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ダンゲロス流血少女CS応援スレ
28
:
カグメX
:2018/08/14(火) 11:16:04
>>9
-
>>16
転載しました。
>>20
レスありがとうございます!
29
:
カグメX
:2018/08/14(火) 11:29:42
邂逅 -鬼姫吉凶-
「よぉ、一勝負していくかい」
保健室から戻ろうとしたら、声をかけられた。
灰色掛かったショートヘアー、狐面の様な細い流し目、あふれ出る色気は鬼姫吉凶ちゃんだ。
……そう、鬼姫吉凶ちゃんなのだ。彼女はまだ中等部。でも高等部の人より全然大人に見える。
低めの身長と華奢な体からは、かろうじて年相応さを見て取れる。
というか、学園で勝負を持ちかけられても受けちゃいけませんってイリーナに言われてますので。
なにされるか判らないんだから。
「おや、つれないねぇ。ま、賢明ではあるか」
でしょう? イリーナのむすめなんだから。
「ははは。……お前さんとは一勝負してみたいんだがね。理から外れた命には興味がある」
そう。じゃあ、また会えるかもしれないね。
私のむすめとね。
了
30
:
カグメX
:2018/08/14(火) 11:48:16
邂逅 -一千八-
「じー…………」
驚いて振り返ると、金髪ロングストレートで魔女装備の可憐な幼女が私をガン見していた。
一千八先生だ。……そう、『先生』なのだ。でも中等部の人より全然子どもに見える。
「いやー、わからないのう」
話すとおばあちゃんっぽい喋り方なので、かろうじて年相応さを見て取れる。
イリーナいわく、千年魔女やってるらしいけど。千歳らしさってなんだろう。
死者蘇生や悪魔召喚といった科学では説明できないことも軽々とやってのけるので、そう簡単には反抗できないらしい。
「カグメ。君は、ロリなのか?」
しらない!
了
31
:
カグメX
:2018/08/14(火) 11:59:10
邂逅 -クリスティア・トレイシー・阿笠-
「追われているのですか?」
廊下を走っている私に声をかけてきたのは、軽くウエーブのかかった金髪、インバネスコートに鹿撃ち帽という古典的な探偵スタイルの女の子。
クリスティア・トレイシー・阿笠さんだ。
ドッと冷たい汗が出る。
イリーナいわく、クリスちゃんに事件が起きてると思わせると、それはそれは大変なことになるらしい。
この学園で平和に生きていくのは難しいことなのだ。
なんでもないよ! ちょっと急いでるだけ!
「そうですか……あんまり必死なので、てっきり殺人鬼が徘徊しているのかと」
ないない! そんなことない! ああ、早く行かないとイリーナに怒られちゃうよう……。
「まあ、それは大変。引き留めてしまってごめんなさい」
優雅に頭を下げるクリスさんの後ろに魔法ステッキが光るのが見えた。
こんなところにいられるか、私はラボに帰る!
…………あっ。
了
32
:
カグメX
:2018/08/14(火) 12:02:28
>>29
-
>>31
転載しました。
33
:
根原啓子・武原式
:2018/08/14(火) 14:25:24
>>26
-
>>27
転載しました
34
:
根原啓子・武原式
:2018/08/14(火) 14:25:37
>>26
-
>>27
転載しました
35
:
蓮柄まどか
:2018/08/14(火) 20:06:27
>>34
まで反映。
集計結果⇒
tps://docs.google.com/spreadsheets/d/1959f8mzz8LE0c0HzLDti7PKLOhsoBqIUj95wPwbs0-Y/edit?usp=sharing
36
:
根原啓子・武原式
:2018/08/18(土) 15:25:28
(嵐の豪邸殺人事件2)
そういえば式は敬語なのね。啓子が使うなと言っているだけでいつも敬語を使っている。他にも敬語を使わないことはあったけれど、それは珍しいね。
◆◆◆
「皆さん動かないで!!」
クリスティアの声が響いた。彼女はいつも事件に遭っているからかそうした対応が早いんだ。
「な、なんだ?」「今悲鳴が聞こえたが···」「ヒィ、ヒィ〜〜!? 死んでる!?」
「静かにして、落ち着いて下さいまし。私は探偵のクリスティア・トレイシー・阿笠と申します。私が居ればこの程度の事件、たちどころに解き明かして見せましょう」
「クリスティア・トレイシー・阿笠!? あの!?」
「では、そこからお離れになって、私を通して下さいな」
