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ラグナ失恋スレ第5話
622
:
長くなります。
:2010/07/13(火) 00:01:11 ID:???
■4月。
ROを起動してもキャラセレクト画面で無理になっていた。
新しい相方と同じ髪型・同じ髪色の自分のキャラたち。ゲーム内で見掛ける元相方のエンブレム。
見るだけで辛い。離れる事を望んだのは私なのに。
髪型を変えるのもわざとらしくて出来ず、だからと言ってキャラデリする勇気も無かった私は
クライアントを起動しては落とし、落としては起動してを繰り返す。そのうちアイコンをクリックする事も減った。
荒れていた最中の私を拾ってくれたギルドには断りを入れて休止。睡眠薬欲しさに訪れた新しい病院では思いも寄らぬ鬱病診断を下された。
前に進まないと、と強く思って、過去を思い出すROから徐々に離れた。
前々から興味があったモノをやり始め、薬や食事も摂り、少しずつ変化が見え始めたある日。
他ゲームの登録アドレスにもメッセンジャーを使っていたのを思い出し、web上からログイン。
残る更新履歴。
元相方のメッセタイトルに変化が見えた。
【knock knock knock】。
誰かを呼ぶタイトル。誰宛?同じ名前の曲があるけど、気のせいだよね。
誰宛なのかずっと悩んで悩んで悩んで、またメッセンジャーをインストールしてしまう私。
禁止を解除して様子を見る。卑怯にもオフラインのままで。もう正面を向く勇気が無かった。
数日後。【ねぇねぇ、少しだけーー】。
また誰宛なのか分からないタイトル。
ゲームの相方たち宛?でも同じギルドに収容してるんだから連絡は取れるはず。
古鯖の人?もメッセアドレス交換してるだろうし。
リアル友達宛?リアル友達なら携帯や電話で直接連絡出来るし…。
…ねぇ、あなたは誰と連絡を取りたいの?
私以外にも同じような立場の人がいるの?
元相方の陰を頭から追い出すように、リアルの私はがむしゃらに働いてプライベートでも体を動かし続けた。
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