借りてもらったりして
外に冒険に行っているっていうのに
私はいっつもサンド港区の薄暗いトンネルを往復するだけ。
たまに明るいところ出たと思っても、
大抵は皮ギルドか木工ギルドでの開店待ちでしょ?
ほんっと、人を便利なお使いマシーンとでも
勘違いしてるんじゃないかしら?
私だって、こう見えても冒険者よ?
そのうち吟遊詩人に歌われる一編のサーガになる予定なのよ?
それが何よ?
期待に胸はずましてサンドにやってきたというのに
お仕事といったら魔法を競売に出すこと。
……はああああああ、もうほんっと嫌になっちゃう!!

でもね、実はわたし最近たのしみ見つけちゃったんだ〜。えへへ〜。
冒険に出てる子がね、クリスタルとか種とか送ってくるの。
それを他の子が送ってくれた色んな鉢で栽培するの。
色んなものができるんだよ〜!食べ物とか宝石とか!
毎日見てないとすぐ調子悪くなったりするんだけど
そのおかげで毎日のやりがいがあるっていうか
家庭菜園やってるみたいで、なんか主婦っぽくて可愛くない?
って、ちょっと!アンタさっきから聞いてるの?
人が話してる時は目を見なさいよ!ねぇってば!


――ようやく振り返った彼は言った。


「カリカリクポー」


第75章 或いはそれさえも平穏なラバオの日常

318(・ω・):2004/02/17(火) 10:07 ID:nYVg0eS2
第75章 倉子(庫)の憂鬱な一日
  ~~
でいいのかな?

319317:2004/02/17(火) 10:10 ID:VwdPICfw
スマソ お題は「第76章 或いはそれさえも平穏なラバオの日常」に

320(・ω・):2004/02/17(火) 10:47 ID:I4yKZvE.
>>318
スマソ

>>319
それでよろ

321(・ω・):2004/02/17(火) 11:11 ID:nYVg0eS2
第76章 或いはそれさえも平穏なラバオの日常

「たったすけてくれぇ〜〜」
続々迫る蟻蟻蟻蟻蟻アリアリアリありありあり
なんでこんな事になっちゃったんだろう
僕はただお使いでサンダーメロンを買いに出ただけなのに
八百屋さんに無くて。ラバオなら売ってるかもって聞いて
冒険者にコッソリついて行ってココロカを抜けて・・・
でもって何で棒持ったアンティカの大群に追われてるんでしょう。僕は

どん。誰かにぶつかる。ガルカさんかな
「すみません!追われてるんです!たすけてください!」
そのマンティコアはニヤリと笑った

走る走る走る走る走る
なんだか追っかけてる方は緑色のサボテンやらカブトムシやらオンパレードになってきた
大軍団だ。
あ。向こうの方に数人の冒険者がいる。助かった
「おおーい。たすけてー」
冒険者は血相を変えると一目散に逃げ出した。なんでぇ?
も。もう膝が笑ってる。限界だ。本当に限界

その時風が吹いた。
風って言うにはちょっと強すぎだよね。とか思ったとたん足を取られる
あれ?あれ?足だけじゃないよ。なんか地面が無いんですけど
前を逃げる冒険者が何か叫んでる。なんだろう。えーと
た・つ・ま・き・だー?えええええええ

僕は空を飛ぶ。冒険者も空を飛ぶ。アンティカもサボテンもカブトムシも
マンティコアはまだニヤリとしていたが、やっぱり飛んでいた
勘弁してください。もうつまみ食いもイタズラもしないから許してぇ




日が暮れてボロぞうきんみたいになった僕はラバオのおじさんに話しかける
「サンダーメロンひとつください」
「悪いねぇ坊主。売り切れだ。また明日きてくんな」


第77章 守られた約束

322第77章:2004/02/17(火) 12:17 ID:B4y4TKDA
私は帰ってきた。
父の敵を討つべく、サンドリアをたって3年・・・・・。
爺がくれたフレイムデーゲンと共に。

1人前の赤魔導士となった私は、旅先で知り合った冒険者達と
ズヴァール城に出かけ、激闘の末に闇王を倒した。
父の敵を討ったのだ。

屋敷の前まで帰ってきた。あの頃と全く変わっていない。
入るのを躊躇った。母にそして爺に早く逢いたかった。
しかし・・足が進まない。2人とも元気だろうか?
私の我が儘のために、心労をかけたのではないか?
そう思うと、なかなか屋敷に入れなかった。

「!・・お嬢様・・・・・」
後ろから老エルヴァーンが声をかけてきた。爺だ。
「よくぞご無事で・・・・して、本願は?」
「うん。爺のくれた剣のおかげで無事に闇王を倒せたわ。」
「おぉ・・この体に鞭打ってお待ちしていた甲斐がありました・・
ささ、奥様もご健在です。屋敷の中へ・・。
爺に連れられて屋敷に入った。母は涙を流して迎えてくれた。
3年間何をしていたかなど、つもる話をして1日が過ぎた。

翌日、王宮から呼び出しがあり、国王陛下・殿下達・各騎士団長・魔導士団長にお褒めの言葉と
褒美をいただいた。
この日は忙しく、あっという間に夜を迎えた。疲れた私は部屋でくつろいでいた。
コンコン ノックの音
「はい?」
「お嬢様、夜分失礼します。」爺が入ってきた。ちょうど良かった。私も剣を帰そうと思っていたところだ。
「お嬢様、よくぞこの爺との約束を守って、無事にお帰りになりました。大変うれしゅうございます。」
「ううん、爺がくれたこの剣のおかげよ。ありがとう。」私は爺に剣を渡そうとした。
「いえ・・お嬢様は爺などより立派な赤魔導士になられました。このジジィには不用のモノでございます。末永くお使い下さい。」
「爺・・」

「さて、お嬢様、もう1つ約束があったのをお忘れになりましたか?」
「?・・・あ!私の・・子供の面倒を見ること?」
「左様でございます。さて、失礼とは思いましたが、ここにあるお方をお連れしました。」
爺に促され、男が入ってきた。隣の屋敷に住む、幼なじみの伯爵家次男坊だった。
この人物と私は、恋仲だった。しかし生きて帰れないかもしれない3年前の出発前に別れを告げたはずだった。
「お嬢様、無事にお帰りになったのです。ご自分の気持ちに素直になられては如何でしょう?」
「爺・・・・」

月日は流れた。彼は私の家に婿に入り、宙に浮いていた子爵の爵位を継いだ。
爺は相変わらず元気だ。変わったことといえば、私を「奥様」と呼び、娘を「お嬢様」と呼ぶようになったことだ。
「お嬢様!なんというはしたないことを!爺は許しませんぞ!奥様!何とか言って下さい!」
私は微笑みながら、2人のやりとりと見てる。
「やれやれ・・誰かさんの幼い時にそっくりだ・・」爺が苦笑いをしつつもうれしそうにしていた。

第78章 セルビナ警備隊 第11SAM小隊

323第77章 守られた約束:2004/02/17(火) 12:17 ID:A7FBln52
重厚なサンドリア様式の屋敷のベッドに、その老エルヴァーンは横たわっていた。

魂の灯火が今まさに消えんとする彼を支えているのは、ただ一つの思いのみ。

彼は待っていた。
漆黒のロンフォールへ駆け出した後姿を。

月日は流れ、老エルヴァーンは病に伏していた。
かつては戦場を駆け巡ったその足も、主を守って剣を握ったその腕も、
もはや枯れた木の枝のようになっていた。

ただ、彼は待っていた。
幼き頃より彼を見上げたあの美しい瞳を。

その時、窓の外で誰かが叫んだ。
港に飛空艇が到着したという。

そんな当たり前の事。

しかし、その日だけは違った。
毎日、ジュノとサンドリアの間を就航するその飛空艇は、
一人の美しい冒険者を乗せていた。

しなやかなその身体を、朝日のように真っ白い鎧で包んだその人は、
一本のフレイムデーゲンを携えていた。

彼女に駆け寄りねぎらいの言葉をかける人々をかきわけ、彼女は
懐かしい我が家へと急いだ。

あの、老エルヴァーンが待つ屋敷へと。


「ただいま、じいや!いま戻ったわ!」


第78章 今日の戦果はどこへ行った?

324(・ω・):2004/02/17(火) 12:18 ID:A7FBln52
>>322 >>323

うわ、直前で同じテーマで書き込みがッwww

325(・ω・):2004/02/17(火) 12:29 ID:B4y4TKDA
>>324
うはw同時だったねwwwどうしよう?

