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【思いを】日記スレ【綴れ】

528随筆「ルシアン」第十一段二部:2005/06/07(火) 21:26:50 ID:U2FkL9N2
城門を一つ突破したことにより、
三つに分けていた部隊を内部突入組と城門攻撃継続組とにより分け展開した。
Lv.もそれなりに高いだけあって内部突入組に分けられていたため、
急いで破壊された城門をくぐりぬけ要塞庭園へと足を踏み入れた。
途端それまでの土色とは打って変わって、眩しいばかりの白色が目に飛び込んでくる。
すでに通路一帯には地雷が仕掛けられており、
放射能のお守りを僅かしか持たない身にはやや厳しい道となっていた。
やがて先に突入していたメンバーの活躍で順調に一つ目の結界石が破壊され、
勝利への期待はさらに高まっていくようだった。
しかしそのことで四分割されていた結界石防衛陣は三分割へと再編成されるために、
次第に結界石周辺の敵の密度が高まっていく。
やがて形成される大軍に、我が身を捨てて突っ込んでいくというのは面白いものだ。
もちろん僅かな時間で復活地点へ追い返されるのだが、
それによってさらに打倒への執念を燃え上がらせることがなにより楽しいのである。

もう何度目の舞い戻りだろうか。
総身に傷を受けながら復活地点へ落ちてきたときに、三つ目の結界石が破壊された。
要塞戦というのはここからが本番だといえよう。
なぜなら攻城側の標的はほぼ一つとなり、それに伴って防衛側も守るべき四つ目の結界石の周りに集まりだすからだ。
両クラブメンバーのほとんどが一つの結界石に集中し、
文字通り総力戦が繰り広げられるのがここからの見所である。
ステータスの関係上敵が集まれば集まるほど活躍の場を失う我が身であるため、
やや陽動部隊気味な動きしかできないのは悲しいが、両クラブの力が激突しあう地点は遠目にも圧巻だ。
多少時間は掛かったがやがて四つ目の結界石も破壊されたというアナウンスが響くと、
いよいよ勝利を目の前に臨んでいるような心境となり興奮も最高潮に達した。




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