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序盤鳥「集会だ!」ケンホロウ「………」

1名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:30:26 ID:RCKjlGrg0
ナンバーズの作者です!お久しぶりです!
何とか戻ってこれそう?なのでご報告と、ブイズの作者からSSのデータを預かってきたのでそれを投稿します!
彼はまだ少し時間がかかるそうなのでいくつかのSSをもらってそれでしばらく時間を稼いでくれ!とのことでした

BBSの方でまとめられたSSですので、期待はできると思います!それではどうぞ!

2名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:31:18 ID:RCKjlGrg0
ムクホーク「どうしたんだよお前、何かぶつぶつ言って・・・ん?」

ケンホロウ「ククク・・・ははは・・・笑えよ、笑えぇぇぇぇぇ!」

ムクホーク「急に大声出すんじゃねぇ!いったいどうしたんだって?」

ケンホロウ「どうしたもこうしたもあるか!昨今の俺のいじられ様、不遇さにさしもの俺も怒りが爆発したってんだよ!
何なんだよ、俺の性能ってのは!」

ムクホーク「落ち着けって、序盤鳥なんて基本そんなもんだろ、気にすんなよ。」

ケンホロウ「いいよなぁ、お前は・・・序盤鳥の中では間違いなく上位にいるわけだし、余裕があるよなぁ・・・地獄に落ちろ!」

ムクホーク「怖いわ!お前なんなんだよ!さっきから地獄の兄弟みたいなことばっかり言いやがって!そんな不満があるなら聞いてやるから言ってみろよ!」

ケンホロウ「おう、言ってやらぁ!全部だ!全部!俺のすべてが気にくわねぇ!」

ムクホーク「具体的に言えよ、訳解らんわ」

ケンホロウ「自分のダメさ加減を自分で言わせようってか、お前ドSだな。いや、鬼畜だな・・・てめぇら人間じゃねぇ!」

ムクホーク「当然だろ、ポケモンなんだから。さっさと言えよメンドクサイ」

3名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:32:19 ID:RCKjlGrg0
ケンホロウ「じゃあまず俺の種族値からだ、攻撃はお前に負け、素早さはたいていの序盤鳥に負けてる!」

ムクホーク「合計種族地はなかなかのもんだろ」

ケンホロウ「意味無ぇンだよ!速攻アタッカーなのに素早さと攻撃が低めってどういう事だ!殴る前に殴られて終わりだろうが!良い例がブースターだ、攻撃が高いのに素早さも防御面も低めだから活躍の場が無かったろ!」

ムクホーク「でも言い換えるとバランスが良いんじゃないか?第6世代で攻撃も上がったし・・・」

ケンホロウ「代わりにピジョットに素早さ抜かれたけどなぁ!さらに言うなら強力過ぎる序盤鳥出てきたけどなぁ!」

ムクホーク「Oh・・・」

ケンホロウ「次に技だ、なんで俺にはブレバがないんだよ!ドリルくちばしも無いからそこそこの攻撃を生かす方法がないんだよ!」

ムクホーク「ゴ、ゴッドバードがあるじゃないか!」

ケンホロウ「パワフルハーブもって突撃して落とされろってか?一発屋の芸人でももう少しいい仕事すんぞ。ついでにアクロバットも覚え無いからゴドバ撃ち逃げのコンボもできない」

ムクホーク「いや、でも・・・」

ケンホロウ「どっかの誰かさんはブレバにインファまで覚える有能さだからな、俺なんかの気持ちはわからんだろうぜ!」

4名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:32:48 ID:RCKjlGrg0
ムクホーク「わ、技はこれから追加されんだろ!特性だ特性、それで挽回できる可能性も・・・」

ケンホロウ「・・・ね、だよ」

ムクホーク「ん、何だ?」

ケンホロウ「はとむね、だよ。俺の特性・・・」

ムクホーク「え、いや・・・きょううんだってあるじゃないか!」

ケンホロウ「ああ、そうだな。どっちも特に有用じゃないことは変わらんがな!」

ムクホーク「・・・ちなみに夢特性は?」

ケンホロウ「とうそうしん、まったく役にたたねぇ。あ〜あ、俺もどっかの誰かさんみたいに優秀な特性が欲しかったな〜!」

ムクホーク「」←通常特性いかく、夢特性すてみ

ケンホロウ「アニメでの扱いも悪い、リザードンが戻ってきたらリストラ!ネタにまでされるんだぞ、そりゃ悲しみを背負った序盤鳥なんて渾名つくよなぁ!」

ムクホーク「に、人気の裏返しだろ!」

ケンホロウ「なりたいか?こんな風に」

ムクホーク「・・・嫌だ」

ケンホロウ「だろ!あ〜コンチクショウ!あの火の鳥のせいで俺のダメさっぷりに拍車がかかってんだよ、マジ強すぎだろアイツ・・・」

ファイヤー「呼んだ?」

ムクホーク「お前違う」

5名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:33:16 ID:RCKjlGrg0
オオスバメ「何話してんだ?」