326(・ω・):2004/02/17(火) 12:33 ID:A7FBln52
>>325
B4y4TKDA、アナタが先よ…>>323は外伝でヨロwwwww

っていうかリロードしたら何もなかったのに、次のお題考えてカキコした
わずかのスキを突くなんて、アナタやるわね…(´ω`)y─┛~~

327(・ω・):2004/02/17(火) 12:43 ID:B4y4TKDA
>>326
A7FBln52 ありがとう。実は自分もリロードして
     なにもなかったからwww

次のお題は譲ります。78章は下のお題でよろ。


第78章 今日の戦果はどこへ行った?

328(・ω・):2004/02/17(火) 13:02 ID:7QoW558g
>>322 >>323
で、お二人さん、ケコーン式はどこでするの?

329(・ω・):2004/02/17(火) 13:14 ID:I4yKZvE.
第77章 守られた約束 外伝

−ズヴァール城・内郭、王の間前
デーモン相手に暴れる一人のタルタルモンクがいる。

「おめめパッチリ、体力すっきり、おチャクラ全開!!」
「集中してりゃ、てめえの攻撃なんか当たらねぇんだよ!」
「とどめだ!乱 撃!!!」

闇の王が復活したので調べてきて欲しいというミッションが発動され
何人もの冒険者が、王の間にたどり着くこともできず返り討ちにあっていたころ
モンク達だけでズヴァールに特攻しようという試みが行われ、何人ものモンクが特攻したが
ここまでたどり着けたのは彼だけだった。

体力が減ったものから順次襲われ半数が脱落したザルカバード。
一人が落ちる穴を間違え、芋づる式にまた半数が落ちてしまい、アーリマンにずたぼろにされた外郭。
何とか上ったはいいもののオークが多数リンクして、さらに半壊した内郭。
しかし、いよいよ彼のミッションも終わろうとしている。
王の間の前で、隠れながら体を休める。
「ようやっとここまできたか・・・。」
自分がこれ以上成長するためには何か壁を越えなくてはならない・・・なんとなくは気づいている。
のっそりと起き上がり、気を貯め始める。
「Maatのじいさんに聞いたらなんかわかるかな・・・」
とりあえず、何かつかめるかもしれないと、この計画に参加はしたが、無駄だろうとは思っていた。

「壁か・・・乗り越えたら、もっともっと強くなれるかな・・・」
そうつぶやくと、王の間の扉を勢いよく開け、飛び込んでいった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

−ル・オンの庭
黒タル「オラオラオラァ!フロスト〜〜」
赤タル「麻痺ってまえ!パライズ〜〜!」
白タル「おんどりゃ〜 ヘキサいくがな!とおっ!」
モタル「うっす!夢想阿修羅拳いきまっしゅ。!!はぁぁぁぁ!!!!」
ちばきゅばずばどがちゃががんごんぎんびしっ!
黒タル「いくで〜〜〜!!ファイガIII!!!」
赤タル「俺もだ!!ファイアIII」
白タル「ついでにぃ〜 ホーリ〜〜!!」
「ウホ☆いいダメージ♪」

あれからいく月の日が流れいくつのミッションをこなしただろうか・・・
冒険者の中でも英雄とまで呼ばれるようになった彼らを知らぬものはもういない。
彼らの名は、あのMaatをも屈服させたつわものとして知れ渡っていた。

ヒーリングしながら、赤タルが口を開いた。
「遠いところに来たのぉ。」
みんな下を向いて口を開かない。
今までの苦労もここで終わる・・・誰もがそうわかっていた。
黒タルと白タルが無言のまま起き上がり、次の対戦体制を整える。
タルモンクがつぶやいた。
「うっしゅ・・・でもおれ・・・おれなんか、本当にここにいていいのかな・・・」
赤タルが背を向けたまま、つぶやく。
「なに言うとる・・・。お前もあの壁、乗り越えてきたやないか・・・」
「うっしゅ・・・」

ル・オンの庭が朝焼けで赤く染まっていく・・・。
「俺ら、散り散りになってそれぞれ腕を磨いてきた。うまく言われへんけど、離れてもずっと一緒やった。」
白タルがそうつぶやきながら、手を差し出す。
タルタルたちは円になってぎゅっと手を握りあった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4人のタルタルたちの消息は、誰も知らない。

330(・ω・):2004/02/17(火) 13:16 ID:A7FBln52
/blush >>328

331(・ω・):2004/02/17(火) 13:17 ID:nYVg0eS2
第78章 今日の戦果はどこへ行った?

おいらは気楽な獣使い
今日もサルタで魚釣りさ
隣には運び屋キャリーが満足そうに空を眺めてる
大きく振り上げてピューと釣り糸を垂らす

かかった
このクィクィって感触がたまらないねぇ
ヒョイッと吊り上げてキャリーが見事にキャッチする
ピュー クィクィ ヒョイ パクッ
ピュー クィクィ ヒョイ パクッ
ピュー クィクィ ヒョイ パクッ

なぁキャリー。今日の戦果はどこへ行った?


第79章 スターオニオンズ団vs子ミスラ探偵団

332(・ω・):2004/02/17(火) 14:11 ID:oMR3jXn.
>>322 >>323
すごいね。同着な上に、登場人物まで一緒だよ。

333(・ω・):2004/02/17(火) 15:29 ID:wuvNgJbY
でも、どっちもおもしろかったからおk!

334(・ω・):2004/02/18(水) 04:23 ID:NNtdlPS6
下がりすぎなので↑

335(・ω・):2004/02/18(水) 09:57 ID:k2bLhLUg
物語がどんどん結末を迎えてますな。

3366:2004/02/18(水) 16:30 ID:bFnXNADQ
第79章 スターオニオンズ団vs子ミスラ探偵団

ここはウィンダス。水と森の都。僕の母国。

僕の国ではタルタルとミスラが生活を共にしている。
僕が入っているスターオニオンズ団はKohlo-Lakoloを団長とするタルタル軍団。
主な活動はNanaa Mihgo率いる泥棒ミスラ達を監視することだ。

正義バッジをキラリと胸につけて今日もNanaa Mihgoを追跡する。
最近Nanaa Mihgoの様子がおかしいのだ。
何日か前にピカリと光る石のようなものを手にしてるのを見たんだ。
それ以来、落ち着きがないのだ。

そろそろNanaa Mihgoが動き出すと僕は睨んでいた。
思った通り、チョコボに乗ってどこかに出かけるようだ。
すぐさま後を追う。

見慣れたサルタバルタを抜けタロンギ、メリファトへ。
どうやらオズトロヤ城へ向かうようだ。

僕は見失わないように気づかれないように後を追う。
どうやら地下に向かったようだ。少し待って下に落ちてみる。

(指輪…?)

ピカリと光るものは指輪だった。拾おうとしたその時だった。
「待ちな!その指輪はあたい達の者にゃ!」
振り返るとそこには子ミスラ探偵団がいた…。

数日後、子ミスラ探偵団とすれ違った。
誇らしげにバウンサークラブを装備していた・・・Orz~

第80章 ヒュムの憂鬱

337第80章 ヒュムの憂鬱:2004/02/18(水) 20:55 ID:uAihZgNc

みなさん勘違いしてると思いますが。
私は自分の意思でこうしているのです。
なかには・・・そう、不本意にもそうであるひともいるかもしれません。
ですが、私は今の自分をとても誇らしく思っていますし、
なにより、そんな自分をいとおしくすらおもいます。
(ーー・・・−−・)
っと、リンクシェルに連絡がはいったかな?


待ち合わせ場所はここだったかな・・・
「おまたせ、エース」
苦楽をともにしてきた、頼もしい私の一番の友人。
彼は彼なりの美学を追及しているそうです。
そんな私たちだからこそ、今まで一緒にやってこれたのかもしれません。
「うっす、俺も今ついたとこよ。今日もがんばろうぜ、エリー」
今日は、あの忌まわしき古墳に行くとのことです。
しばらくすれば他のメンバーも集まるとのこと。
今回も無事に終わりますように・・・。

(あ、あの人たちかな?)
「ちわ〜」
「よろしくにゃ〜ん」
「お、ヒゲ、ハゲ」
「ヒゲって言うな!」
「ハゲって言うな!」

ハゲてんじゃネェ!
 そ っ て ん だ よ !
名前に負けず劣らずのこの美しい・・いや、言ってもわからないのでしょうね。

一度でいい・・・初対面の人に名前でよばれてみたい・・
(だよなぁ、エース・・・)

第81章 ??????が言えなくて (注:読みは「えぬじーわーどがいえなくて」です)

338(・ω・):2004/02/19(木) 15:54 ID:0VBGSZvw
第81章 ??????(NGワード)が言えなくて

森深きロンフォール。木漏れ日にまどろむ静けさを打ち破る絹さく悲鳴が響き渡る。

「<pos>で<t>に追われてます!たすけて!」
おきまりのセリフを叫びながらローブを纏った女性が駆けてくる
今こそ本日デビュー新ヒーローの出番だ!

