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1
:
ナナシコさん
:2003/10/10(金) 17:37 ID:Tg/N3qf.
エロでも何でも、妄想した事を好き勝手に書いてみましょう。
12
:
ユイ
:2003/10/10(金) 18:34 ID:/rcy/cts
でも、駄目だった。今まで応募したオーディションは百近い。ナナコに話してるのなんて
多少自信のあったやつだけだもの。そしてその全てに落ちた。一次選考、書類の段階で。
でも諦められなかった。だって、まだホントの私を見てもらってない。履歴書や数枚の写真だけで
私の事なんて分かるはずない。確かに、歌やダンスの実技には自信がある。
でも、そういうことじゃなくて、とにかく私を、見てもらいたかった。
「ねえ、なんで勝手に応募したのよ。困るよ」
ナナコは親友だ。中学で一緒になって以来、ずっと親しくしてくれている。他の子達が陰で
私の事を「うるさい」とか「ウザイ」とか、「夢見がち」「アイドルオタク」なんて言ってる事も知ってた。
でもナナコは違った。本当に私がアイドルになれるかどうかは別にしても、私が本気で目指してるん
だってことを理解して応援してくれた。
13
:
ユイ
:2003/10/10(金) 18:36 ID:/rcy/cts
「私、アイドルになりたいなんて思ってないよ?」
ナナコは可愛い。私なんかよりずっと。実際もてるし、私の知ってるだけでも何人も告白されてる。
性格も開けっ広げで、女の子からも人気がある。まさに学園のアイドル。
皮肉だよね。私がどんなになりたいと願っても叶わないのに、これっぽちも望んでないナナコはアイドル。
でもね、嫉妬とか、そんなのはした事ない。ほんとだよ。だって、私には私の思い描くアイドルの姿がある。
他人がどうこうじゃないんだ。でも、正直言うと、ナナコは私がずっと見てきたアイドル達に似てる気がした。
だから、私は賭けをしたんだ。
14
:
ユイ
:2003/10/10(金) 18:37 ID:/rcy/cts
「それに何これ?『飛び出せ新世紀!仲良しデュオオーディション』って、ちょっとセンスやばくない?」
二人一組で募集してるオーディションがあった。黙って巻き込むのは本当に悪いと思った。
でも、ナナコならわかってくれると思ったし、なんでかな、ナナコとなら合格するって私確信してたんだ。
結果の通知が来て「合格」の文字を見た時、正直ショックだった。勝手だよね。でも、きっと
合格したのはナナコで、私じゃない。そう思った。はじめから分かってた事。だから、このままナナコには
知らせずに棄権しようかとも思った。でも、出来なかった。だって、やっと私を見てもらえるチャンスなんだ。
審査員はナナコが目当てだと思う。でも、私は試してみたかった。
最後に、たった一度だけでも。
「ねえちょっとユイ、何とか言いなさ…」
「お願い、ナナコ。私…」
15
:
ナナコ
:2003/10/10(金) 18:39 ID:/rcy/cts
【ナナコ】
「私、アイドルになりたい」
それはユイらしくない、小さな声だった。でも、こんなに強い声を、聞いた事がなかった。
そしてその目を見た時、私はなんだか分かったような気がしたんだ。
ユイは、これでダメなら本当に諦める気だ。そして、よく分からないけど私の助けが必要なんだ。
今までユイの夢を応援はしてきたけど、それで何かを頼まれた事なんてなかった。もちろんこれはユイ自身の事
なんだから、頼まれても私には何も出来ないと思ってた。でも、本当言うと頼ってもらえないもどかしさもあった。
だってユイは私の親友だもの。心の奥では、ユイに何かしてあげたいって思ってたんだ。
ユイはいつでも元気だった。いくら不合格の通知を受け取っても、周りから嫌味を言われても、
いつも笑って、私の前で落ち込む素振りすら見せた事はなかった。励まそうとする私の方が暗くなっちゃって、
逆に励まされた事もあるくらいだ。そして私は、今までどれだけユイの元気に、笑顔に、大声に助けられたのだろう。
そのユイが、今初めて私の力を必要としてくれてる。
16
:
ナナコ
:2003/10/10(金) 18:40 ID:/rcy/cts
私はユイが努力してる事を知ってる。絶対、ユイはアイドルになれる。その入り口に、
今ユイは辿り着いたんだ。私がその芽を摘んでどうする。そんなこと、できるわけない。
それに、うまくすればユイ一人だけ合格ってこともあるかもしれない。
「ナナコには本当に悪い事をしたと思ってる。でも…」
「わかったよ。ユイ」
「ナナ…コ?」
「私はね、ユイがステージで歌って踊るところを見てみたい。いつの間にか、それが私自身の夢になってたんだ。
なら、どこで見るかなんて関係ないよね」
「ありがとう、ナナコ。私…」
「お礼はね、最終審査に受かってから。いい?やるからには絶対に合格するんだからね!」
17
:
ナナシコさん
:2003/10/10(金) 18:44 ID:/rcy/cts
以上、お粗末様でした。
キャラが全然出てこないうちにユイが勝手に盛り上がっちゃって、どうしようもなくなりました(´・ω・`)
サエなんて、ホントに出てきただけだし。
ひょっとしたら続きを書く気になるかもなので、その時はきゃらイパーイ出したいなぁ。
18
:
感想&要望
:2003/10/13(月) 21:42 ID:q9PCWSy2
>>4
〜17
ユイをメインでナナコとペアっていうのは激しくイイ!