ムクホーク「おお!ちょうど良い所に来てくれた、実はな・・・」

オオスバメ「なるほどな、よし、俺に任せろ・・・おいケンホロウ!」

ケンホロウ「あ、なんだよ」

オオスバメ「お前そんなことで悩んでんのかよ、みっともない」

ムクホーク「そうだぞ、もっと言ってやれオオスバメ!」

オオスバメ「お前より俺の方が不遇だろうが!」

ムクホーク「そうそう・・・って、あれ?」

ケンホロウ「何言ってやがる!お前根性空元気の戦い方が確立してんだろうが!強力だろうがあれ!」

オオスバメ「あれしかないんだよ!毎回毎回焼き鳥になる俺の気持ちがわかるか?こっちだって鳥ポケモンらしくブレバとか撃ちたいよ!なんで毎回トレーナーは俺に我慢を強いるんだよ!」

ケンホロウ「知るか!その戦い方はローブシンとかもやってんだからいいだろうが!」

オオスバメ「まだあるわ!俺は序盤鳥の中でも少数派の進化一回しかないポケモンだぞ!二回ぐらい進化したいよ!チュウスバメ出してくれよゲーフリ!」

ムクホーク「無茶言ってんじゃねぇ」

オオスバメ「あーあ、同じ焼き鳥でもあいつとは大違いだよなぁ・・・俺もあいつみたいになりたいなぁ・・・」

ファイヤー「呼ばれた気がした」

ムクホーク「帰れ役立たず」

6名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:34:00 ID:RCKjlGrg0
ピジョット「何だよ騒がしい」

ムクホーク「ピジョット!実はカクカクシキジカ・・・」

ピジョット「マルマルマインって事か、よし俺が行こう」

ムクホーク「・・・なんか嫌な予感がするなぁ」

ピジョット「おいお前ら!」

二匹「「何だよ!」」

ピジョット「お前ら俺よりましだろうが!」

二匹「はぁ?!」

ムクホーク「・・・やっぱりなぁ」タメイキ

オオスバメ「お前のどこに不満があるってんだよ!最新作でメガシンカまで手に入れやがって!」

ケンホロウ「そうだそうだ!序盤鳥の中でも人気があるだろうが!」

ピジョット「そのメガシンカが問題なんだよ!なんで特殊型なんだよ!なんで特性ノーガードなんだよ!おかしいだろ!」

ケンホロウ「貰えただけましだろ」

ピジョット「・・・お前らはやてのつばさとノーガードどっちが欲しい?」

二匹「「はやてのつばさ」」

ピジョット「そうだろ!なんで微妙なノーガードなんだよ、ブレバとかも強気で撃てるはやてのつばさ寄越せよ!」

7名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:34:44 ID:RCKjlGrg0
オオスバメ「でもおかげでぼうふう安心して撃てるじゃん」

ピジョット「あいても雷やら吹雪撃ってくるけどな、喰らったら俺死ぬけどな!」

ケンホロウ「知るかよ!メガシンカ出来るだけましだろ!」

ピジョット「今はな、でもそのうちお前らも手に入れたら俺の強み何なんだよ!」

二匹「知るか」

ピジョット「俺の仲間もトレーナーに置いてきぼりにされたまま約16年放置されてるしな!テレビの前でヌマクロー並の死んだ目してるあいつになんて声かけりゃいいんだよ!」

ムクホーク「サトシ、迎えにいったげてよ・・・」

ピジョット「ああ、ムカつく!どいつもこいつも楽しそうに旅しやがって!今旅してるやつもそのうち進化してあの炎・飛行タイプのポケモンになんだろ?環境制圧したこともあるあいつに!」

ファイヤー「私だ!」

ムクホーク「もうお前は帰って壁でもにらみつけてろって!」

ファイヤー「」

ムクホーク「ああもう、めんどくせぇ!帰って寝よう、そう決めた!」

ファイアロー「すいません遅れました!」

三匹「あ?」ギロリ

ファイアロー「え?どうしたんすか、先輩方」

8名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:35:08 ID:RCKjlGrg0
ケンホロウ「正直に言え、お前いったい何人のゲーフリと寝た?」

ファイアロー「は、はい?」

オオスバメ「強特性入手しやがって、どんな卑怯な手段使ったんだ?え?」

ファイアロー「いや、皆さん、何を・・・?」

ピジョット「糞が、クソが!」

ファイアロー「えぇ・・・?」

ムクホーク「ファイアロー、実はな・・・」

ファイアロー「なるほど、そういう事だったんですね」

ムクホーク「ああ、だから今日は帰って寝た方が・・・っておいどこ行く気だ!」

ファイアロー「先輩方、俺は、俺は・・・先輩たちが羨ましいっす!」

ピジョット「ああ?おちょくってんのか?お前」

ファイアロー「違いますよ・・・だって俺、序盤鳥なのにまともな一致技覚えるの後半なんですよ!先輩方はそれまで飛行タイプの力見せつけまくって来てんのに俺だけつつく位しか覚えないんですよ!」