釣り人姿の青い服から0.2秒でAFへと変身を完了し、颯爽と立ちはだかる蒼い瞳のタルタル。
「魔物のララバイ!」
硬直し、死へと繋がる眠りに落ちるゴブリン。
「もう大丈夫。お嬢さんお怪我は?」
安堵のため息をつくローブの姫君。
「ありがとう。貴方は・・・」

「愛の心に勇気の旋律。正義の楽士キノコマンです!」
ポーズを取り昼間だが一番星の方角を指さし瞳を輝かせる
「はい?」
露骨に怪訝そうな顔をするローブの彼女。タルタルはあわてて取り繕う
「あ、いやキノコマンですよキノコマン。えーとヒーローやってるんです。お助けの」
明らかに嫌悪の表情をしだした彼女は後ずさりながら言った。
「セクハラですか?GMよびますよ」
「はい?」
「なんですかキノ??????って。禁止用語連発してるんですか」
「え?あ?」
パニックモーションしている間に脱兎のごとく逃げ出す彼女。

ヒーローだったのに・・活躍だったのに・・・
「てゆーか、どこが禁止用語なんだ・・誰かおしえてぇ;;」





第82章 星に願いを ゴブリンに花束を

339星に願いを ゴブリンに花束を:2004/02/19(木) 17:05 ID:6HqnXyE2
Paya-sabya :ギーベ、早く早く!
Geebeh :どうしたんだよ、そんなに慌てて?
Paya-sabya :咲いたんだ!あの種が花を咲かせたんだよ!!
Geebeh :本当に?!
Paya-sabya :本当だよ!僕はフィレーネ姉ちゃんを呼びに行って来るから、先に行ってて!
Geebeh :わかった、お前もフィネーレ姉ちゃんを早く連れてこいよ!

天晶堂に向かって走って行くパヤの後姿を追うように、ギーベも急いで種を植えた花壇へと駆けて行く。
朝靄に包まれたジュノの街を息を切らせながら。

Geebeh :本当に咲いたんだ…。
一人呟くように、言葉を漏らす。一人のゴブリンが、獣人と人間との共存を星に願い植えた種が、
花壇一杯に咲き誇り、朝露に濡れて輝いていた。

第83章 星の神子様の悩み

340(・ω・):2004/02/19(木) 18:15 ID:u/eHubfM
          .。::+:゜゜。・::。.        .。::・:゜゜。*::。.
       .。:*:゜:。:+゜*:゜。:+。・::+:。   。:*゜。::・。*::+゜*:。:゜:+:。.
フィック━.:・゜:。:*゜:+゜・。*:゜━━━━゜(ノД`)゜━━━━゜:*。・゜+:゜*:。:゜・:.━!!
   。+゜:*゜:・゜。:+゜                   ゜+:。゜・:゜+:゜*。
 .:*::+。゜・:+::*                        *::+:・゜。+::*:.

341(・ω・):2004/02/19(木) 20:19 ID:gKNMWqEU
キノコマンGJ!

342(・ω・):2004/02/20(金) 01:36 ID:mV6eUfqo
          .。::+:゜゜。・::。.        .。::・:゜゜。*::。.
       .。:*:゜:。:+゜*:゜。:+。・::+:。   。:*゜。::・。*::+゜*:。:゜:+:。.
ソード━.:・゜:。:*゜:+゜・。*:゜━━━━゜(ノД`)゜━━━━゜:*。・゜+:゜*:。:゜・:.━!!
   。+゜:*゜:・゜。:+゜                       ゜+:。゜・:゜+:゜*。
 .:*::+。゜・:+::*                             *::+:・゜。+::*:.

343(・ω・):2004/02/20(金) 10:35 ID:zIBMnzLI
まとめサイト管理人様。更新まめですね。素晴らしいです

長いこと誘導がないので
このスレのまとめサイト「ヴァナ・ディールサイドストーリー」
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/8748/

344(・ω・):2004/02/20(金) 15:04 ID:Yq1RnBiQ
まとめサイトの職人待ちの画像はあれでいいのか?

345(・ω・):2004/02/20(金) 16:27 ID:vQ8xdCYs
>>344
何が問題なんだ

346(・ω・):2004/02/20(金) 16:38 ID:KOjglnC2
エル♂じゃない事だろ

347まとめサイト管理人 </b><font color=#FF0000>(aVDzPvL2)</font><b>:2004/02/20(金) 22:46 ID:/yvRgnOo
何がいけなかったんでしょうかね?
あ、勤務時間中だからとか?

348まとめサイト管理人 </b><font color=#FF0000>(aVDzPvL2)</font><b>:2004/02/21(土) 02:58 ID:LUtgrq1M
というわけで、写真をちょっと差し替えてみました。前向きな感じで。
サブリガ姿にちょっと自信のある人、待ちうけ画面にご応募お待ちしています。

349(・ω・):2004/02/21(土) 10:45 ID:LFc1hPno
>>347
単に職人を釣ろうとしてたからシャレがきいてるということだったのでは

350(・ω・):2004/02/21(土) 11:18 ID:LFc1hPno
第83章 星の神子様の悩み

「星の神子様。お食事ですよ」
「いりません。食べたくないのです。すみません」
「いけませんよ。もう数日ほとんどお召し上がりになってませんじゃないですか」

ああ、どうしてこのようなことになってしまったのでしょう
すべてはあの機械が私を狂わせてしまったのですね。
手の院のアプルルから秘密裏に献上された、あの機械が・・・
星の御子と言われようとも私もただの女に過ぎなかったと言うことでしょうか。
アプルルが勧めるものだから、お風呂あがりについ手を出してしまったのです
ほんの出来心だったのに・・なのに・・なのに・・・
はぁぅ。どうしましょう。
星の御子ともあろうものがこんな恥ずかしい悩みを持っているなんて。

沐浴を終えた後、あたりに誰もいないことを確かめておそるおそる機械を使用する私。
「はぁ」
「あのー御子様?」
ぎくぎくぅっっっ!!!

あきれ顔の侍女長ズババがこちらを向いてため息をついていた
「ななななななんでしょう。ズババ?」
「いいかげんアプルルから頂いた体重計にのってため息をつくのはやめたほうがよろしいかと思います」

ば・・ばれてる?!というか現場をおさえられたので当たり前ですね?!
「だってだって私だって女ですよ!通常のタルタルの3倍の体重なんて恥ずかしくてたえられません」
真っ赤になって照れ隠しに怒る私。なんか強そうです。3倍ってフレーズが

やれやれとかぶりをふってズババは答える
「当たり前です。御子様の髪の量でお風呂上がりに体重なんて量ったら水をすってそれはもう何倍にもなってるでしょうから」

「え?」

天の塔は今日も平和である。


第84章 ザルカバードに散る想い

351(・ω・):2004/02/22(日) 10:46 ID:IDZ4Z98U
神子様かわえぇ

352(・ω・):2004/02/23(月) 13:04 ID:EOUCLyno
ウィンダス国民でよかったとか思ったよ
神子様かわえぇ・・

353第84章:2004/02/23(月) 14:03 ID:Sz/y57sA
北の地ーザルカバードー
吹雪の中を歩いているガルカの姿がある。
漆黒のマスクに禍々しい輝きを放つ両手剣。
「暗黒騎士ザイド」。20年前の大戦で闇王を倒した英雄の1人だ。

ザイドはザルカバードの冷気に自らをさらすことによって、己の内に潜む憎悪の炎を沈めていた。
いつもは1人でいるのだが、今日は偶然にも出会ったヒュームの男と一緒にいる。
この男はにはかつて「暗き業」を伝授し、暗黒騎士として導いてやった。
偶然にも氷河に修行に来ていたという。

「ふ・・・お前のその刃もずいぶんと血を吸ってるようだな。その業の上に暗黒騎士の魂がある・・。」
「ありがとうございます。ついにグラウドストライクも修得しました。」
男は背中の大剣を振るって見せた。
「実は、ここに参りましたのはズヴァール城に向かうためです。」
「なに・・?何事だ?」
「いえ、廃墟に住み着いているデーモン達が使うという暗黒魔法【アブゾディック】を求めているのです。」
「それと暗黒騎士のもう1つの武器、両手鎌を鍛えるためです。」
「・・・・・・」ザイドは苦笑を浮かべた。
「そうだ、ザイド様、私めに暗黒魔法と両手鎌の手ほどきをお願いします。」
「ザイド様なら、私など足下にも及ばないような暗黒魔法と両手鎌の使い手とお見受けいたします。」

そういうと男はIce Elementalを攻撃しだした
男はアブゾアジルが発動  → Ice ElementalのAGIを吸収した!
男はクロスリーパーの構え → Ice Elementalに154のダメージ

「ザイド様、どうしても伝説の技【スパイラルヘル】を修得できません。あの時の様に導いて下さい!」
「・・・・・・・・・・・・」ザイドは黙ってその男のすることを見ていた。
「わかった・・我が背負いし業、とくと見るがいい!」
と言うとザイドはおもむろに魔法を唱えだした。

ザイドのフラッシュが発動 → Ice Elementalにフラッシュの効果!

