ダークライ「男？」レッド「（こくこく）」 - 1465131399

1：名無しのデデンネ：2016/06/05(日) 21:56:39 ID:67dxfNnU0: ss初心者です。衝動的に立てました。色々拙いですが頑張ります………(´･ω･`)

ダークライ「（女にしか見えん………）」

レッド「………？」ﾄﾞｳｼﾀﾉ?

ダークライ「いや、なんでもない。ところでお前は何故こんな森の奥へ来たのだ？」

レッド「………迷った」(´･ω･`)

ダークライ「………あちらへ歩いて行けば街へ出る………」ﾀﾒｲｷ

レッド「………」ｳﾙｳﾙ

ダークライ「うっ！な、なんだその目は………！」ｳｸﾞｯ！

レッド「………連れてって」ｳﾙｳﾙ

ダークライ「………仕方ない………」ﾀﾒｲｷ
2：名無しのデデンネ：2016/06/05(日) 22:02:25 ID:67dxfNnU0: ▶最寄りの街

ダークライ「ほら、ついたぞ。迷うからもう森には来るな。いいな？」

レッド「………」ｺｸｺｸ

レッド「………家、来る？ポケモンフードある………」ｼﾞｰｯ

ダークライ「………いや、私は街には入れない。それではな」影ﾆ沈ﾝﾀﾞ

レッド「………あっ………」

レッド（行っちゃった………見たことない子だった………）ﾀﾀﾞｲﾏｰ
3：名無しのデデンネ：2016/06/05(日) 22:07:26 ID:67dxfNnU0: ▶街の近くの森

ダークライ（はあ、変な子供だった。メスかと思えばオスだし、私を見ても怖がらないし………）

ダークライ（思えば、この森に来てそろそろ一月経つのか。そろそろ離れねばな。………あの少年、私の悪夢にうなされているのだろうな………済まない）

▶レッドの家

レッド（………暗い、危険？………寂しい？………怖い）ｳﾅｻﾚ

レッド「………！」ｶﾞﾊﾞｯ!ﾄﾞｷﾄﾞｷ

レッド「………夢………」
4：名無しのデデンネ：2016/06/05(日) 22:12:50 ID:67dxfNnU0: 次の日！

▶街の近くの森

レッド「………」ｵｰｲ

ダークライ（あの声は………昨日の少年？何故また来た！？）

レッド「………」ﾄﾞｺﾀﾞﾛ?

ダークライ（また悪夢を見させる訳にはいかん。早めに立ち去らねば）ｺｿｺｿ

レッド「………何してるの？」ﾐﾂｹﾀ!

ダークライ「うひゃあっ！？」ﾋﾞｸｩ!

レッド「………？」ｷｮﾄﾝ
5：名無しのデデンネ：2016/06/05(日) 22:20:55 ID:67dxfNnU0: レッド「………♪」ﾓﾓﾝﾉ実ｱｹﾞﾙ！

ダークライ「………何故こうなった」ｱﾘｶﾞﾄｳ………

レッド「………？」ﾀﾞｰｸﾗｲﾓﾌﾓﾌ

ダークライ「ええい！そろそろモフモフするのをやめんか！」

レッド「………」ﾑｩｰ………

ダークライ「はぁ………お前は私が怖くないのか？人間」

レッド「………なんで？………ダークライ、いい子」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダークライ「いい子って………」

レッド「………君の事、博士に図鑑見せてもらった。………悪夢を見せるポケモン、ダークライ」ｷｮｳﾐｼﾝｼﾝ

ダークライ「………何故それを知って、また来たのだ」

レッド「………んー………トモダチになりたいから」ﾆｺｯ!
6：名無しのデデンネ：2016/06/05(日) 22:26:17 ID:67dxfNnU0: ダークライ「………」ﾎﾟｶｰﾝ

レッド「………ダメ？」ｳﾙｳﾙ

ダークライ「べ、別に構わないから、泣くな！」ｱｾｱｾ

ダークライ（はっ、しまった！？つい承諾してしまった！）

レッド「………」ﾜｰｲ、ｴﾍﾍ

ダークライ（も、もう少しだけこの森にいてもいいかな？）
7：名無しのデデンネ：2016/06/06(月) 07:12:37 ID:U0eJnBMw0: ポケモン説教中………

レッド「………」

ダークライ「いいか？私とトモダチという事は、悪夢を見続けるということだ」

レッド「………」ｺｸｺｸ

ダークライ「………何故それが分かってて怖がったり逃げたりしないんだ………」ｱｷﾚﾃﾙ

レッド「………ダークライはいい子だから。僕もサベツはしないの」ｴﾍﾍ

ダークライ（絶対差別とか分かってないなこれは………）

ダークライ「というか、またそれか。なんなのだ一体………」ｲｲｺ………?