願わくば、安易に男なんぞ出して陳腐な恋愛物になんかしないで
ほしいです。
期待してるので頑張ってください。
19
:
サエとゴルフ
:2003/10/16(木) 11:48 ID:GLCaWstc
妄想していいでつか?
20
:
ナナシコさん
:2003/10/17(金) 20:43 ID:/rcy/cts
>>18
遅レスですが、ありが㌧
続き書いてみましたが、多分期待には応えられてません(´・ω・`)
続きといってもあんまり続きっぽくはなくて、オムニバスみたいな感じ。
> ユイをメインでナナコとペアっていうのは激しくイイ!
ってことですが、一応メインはナナコのつもりだったんですよね…ユイが勝手に暴走しただけで。
まあ、書いてる本人がキャラがどう動くか全く予想できてないんで、生暖かく見てください。
>>19
書いたもん勝ちです。あなたの妄想を思う存分ぶちまけてください。
21
:
スズキ
:2003/10/17(金) 20:43 ID:/rcy/cts
【スズキ】
男はドアの前に立つと、大きく二度深呼吸をした。ネクタイを左右に振って
締め直し、眼鏡を上下に揺すりながら用件を頭の中で整理して、最後にもう一
度深呼吸。そしてノックを二回。
「どうぞ」間髪入れずに返事。
「し、失礼します」
男はドアを開け、重い足取りで部屋の中に入った。
22
:
サエ
:2003/10/17(金) 20:44 ID:/rcy/cts
【サエ】
昼休み。サエはまだ物思いに耽っていた。
夢……わたしの夢……おかあさん……
おとうさん……
23
:
スズキ
:2003/10/17(金) 20:44 ID:/rcy/cts
【スズキ】
男は、ドアから数歩歩いただけで既に力尽きる寸前だった。
「何かね?教頭先生」
「え、ええ。その、実は先程、あの、警察から連絡がありましてですね、
また、その……」
「玖珂卓哉、か」
「は、はいそうです。理事長。今度はゲームセンターの機械を破壊して、
店員にも、その、暴行を……」
玖珂卓哉。我が学園の問題児。街の不良共の間では、ダグラスという通り名
の方が有名で、その名を聞けばどんな乱暴者も逃げ出すらしい。対照的に兄の
健志は優等生。生徒会長をしていて、クーガーという愛称で他の生徒からも慕
われている。これほど極端な兄弟も珍しいと教師達の間でも驚嘆の的だ。
24
:
スズキ
:2003/10/17(金) 20:45 ID:/rcy/cts
「彼の事はいちいち報告しなくていいと言っただろう。いつも通りに処理して
おけばいい」
「は、はい。それはもちろん承知しております。ですが、今月だけで三回目と
もなると、その、いかんせん、警察もですね……」
「それを何とかするのが君の仕事だろう」
「し、しかしこれ以上彼を学園に置いておくのは、さすがに……」
「教頭先生。君も学園の状況を知らないわけではなかろう。玖珂代議士からの
寄付金が無くなればこの学園がどうなるか」
「そ、それはもちろんです。し、しかしですね……」
「わかった。代議士から直接圧力をかけてもらえるよう、私からも頼んでおこう」
「は、はあ」
男はがっくりとうなだれる。
「話はそれだけかね」
「あ、いえ、もう一つ。あの、理事長のお嬢様の事なのですが……」
「紗恵が、どうかしたのか?」
25
:
サエ
:2003/10/17(金) 20:45 ID:/rcy/cts
【サエ】
お父さんは厳しい人だ。でも私には優しい。そう、とても優しい。だけど、
その優しさは私を満たしてはくれない。
お母さんが居なくなってから、お父さんはどこか変わってしまった。最愛の
ものを失ってしまったあの日から、お父さんはもう、何も失うまいと必死にな
っている。
私は愛されている。それは分かっているし、素直に嬉しい。でも、私はお父
さんの笑顔を、あれから見たことがない。私はお父さんの笑顔が見たくて、
だから、私はお母さんみたいになりたい。
「ライトフラ〜イ」
「鈴木ぃ、ボールいったぞ〜」
「サエちゃん、危ない!」
ゴツッという鈍い音とともに、サエはグラウンドに崩れ落ちた。
26
:
スズキ
:2003/10/17(金) 20:46 ID:/rcy/cts
【スズキ】
「紗恵がどうかしたのか?」
須々木はほんの僅か動揺した。それを悟られまいと、無意識に煙草を手に取
り火を点ける。
「いえ、大したことではないのですが、その、先日二年生の進路希望調査を行
いまして、それで、お嬢様が、その……」
「だから何だ。はっきり言いたまえ」
「ええ、その、大学進学を希望しないと……」
「なんだ、そんなことか。紗恵の希望など関係ない。もう大学と話はついておるんだ」