「ななな・・?」

極寒の地、ザルカバード。砕けゆくIce Elmentalと共に男の中で何かが砕け散った。
暫くして・・男は紫の鎧に身を包み、子竜と戯れるようになった。

354第84章の人:2004/02/23(月) 14:10 ID:Sz/y57sA
書き忘れ

第85章 振り返れば奴がいる

355第85章 振り返れば奴がいる:2004/02/23(月) 17:28 ID:1lnjMRS.
俺は走った。
昼でも日差しの届かぬ、薄暗いロンフォールの森を。
ラテーヌ高原からこの森に入って以来、背中に嫌な気配がし続ける。
オークやゴブリンといった獣人の類だろうか。
やつらに捕まれば、駆け出しの俺ではただではすまないだろう・・・。

俺は覚悟を決め振り返る。
かなわぬまでも、せめて一太刀なりとも食らわす為に。

振り向いた俺の視線が捉えたものは、一人のタルタルだった。

「タゲったまま、寝落ちかyp!!!!!」



第86章 コルシュシュ大攻防戦 〜にんにくに賭ける男達〜

356(・ω・):2004/02/24(火) 23:47 ID:OZVAYbRQ
アガレアガレ

357(・ω・):2004/02/25(水) 03:02 ID:v6i58NE2
お題が難しすぎたのかな?

358(・ω・):2004/02/25(水) 09:06 ID:HZqzJyBk
第86章 コルシュシュ大攻防戦 〜にんにくに賭ける男達〜

「ハァ、またか・・・」
いつのころからだったろう。
一定期間ごとに告げられるリージョン支配情報に、一様に肩を落とす前衛でもアタッカーと
呼ばれる人々に料理人達。
そう、アタッカーと呼ばれる人々愛用の食事でもあり、料理人の主な収入源のひとつ
「ミスラ風山の幸の串焼き」。
それを作る上で必要な「マウラのにんにく」が取れるコルシュシュ地方が、ここのところ
獣人に支配されたままなのだ。

「おい、これっていつからだ?」
「う〜ん、普段絶対落ちることの無い三国周辺の地域が落ちてから程なくかなぁ」
「・・・ってーと、やっぱアレか?」
「うん、アレだな・・・」

ここでいうアレとは、ある時期を境に現れ始めた人々の行動をさしていた。
彼らは外見上まったく我々とは変わらない。
種族も性別も基本的には今までいたものとは違いは無い。
ただ彼らは今まで我々が考えていたものとは、まったく違ったアプローチの冒険をしていた。
初期の冒険者にありがちな「無謀」とも思える行動をコルシュシュに行けるようになっても
続けているようなのだ。

「そういやよぅ、コルシュシュにやっと入ったような奴らじゃ太刀打ちできるわけもねぇオンゾゾにも、
 奴らは出入りしているらしいぞ」
「うげ、ホントかよ」
「それでなくてもコルシュシュ地方でボギーだゴブだに追いかけられてるやつも多いってのに」
「あぁ、俺も一回どんなもんかと思ってみてきたんだが、ありゃ阿鼻叫喚の地獄絵図だな」
「そりゃコルシュシュも落ちるわけだよなぁ・・・」

落胆しているばかりでは始まらない。

彼らとコミュニケーションを図り、一緒にパーティーを組み、アドバイスする人もいる。
また、自分の仲間を集め少しでも獣人たちに抵抗しようと敵をなぎ倒すものもいる。
そんな彼らの努力が実を結んだのか、コルシュシュの奪還に希望の光が差し始めた。

「おい、これならいけるんじゃないか?」
「お、いけるかもしれん、俺らもコルシュシュ奪還に手を貸しにいくか!」
「よし、行くか!」

・・・

かくして冒険者達の努力によってコルシュシュ奪還は成った。
忘れてはいけない。
コルシュシュを守ろうとしたとき皆の心がひとつになったことを。
その、焼きたてのミスラ風山の幸の串焼きの味を。

そして、リージョン情報に燦然と輝くクフィム、低地エルシモ、ノルバレン獣人支配の文字を・・・

第87章 クフィムのオーロラだけが知っている

359第87章 クフィムのオーロラだけが知っている:2004/02/25(水) 23:12 ID:IPzhLvNY
浅い夢のような微かな白夜。
照らされる大地は吹き抜ける風とともにただそこに在り続ける。

「アンゼル、そっちを頼む!」

   この心地よい眠りに

「わかってる・・わかってるけど、もうもたないわ!」

   まだ身を委ねていたい

「退くのニャ!今ならまだ間に合うニャ!」

   ッ・・・!!

目覚め。
とでもいうのだろうか。
大気を揺るがす一声が全てを揺るがした。

再び訪れる静寂の中、
ただオーロラは深淵からの獣に朝日のように輝いていた。


第88章 圧縮Love!

36088章 圧縮Love!:2004/02/26(木) 09:57 ID:XJrutw0E
−ウインダス居住区−
「今日から新しいご主人様に仕えるクポー」
「部屋の中を綺麗にしておくクポー」

モグは何かと忙しそう
新しいご主人の為に家の中をお片づけ

(コンコン)
誰かが家のドアをノックする

「ご主人さま、お帰りなさいクポー」
元気よくドアを開けてみると・・・そこには知らないタルタル
『ウインダスタイムスの定期・・・』
「間に合ってるクポッ」
(バタン)
ご主人様じゃなくてモグは少し悲しい気分
こんな時は一杯のウインダスティ
「おちつくクポ〜〜〜」
「あっ・・・茶柱が立ってるクポーッ でも湯のみの底で立っているのは微妙クポーー・・・」

(コンコン)
誰かがドアをノックをする。今度こそご主人様かな?

「お帰りなさいクポーーーーッ」
気合入れてドアをあけてみると・・・チュニックを着た知らないタルタル
『ニャッ・ウインダスタイムスの定期・・・』
「お前さっき来たクポッ。チュニック着て別人のふりしてもモグにはわかるクポッ」
「それに頭のニャッって何クポ?」
(バタンッ)
あらあら、乱暴にドアを閉めると壊れちゃうよ
「ふーっ・・・ふーっ・・・」
「ウインダスティが冷めたクポ・・・・」

(コンコン)
誰かがドアをノックする。また勧誘かな?

「ニャでもガルでも間に合って・・・あっアプr」
そこには手の院の院長の帽子をかぶったタルタル。あっでも顔が判らないようにしてる
『それ以上名前を言ったらやっちゃいますよ・・・』
低いトーンで喋る匿名な手の院長さん
「わっわかりましたクポー」
あらあら怯えちゃってる

『今日はいい商品持ってきたのよ♪ 圧縮Love!って商品なの』
「圧縮Loveクポ?」
『違う違う最後に!が付くの。』
変なところにこだわる匿名な手の院長さん

『これはね、そこにある金庫につけておくと金庫の中の物を小さーくしてくれるの』
『でも出した時にはちゃんと元通りの大きさに戻るの』
「布団圧縮袋みたいで便利そうクポーッ」
『あれと一緒にしないの』
モグは圧縮Love!に興味津々
「でも高いクポ? モグお金もってないクポー・・・」
モグは少し悲しそう

『あっお金は心配しなくてもいいの♪もしもその冒険者さんに何かあった時でいいから♪』
そこは明るく言うところじゃないよ

「分かったクポー、取り付けるクポ」
『お買い上げーありがとー。あと、この事はばらしちゃ駄目だよ。知った人をやらないと駄目になるから』
地味に怖い匿名な手の院長さん

−数ヵ月後−
『ねぇ、その金庫に私の防具とか入っているんだよね?』
「入っているクポ」
『う〜ん・・・、私が入れてあるのは殆ど装備でしょ?入りきらないはずだよね?』
「それはモグの秘密クポッ、知っちゃうと大変な事になるクポー」
『そっかーなら秘密にしておくね』
『でも不思議だよねー』

第89章 操る事をやめた獣使い

361(・ω・):2004/02/26(木) 16:13 ID:.C5W3kkU
第89章 操る事をやめた獣使い

もう裏切られるのは、疲れたのでしゅよ・・・(´・ω・`)
でも一人はさびしいでしゅ・・・

/ja よびだす
・・・いや、まぁ、操っちゃいないけど・・・

/ma カーバンクル召喚
さぽ召喚かyp!!!