こうして彼女は悲鳴を上げて倒れた人物の所へ行き息絶えていることを確認し、こう言った。
「さて、申し訳ありませんが皆様はもうしばらくそこでじっとしていて下さりませんこと? そうすることが皆様の潔白を証明致しますわ」
「知るか俺は帰らせてもらう! こんな物騒なところに居られるかよ!!」
「あら、そうなさるのは御勝手ですが···」
「式くん、ここはじっとして置いた方が良いのか? 殺人を犯す人間が居るようだが部屋に戻る方が良いのではないかね?」
「いえ、ここはあのクリスティアさんのそれも出来る限りそばに居る方が安全と言えるでしょう。あの帰る人物をよく見ていて下さい」
話は佳境に入っていた。
「───知るもんかよ! 俺は帰らせてもらう! 開けゲート!」
「本当にお帰りになるのですか? 危険ですのに······」
「へっ、なら一生そうしてればいいさ、これで俺はおさらばだ」
そうして男はゲートに入り······そして変わり果てた姿でその場に出現した。そう、これがクリスティアに関して予測されている魔人能力の一つ、なんらかの事件の際にクリスティアから離れると死亡する。というものだ。
37
:
蓮柄まどか
:2018/08/18(土) 20:07:13
>>36
まで反映。
集計結果⇒
tps://docs.google.com/spreadsheets/d/1959f8mzz8LE0c0HzLDti7PKLOhsoBqIUj95wPwbs0-Y/edit?usp=sharing
38
:
根原啓子・武原式
:2018/08/18(土) 23:32:31
「それで、そのあとはどうなったの?」
「クリスティアが犯人を推理してその犯人が少し暴れて捕まるというよくある流れだよ」
「その話をもう少し聞きたいのだけれど······まあいいわ」
「クリスティアは事件が絡まない限り基本的に善良な人だよ。この前も庭の備品探しに協力して言葉に花をプレゼントされていただろう?」
スコップが無くなってクリスティアが推理するほどの事件となった出来事は別の場所で語られるかもしれない。
「それもそうね。クリスティアさんも式と同じように会話していて私もお花の勉強をしたくなってきたわ」
「そう、じゃあこの花から──────」
式が手からとある花を出して啓子に花言葉を教え始め、そうして夜まで話は続くのだった。
39
:
根原啓子・武原式
:2018/08/19(日) 10:08:42
(1、2ターン目回想)
「ね、ねえこれって······」
「ああ、このままでは鬼姫とクリスティアは確実にこちらに来る」
戦場に到着した式と啓子、しかし部長連側には特待生を倒せるような人材は居らず、二人の親しい友人である言葉とカグメXしか居なかった。さらに悪いことに生徒会側には特待生を倒せるような怪物、モナ・クリスピーナや矢ノ目六花が出場していた。
「そうね。なら······クリスちゃんと鬼姫ちゃんのところに突っ込むわよ。聖子ちゃんにはわるいけれどこれで気を引くことくらいはできると思う。言葉ちゃんやカグメちゃんのところにあの二人を向かわせる訳にはいかないもの」
手は、体は震えていないだろうか、きっと式には恐怖を感じていることも見破られているのだろう。言葉ちゃんはいつか蘇生できるかもしれないと言ってくれたけど、だから死ぬのが怖くなるわけではない。蘇生はいくらでもしてきたのに死ぬのはいつだって怖かった。それでもきっと言葉やカグメが死ぬよりはましだった。
「わかった」
式は啓子を一瞥し答えた。本当は啓子にだって死ぬような目には会ってほしくはなかった。それでもここで啓子を止めることは啓子の勇気を汚す行いに思えた。であればあとは自分が啓子を守るだけだ。死ぬのは怖いが蘇生後の自分だって今までとはそこまで変わらないと思う。少なくとも今まではそうだった。蘇生できなくたってここで行かねば言葉やカグメや啓子が死んでしまう。今ならまだ誰かが追撃してくれる可能性すらあるのだ。勝算は薄いが0では無かった。
そして、激突へ至る。
「皆さんごめんなさい! 神を降ろす対価をいただくわ!」
「クリスティア、悪いがここで倒されてもらう」
「あら、本当によろしいのですか? 私は強いわよ。正当防衛してしまうかも」
それでも引き付けられるだけで仕事を果たしたと思えた。正当防衛されるだけだとしても、それでもその時間の分言葉やカグメが生き延びられる。もしかしたら蘇生すらしてもらえるかもしれない。それで十分だった。だから。
「······来たりて宿りし私の神よ、加護を」
「行け、鉄弾球」