「ええ、ええ、そうなんです。ですから、わざわざ理事長のお耳に入れる事も
ないかとは思ったのですが、お嬢様の希望というのが、その、イギリスのバレ
エ学校に留学、という事でしたものですから……」
「バレエ学校だと?」
火を点けたばかりの煙草が灰皿にあるのも忘れ、スズキは新たな煙草を取り
出していた。
27
:
スズキ
:2003/10/17(金) 20:46 ID:/rcy/cts
「そ、そうです。それでですね、あの、奥様の事もありましたものですから、
理事長もご了解なのかどうか一応確認を、と思いまして、はい」
「わかった。用件はそれで終わりか?」
「は、はい。それでは、失礼致しました」
教頭は逃げるように部屋を出ていった。
「バレエ……か」
呟くスズキの顔には悲しみの色が滲んでいた。そして灰皿では火のついた煙
草が二本、物も言わず並んで煙の糸を引いていた。二つの曲線は螺旋を描きな
がら、しかし決して交わる事はなかった。
28
:
ダグラス
:2003/10/17(金) 20:47 ID:/rcy/cts
【ダグラス】
痛みで目が覚めた。どうやら雨が近いらしい。この顔の大きな傷痕はどんなレーダ
ーよりも正確だ。右手で顔を覆い、疼きを抑え込む。意識が徐々にはっきりし、床の
冷たさに気付いた。そこは留置場だった。
「おっ、やっと起きたか。ほんま、こんなとこでぐうすか寝れるのんは君ぐらいやで」
脳天気な声。むかつく。
「なんだよオバサン、またあんたかよ」
「誰がオバサンやねん、誰が。あんたとはもう長い付き合いやねんから、ええ加減名
前くらい覚えてくれたらどないやの。ほら、言うてみ、『ヒトミおねえさん』。はい」
「うっせえよ、ババア」
「くう〜、言うに事欠いてババアやてぇ?二十代のピッチピチギャルつかまえて、って、
これはさすがに死語か。とにかく、言うてええ事と悪い事があるでぇ」
気色の悪い関西弁話しやがって、マジむかつく。でも、このオバサンは嫌いじゃない。
29
:
サエ
:2003/10/17(金) 20:47 ID:/rcy/cts
【サエ】
小さな女の子。あれは、私?
「ねえおかあさん。さえね、おおきくなったらおかあさんみたいになるよ」
お母さん。そうだ、私、お母さんみたいに……
「おかあさんみたいにね、きれいなバレリーナになるんだ」
お母さんはバレリーナだった。日本を代表するプリマドンナとして大変な人
気だったそうだ。
「だからね、おかあさん。さえにいっぱいバレエおしえてね」
30
:
ヒトミ
:2003/10/17(金) 20:47 ID:/rcy/cts
【ヒトミ】
ホンマむかつくガキやで。なんや偉いさんの子供らしいけど、面倒ばっかり
起こして、しょっちゅうここに担ぎこまれてきよる。しかも人の事をオバハン
だのクソババアだの、厚化粧だの行き遅れだの……いっぺん冗談抜きでシメたら
なあかん。
「それにしてもあんた、なんで店員殴ったりしたん?どんだけ物は壊しても、
人にだけは手ぇ出さんのがあんたの唯一の取り柄やったのに」
そう、このダグラスっちゅう少年は人は絶対に傷つけへん。まあ、相手が先
に手ぇ出した時は別やけど。だいぶ前それについて訊いた時、「人間なんてフ
ニャフニャで、殴っても面白くない」っちゅう答えが返ってきた。それ以来、
なんやしらん憎まれへん。
「なあ、なんか理由があったんと違うの?」
「ねえよ、んなもん。ムカついたから殴っただけだ」
嘘やな。こいつと付き合ってかれこれ一年。嘘つく時の顔くらい分かる。
「ひょっとして、なんか盗みよったか?」
「え?な、なんでだよ」
「図星か。いやな、さっきちょちょっと調べてみたらあの店員、前に窃盗で引
っ張られた事があんねん。それでひょっとしたら、ってな。で?いっちょ詳し
く話してみ。おねえさんに」
31
:
サエ
:2003/10/17(金) 20:48 ID:/rcy/cts
【サエ】
「おかあさん、どうしておへんじしないの?ねんねなの?」
お母さん、眠ってる?いや、違う。そうか、これは……
「ねえ、おとうさん、おかあさんおねぼうさんだね。おこられちゃうね」
これはあの日の私。お母さんが居なくなった、あの日の。
「サエ。お母さんはもう、いないんだよ」
お父さん、真っ赤な目で無理やり笑ってる。今思えば、これが私が最後にみ
たお父さんの笑顔だ。
「どうして?おかあさんいるよ?あのね、きのうおかあさん『めざましがこわ
れた』っていってたの。だからね、めざましがなおったら、おかあさんすぐお
きるよ」
結婚後は家で近所の子供相手にバレエ教室を開き、さらに私が産まれてから
