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キラキラダンゲロス2 ネタバレ感想スレ

25アンバード:2024/06/05(水) 21:41:24
>>22
思ってたよりずっとくだらなくて笑った
確かに造語を作った時にググる癖は無かったから初めて知ったよ。ちょっと今後は気にかけよう
スラングならまだしも、アプリ名で被ったのは予想外だったので不幸な事故としか言いようが無いね
あまり詳しく調べてないけど、そっちの由来は「琥珀のように硬い」から来ているのかな

実はこの名前の由来の一つとして「紙のように薄い」という意味を持つある魔人を参考にしていて、その対比にするダブルニーミングを取っていたんだ
そう考えると当たらずとも遠からずだったね

いや、何かその……ごめん
全部水に流そう。梅雨だけに

26アンバード:2024/06/05(水) 21:54:26
>>24
切り取りシャルルさん、気にかけてくれてありがとう
今回の件に限って言えば特に傷付いて無いから大丈夫だよ

私達が言うのも変な話だけど、優しいインターネットを心がけよう

27切り取りシャルル:2024/06/05(水) 22:19:18
>>26
いや、横から口を挟んでしまって申し訳なかった。堪え性がなかったね…

28キリキリ切腹丸:2024/06/05(水) 22:32:12
キールキルキル!流れぶったKILLぜ!!!

今回のシステム上、対面への感想は投稿できねぇから、最後に書いた感想はここに載せとくぜ。

以下ネタバレだ。
廃工場投票してから読みな。

廃工場
忍者 VS エイリアン・プリンセス

キールキルキル!
エドサナダマル!?エイリアンクリーン!?こいつはワクワクする熱い設定と展開だ!俺も全然知らない設定だから、原作知ってるアニメの出来の良いオリジナル回見てるみたいで面白かったぜ〜!
ノリで光る電車刀も派手で最高だな!細けぇことはいいんだよ!面白ければな〜!
……ギャハハハ!この怪人、敵にまで総評してやがるな〜!!面白ぇキャラになってるだぜ〜!!
あと勝手な感想だが、お互いにネタが被ると通じ合った気持ちになって嬉しくなるぜ〜!こっちもちゃんと読み込んでもらってありがとよ〜!まあ俺は好き勝手やる事しか考えてなかったんだけどなぁ〜!読んでて楽しかったぜぇ〜!
致死率十割トロッコとかのパロディネタも、細かな所まで飽きさせない工夫が行き届いて面白いぜ!
バトルとしても相手の魅力を引き出しつつきちんと自分の魅力も引き出せてて面白い話になってると思うぜ〜!
勝っても負けても、これで戦いが終わりなのが残念だなぁ!

>>13
返事が遅れたなぁ!終わらせるまでは他の情報入れたくなかったから、見ないようにしてたぜ。

>女の子
これで勝敗に関わらずお前には「女の子の可能性」が出現した!(まあキャラ設定自体にあるんだが)
そしてそれは今回の話で特に強調されたはずだ……!
つまりここで勝ち残ったとしても、対戦相手の美少女化光線からはもう逃れられねぇぞ!キールキルキル!
俺は悪の怪人だからなぁ〜!!遺恨も禍根も残しちまうぜ〜!!

>エイリアンはどうなったの!?
ん? エイリアン? なんの話だ?
……ギャハハハハ! 悪の怪人の話なんて、真に受けちゃいけねーぜ〜〜?

まあ正直な所を言えば、電車忍者というキャラの死には関係ねーからな。
蛇足を入れたら鉄輪の死が汚れる。
それだけだ。

29“ミッシングギガント”:2024/06/09(日) 16:57:30
ネタバレ感想スレをご覧の皆さんこんばんは。私だ。
私の感想は大体投票コメントの方で書いてるんだが、上にいる怪人も言ってる通り対面だけはこの方式だとコメントできないからな。ここをちょっと借りさせてもらう。
なお、私は上にいる怪人ほど口調が特徴的じゃないから、投票コメントの方では特に私だと判別できる材料はないと思う。期待されたら困るから先に言っとくけどな。