/ja コールワイバーン
獣使いですらないし!!

/ja 操る <獣使い>
操られてこっちを殴るんじゃねぇ!!!!!!!


落ちはない

第90章 『戦士 再び』

362第90章 戦士 再び:2004/02/26(木) 22:28 ID:FtAmAEOc
小さな体に大きな勇気。
オレはタルタルの戦士。
たまにパーティで「タルさん挑発しないで^^;」などと言われたりもするけれど、
装備だって稼いで一流品、食事だってカラダを丈夫にするモノを。

オレは戦士という職業に誇りを持っている。

だがしかし、オレは突然恋に落ちた。

かわいいあの娘はナイト好き。
オレはあっさりナイトに転職。
笑え笑え、笑うがいいさ!恋に溺れた愚かな男を。

だがしかし、彼女も突然恋に落ちた。

かわいいあの娘の恋する相手はやっぱりナイト。
背が高くてかっこいいエルヴァーンのナイト。
優しくてちょっと気弱だけど本当にいいヤツだった。
オレの短い恋は終わってしまった。

だがしかし、彼女は突然別の男と結婚をした。

かわいいあの娘の結婚相手はやっぱりナイト。
あの時のエルヴァーンによく似たナイト。
祝福される二人をみながら、オレのアタマは混乱した。

しばらくたって、オレは一人の黒魔導師を助けた。
オークに追われてロンフォールの森の中を逃げていたその男は、
背が高くてかっこいいエルヴァーン。
優しくてちょっと気弱なアイツだった。

「本当は黒魔導師になりたかったんだ。夢を捨てきれなくて転職したら、
そしたら僕が捨てられちゃったよ」

そういって笑う彼の笑顔は明るかった。

そうだ。
オレは戦士という職業に誇りを持っていた。
小さな体に大きな勇気。
オレは再び戦士になった。

相棒は、背が高くて優しくて、かっこいいけどちょっと気弱なアイツ。
少ないMPをやりくり上手な黒魔導師。

二人とも恋は終わってしまったけれど、二人の友情はこれからだ。

363(・ω・):2004/02/26(木) 22:30 ID:FtAmAEOc
第91章 川の流れはどこまでも

364</b><font color=#FF0000>(czB8Myls)</font><b>:2004/02/26(木) 22:43 ID:XJrutw0E
第89章 操る事をやめた獣使い − 外伝−

−サルタバルタ−

崖の所で釣りをしているタルタルの少女
「〜♪」
きゅむきゅむと言いながらマンドラゴラが近くに寄ってくる
「あっいたずらしちゃ駄目だよ」
マンドラゴラは魚の入った入れ物を見ている

「んー、そろそろもどろっかなーまた明日ね」
少女が歩くたびにチリンチリンと腕につけた小さな鈴のついた赤い輪が音を出す
きゅむきゅむと言いながらたるたるの少女の後をついて来るマンドラゴラ
「途中まで一緒にかえろっか」

『たすけてー・・・』
遠くから聞こえる助けを求める声
その声に咄嗟に反応して駆け出す
かなりの数のクロウラーとゴブリンに追われている学者風のタルタル
(一人なら少しつらいかも・・・クロウラーを操って・・・いや・・・駄目・・・)
(とりあえずあの人を助けないとっ)
覚悟を決めて集団の中に駆け込んでいく

「たぁーっ」

かなりのダメージはあったが撃退する事は出来た。

「大丈夫?」
『助かりましたよ。ちょっとクロウラーの生態を調べていたら怒らせちゃって』
『逃げているうちに大変な事になっていましたよ。はははっ』
「無茶はしちゃ駄目だよ」

『そういえば変わったブレスレットをしていますね?』
「あっこれ?」
「これは・・・大切な家族だった子の・・・首輪」
『これは悪い事を聞いてしまいましたね』
「ううん、いいの・・・」
「それからかな・・・動物達を操れなくなったの・・・」
『精神的ショックの影響かもしれませんね』
『そういえば面白い事を聞いたことがあります。まだ事実は確認されていませんが・・・』
『この星にはライフストリームという・・・・・・・・・なので輪廻という考えがあるという事です』
「輪廻?」
『単純に言うと生まれ変わるって事ですね』

タルタルの少女は目を輝かせて話を聞いている
「ねーねーっ、て事はっ」
『可能性はあるかもしれませんね・・・』
「私これから旅の準備するっ学者さんもがんばってね」
そういうとタルタルの少女は駆け出した

『これで依頼終了ですね・・・』
『クライアントも直接言えば良い事なんですが・・・まぁ、そのおかげで仕事が出来たわけですし』
そう独り言を呟いた後、デジョンを唱え何処かへ飛び去った


−ウインダス居住区−
「ただいまっ、私これから旅に行ってきます」

365</b><font color=#FF0000>(czB8Myls)</font><b>:2004/02/26(木) 22:49 ID:XJrutw0E
ガルカザードに地割れからぼわーってのがあったから
7にあったあれかな?と思って使ってみました。
違ってたらかなり鬱ですorz

366(・ω・):2004/02/27(金) 03:13 ID:xW.7JwIw
ガ ル カ ザ ー ド …

山のような禿ガル達が口々に「 負 け な い で ♪^^ 」と唄いながら祭り対象を包囲している。
そんな光景が瞬時に浮かんだ。今から寝るんだけど夢に見そうで怖いよママン

367</b><font color=#FF0000>(czB8Myls)</font><b>:2004/02/27(金) 08:55 ID:ZPSf4XdA
>>366
今 Lonely Vana'diel をみてみたらサルガバードになってました・・・orz
ガルカさんがツエールン鉱山で鉱石掘りながら負けないでを歌ってたら・・・暑そうかも・・・

368</b><font color=#FF0000>(czB8Myls)</font><b>:2004/02/27(金) 09:03 ID:yqyUWrAs
>>367

サルガバードじゃなくてザルカバードでした・・・orz
猿が鳥って意味わかんないーヽ(`Д´)ノ

はうはう沼の前歴もあるし・・・地理能力UPの食事ください・・・orz

369(・ω・):2004/02/27(金) 09:27 ID:i7l9kydc
>>368
Intが不足してるかもしれませんね。
壷に入って下さい。

370(・ω・):2004/02/27(金) 09:47 ID:dOSqNPO.
>>369
第73章>>310を見て以来、壺にはいるのはメチャメチャ怖いんですけど・・

371</b><font color=#FF0000>(czB8Myls)</font><b>:2004/02/27(金) 10:42 ID:WafKGA1k
>>369

壷ですかー

あやしい壷屋さん探して買ってみます(*’-’)ノ

372(・ω・):2004/02/27(金) 11:32 ID:JFiahNmI
ガルカバードって見えた。
ズヴァール城前のデーモンが全員ガルカになってるイメージが浮かびました。

373(・ω・):2004/02/27(金) 19:22 ID:HqEniy0c
>372
俺には遠くを飛んでるのに形がハッキリわかるほど巨大なガルカ鳥が浮かびました

374(・ω・):2004/02/27(金) 19:52 ID:w57VQMXU
ガルカと鳥で色々想像してみたが
違和感有るものが思い浮かばんのはなぜだろう?