はプロとしての活動はほとんどしていなかった。しかしその日、母校である英
国王立バレエ学校に特別講師として呼ばれ、お母さんはイギリスへ向かった。
そして、事故は起こった。
32
:
ダグラス
:2003/10/17(金) 20:48 ID:/rcy/cts
【ダグラス】
驚いた。こいつ、ひょっとしてやるかもしれない。ただのオバサンじゃなか
ったのか。少し見直してやってもいいかな。
「あいつ……、客の置いてあったカバンから財布を抜こうとしてやがった」
弱い者いじめや卑怯な事をする奴は無性に腹が立つ。正義感とか、そんな嘘
臭いもんじゃない。ただ、憎い。あいつに、親父に似てる奴は許せない。それ
だけの事。
「客のカバン。なるほど。現場にはあんたら以外に誰もおらんかったいうてた
けど、逃げてもたんやな」
「ああ、気が付いたら誰もいなかったよ」
「そらなぁ、あんたみたいなんが暴れてたら誰でも逃げるで……」
33
:
サエ
:2003/10/17(金) 20:49 ID:/rcy/cts
【サエ】
あれから、お父さんは笑わなくなった。
「お父さん、あした、みかちゃんちにあそびに行ってもいい?」
「サエ、学校から帰ったらお家にいなさい。外は危ないからね。いつも言って
るだろう?」
「あのね、みかちゃんとね、お人形であそぶってやくそくしたの」
「それなら、みかちゃんにうちに来てもらいなさい。お人形ならサエのが沢山
あるだろう?」
欲しい物は何でも買ってくれた。人形も、洋服も、犬も猫も。でも、お父さ
んは決して私に自由はくれなかった。きっと不安だったのだろう。私が自分の
手の届かないところで、消えてしまうのが……
「うん…わかった。みかちゃんに言ってみる」
「いい子だね、サエは」
私は何となくそんな気持ちを感じ取って、だからずっと、いい子でいた。そ
うすれば、お父さんはまた笑ってくれると思ったから。
34
:
ヒトミ
:2003/10/17(金) 20:49 ID:/rcy/cts
【ヒトミ】
「なるほど、さよか。よっしゃ、大体わかったわ。ほんならその客いうのはこ
っちで探したるから、安心しい」
一通りの事情は聞き終わった。これで裏が取れれば、まあ少しは情状も酌ん
でもらえるだろう。
「それにしてもやな、なんでこの事を取り調べの時に言わへんのや。そのせい
で話がややこしなるとこやったんやで」
「そんな事聞かれなかったからな。俺の話なんてろくに聞かずに、ここにぶち
込まれただけだ」
それはそうか。でも、それは日頃の行いがなぁ。
「まあそれにしても、や。そういう事情があったにしてもあれはやり過ぎや。
あの店員も、可哀相に一ヶ月はまともに歩かれへんで。店もグチャグチャやったし……」
「覚えてないんだ。頭に来ると体が勝手に動いて……」
こうして話聞いてると素直な子なんやけどなぁ。どうしょうもない不良やけ
ど、性根は曲がってへん。何がこの子をこないさしとるんやろか……
35
:
サエ
:2003/10/17(金) 20:50 ID:/rcy/cts
【サエ】
お父さんは私立高校の理事長。当然のように、私はその高校に入ることになった。
理事長の娘である事を隠しておきたいと言ったのは私だった。お父さんの手で守
られている生活は不自由のない安心できるものだったけど、周りに色眼鏡で見られ
るのは嫌だった。お父さんは単純に、いや、そうでもないか。結構複雑な表情だっ
たけど私の自立心を認めて、許してくれた。そして、学校では須々木ではなく鈴木
と名乗る事になった。
そこで、ナナコと出会った。しばらくして、ロシアのバレエコンクールで最年少
入賞した七瀬綾香がナナコの双子の姉だと知った。
バレリーナになる夢。その頃はもう忘れかけていた。お父さんの決めた大学に入
り、学園の跡継ぎとなる人と結婚するんだと言い聞かされてきた。お母さんが遺し
たバレエ教室の設備で独り続けていた練習も、いつの間にかやめてしまっていた。
でも今、私ははっきりと取り戻した。私の夢。
36
:
ダグラス
:2003/10/17(金) 20:50 ID:/rcy/cts
【ダグラス】
暴れている時の記憶ははっきりしない。カッとなると右腕の傷が疼いて言う
事を聞かなくなる。そして顔の傷に痛みが走ると、その後の事は覚えていない。
気が付くと瓦礫の中に立っている。
「あのな、こないしてあんたのこと面倒みてあげられるのんも、もうちょっとやねんで」
「ん?なんだよそれ」
面倒なんて見てもらってる覚えはないぞ。
「少年課やなくなんねん、私」
「クビか」
「ホンッマに失礼なやっちゃな、君は。栄転や、栄転。捜査二課。わかるか?