>図書館
>侵蝕夢界都市 池袋 [第一章 アリス・イン・アップルティ] 
ちゃ、ちゃんとバトルしてる……いや当たり前なんだが。
バトル描写は明らかに私達より上手いな。本棚の上を飛び回るクウやゲッツの動きがアクション的にも映えるし、私達の一撃必殺能力をゲッツが喰らってキャンセルする流れもワクワクする。
「クウが誰か、何かを探している」はプロフィールにだけあってこっちのプロローグでは拾えなかった記述なんだが、その辺りを拾ってくれてるのもうれしい。

図書館縮小アタック! しまった、先にやられた!
屋内戦場用必殺技としてこっちのネタ帳にも用意してあったんだがまさかトレースされるとは。お見事だな。決して後出しじゃんけんではない。私を信じろ。

ラストは……と、取り込まれた!? 確かに私の能力で実質死なないようなもんだから対応方法としてはありよりのありなんだが実際にやられるとビビるな。ゲッツの不気味なキャラ的にも十分ありな描写だし、脱帽だ。
ところで、このSSが正史になると私達はガヤとして続投するのか……予想外の展開だな……。

総じて、満足感があったよ。いい戦いだった。一回で終わるのが惜しいぐらいだ。
もしそっちが勝ち残ったら、『私達』をよろしくな。

30“ミッシングギガント”:2024/06/16(日) 22:27:46
あー……
その……
なんだ……


ごめんなさい!!!!!!

31きさらぎまこと:2024/06/16(日) 23:46:13
微ネタバレなのでこっちで

劇場、両SSで黒フードちゃんの出番が多くて最高of最高でした
不労所得特大感謝…!

32キリキリ切腹丸:2024/06/17(月) 16:28:33
>>30
ナイスファイトだ〜!文はしっかりしてて読みやすかったぜ!
もう感想は書いたが、さすがにネタバレスレとはいえ早すぎるか…?
他の人の感想に影響出ないよう、対面分はもうちょっとしてから投稿する予定だぜ〜

33呑宮ホッピー:2024/06/20(木) 01:12:11
柘榴女さま、対戦ありがとうございましたわ!
実のところ、私あなたの乱戦ぶりが見たくて立体駐車場に足を運び、誘ったり煽ったりしていたのですけれど。
マッチング発表を見たら、タイマンになっていてびっくりしましたわ。
手札の使い切ったところからのスタートでしたけど、私なりにあなたの最高の散りざまを描いたつもりでしてよ。
いかがだったかしら?

あなたのSSで一番良かったところは、鏡の中の自分を見た場面ですわね。
いついかなるときでも私は素晴らしい存在であると信じることは私のキャラクター性の芯ですから、そこをしっかり描写していただけたのは嬉しい限りですわ。
あそこで心が折れるようでは、私とは言えませんもの。

それにしてもドーピングして強くなるとは、驚きましたわね。
第一夜から、大胆に変化を付けてきた点はお見事ですわ。
このまま進むと、最終的にはメカ柘榴女になってしまいそうですけれど。
異世界案内人さまのSSを読んだときも思いましたけれど、キャラクターの変化という形で読者を飽きさせない・次への期待を持たせるテクニックは試合巧者のそれと言った感じですわね。

あと申し上げることがあるとすれば、SS全体を通じてどこかシンパシーのようなものを感じましたわ。
例えば、戦いの決め手となった場面。
それぞれ辿り着いた答えは違いますけれど、お互いにキャラクターの差となる部分がどこなのか突き詰めた結果という感じがいたしますわ。
お互いがお互いに向き合った結果、この2つのSSが生まれたという感触があってたいへん嬉しく思いますわ。

勝敗については、これはもう読者の好みの領域ではないかしら。
私は強く麗しいと自負していますけれど、あなたもたいへんお強い方でしたわ。
朝日を見るのがどちらでも納得できると確信していますわ!

34柘榴女:2024/06/20(木) 12:55:48
ザークザクザク!
ナイスファイトだったぜぇ〜!