375(・ω・):2004/02/27(金) 20:42 ID:PcvdcX0s
>>360の圧縮ラブ ってすっげー懐かしいなw
最初よく分からなかったけど 名セリフスレの過去ログ読んでて思い出したよ。

ついでに、わからない人に説明。
昔のPS2版の辞書が糞で変換がすごいことになってたの。
例) 戦闘中 → 千と宇宙
アッシュクラブ → 圧縮ラブ

376</b><font color=#FF0000>(czB8Myls)</font><b>:2004/02/27(金) 23:01 ID:NJaT.GbU
あーそういえばそんな変換ありましたねー

ゆでたまご → 茹でた孫 とか

あと何に使うんだろう?って候補が登録になっていたりとか

377(・ω・):2004/02/28(土) 01:38 ID:yfZTBA52
第91章 川の流れはどこまでも

人に裏切られ、獣にも裏切られた僕は冒険をする事を辞め
元々の趣味であった釣りに、日々明け暮れていた。

故郷のウィンダス・サルタバルタの小川で今日も釣り糸を垂らす。
今日はなかなか釣れないなと思いつつ
柔らかい日差しにつつまれ、ついウトウト。

それが最悪の幕開けだった。
目覚めるとそこは暗く冷たい牢獄だった…
目の前には、赤い鎧。これから僕はどうなるんだろう

第92章 そして、ボヤーダへ…

378</b><font color=#FF0000>(czB8Myls)</font><b>:2004/02/28(土) 08:58 ID:hGzPWOkE
アッシュクラブ→圧縮ラブで思い出したー

家の近くにスイミングクラブの建物があるんだけどその建物
の窓に アクアクラブ って張ってあるの

友達とそれを見た時に「悪(アク)・悪(アク)・ラブ」ってどんなのだろ?(・・;
って聞いて『アクア・クラブでしょ・・・』と・・・orz クギリイチチガウノネ・・・

だってー2文字ずつ区切って張ってあったんだもんー。・゚・(ノД`)・゚・。

379(・ω・):2004/02/28(土) 09:45 ID:LBz6xA16
>>378
ワラタ イ㌔。

380(・ω・):2004/02/28(土) 23:31 ID:eNWkoyms
職人期待age!

381(・ω・):2004/03/01(月) 09:41 ID:jAMN2fZI
ボヤーダって話題性の無いところ何で案外苦戦してんのよ
レベリング以外になんかあったっけかなぁ。あそこは

382(・ω・):2004/03/01(月) 11:43 ID:cnRCdLNk
雷爺とかスリプガ2とかかね

383(・ω・):2004/03/01(月) 11:47 ID:uXOgsdKs
ブラクロ着た黒たるが黒マンドラに似てるとか。
古代ドーモ君が見張りしてるとか。
上を見ると実は幻想的な風景が拡がってるとか。
地図に無い道が多いとか。
NPCマンドラが2匹いるとか。
シックル怖い。キノコリンクいい加減に汁とか。
獣使いの第二の故郷とか。
どなんでしょ。

384第92章 そして、ボヤーダへ…:2004/03/01(月) 12:26 ID:8svvjEJw
大きな帽子が似合うあの子とデート
一緒にオルデール鍾乳洞の滝を見に行こう

大きな耳がチャームポイントなあの子とデート
一緒にバルクルム砂丘の砂浜で遊ぼう

丸いフォルムが可愛いあの子とデート
一緒にクフィム島でオーロラを見よう

大きな体に優しい目をしたあの子とデート
一緒にクロウラーの巣で探検をしよう

細い手足が自慢のあの子とデート
一緒にアルテパ砂漠で沈む夕日を見よう

さて、今日はボヤーダ樹へ行こう

大きな帽子が似合うあの子
大きな耳がチャームポイントなあの子
丸いフォルムが可愛いあの子
大きな体に優しい目をしたあの子
細い手足が自慢のあの子

僕の恋人がいっぱい・・・・・


第93章 それは嵐のように・・・・・

385(・ω・):2004/03/01(月) 12:31 ID:8MyCr7H2
第92章 外伝 そして、ボヤーダへ・・・

我としたことが・・・悔やんでも悔やみきれん。
なぜこんな事になったのであろう。
ウィンダスは、いや連合軍はまだ我の力を必要としているというのに。
人を罪深き道化師などと呼びおった、あやつらに拉致されるとはな。
この高名・異才・美麗の3拍子揃ったタルタルをこんな目に合わすとは・・・
自由になったら覚えておれ!
しかし、どうしたものかのぅ。
まだアプルルもアジドマルジドも、我に比べれば尻の青いこわっぱに過ぎぬ。
連合軍はこの争いを鎮めることが出来るのだろうか。
まぁ捕まってしまったものはしょうがない。
しかし、この醜態の理由はどうつけよう、う〜む・・・
このまま行くと監禁されるのだろうな。
監禁場所で考えるか。

ゾンパジッパ、拉致される道中の心境より

386(・ω・):2004/03/01(月) 13:47 ID:jAMN2fZI
第93章 それは嵐のように・・・・・

「すまんな。そろそろのようだ」
満身創痍のガルカ戦士は傍らに居る詩人の少女に微笑みかける
少女は泣きながら横たわるガルカにしがみつく
「そんな顔するなよ。奴はなんとか倒したんだ。めでたいじゃないか」
犠牲は大きかったが。ガルカは仲間達の亡骸を見て目を細める
この娘だけでも助かったのは大成果だ

「ガルカが死ぬところを見るのは初めてか」
涙で溢れた詩人は頷いた
ヒュムやエルヴァーンが死ねば骸が残る。アンデッドにもなる
だがガルカは骸を残さない
「ガルカは転生しちまうからな。世界に存在した証がなにもなくなっちまうから、あまり死ぬところを人にはみせたがらん」
詩人はそんなの悲しすぎると呻いた。
「ばか。いなくなってしまった奴はお前に想いを残す。それで十分生きた価値があったってもんだ」

ガルカは優しそうに笑うと、その姿が薄らいでいき光の粒子へと昇華していった。
そして詩人の少女の手には何も残らなかった。
「私。曲を作るよ。約束する。みんなの曲を。冒険者の曲を」
少女は立ち上がり、吹雪の中一歩づつ大地を踏みしめ歩いて行った。



大都市ジュノ。パーティを組もうと募集要項を叫んでいたモンクがふと仲間に聞いた
「なー。詩人ってさ、歌はいろいろあんのになんで曲はいつも同じなんだ?」
老齢なエルヴァーンの詩人は快活に笑うと答えた
「その昔な。誰かが冒険者のために曲を作ったんじゃよ。だから曲は冒険者のための1曲なんじゃ」


それは嵐のように時代を駆け抜ける冒険者達の歌



第94章 懐かしき友といつか見た朝焼け

387(・ω・):2004/03/01(月) 16:15 ID:8svvjEJw
>>386
俺メイン詩人なんだが・・・
カッコイイナ。そう思うようにする(´∀`)

388(・ω・):2004/03/01(月) 17:54 ID:jAMN2fZI
>>384
帽子ってキノコか!←いまごろ気づいた

389(・ω・):2004/03/01(月) 21:42 ID:TysjUUwU
またね。ありがと

390第94章 懐かしき友といつか見た朝焼け:2004/03/02(火) 02:21 ID:dmycqiAY
今日も敵を求めて張り込む毎日…

いい武器にいい装備。
誰よりも強くあらんとするこの私には、毎日が戦いだった。
凍りつくような戦いの連続で私は疲れ切っていた。

「よう!久しぶりだな!!」

ふと荷物を置きに深夜に戻ったジュノで、懐かしい顔に出会った。
同じ日に同じ国から共に旅に出た幼馴染だった。

あの頃は同じだった二人だが、今では私は名だたる冒険者、
彼は一介の冒険者に過ぎない。

「ずいぶんと立派になったじゃないか。しかし疲れてるみたいだなぁ」

彼はあの頃と変わらぬ笑顔。

「いろいろ遠くまで出てるって聞いたぞ。どうだ、おすすめの
風景なんか教えてくれよ。オレのイチオシはウィンダスのー…」

ああ、そうだ。こいつは狩りの合間にも空をぼんやり見上げるようなヤツだった。

私はといえば、毎日毎日いつも同じ仲間と敵を求めて他の冒険者と熾烈な戦いを
繰り返していた。

景色など、ただの道。
昼夜など、ただの時間。

全ては狩りの獲物の居場所と出現時間でしかなかった。

「・・・なんだ。せっかく新大陸まで行っているというのになーんにも見ちゃ
いなかったのか?ったく!!おい、今からついて来いよ!時間はとらせないからさ」

疲れた体で強引にパーティを組まされ、外へでた。
バタリア丘陵にある白い大きな骨の上に彼はするすると登っていく。

「ここだ、ホラ今朝日がー…」


空が割れて光が溢れ出す。


それは目に染みるような、心に染み渡るような光の洪水だった。

「きれいだなぁ・・・毎日同じ朝日が昇ってる。
でも毎日同じ朝焼けじゃない。明るかったり、紫だったり、ちょっと曇ってたり。
毎日違う美しさを拝めるなんて贅沢だと思わないか?」

ああ、その通りだ。でも違う。
今日の朝焼けは、あの日の朝日にとてもよく似ている。

まるで希望に満ちて旅に出た、あの日の美しい朝焼けに。


第95章 セルビナ警備隊 第11SAM小隊 (>>322でお流れになっていたお題)