ケンホロウ「その分対戦では大活躍じゃ無いか!」

ファイアロー「それがなんなんすか!対戦用ポケモンなんていくらでもいますよ、俺らは序盤鳥、旅パに最初からいるポケモンとしてトレーナーを助ける、それが役目でしょ!」

全員「!」

9名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:35:33 ID:RCKjlGrg0
ファイアロー「俺なんか・・・タイプがかぶるからフォッコ選んだ奴からはボックス送りにされるし、そうじゃなくても技覚えるの遅いから使えない呼ばわりされるし・・・」

オオスバメ「ファイアロー、お前・・・」

ファイアロー「先輩方が羨ましかったっす、序盤からパーティーの中核になって四天王まで一緒に戦う、そして殿堂入りに名前を残す最初のポケモンの1匹になれるんすから、俺なんて・・・夢特性がなけりゃ孵化用のポケモン止まりですし・・・」

ムクホーク「お前も悩んでたんだな・・・」

ピジョット「そうだったな、忘れてたぜ、俺たちの本当の役目を」

ファイアロー「本当の、役目?」

ピジョット「ああ、俺たち、毎回新作が出るたび新しい奴が仲間入りするだろ?それってさ、制作側が「1番最初にゲットするのは、新作のポケモンであって欲しい、新しい出会いを感じて欲しい」って思ってるからだと思うんだよな」

オオスバメ「・・・」

ピジョット「俺もそうだった。御三家貰って初めて旅に出たトレーナー、そいつが自力で、初めて捕まえたポケモン・・・そいつと一緒に旅に出て、頑張って、仲間増やして、バッジゲットして・・・気が付けばチャンピオンのポケモンになってた。お前らもそうだろ?」

ムクホーク「そういえば・・・」

ピジョット「俺たちの役目は対戦で活躍することじゃない、最初の一歩目を踏み出したトレーナーと一緒に、夢を叶えるための翼を広げて広い世界に飛んでいくことさ」

ケンホロウ「それが終わればボックス送りだぜ、満足かよ?」

ピジョット「正直寂しいさ、でも、それはあいつらがもう俺たちの翼が無くても飛んで行けるって事なんだからな、夢のその先、遥かな高みを目指して羽ばたき始めたんだ、応援しなくっちゃな・・・もしもう一度、俺たちが必要ってんなら、休めてた分高く飛んで行ってもっと高い所に連れて行ってやればいい、そうだろ?」

ケンホロウ「ああ・・・そうだな・・・」

10名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:36:11 ID:RCKjlGrg0
ピジョット「こんな当たり前の事忘れてて、しかも新入りに思い出さされるなんてな、俺も歳かねぇ・・・」

ファイアロー「何言ってんすか!俺たち序盤鳥がいるのも、全部ピジョット先輩が歴史作ったからなんすから自信持ってくださいよ!」

オオスバメ「そうだぜ!せめて俺たち全員がメガシンカ手に入れるまでは現役でいてもらわないとな!」

ケンホロウ「序盤鳥専用技ってのもあってもいいよな、増田作んないかなぁ・・・」

ムクホーク「ははは!まぁ、俺たちは鳥ポケモンだ、これからも未来に向かって飛んで行こうぜ!」

ケンホロウ「何かっこつけてんだよ、お前」

ムクホーク「うるせー、良いだろうがたまには」

全員「あはははははははははははは」

ピジョット「よっし、飲みにでも行くか!今日はおごるぜ!」

ファイアロー「ほんとですか!太っ腹!」

ケンホロウ「よっ!流石メガシンカした奴はやることが違う!」

ムクホーク「サンキューな!で、店どうする?」

オオスバメ「最近いい店見つけたんだ予約取っとくぜ・・・あ、もしもしマスター?うん、今日そっち予約したいんだけど大丈夫?・・・うん、うん、えっと5名、ってか5羽・・・あれ?」

11名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:36:33 ID:RCKjlGrg0
ケンホロウ「ん?どうしたオオスバメ?」

オオスバメ「いや、俺たち序盤鳥って各世代毎回新規が出てるんだよな?」

ファイアロー「ええ、自分まで毎回出てますね」

オオスバメ「いま、世代は第6世代だよな?」

ピジョット「ああ、そうだけどどうかしたのか?」

オオスバメ「だったら何で、ここには俺たち五体しかいないんだ?」

ムクホーク「・・・・・あ!」

全員「ヤバい!あいつを忘れてた!」

???「シクシク、シクシク・・・」

ヨルノズク「どうせ、僕なんて話題にも上がらないし、ネタにもならない序盤鳥なんだ・・・グレてやる〜!!」

おしまい

12名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 01:37:25 ID:RCKjlGrg0
以上です。他にもいくつかSSは預かっているので、隙を見て投稿します
自分のも書き溜めに入りますので、少々お待ちください!

13名無しのデデンネ:2015/08/30(日) 21:32:39 ID:A8LVHVHE0
乙〜

最近二人とも見ないから心配してた


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