刑事さんやでぇ。まあなんやな、非行少年たちを慈悲の光でピカーッとこう、
優し〜く包んであげる女神様っちゅうのも私にピッタリバッチリで悪うはなか
ったんやけどな、やっぱり警察入ったからには刑事やろ。こうピストル持って、
止まらんと撃つぞ〜、パンパンッ、うっ、なんじゃこりゃ〜てなもんや。こら
こら、わたしに惚れたらあかん、あかんでぇ。刑事っちゅうのは危険な仕事や。
あんたを巻き込む訳にはいかん」
「言ってろ」
まったくよく喋る。しかも何言ってんだかわかんねえよ。でも、刑事か。案
外、いい刑事になるかもしれないな、こいつ。いや、こううるさいと尾行なん
て無理だな、やっぱダメだ。
「ホンマ可愛げないなぁ。まあそんなわけやから、もうこんなとこ来んでええ
ようにせなあかんよ」
「来たくて来てる訳じゃないさ」
確かに、ここに来てもつまらなくなりそうだな……
37
:
スズキ
:2003/10/17(金) 20:51 ID:/rcy/cts
【スズキ】
サエは母親によく似ている。近頃特にそう思う事が多くなった。しかし娘に
妻の面影を重ねるほどに、心は言い様のない不安に包まれた。
「バレエ、とはな」思わず声に出る。
妻は美しい女性だった。舞台の上で舞う姿は誰の心をも虜にした。彼女が何
故私を選んでくれたのかは今でも理解に苦しむ。しかし私達は愛し合い、結婚
した。だがそれは結果として彼女からバレエを奪う事となった。その罰だった
のだろうか。最後に、バレエは彼女を連れて行ってしまった。妄想。そうだな。
しかし、私は……
38
:
サエ
:2003/10/17(金) 20:51 ID:/rcy/cts
【サエ】
「あ、サエちゃん起きた?ねえ大丈夫?」
ナナコちゃん?ここは……、保健室?
「あれぇ、私なんでこんなところに……」
「ちょっと、しっかりしてよ。体育のソフトボールでサエちゃん、頭にボール
が当たったんだよ」
「あ、そうか」
「思い出した?」
「うん、ありがとう。もう大丈夫だと思う。ごめんね、私ボーっとしてて…」
そうか。私、気を失って……
「も〜、びっくりさせないでよぉ。さ、もう放課後だよ。一緒に帰ろ」
「うん、行こっ」
外はもう薄暗い。雨も降ってるのかな?随分長い時間寝てたんだな。早く帰
らないと。サエはベッドから出ると、枕元に置かれてあったカバンを持って、
保健室を出た。
「ちょ、ちょっと待ってサエちゃん!体操服のままで帰るの?着替えないと!」
「あ、そうか」
忘れてた。舌を出して照れ笑い。
「も〜、サエちゃん面白〜い」
鈴木紗恵は偽りの私。でも、須々木紗恵よりずっと、私らしい。
39
:
ナナシコさん
:2003/10/17(金) 20:57 ID:/rcy/cts
以上です。てゆーか暗いよ、話が…_| ̄|○
スズキなんてもうキャラ完全に無視です。すいません。
スズキが学園長って設定は一応最初からあって、
マターリドタバタ学園コメディにするつもりだったんで、うまくハマってくれるはずだったんだけどな…
40
:
ナナシコさん
:2003/10/21(火) 02:37 ID:YIHVMUt2
‖ω・)こっそり期待しておりまする、ガンバッテ
41
:
ナナシコさん
:2003/10/25(土) 00:23 ID:/rcy/cts
||ω・`)
>>40
ありが㌧。でも日本シリーズ終わるまではとても書けそうにないです・・・
||)彡サッ
42
:
ナナシコさん
:2003/10/31(金) 09:19 ID:I5JAlRWQ
‖ω・)日本シリーズ終わりましたね・・・ワクワク
43
:
ナナシコさん
:2003/11/01(土) 00:07 ID:Xeh2Nwgw
ここの空気が好きだ・・・ワクワク
44
:
ナナシコさん
:2003/11/01(土) 07:04 ID:/rcy/cts
日本シリーズは惜しかった…(´・ω・`)
てなわけでボチボチいきます。
45
:
アーサー
:2003/11/01(土) 07:04 ID:/rcy/cts
【アーサー】
浅川優樹はいつも通りの道を駅へと歩いていた。
なんて清々しい朝だろう。雨上がりという事もあって、空気が澄み切っていて
気持ちが良い。しかし普段と決定的に違うのは、人がいない事。いつもは自分と