391第95章:2004/03/02(火) 10:58 ID:1XeWBFVU
拙者の名はモモタロウ。ヒュームの侍である。
バストゥークセルビナ警備隊第11SAM小隊の隊長。
休職明け。というのも、再修行という名目で海蛇の洞窟に籠もっていた。

「よう!モモタロウ!相変わらず暑苦しい格好だなwwwwww」
陽気な第08ROM小隊長クリムが声をかけてきた。
「ふむ・・クリム殿もご健勝そうでなによりでござる。何か変わったことなどござらぬか?」
「うはwwww相変わらず堅苦しい奴wwww・・・変わった事、か・・・実はな」

「西方の言語を話す者が増えた事でござるか?」
「いや、第03WHM小隊、覚えているか?「白衣の天使隊」の事だ。」
「無論!あの小隊は隊長こそ卑猥な人物だが、隊員はまさに菩薩のようでござった。まるでパライソにでもいるかのような・・」
「うはwwお前ww宗教なんだyp!まぁいいや。てか女の子達、みんな転属したぞ。」
「なんと!むむ・・いたいけな婦女子にはセルビナ警備隊は激務でござったか・・。で、解散したのでござるか?」
「んーそれがな・・・あ」

「ヨウ、くりむ!相変ワラズ、イイさぶりがダナ! オォ、ももたろう!久シブリダナ!」
「うはwww平均気温を上げる男、ついに来たかwwww」
「相変わらず、むさ苦しい男でござるな・・・。」
「ソウダ、モモタロウ、新シイめんばーヲ紹介シテオコウ。ヲイ、ミンナ、コッチヘ来イ」
「Sir!Yes,Sir!」筋肉質なガルカの白魔導士達が2人を取り巻いた。
「昔より砂丘が暑いと感じたわけはこれでござったか・・。」
「うはwwwお願いだからwwwwwこれ以上wwww近寄らないでwwwwwてか、ここでなにしてんだよ?」
「フム、今日ハ、銃士隊ニ報告ニ行カネバナランデナ。あやめ殿ニナ。」
「あやめタン・・(*^_^*)」「おいおいwwwモモタロウwwwキャラが変わってるwwww」
「ソノ間、コイツラノ面倒ヲ見テテクレ。ヲイ!2人ノイウコトヲヨク聞クノダゾ!」
「Sir!Yes,Sir!」
「丁度イイ、武器ヲトッテノ戦イ方ヲ教エテヤッテクレ。」
「おいおいwwwwこの暑苦しいのに、こんなむさい奴らと一緒にしないでくれwww」
「クリム殿・・もうこうなっては致し方なかろうて・・男は覚悟を決めねば・・」
「ヨロシクオ願イシマス!」

「ふーでは各々方、拙者の技を見ててくだされ。」
「ふぉぉぉぉぉぉぉ!」モモタロウの黙想
「九之太刀、仕る!」モモタロウは九之太刀・花車の構え→Clipperに1023のダメージ
「モモタロウ、やるなwwwじゃぁオレもw」クリムはサベッジブレードの構え→Clipperに600のダメージ

「ヲヲ!オ2人トモ素晴ラシイ。ナルホド、あびりてぃノ後ニWSヲ繰リ出セバイイノデスナ!」
「オイ、ヤッテミルカ!」
「ソウダナ!」
隊員1のラストリゾート! 隊員1はヘキサストライクの構え→Cliperに1500のダメージ
隊員2の暗黒! 隊員2はヘキサストライクの構え→Cliperに1789のダメージ
隊員3のバーサク!ウォークライ! 隊員3はヘキサストライクの構え→Cliperに1689のダメージ

「クリム殿・・・・・・・・本当にWHM隊でござるか?」
「うは・・・・・おk・・・・・・・」

セルビナは今日も暑かった。


第96章 パタリア孤島で抱きしめて

392第96章 パタリア孤島で抱きしめて:2004/03/03(水) 01:21 ID:Vg4cJoqY

 :しかし、私はあえて言おう。まず自分の生を楽しもう。
 :他の生を尊重しよう。信仰は、その次でも悪くない。そう、
 :ガルカの友人にも言ったら、笑われた。
 :人生短き者は、考える暇も無いから、それもよかろう。

 私、今まで楽しく生きてきたかな?
 アイツは今頃なにしてるんだろな。

夕日が沈みかけた水平線のさらに向こう。
振り返りもしなかった今までが浮かび上がる。

「おわった〜?」
「ちょっとまって、すぐいくから」

 刻まれたその文字は月日とともに朽ちてゆくだろう。
その想い、願いを私は伝えていこう。
胸の奥、心の隅に決して忘れることの無いように、
抱きしめた石碑は、夕日に照らされて心地よい温もりを持っていた。

 :しかし、迷いもまた多いのだ、と。それもまた真なり、だ

「ま〜だですか〜?日が暮れると帰りめんどいよ〜」
「よく考えたら、粘土板もってきてなかった」

 でも、しっかりと写し取ったから平気よ。

石碑よ、私の道標となれ。
つまらない悩みも、笑っちゃえるくらいの冒険。
私に感じさせてv

第97章 思い込んだら試練の道を、行くが漢のド根性!

393(・ω・):2004/03/03(水) 14:06 ID:7cdsgp2E
第97章 思い込んだら試練の道を、行くが漢のド根性!

Lv20:ソロでLvを上げてソロでサポゲット
Lv25:ドラゴンをソロで撃破
Lv40:デルクフの塔ソロで登頂
Lv45:魔昌石ミッションをソロでクリア
Lv50:骨ミッションをソロで撃破
Lv70:闇王をソロで撃破
Lv75:ジラートミッション開始、手始めにトンベリBCをソロで撃破(おいおい)
   石碑めぐりをするも現在ジ・タの石碑で3連敗中

・・・とうちゃん、俺はやるぜ!!!!(セカンドキャラだけど・・・)
                     あるタルタル使いの手記より(実話)


第98章 ようこそ!!ヴァナディールへ!!!

394(・ω・):2004/03/03(水) 14:52 ID:yfj0mFTE
もうそろそろ100章ですねー。・。・°★・。・。☆・°・。・°(@⌒◇⌒@)/。・。・°★・。・。☆・°・。・°

100章記念って事で100章のお題は皆で決めませんか?
そして100章を多くの人に書いて貰うとか

まとめサイトの管理人さんは大変になっちゃうけど(・・;

395(・ω・):2004/03/03(水) 14:57 ID:e5d4hhlA
98章のお題こそが100章のにふさわしいと思う!!!

396(・ω・):2004/03/03(水) 15:10 ID:6NPCiPR.
>>395
激しく同意。

>>393の作者じゃないけど、勝手に第98章考えた。
俺がモンクな理由

397(・ω・):2004/03/03(水) 15:24 ID:PP4Yjv02
第100章の案をみんなでってのはいいかもしれないね
とりあえず案だけじゃんじゃん出しとくのはいいんでないか

漏れの案は
100章記念案「そして今はいないフレンドへの手紙」
なんてどない。安直か

398(・ω・):2004/03/03(水) 15:40 ID:e5d4hhlA
今更だけど>>1には続きを書いて欲しいとオモフ。

399(・ω・):2004/03/03(水) 15:49 ID:mNDJNrho
なんか方向が良く分からないままカキコ


ようこそヴァナディールへ −裏−

 FFXIを始めようと思う
 いつもは平凡な私、
 当たり障りの無いヒュム♂F4で始めようとおもったけど
 ちょっと恥ずかしいけど。
 おもいきってガルカF6にしてみよう。
 ジョブは戦士かな
 いづれは人の為に盾になれる騎士になるんだ。
 新しい自分、なんか変われそうな、そんな予感がする・・・。

 これから新しい冒険が始まるんだ・・・。


 ===北サンドリア===

 なんかすごく活気がある、同じ仲間もいっぱいのようだ。

 新人「あの、新人ですがよろしくお願いします。」
 禿ガル1「おお同士よ、よくきたな!」
 禿ガル2「歓迎するぞ同士よ」
 禿ガル2は新人をみてにやりとしている
 禿ガル3「パワーーーーー」
 禿ガル3のためる
 禿ガル4「よし、これを装備するんだ」
 禿ガル4からトレードを申し込まれました。

 私「え?」


 新しい冒険の始まりだ。多分。



99章 「俺がモンクな理由」

400(・ω・):2004/03/03(水) 15:58 ID:PP4Yjv02
>>399
いきなりサブリメンはつらいなオイ
てか100章云々は間に合わない気がしてきたに獣人貨1枚

401(・ω・):2004/03/03(水) 16:27 ID:e5d4hhlA
>>400
ハゲガル祭りじゃないの?
つーかサブリメンはそんなんじゃないorz

100のお題は

ようこそ!!ヴァナディールへ!!!
そして今はいないフレンドへの手紙

どっち?

