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ラグナ失恋スレ第5話

327名無しさん@恋愛中:2007/10/02(火) 03:03:02 ID:YtxcKhBs
ずっと、なんとなく好きだと思ってる人がいた。
好きというより、好感を持っていたと言ったほうが正しいかな。
人柄が一発で気に入ったし、ROというゲーム面でも尊敬していたから。
でも出会ったときには既に俺にはRO嫁がいたし、程なくして彼女も結婚した。
けれども別に彼女とリアルでもゲームでもどうこうなりたいと思ってなかったし
ゲーム程度で嫁に嫌な思いさせて、おまけに必死になってまで相手から奪うとか、
そんな発想すら沸かなかった。
なにより彼女の結婚の時に、素直によかったねと言えた。
好きだけど恋ではなかったんだと思う。
なにより、彼女にはリアルで彼氏いること知ってたから。

それから随分後になってからだけど、俺は彼女とよくPTを組むようになった。
嫁とは好きだとか言い合う仲でも、よく狩りに行く関係でもなかったし、
彼女はハズレ旦那掴まされてしまい離婚していたのでその辺は特に問題もなく。
憧れの人(好きという意味でなく)と肩を並べていられるのが嬉しかったし、
その人から必要とされる自分が誇らしかった。
彼女のおかげでゲームで目指していた色々なものに到達できた。
その先はこのゲームは彼女の恩に報いるためにやっていこうと思った。

そんな彼女とのRO生活の中でも色々あったわけで。
憧れに対する幻滅とか、けれどもそれが彼女なんだと理解したり。
お互いの言葉にお互いが腹を立てたりなんてこともあったし
一度は完全に愛想が尽きて避けてたこともあった。
それでもそんな俺に声かけ続けてくれて、結局彼女のところに戻ったり。
戻ったときには彼女はちょっとだけ優しくなってた。

いつのまにか好きと言わずに居られなくなってた。
言ってしまってすぐに、俺が「たかがゲーム」でそれほどの気持ちになる
ということはリアルの彼女を求め始めてることだってのはすぐに自分で理解した。
他の人はどうか分からないけれど。
馬鹿にするつもりはないけど、自分がそうなると思っていなかったよ。
それでもゲーム内だけに止めておくだけの器量はあった。
ゲームでしか知らない相手なのだから。
ちょっとした気の迷いだと思ったし、ビョーキだなぁと自分のことを笑った。
でもそんな気持ちにしてくれた彼女に感謝をした。
ちなみに、彼女も好きだと言ってくれた。

「ビョーキ」はなかなか治らなかった。
好きな人も特にいなかったしそれでも良いと思っていた。
でも、叶わない恋にいつまでも浸っているのも時々は辛かった。
けれど、好きな人ができれば、また以前みたいに狩りで支えあう
仲間に戻れるだろうと思っていたから焦ることもなかった。

丁度その頃に、リアルで女の子に好きだと言ってもらえた。
普通なら絶対付き合っていただろうと思ういい子だった。
けれどそんな時に、ゲームだけの関係の彼女のことが頭から離れない。
その子と一緒にいても、いつも彼女の事が頭に浮かんでた。
自分最低だと思った。
ビョーキもここまできたら大したものだ。
どうしてもその子に対して本気になれずに、結局俺は断ってしまった。
薄々分かってはいたけどゲームの彼女とリアルで付き合うことを
自分は望んでしまっているんだなと思った。

彼氏のいる彼女と、ましてやゲームだけの付き合い。
恋仲になる可能性は、実際1%もないだろう。
いや、かなりの長い期間毎日接していたからこそ0%だと言い切れる。
彼女がゲームの枠を破ることは絶対にない。
けれどその限りなく低い確率を捨て切れなかった・・。
もしくは彼女を諦めてしまう事が嫌だったのかな。

その事があってから、彼女への想いは無くさなければと思うようになった。
彼女の口から、「あなたとリアルで付き合う事はありません」
とはっきり言ってもらえればどんなに楽だろう。
でもそんな負担、かけられるわけないだろう。
同じ理由で彼女にリアルで付き合ってくれと言うつもりもない。

纏めもオチも何も無いけど、この気持ちだけここに吐き捨てさせてください。


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