同じく駅へと向かう人の群れが、今日は無い。電車も空いてて快適だろうなと想
像して、自然と笑みがこぼれる。
もちろん今日は休日ではない。しかしこうも状況が違っているのは、毎朝起こ
してくれる祖父が今日は夜も明けぬうちにゴルフに出かけたため、一時間寝坊を
したからだ。だからといって慌てたりはしない。もともと諦めは良い方である。
一時間も寝過ごせばどうあがいても遅刻を免れる事は出来ないのだから、朝の空
気を独り占めできる快感をじっくり楽しんだ方が得というものだ。
いつもと同じ景色だけれど、どこか違う。きっと、見ている者がいないと思い
こんで気を抜いているのだろう。気付かれないように足音を忍ばせて歩いている
と、視界の隅で何かが動いた。そちらに目を向けると、歩道の端に出来た水溜ま
りの中で一匹のカエルがこちらをじっと見ていた。きっと昨夜の雨に気を良くし
て出てきていたのだろう。
「お前も寝坊かい?川ならあっちだよ」
浅川は立ち止まると水溜まりの前にかがみ、小さな同志に向かって話しかけた。
46
:
モエ
:2003/11/01(土) 07:05 ID:/rcy/cts
【モエ】
石川萌絵はいつも通りの道を駅へと走っていた。
なんて忌々しい朝だろう。雨上がりという事もあって、空気が湿っていて気
持ちが悪い。この時間だと電車は快速もなくて各駅停車しかない。それを思う
と余計に憂鬱になる。
こんなにも気分が曇っているのは、二時間寝坊をしたからだ。いつも一緒に
学校へ行く友達からの電話で目が覚めた。学校に着いてからじゃなくて、いつ
もの電車に私が乗っていない時点で電話してくれればいいのに。父親も昨夜は
職場から帰らなかったようだ。と言ってもむしろその方が普通で、少しも珍し
い事ではない。とにかく、今は急ぐしかない。いつもは通勤ラッシュ直前の穏
やかな朝を満喫できるのだけれど、今日はそんな余裕はない。
周りの景色になど目もくれず、一心不乱に走る。急に目の前で何か大きな影
が動いた。気付いた時には既に遅かった。萌絵は小さな悲鳴を上げて、影もろ
とも前のめりに転んでいた。
47
:
アーサー
:2003/11/01(土) 07:05 ID:/rcy/cts
【アーサー】
カエルの身の上話を一通り聞き終わった頃、背後から足音が近づいてくるの
に気が付いて浅川は振り返りつつ立ち上がろうとした。しかしその動作を終え
るより早く、強烈な体当たりを食らってそのまま押し倒されてしまった。一瞬
頭にカエルの事がよぎり、咄嗟に身をよじったおかげで水溜まりへの落下だけ
はまぬがれた。
「おい、何だよいきなり……」まだ自分に覆い被さったままの相手を手で軽く
押しやりながら、浅川は非難の視線を向ける。
「ご、ごめんなさい。私、急いでて、気付かなくて……」そう言いながら身を
起こそうとしているのは、少女だった。朝日越しに見るその髪は不思議な程青
く、透き通って見えた。そして、その肌は逆光でもその白さがわかった。
「あ、いや、こっちも気付くのが遅かったから。ごめんね。大丈夫?」自然と
優しい口調に変わっていた。それはつまり、多少下品な言い方をすれば、好み
のタイプだったということ。もう少し上品な言い方をすれば、もっと倒れかか
ってくれていても良かったのにな、という寂しさ。
「本当にすみませんでした。私急いでるから、ごめんなさい」少女はそれだけ
言うと、荷物を持って慌ただしく走り去っていった。
アーサーは、しりもちをついた姿勢のままで無意識に少女に向かって手を振
っていた。そんな自分に気付き、苦笑しながら傍らに目をやると、水溜まりの
中でカエルがニヤニヤしながらこちらを見つめていた。
「何見てんだよ」振っていた手を慌てて止めて、意味もなく頭を掻いてみる。
「でもさ、可愛かったよな。せめて名前くらい聞きたかったよ」
足下に落ちていたカバンを拾おうとした時、カエルがヒョコヒョコと歩道の
脇にある小さな茂みの方へ飛び跳ねていった。なんとなくそれを目で追うと、
その先に何か小さな物が落ちていた。拾い上げてみると、それはさっきの少女
の生徒手帳だった。
もう一度カエルの方を見ると、やはりニヤついた目でこっちをじっと見てい
た。全く、いやらしい奴だ。
48
:
?