神が降ろされ拳を振り抜く動きから鉄弾が放たれる。それは全て当たった、だが。
「ふふ、痛いですわね······傷害事件ですわ」
「さて、サイコロを振るとしますかねぇ〜♪」
「······」
全員倒れず。啓子は能力を使った後で動けない、絶体絶命だった。
40
:
根原啓子・武原式
:2018/08/19(日) 10:13:33
>>38
>>39
転載しました
41
:
根原啓子・武原式
:2018/08/19(日) 15:28:42
(独白──根原啓子)
また死んでしまったのだろうか、しばらく死んでいなかったけれどこの暗闇を懐かしく感じる。ああそうだ。クリスちゃんに殺されてしまったのだった。式は大丈夫だろうか、仇を取ろうとして死んではいないだろうか。もしそうなら式だけでも言葉ちゃんは蘇生して欲しい。
「ああ、またこちらに来たんだね啓子。君が望むなら僕が直接···」
「いいわ、それはどうしようも無くなってからにして、私は言葉ちゃんやカグメちゃんが傷つくところを見たくないもの」
ここにくるといつも神様が話し掛けてくる。私と繋がって私を通して現世を見るのが好きだと言っていた。その代わりに私に神を降ろす力をくれている。それはいろいろ不便で苦しいこともたくさんあって絶望もたくさんしかけたけど、それでも神様は好きだ。式の次くらいに。
「はは、そういう君だから好きなんだ。式の魂ももちろん保護しているよ。君の好きな人だからね」
「そう、それは良かった。ありがとう神様」
「式には僕も感謝してるんだ。彼女のお陰で君が壊れずに済んだから。それで、本当に良いのかい? 君には資格があるというのに」
「今のままで十分よ。それにそうなってしまったら今のままの関係ではいられなくなってしまうから、それはきっと良くないことよ」
「ああ、君呼ばれてるね。言葉ちゃんは君をいちはやく蘇生しようとしてくれてるみたいだ。少し遅くなってしまったけどこれは僕のせいかな。じゃあまた話そうね。これは約束だよ。神様の」
そういって神様は笑っていた。そろそろこの時間も終わりらしい。言葉ちゃんにはお礼を言わないと···あとそれと······。
42
:
根原啓子・武原式
:2018/08/19(日) 15:30:49
>>41
転載しました。
43
:
根原啓子・武原式
:2018/08/19(日) 18:55:59
(8、9ターン目回想)
生き返った私はまず周囲を見回した。そこにはパボニアを手に持ってホッとした様子の言葉ちゃん。パボニアの花言葉は安堵だからきっと安心しているだと思う。そして、変わり果てた姿の式がいた。きっと一度は耐えたのだろう。お腹と顔に何かを打ち付けたような跡がある。だから······魂は保存してるっていってたけど······それでも込み上げて来るものを抑えることはできなかった。
「式······どうして······どうしてよ······うう······」
そうして泣いていると言葉ちゃんが青いエゾギクを出してくれた。きっと心配してくれているのだと思う。そしてまだ言葉ちゃんにお礼を言っていないことを申し訳なく思った。
「ありがとう言葉ちゃん。もう大丈夫。『思い出の中の私』ではないかもしれないけど。少しここを離れるわ。やることを思い出したの。もし良かったら式も蘇生して。私の、そう私の大切な人だから」
そして更に周囲を見渡して神様を降ろした時に被害の少ない場所を探す。見つけた。そこにはモナちゃんが居て、でも。約束だったから。
「ごめんねモナちゃん。この償いはきっとするから!」
神を降ろす。
44
:
根原啓子・武原式
:2018/08/19(日) 18:58:53
>>42
転載しました
45
:
蓮柄まどか
:2018/08/19(日) 20:28:35
>>44
まで反映。
集計結果⇒
tps://docs.google.com/spreadsheets/d/1959f8mzz8LE0c0HzLDti7PKLOhsoBqIUj95wPwbs0-Y/edit?usp=sharing
46
:
minion
:2018/08/20(月) 12:12:46
クリスティア・トレイシー・阿笠。それと三色菫さんと一くん。
tps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=70250357
事件現場に居合わせた、二人の女探偵。謎を解くのは果たしてどちらか。そしておっぱい対決の行方が気になる一くん。
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