‥改めて対戦ありがとうございました。
互いに噛み合いシンクロした一戦だったと思います。
では以下感想を。

まずキャラトレスが非常に上手かったです。
柘榴女のセリフ全般違和感がほとんどなく、自分でもこういうセリフにするだろうなと感じました。

その上で一歩踏み込み
「何故このような能力になったのか?」を展開。
‥これ、ワシが書いたことにしていいか?
‥ワシのじゃ‥

バトルもひたすらバチバチしていて好み。

でもやはり一番良かったのは柘榴女の散り様!柘榴女は
「うぉぉー!俺の自キャラを最高に最悪に殺してくれ!」
がテーマの一つですので嬉しい限りです。

勿論自分でも柘榴女の最高にして最悪の死に方を準備していますが、仮にコレが最後でもヨシ!って感じです。

訶梨帝母と柘榴は‥

グギギギ!重要な手札削られてしまった!
柘榴ネタは使うつもりであったが‥!
が、実は柘榴女の元ネタは訶梨帝母ではないので重要であっても致命的な損失ではないのだ。

総じてコチラのキャラをめちゃくちゃしっかり読み込んで、「柘榴女ならどうする?」を真剣に展開してくれたと思います。
大感謝!!

35柘榴女:2024/06/20(木) 12:57:54
ここからはもう少し深く踏み込んで
立体駐車場その1、その2の差異を語ろうと思います。批判も多少ありますのでご容赦ください。

目につく大きな違いは、
【立体駐車場が戦場となったのは偶然か否か?】です。
個人的な解釈ですが、
今回の「殺し合いが公開されている」という設定は「二日目以降は相手がある程度見える状態でやるよ」と読んでいました。

実際オムニボアやカーネイジはその辺りを強く意識した「一日目」だったと思います。

その2はそういった背景はなく
なんか立体駐車場で衝突した、という状態でしたので「柘榴女は何故、いつ、立体駐車場にガソリンや爆弾などの大掛かりな罠を?」という疑問が残ります。

しかし、背景語りを省略することでいきなりバトルから始められるというスピーディさも生まれています。この辺りは一長一短ということでしょう。


もっともシンクロニシティを感じたのは
互いの決着手です。
正直なところ、互いに少し“弱い”のです。

その1の硫化水素
・戦闘していたら気流が起きるので単純に身長差が決着になるのか?
・そもそもホッピーの身長は明記されていない
・結局能力ではない化学兵器という肩透かし

その2の発煙筒強化聖剣ライトブリンガー
・今までの古武術感が全くないぶっ放し
・武器強化で発煙筒が???
・瞼がないから光が避けられない→左目に瞼はあるし手で抑えればいいのでは?

重箱の隅な話かもですが上記のように互いに隙が見て取れます。
しかしこれは、互いに相手のキャラを読み込んだ結果と思います。
その1は身長差 その2は瞼の有無 という
【明確に両者にある差】が勝因となっているのです。鍛錬が狂気を捩じ伏せたとか、母の愛が武侠を上回ったとか そういう話にしなかった。 事実としての明確な差に勝因を求めた。互いがこの形に落ち着いたのが妙に嬉しかったです。

‥というかね!“鬼ころし”キャラ強すぎてこうでもしないと差がつかなかったよ!!
最初は鏡に映った醜い姿を見て自信を失い惨めに死ぬ予定だったのですが

「この程度で折れる私ではありませんわ〜!そもそも自信とは外見に左右される浅いものではありませんでしてよ!!」

「あら貴方、私の最大の武器は私自身!アーマーくらい破壊は容易いですわ!」

「貴方‥これは解釈違いでしてよ。【己に酔う】とは意識するものにあらず!ナチュラルでなくては‥。『酔剣』を発動しなくてはならない、というマインドになっている時点で紛い物ですわ!」

とめちゃくちゃダメ出しされました。


締めの差も印象的です。
その1は先が気になるヒキに
その2は鮮烈な終わりを。

次が読みたい、という点ではこちらに分があると思いますがインパクトと読後感はそっちだよなぁ。

果たして!??