:2003/11/01(土) 07:06 ID:/rcy/cts
【?】
男は車を止めてその青い髪の少女が駅へと駆け込んでいくのをフロントガラ
ス越しに見届けると、口を開いた。
「間違いない、あの娘だぜ。もう四の五の言わずにさらっちまえば良いんじゃ
ねえか?」
「それは最後の手段。どっちみち、あれの完成は間近よ。そうすれば関係なく
なるわ」後部座席から女が答える。
「けっ、そういうまどろっこしいの、俺は嫌いだね」
「あんたが考える必要なんて無いのよ。どうせその悪い頭じゃ、殺すくらいし
か思いつかないんでしょう?」
「それが一番スマートだと思うけどね。いや、あの娘はただ殺すだけじゃもっ
たいないか」
「ヨダレ、垂れてるわよ。全く最低ね」
「ふんっ。で、どうする?次は警察か?」
「そうね。全くあの出来損ないの次男坊には手を焼くわ……。でも、私達の研
究には大いに役立ってくれたけど」女は窓の外を見ながら少し考える。「そう
だ、警察の前に花屋へ寄って頂戴」
「花屋?」
「ええ。釈放祝いにバラの花束でお出迎えしてあげましょう」女は冷たい笑み
を浮かべる。
「オーケー、ハニィ」
車は静かに発進し、ロータリーを抜けていった。
49
:
アーサー
:2003/11/01(土) 07:07 ID:/rcy/cts
【アーサー】
「あ〜らアーサー君。私の授業に遅刻してくるなんて、なかなかいい度胸してる
じゃない?」
学校に着いたのは二時間目の英語の授業中だった。担当の大黒莉亜は元スチュ
ワーデス。ロシア留学の経験もあるらしいが、それで何故英語教師なのかは謎だ。
生徒の人気は抜群に高く、ニックネームはグロリア。噂では、彼女が赴任するま
で人気ナンバーワンだったモーガンこと体育教師最上とは仲が悪いらしい。
「廊下で立ってる?それとも、もっと刺激的なお仕置きの方が良いのかしら?」
グロリアは挑発的な表情でアーサーの頬に手のひらをあてがうと、顔をギリギリ
まで近づける。
「ほら、言ってごらん?どうして欲しいの?」甘い声でささやき、途端に表情を
緩める。「な〜んてね。さ、早く席につきなさい。よく寝てきたみたいだから、
居眠りは禁止よ」
ポンと頭を小突かれると、他の生徒達の軽い笑い声に包まれながら、アーサー
は自分の席に向かった。席に着くと、さっきの生徒手帳を取り出してこっそりと
眺める。
石川萌絵。モエ…ちゃんか。ソニン女学院の二年生。ってことはお嬢様だな、
きっと。まあ見た目からしてそんな感じだったけど。さて、問題はこれをどうす
るか。やっぱり、自己紹介くらいはしたいよな。
50
:
ダグラス
:2003/11/01(土) 07:08 ID:/rcy/cts
【ダグラス】
午前中には帰れる事になった。夜が明ける頃、あのうるさい女警官がそのこと
を伝えに来た。逃げていた客もなんとか確認が取れたらしいが無罪放免という訳
ではなく、親父の力が大きく作用した結果だ。
「こういう時はたいがい『親に感謝せなあかんよ』って言うねんけど、あんたの
場合は別や。親が偉いからって調子に乗っとったらホンマのダメ人間になってま
うで。もっぺんよう考えて、反省しいや」こう言ってヒトミは去っていった。
「くれぐれもお父様に感謝なさってくださいね。それから、悪戯も度が過ぎない
ようお気をつけ下さい」
家へ向かう車の中で隣に座った女が説教をしている。いつも同じ台詞だ。それ
にしてもバラの花束とは。馬鹿にしやがって。
「気が変わった。家に帰ったってやる事なんて無いんだ。学校へ連れて行ってく
れ」ダグラスはやたらと体格の良い運転手に指示した。
「まあ、学校だなんて珍しいですわね。明日の天気を嵐にでもするおつもりかし
ら?」女はそう言うと高い声で笑った。
51
:
ダグラス
:2003/11/01(土) 07:08 ID:/rcy/cts
【アーサー】
昼休み。アーサーは校門近くのベンチでパンを食べながら、しかしずっとモ
エの事を考えていた。
「直接渡すなら待ち伏せしかないよなあ」独り言を言っていることには自分で
は気付かない。「今日のところで待ってればいいかな。でも、ソニ女ってこと
はあの時間じゃ間に合わないはずだけど……」
校門の方でざわめきが起こった。アーサーがそちらに目を向けると、黒塗り
の高級外車が門を入ったところで止まり、ドアが開いた。
「なんでお前まで付いてくるんだ。さっさと帰れよ」車から降りながらそう怒
鳴っているのはダグラスだった。
「私は、学園長にご挨拶をして参りますので」綺麗だが冷たい印象の女性が反
対側のドアから降りて、そのまま校舎の方へ歩いていく。
「やあダグラス、久しぶりだね」アーサーが声をかける。
