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【思いを】日記スレ【綴れ】
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久しぶりにネロリーをたずねる。
ミラ「最近良いことない?」
ネロリー「そんな時は、牛乳が一番ですよ。」
ミラ「横に大きくなりそうな私に、そんなものを?」
ネロリー「まだまだ育ち盛りですよ〜♪」
この娘には、ミラ様のことを骨の髄までわからせる必要がありそうね。
ネロリー「ところで、今暇ですか?」
ミラ「まぁ、暇は暇だけど、お金がないよ…。」
ネロリー「…」
ミラ「お金になりそうなのあるの?」
ネロリー「あると言えばあるんだけど…。」
ミラ「それじゃ、いいよ。情報量は高いものね。」
ネロリー「ええぃ、お父さんの事もあるし、特別にタダでいいわ。」
ミラ「お〜、気前が良いね。」
ふふっ、どうやら認識違いだったようね。
ネロリー「ええと、宿屋にいるクロウさんを訪ねてください。特別な依頼だそうですよ。」
ミラ「ありがと〜」
そんなわけで、宿屋に行く。
クロウを発見、さっそく話しかける。
ミラ「あなたがクロウ?」
クロウ「いかにも。そう言えば腕利きの冒険者ってのはお前のことか?」
ミラ「え?」
クロウ「ネロリーから連絡があった。」
ミラ「え?一番早く着いたと思ったんだけど…。」
クロウ「今や、近時代ネットワークが、人の情報まで送ってくれるんだ。君がこの依頼を無料で受けたということも知っている。」
ミラ「ギクッ|
クロウ「そして、当然この仕事を楽勝だけど謙虚に受けようと思っていることも知っている。」
ミラ「だったら何さ。お金も無いし、時間だってないんだ。」
クロウ「大丈夫だ。5箇所のダンジョンの位置の地図を作ってくれば良い。それだけで報酬をやろう。」
ミラ「足遅いよ…」
クロウ「期限は設けない。じっくり丁寧に作ってくれれば良いんだ。」
ミラ「わかったよ。」
クロウ「期待にこたえてくれよ。」
そんなわけで、5つのダンジョン巡りが始まったよ。
祝福のダンジョンなら簡単なのにね、って、もう入れないか。
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