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【2021】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 1本目
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・恋愛
中盤以降、この世界が何者かにゆがめられた「虚構世界」であることが判明して、ヒロインを一人ずつ現実世界に戻していく展開のだが……。
ヒロインとの恋愛やエッチシーンがあるのがその虚構世界でのみである。
現実での恋愛は一切ない。そのうえ、その虚構世界でのエッチはそのままEND、スタッフロールもなく実質的なBADEND。
グランドルートの先で恋愛要素が待ってるわけでもなく、恋愛譚ってなんだっけとなってしまった。虚構であっても求めるという意味ではコンセプトとして間違っていないんだろうか? でもほぼBADENDという形でしか結ばれないのはどうなんだ? 別にハッピーエンド至上主義ではないけれど、エロゲーという点を考えても全然萌えない(虚構だとプレイヤーがわかってしまってるし)状況なのはいかがなものか。
虚構世界で二人にとって都合のいい世界になっているため、わざと他の描写が完全にカットされてるのは世界観としてはうまいと思ったが……同時に気持ち悪く、現実逃避でしかなく、そんなものを恋愛と呼んで欲しくはなかった。
・白髪赤眼の是非
旧作紙の上の魔法使いを未履修の人間にはサッパリわからない。
未来が虚構世界を構築できる根拠が「白髪赤眼」という程度しかルペルカリア内では根拠がない。話の中核なのになんでそこまで大それたことが出来るのか説明が無いと何かどうでもよくなってしまう。
グランドルートまで来たのに説明がほとんどないのはさすがにかなりおいてけぼりをくらった。
・「冥契のルペルカリア」のタイトル是非
グランドルートもしくは妹ルートでは「劇団ルペルカリア」を設立するためそれがタイトルにつながると思うのだが。
めぐりが「ルペルカリアは2月の豊穣祭よ」的なつっこみをするにもかかわらず、語呂がいいとかそんな感じで押し切られる。劇団結成は4~6月。本編中の虚構世界も基本4月~の話で、どう頑張ってもルペルカリアを持ってくる必然性がなくて、作品タイトルとしての意図はものすごく謎。というかめぐりの突っ込みが適格すぎてもやもやする。
同じ女神マイアに祈りをささげるなら、五月に祭りがあったはずだが……(前夜が確かヴァルプルギルの夜)
・コンセプト詐欺感
楽曲と虚構世界でしか恋愛をはぐくまないという性質、やたらと多い各キャラのモノローグ、それも一個も明るい話がない!という徹底ぷりに「青春譚」と「恋愛譚」はほぼ埋もれていたように感じた。
過去作を全部知らないからなのかそれを作風、とは割り切れなかった。
コンセプトと乖離している、のは広告詐欺みたいなものと感じてしまう。
しかも幻想奇譚もなんで虚構構築できるかの根拠が薄く、話としてもどうにもスッキリしない。
・まとめ
ブランドの作風と言えばそれまでだが、だったらなおさらコンセプト詐欺はやめるべき。
コンセプト二つが感じられないのではちょっといただけない。
正直コンセプト、売り方さえ間違えてなければ作品としては別に悪くない。
広告詐欺は本来欲しい人に届かず、期待した人が地雷を踏むという事故を起こすためにやはりよくない。
以上
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