レッド「………何となく分かるよ？」ｽｺﾞｲﾃﾞｼｮ!

ダークライ（こ、この人間は阿呆なのか！？何なんだその危う過ぎる根拠は！何時か誘拐でもされそうだぞ！？）

レッド「………それに、僕が男だって知っても笑わなかった、馬鹿にしなかった」ｷﾞｭｯ

ダークライ「………」

レッド「………独りは、嫌。初めてのトモダチに………なって」ｸﾞｽｯ

ダークライ（独りは嫌だ………それは、私が良く分かる）

ダークライ「………お前も物好きだな、人間。トモダチ………か。そうだな、独りは嫌だ」ﾖｼﾖｼ

レッド「………人間、じゃない」ﾑｩ

ダークライ「？」

レッド「………僕の名前は………レッド」

ダークライ「ふふっ、そうか………よろしくな、レッド」
8：名無しのデデンネ：2016/06/06(月) 12:18:55 ID:0.7Qk.4Y0: ダークライ（とはいえ………このままでは、レッドは悪夢を見続ける事になる。何とかしなければ………クレセリアが居てくれれば、なんとかなったかもしれないが………シンオウを出てきたからな。こちらには居ないか………）

レッド「………？」ﾄﾞｳｼﾀﾉ?

ダークライ「いや、悪夢を見るのは嫌だろう？だから、レッド。お前のトモダチを私以外に作る手伝いをしようと思うのだ」

レッド「………他のトモダチ？」

ダークライ「ああ、そうだ。私は元々、もうこの森を離れるつもりだったんだ。もう一月ぐらいなら、お前と共に居る事も出来るが………それが限界だ」

レッド「………なんで？」ｳﾙｳﾙ

ダークライ「私の力が、森に満ちてしまう。そうすると、この森に入っただけで悪夢を見る事になってしまう」ﾅ､ﾅｸﾅ!

レッド「………なら、ついてく」

ダークライ「………へ？」

レッド「………君についてく！」ｾﾞｯﾀｲ!

ダークライ「はああ！？」ｱﾎｶ!?
9：名無しのデデンネ：2016/06/06(月) 12:24:27 ID:0.7Qk.4Y0: ダークライ（困った、どうあっても私と離れるつもりはないらしい。大体、こんな小さな子供の旅など危なくて仕方ない！つれていける訳がない）

レッド「………」ｽﾔｽﾔ………ｳｳｰﾝ

ダークライ（それに悪夢の問題もあるし、なにより親が心配するだろうに………「っておい！？大丈夫か！？」

レッド「ダークライ………やだ、行かないで………」ｳﾅｻﾚ

ダークライ「」
10：名無しのデデンネ：2016/06/06(月) 13:18:00 ID:0.7Qk.4Y0: ダークライ「私が居なくなる事が、悪夢………なのか………！？」ﾅﾝﾀﾞｺﾉｶﾜｲﾗｼｲｲｷﾓﾉﾊ………

ダークライ（ん？というか、そしたら私から離れても結局悪夢？あれ？そしたら一緒に居る方がいいんじゃ？………いやいやいや、ダメだろう）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

レッド「………」ｳﾅｻﾚ

ダークライ（………済まないレッド。私はその悪夢を止められない………）ｸｿｯ!

ダークライ「………私はどうすればいいのだろう。………トモダチ、か………」

ダークライ（やはり、クレセリアに………シンオウに戻るか？いや、だがそれは………“あの“２体が許さんか………クレセリアの羽さえ貰えればレッドは大丈夫なんだ。なら押し通r）

レッド「………ダークライ？怖い顔してる………」ｵﾊﾖｰ、ﾄﾞｳｼﾀﾉ?

ダークライ「はっ………いや、なんでもない。お前がついて来たいと言っても、親が許さないのではないか？」

レッド「………おかーさん、おとーさん、居ない………」ﾀﾞｶﾗﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ!

ダークライ「んなっ！？」
11：名無しのデデンネ：2016/06/09(木) 03:06:39 ID:T13M8ejY0: しえん
12：名無しのデデンネ：2016/06/13(月) 09:42:06 ID:PrcVRXrw0: 支援、レッドかわいいな
13：名無しのデデンネ：2016/06/23(木) 18:14:03 ID:Is5/8Ggk0: 面白かった。続きまだかな？