36キリキリ切腹丸:2024/06/23(日) 12:01:28
博物館のネタバレ感想だぜ〜。
がっつりネタバレしてるから、読む前に投票してから読んでくれよな〜。

>スパイダーマン
キールキルキル!ナイスキル!
冒頭からの涙ぐましい殺人鬼努力に涙が禁じ得ないぜ……。
殺人鬼の日常を描くシーンから始まり、ミッシングギガントの正体に近づき、そして美少女化する……奇しくも同じ構えだな〜!
正しく俺の話とは別世界線を行ったIFのような話で、偶然の妙に笑っちまったぜ。さすがだ。
それにしても軽快な殺人鬼同士の切り合いってヤツは見ごたえがあって楽しいな〜!
アリスとの美少女ボコボコキャットファイトもいい感じの陰惨さがあって、バトル面の描写が面白かったぜ!
あくまでもダークヒーローとして相手を殺し切る姿は、一線を画した殺人鬼の矜持が見えたテーマ性で面白い話だったぜ〜!
勝っても負けてももうお前とやり合えないなんて寂しいなぁ〜!

>ミッシングギガント
キールキルキル!
空の正体を匂わせる謎をほのめかす文章は、読者を牽引して読ませる力があるな〜!
こっちもエイリアン・パラサイト解釈が合ってたのはシンクロを感じて面白かったぜ。
さすが同じキャラについて考え合った俺たちだ。通じ合ってるな〜!
間に合わなかったのは残念だ。すまねぇ、俺が乱入したせいかもしれねぇな!
「もしも博物館に行く3人のうち2人ぐらい脱落したら、1人待ちぼうけで可哀想だな……」って思って電車忍者の代わりと思って行っちまったぜ!
余計なお世話だったぜ〜!まあどうせ俺が適当にどっか行ってても1/4でこうなったんだから、運が悪かったと思って諦めてくれ!
途中までとはいえ、文体は読みやすくて良かったぜ!次回の作品に期待してるぜ〜!

37キリキリ切腹丸:2024/07/03(水) 08:38:42
以下、動物園対面ネタバレ感想だ。
読む前に動物園読んでくれよ!



キールキルキル!
冒頭から有栖英二にタックルしててめちゃくちゃ笑ったぜ。
冒頭のそこだけでも面白くて、読んでからしばらく笑い続けてたぜ。
やっぱり物語ってのは勢いが重要だよな〜!
いい掴みだぜ! 最高だな!

つーか会話センスがいいな〜!
読んでるだけで面白い!
両方の魅力が十分に活かされた会話が書かれてると思うぜ!

そして紐医師! その発想は全くなかったぜ!
どんな発想力だよ! すげーな!!
しかも美少女になって!? そして紐に!?
なんだと思ってるんだ人医師の事を!?
非人道兵器じゃねぇよもうバケモンだよ!
なんだこいつは〜〜!?
あの二日目からこんなギャグバトルを繰り出してくるとは、おそれいったぜ!
緩急ついてて面白いじゃね〜か〜〜〜!

そして後半になってのシリアスな考察はグッと読者を引き込んで読ませる力が強いぜ〜!
結末もまた美しいな!
悪の怪人を倒せるのは……正義のヒーロー!
美しい解だぜ〜。
あとそういうところで行くと、地味に羅刹女はサムライセーバーと髪色が似てるんだよな〜。

総じて面白い話だったぜ!
ギャグからの展開、シリアスへの導入、そしてそのキャラの魅力と良い話だったぜ〜!!



だが一点……どうしても許せねぇポイントが一つだけあるけどよぉ……。
それは……

おいなんで切り裂かれたパーカーの下に鎖帷子つけてんだ!?
羅刹女のお色気シーンはどこいったー!?!?!?!?!?!?

