ラグナ失恋スレ第5話

565：/2：2009/12/06(日) 08:36:59 ID:CkN8NhE6: もうその時には、彼女は自分にとって不可欠な人になっていたんだと思う。
世間に対して顔向けできないって罪悪感よりも、
ただ彼女と一緒にいるための確かなものがほしかった。

もうその日から、きっと自分のなかの歯車が狂ったんだと思う。
彼女のためになればいいということよりも、自分だけの誰かでいてほしいと。

まるで普通の恋人みたいに、一緒にいる日々。
自分だけを見てほしいと、他の誰かと遊ぶことや一人で遊ぶことも拗ねる彼女。
全部答えられなくて、喧嘩になることがとても多かった。
会って話して、顔を見れば可愛い笑顔を見せてくれてすぐ仲直りできるようなことも、
自分たちは簡単にあえる関係ではなくて、
離れて暮らしているうちに起こる喧嘩は、こじれることが多かった。

メッセやチャット、メールなど、文章で起こる喧嘩がとても多かった。
頑固な彼女は話し合いに応じてくれることがあまり多くなくて、
問題をきちんと解決できないと不安になってしまう自分は、
怒ったままログアウトしたり連絡を拒否されたりで放置される状況がたくさん続くことに、
だんだん大きなストレスを感じるようになって行ったのだと思う。

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