「なんだアーサーか。元気そうだな」
「うん、元気だよ。って、クラスメイトの会話じゃないよ、これ。ところで、
今の女の人は?」
「親父の秘書だ。口うるさくて嫌な女だよ」
「でも、美人だよね」
「お前、女で失敗するタイプだな。気をつけた方が良い」
「そういう意味で言ったんじゃないって」
アーサー以外にダグラスに近づこうとする者はいなかった。しかしアーサー
は、ダグラスは他の連中が思っている程のワルではないと思っている。一年前、
街で不良にからまれていたアーサーをダグラスが助けてくれたことがあり、そ
れ以来、会えば普通に会話する仲になった。
「あの大きいのは運転手?」
「そうだ。実際は用心棒と言うべきだがな」
「ふーん。でも、今時あのリーゼントはないよね……」
52
:
サトル
:2003/11/01(土) 07:09 ID:/rcy/cts
【サトル】
山田悟は食堂にいた。
「おばちゃん、いつもの」
「あいよっ、って、何だったかねぇ」
「親子丼大盛りと味噌汁だよ」
「ああ、そうだったね。すまないねぇ、最近物忘れが酷くてね」
「いや、まあいいけどさ」
「そういえばミツル君」
「サトルです」
「ああ、そうだったね。私はトシコだよ」
「聞いてないし」
「で、卓球の調子はどうだい?」
「野球部です、僕」
「ああ、そうだったね。で、どうなんだい?レギュラーにはなれたかい?」
「いや、まだ補欠です」
サトルは良く言えばオールマイティ、ユーティリティプレーヤーだが、要はほ
とんどの能力が平均かそれ以下のレベルでまとまっているということであり、他
の一芸に秀でた選手と比べるとどうしてもかすんでしまう。唯一、ミートの巧さ
はチームでもトップレベルだが、パワーがないため外野までボールを運べないの
だからどうしようもない。そんな訳でベンチウォーマー一筋の野球人生だった。
「そうかい。じゃあサラダも付けたげるから、しっかり食べて、頑張りな」
「ありがとう、おばちゃん」
「いいんだよぉ。はいこれ。じゃあ600円ね」
「え?親子大盛りと味噌汁で450円と50円でしょ?」
「サラダが100円」
53
:
ナナシコさん
:2003/11/01(土) 07:16 ID:/rcy/cts
>>51
の名前欄変え忘れました…
あれはアーサーです(´・ω・`)
お絵描き板の
http://rin.chips.jp/mingol_p/data/IMG_000110.jpg
みたいなシチュエーションを書きたかったけど、ヘタレなオイラには無理ですた_ト ̄|○
連休中に続きを出せるかどうかは、霧の中…
54
:
ナナシコさん
:2003/11/01(土) 14:11 ID:7HXtJzaQ
ガンバッテ。ヒッソリイコウ。
55
:
ナナシコさん
:2003/11/06(木) 00:48 ID:zcYOLWdQ
‖ω・)49のセリフでハァハァしてしまいますた
‖ω・)マイペースで執筆頑張ってくださいな
56
:
ナナシコさん
:2004/03/19(金) 17:06 ID:9jxFyy/Y
殺伐とした('A`)生活に救世主があ(ry
__
ヽ| ・∀・|ノ こんにゃくマン
| ∴∵|
| ∵∴|
| |
(中略)
__
ヽ/∴ ∴/|ノ
/∵/∴//
/∴ ∴//
===/
//
あ り が と う こ ん に ゃ く マ ン
57
:
ナナシコさん
:2004/03/19(金) 17:13 ID:9jxFyy/Y
/ _ _/ /
_ _/ _ _/ _ /
_ _/ / /
_/ __/ _/
58
:
ナナシコさん
:2004/03/19(金) 17:21 ID:9jxFyy/Y
┌────┐ / ̄\今週のびっくりドッキリメカ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
│┌──┐│| |
| | ││ \_/ キョウッ ポンッ キョウッ ポンッ
┌─┘│ ││ \ キョウッ ポンッ キョウッ ポンッ
└──┘ └┘ \ _| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○
59
:
ナナシコさん
:2005/03/29(火) 01:08:00 ID:1bHBq2FI
添加のタケチャン
60
:
test
:2005/10/09(日) 15:31:55 ID:3oCvgcZQ
test
61
:
ナナシコさん
:2008/04/02(水) 05:45:49 ID:2wO3gxLA
むらり
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