38柘榴女:2024/07/03(水) 14:28:38
ここからは地下鉄、対面の感想‥
ネタバレはご容赦願いたいねぇ‥

フーッ

良い殺し合いが出来た後はタバコが欲しくなるんだ。

言いたいことは沢山あるよ。
特に私の愛しい愛しい、キャラ設定の軸であるマー君をめちゃくちゃに改変されたことは許しがたいねぇ‥

ただ‥うん。私の最期はとても切なくて無残で美しいものだった。なにより、私の無茶振りに真摯に向き合って最高の光景を見せてくれたことが嬉しい。

・柘榴女は絶望しきって死んだ
・鬼子、鬼ころし、柘榴女を殺害した者は不明

これが私の一日目、二日目で確定したわけだが‥
対面からしたらかなり嫌な縛りだっただろう。

言い訳になるかもしれないけど、自分は対面に負担をかけたかったわけじゃない。
鬼子も鬼ころしもヒキを工夫しなければ勝てない相手だったからこういう形になった。


無茶振りと言っていい縛りに真剣に取り込んでいただいたこと、本当に感謝しているよぉ。
ロジックには首を傾げる部分もあるけど‥
ただ愛息だけが柘榴女を【殺人鬼】と認知していなかった、それが意味することを柘榴女は理解してしまった。あまりにも切ない自決。

私の終わり方は既に用意しているけど‥こういう終わり方もまた美しいと思わされてしまった。

対戦ありがとう。
貴方の屍を踏み台にして先に進むつもりではあるけれど、もし私が屍になっていたら‥
どうか、情け容赦なく思い切り踏みつけて上に進んでほしい。
柘榴女は、同情されるに値しない愚かな殺人鬼なのだから。

39オムニボア:2024/07/07(日) 19:01:15
遅ればせながら、対戦していただいた皆さま、ありがとうございました。
まとめてで申し訳ありませんが、対戦いただいた皆さまの作品、いずれも素晴らしいものでしたので、それぞれ短いながら感想を書かせていただきます。

パンク・キャノン様。
プロローグで提示されたオムニボアの末路として、『故意に請いせよ行為する乙女』のアンサーは素晴らしいものだったと思います。
パンク・キャノンサイドのプロローグで提示した、読者を翻弄する文体を「観察者」を気取るオムニボアを翻弄する一(にのまえ)姉妹という構図とリンクさせる。
そうすることで、オムニボアが陥れられた苦境に説得力を持たせ、当然の結末であるという認識を読者へと与える。御自身の持ち味と対戦相手の特性、自己の手札を組み合わせて、これしかないという展開を叩きつける。完璧な文章でした。

Dr.Carnage様。
『Bad guys, and Bad works』、wikiの特殊タグを用いた演出の中でも、特筆すべき鮮やかな展開だと思いました。
折り畳み演出自体は派手なものではないのですが、その付属メッセージがセンスに溢れている。読者に、物語が決着したと思わせておいて、隠した物語で真相を叩きつけ、逆転する。それは、『故意に請いせよ――』とはまた別の切り口での、読者と「観察者」オムニボアに与える心理的衝撃をリンクさせる構図で、作中のDr.Carnageがしたように、「劇場」で演じられる物語を意識した展開です。
SSキャンペーンにおいて、地形利用は作者のみなさまが悩まれるところだと思いますが、この物語の地形利用は「この場所でなければならない」「それが、対象の特性に対しての決定打となる」という点において、ひとつの模範解答、無二のものであったと思います。

柘榴女様。
『愚か者の走馬燈』、抜群の完成度を誇る物語でした。
一夜目、二夜目で積み重ねてきた彼我の物語を踏まえ、その結果を少し捩じる。
結末としては意外な着地点でも、積み重ねてきたものから考えて、読者に対して納得感がある。それこそがエンターテイメントの基本であり、本質であり、一番難しい部分です。その王道を、真っすぐに叩きつけた作品であったと感じました。
たとえば、「対戦相手を強い魂として定義し蒐集し続けてきた柘榴女が、オムニボアの魂を選ばない」こと。「他者の物語を一方的に評価・観賞してきたオムニボアが、物語を俯瞰する姿勢に対して激高する」こと。
これは、一見して「積み重ねてきた行動ロジックから捩じれている」ように見えながら、物語にこれまでちりばめられてきた要素からすれば、とても納得のいく結論です。
自キャラのみならず、相手のキャラクターの物語を丁寧に読み込まねば、こうしたストーリーをまとめあげることはできないと思います。すばらしい文章でした。

40キリキリ切腹丸:2024/07/21(日) 10:42:29
四日目!
対面!
感想だぜ!
ネタバレ!!

