したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【思いを】日記スレ【綴れ】

488随筆「ルシアン」第一段:2005/05/02(月) 23:20:12 ID:C1HMJHY.
一面に生い茂る緑、太陽の光とBGMはClose to the Weaver。
メインからよこしてきた装備をつけて、最初の一歩を踏み出した。
ワープカードや祝福ダンジョンという、いうなれば文明の利器を廃した狩りを楽しもうとしたときだった。
思ったより人の多いペナイン森のプレイヤーたちにおおよそ攻撃力重視なものをつけた者はいなく、
そのほとんどがこの場所で手に入れられるものや、ライディアに売られているものばかりだと気がついた。
時代の変遷を度外視した狩りなどと、得意気に謳っていた自分を恥じた。
これではいけない。
すぐにメインの倉庫からファッショナブル(?)なものを引っ張り出してくることにした。
そうして我がルシアンは、幼稚園帽子に赤サングラスという現在のいでたちとなりえたのである。
メインの恩恵をフルに受けてLvを上げるのもいいが、
今回のようなぶらり旅に重苦しい装備は必要ないものだと思うと少し心持が強くなったように感じた。

しばらくして日が暮れ、そしてまた昇るころ一人のナヤトレイに出くわした。
そのナヤトレイは看板にキノコを探してるというようなことを書いていたので、
それならばとスロットをかき回してみるが一向に見当たらない。
まもなく一番上という盲点に気付いたがそのナヤトレイの姿は既になく、
急いで周りを巡ってみるも結局見失ったまま二度と会えていない。
大切な機会を逃したと思った。
メインで、主に水晶洞窟にこもっているときに人とのふれあいなど僅かほどしかないのに。
ふれあいへの飢えが焦りを生むなど、まぬけな話ではある。
彼女を探すのをやめてすぐキノコは持っていたのにという思いに、後悔の念がいっそう強くなったように感じた。
"一期一会"
現実の社会でも大切にしている言葉を、このできごとでさらに高貴なものと感じることができた。
幸いこの世界は狭い。
またいつか声がかけられればいいと思った。
ほどなく、今日の冒険を終えた。


堅苦しくてスマソ。
随筆調に書いてみた。本当は随筆自体あまり読んだことはないから間違ってそうだ…。
ていうか書きながら狩場で放置していたら死んでたって愚痴('A`)




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板