402(・ω・):2004/03/03(水) 16:56 ID:/8Pk1DUA
私も100章のお題は「ようこそ!!ヴァナディールへ」がいいかな

このお題で思いついた事、FFXIで遊んだ感想なんか
短くてもいいから皆に書いて欲しいと思ったり

きっと今まで見えなかった違う何かが見えてくるかも

403(・ω・):2004/03/03(水) 18:55 ID:M6dNpHS2
99章やった香具師が決めればいい

404(・ω・):2004/03/03(水) 19:22 ID:PP4Yjv02
>>403
そのとおりだね。ルールは一度崩すと面倒だから
やっぱり99章をやった人が決めると

ただ職人さんには100章だけは大量の外伝が発生してくれると嬉しいというとこだけかなぁ

405(・ω・):2004/03/03(水) 19:27 ID:UNhHgz8A
第99章 俺がモンクな理由

この拳に己の全てをかけて
うつべし! うつべし!
俺の育ての親はそう教えてくれた

理由など考えたこともなかった
生まれた時からの彼の教えに従って
ひたすらうつべし! うつべし!
そうやって生きてきた

最近ちょっと疑問を感じる
ジャンプは竜にはかなわないし
ウォークライは戦士にお株を奪うなと脅されたし
バトルダンスくらいかな、自信を持って繰り出せるのは

気になる人ができたんだ
真っ白な服に身を包んだたくましい人
いつも小さな生き物を連れて歩いている
小さな生き物の体から光があふれると
彼の傷ついた体が癒されていくんだ

小さな生き物は小さなハンマーを握りしめて
彼のそばで戦っている

俺・・・いや、私も彼のそばで
あんなふうに戦いたいな(p^-^)p

今日も彼はここに現れた
私は毎日修行をつんでいる
いつか、もっと強くなれたら
彼に申し込むの☆

「PTにあきありませんか?」


第100章 ようこそ!!ヴァナディールへ!!!

406(・ω・):2004/03/03(水) 21:59 ID:c5csmD1o
第100章 ようこそ!!ヴァナディールへ!!!

知っていますか?
ヴァナ・ディールという美しい世界を。
知っていますか?
そこに暮らすたくさんの冒険者たちを。

それは女神の瞳からこぼれ落ちた5粒の涙。
涙は人になり、人は冒険者になり、あるものは英雄になった。
数々の英雄の歌を、吟遊詩人たちが日々歌い上げる。
一人ひとりの毎日の冒険が紡がれ、長い長い歴史が刻まれていく。


ある日、一人の冒険者が生まれました。
右も左もわからない冒険者はやがて、その人生をヴァナ・ディール中の
吟遊詩人に歌われることになるのでしょうか。

ロンフォールで、グスタベルグで、サルタバルタではじめての戦闘。
最初は傷つき倒れるだろう。道に迷うこともあるだろう。
だが、一人、また一人と信頼できる仲間が増えていく。
昨日より今日、今日より明日と世界が広がり、やがて大きく羽ばたいていく。

知っていますか?
ヴァナ・ディールという壮大な世界を。
知っていますか?
そこに暮らす人々が織り成す物語を。

それは、あなたの物語。

ようこそ!!ヴァナディールへ!!!


第101章 影

407(・ω・):2004/03/03(水) 23:15 ID:ZhV/IcWE
第101章 影



私の名はMikan

あなたという大樹が地に落とした影

爆弾で吹っ飛んでも

チョコボに置いていかれても

POL落ちで消えても

どこまでもあなたと共に

死が二人を別つまで?

いいえ、

'死が二人を別つとも’

離れることなどありません

私は影

あなたという大樹が地に落とした影

あなたの笑顔のそばに

常に寄り添ってまいりましょう



第102章 いつかこの世界に帰ってくるあなたへ

408(・ω・):2004/03/04(木) 01:15 ID:GD7GNPAI
第100章 外伝 ようこそ!!ヴァナ・ディールへ!!!

始まりは、会社の女の子との会話だった。
「ね、ね、今度ね、エフエフのβやるんだぁ〜」
彼女のゲーム好きは知っている。主語なしでいきなり始まる会話も知っている。
オレの気持ちを彼女は知らない。

それから一ヶ月。
ようやく到着したβをマンションの管理人から受けとると、スーツ姿のままPS2にほうりこんだ。
当時のオレはネットに疎かった。
ルーターの設定に悪戦苦闘し、オレの分身が誕生したのは次の日の朝日が昇るころだった。

自分の身長よりも長い杖を持った黒魔道士のガルカがサルタバルタをゆく。
石つぶてが吹き上がる魔法よりも、豪腕から繰り出される打撃のほうが魔物の体力を奪っていく。
そんなヤツだった。
オレの趣味全開。細かいことは気にするな。

「俺のところもやっとβ届いたよ〜」
彼女が無邪気に笑う。
「え、ホント? よかったじゃ〜ん!」
「でさ、でさ…」
昼休みいっぱい話し込んだ。それでもまだ足りなくて、帰りに喫茶店で待ち合わせをして
話を続けた。
サラリーマン史上最高の昼休み。最悪の帰り道。

その日の夜、マンドラゴラの前で力なく立ち尽くす黒魔道士のガルカがいた。

ちょうど、オレが応募していた時にサーバ移住の応募があったらしい。
βプレイヤーの増加にそなえて、人の少ないサーバにプレイヤーを誘導したのだろう。
重度のゲーマーにして、古参のオンラインゲーマーでもあった彼女はネット仲間の誘いで
その別サーバへ移ってしまったあとだった。

「どうしようかな…」
この時期、キャラを作りなおしても、別のサーバに移ることはできなかった。もちろんワールドパスなんてない。
2日目にしていきなり目的を見失ったオレは、だが、その日、二人目の運命の女神と出会った。

ゴブリンに追われていた彼女の外見はヒュームの戦士。中身はおしゃべり好きの高校生だった。
彼女とオレは、オレのことや彼女のこと、むかつく先生や憂鬱なテストの話、片思いの相手の話などで盛りあがり、
午前1時を回ったところで次の日も会う約束をした。

結局4日目に気まずい別れをしたそのヒュームの女戦士とは、あとはすれ違うだけの間柄となったが、
その後、オレはすっかりこの別世界の虜になっていた。

一緒に遊ぶ人間がいるだけでこんなにゲームが面白くなるとは!
片思いの会社の同僚の顔がかすみそうになっていた。

それから2年近くがたった。オレは今でもこの世界にいる。
友情、恋、同情、裏切り、嘘、怒り、悲しみ、泣き、笑い…。
人と人とが出会い、物語を紡ぐ。
経験値やレアアイテムなんて結局は動機付けに過ぎない。言ってみればおまけみたいなもんだ。
ここは単なるゲームではない。人と人の思いがつまった別世界なんだ。

「ようこそ!!ヴァナ・ディールへ!!!」

歓迎するぜ?

409(・ω・):2004/03/04(木) 03:08 ID:CbxdgiF.
第102章 いつかこの世界に帰ってくるあなたへ

ジュノ下層にある、吟遊詩人の集まる酒場。そこでは毎日数多くの吟遊詩人達が、各々の想いを詩として
紡いでいく。
ある者は戦場で散って行った仲間達への鎮魂歌を厳かに、また別の者は英雄が凶悪な魔物を討ち倒す
英雄譚をテンポ良く歌っていく。
若い吟遊詩人が壇上を降りると、年老いた吟遊詩人が壇上に上り、想いをのせた詩を紡ぎ出す。


貴方がこの世界から抜け出し どれほどの月日が経っただろうか?

貴方と最後に交わした約束を信じ まだあの場所で貴方を待ちつづける

「必ず戻ってくる。だから待っていて欲しい」

真剣な眼差しで私を見つめ 貴方はそう告げると私の前から去って行った

貴方と共にあった日々の思い出を胸に 私はこの世界で旅を続ける

この世界へと帰ってくると告げた貴方の言葉を信じ 私は旅を続ける


年老いた吟遊詩人が一礼をし、壇上を降りる。また別の吟遊詩人が壇上に上がり、別の詩を紡いでいく。
ここは吟遊詩人の集まる酒場。毎日多くの吟遊詩人達が、各々の想いを詩として紡いでいく。

第103章  悲劇というなの喜劇

410(・ω・):2004/03/04(木) 08:57 ID:Mnu0EDMQ
100章直前で一気にテンション下がったな・・・


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