>本来繋がらない、途切れてしまうはずの思想や生を、『物語』は他人に繋げる。
ヒュー! 冒頭から、明言してないのに意識していたことを全部説明してくれてるじゃね〜か!
あとオムニボアが会話を必要としないのは、こっちも解釈通りだぜ〜。

>改造人間はその多くが、人間よりも高い強化された身体能力を持つ。
一日目に暗視能力があるって示唆してたのすっかり忘れてたぜ〜!
言われてみりゃ閃光弾なんかは効きそうだな!
電撃攻撃もたしかにアリス能力解釈として納得だぜ〜。

>陰陽術から、当時の幕府の権能の象徴の一つ、柳生の新陰流へと変わりました。
有栖家に関しての解釈もさすがだぜ!
あんな胡乱な設定がめちゃくちゃ綺麗に整えられてて美しいぜ……さすがオムニボアだな!
星の一族が陰陽師だったりするのも説得力が高いというか普通にかっこいいぜ!
中二心がくすぐられるな〜!いいな〜それ!俺が考えた事になんねーかな!

クトゥルフ神話の使い方や解釈も上手いぜ。
星を殺すなんてラスボス感ありまくりですげぇ格が出てるぜ〜〜〜!
まさにラストバトルって感じの決着だな!

>「人から外れたもの」「人であることを諦めたもの」のはみ出てしまった部分を剪定し、人の枠へと押し戻す殺し方してきた。
なるほどな……納得感行く解釈だぜ!
相手の力に敵わない一方で切腹丸はオムニボアを殺し、命と引き換えに樫尾猿馬を救った……いい話じゃねぇか〜〜〜!
面白かったぜ!

>僕がサムライにならなかった理由
きらきら道中じゃねーか!!!!!

41オムニボア:2024/07/21(日) 15:53:55
殺人鬼達の継接な物語 2

対面として描いていただいたことを感謝し、簡単ですが感想を書かせていただきます。

物語の収束のさせ方として、こういう形があったのか、と驚きながら読み進めました。

こちらはSS1を「閉じる」ことでの幕引きを意識して書きましたが、その点において「殺人鬼達の継接な物語2」は、「広げる」ことで物語を終わらせる、対照的な方向性だったのではないでしょうか。

折り畳みページから展開される、爆発じみた物語の拡大。
折り畳みを紙媒体書籍の袋とじになぞらえ、それを「斬る」ことで拡張される世界。

そこで展開される時空改変に、「フィルムの切り貼り」という解釈を付与したのは、『オムニボア』の本名のモチーフからしても、完璧な演出であったと思います。
これまで全ての作品を細やかに読み上げ、分析してきた書き手の方の真骨頂であると感じました。

締めくくりに相応しい、いい物語でした。

42オムニボア:2024/07/21(日) 22:16:32
キリキリ切腹丸様。優勝おめでとうございます。
そして、運営様、参加者の皆さま、おつかれさまでした。

オムニボアという、面倒なキャラクターに最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

オムニボアというキャラクターは、空っぽな存在でした。
プロローグの時点で、彼には何もなかった。
目指すべき物語の方向性も、個性もなかった。

その空っぽなキャラクター、あるいは白いキャンバスの上に描かれる物語を彩ったのは、間違いなく個性的な対面キャラクターと、魅力的なキャンペーンの世界観でした。

ここまで『オムニボア』の物語を書かせていただくことができたのは、このキラキラダンゲロス2というキャンペーンセッティングと、参加者の皆さまが創り出したキャラクターたちのエネルギーがそもそも素晴らしかったからということに他ならないと思います。

改めて、素敵な企画の主催者様、執筆参加者様、読者様に、感謝申し上げます。
ありがとうございました。


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