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王様「魔王を倒してくるのだ」レッド「待ってゲームが違う」
1
:
名無しのデデンネ
:2014/09/04(木) 23:22:52 ID:GbAtuh3U0
王様「何を馬鹿なことを言っておるか?」
レッド「いや、俺はこれからオーキド博士のところにポケモンをもらいにいく設定なんだって!」
王様「オーキド?なんだそれは?」
レッド「ポケモン界の権威だって!」
王様「とにかく、酒場に行き仲間を見つけて冒険に出るのじゃ!」
レッド「ま、待って!」
レッドは木の棒を手に入れた
50Gを手に入れた
レッド「……なんで木の棒!?もっとなんかあるでしょ!?」
王様「くれるだけありがたいと思え」
レッド「10歳児に人間も殺せちゃうモンスターを全部捕まえてこいって言う博士でも最初は良いポケモンくれるんですが!?」
王様「やかましいのう……こいつを締め出……門の外へ案内するのじゃ」
側近「はっ」
レッド「今、締め出すって言ったよね?あれ?あの王様?!」ズルズル
***
26
:
名無しのデデンネ
:2014/09/05(金) 23:42:00 ID:wBc4GOYw0
***
エリカ「にわかには信じがたいですが……」
レッド「今は信じられないだろうけど本当なんだ。俺は別の世界を冒険するはずだった……早く元の世界に戻らなきゃならない」
ワタル「まあそういうことなら仕方がないな。しかし、ただでさえ魔王は強敵だというのに足手まといがいるままで向かうというのは……」
レッド「そうだ、俺が死ぬより前に敵を全滅させることってできないかな?」
エリカ「敵が運よくレッドさんを攻撃してこない……なんてことがあれば行けますけど」
レッド「じゃあそれで地道にレベルあげしよう」
27
:
名無しのデデンネ
:2014/09/05(金) 23:42:23 ID:wBc4GOYw0
***
〜di(e)gest〜
・・・
スライム2のたいあたり!
ワタルに3のダメージ!
レッド「セーフ!」
ワタル「なんかむかつくけど仕方ないな……」
スライム1のたいあたり!
レッド「こっちかよおおおおお!!」
レッドはしんでしまった
・・・
スライム2のたいあたり!
レッド「初ターンからあああ!」
レッドはしんでしまった
28
:
名無しのデデンネ
:2014/09/05(金) 23:42:42 ID:wBc4GOYw0
・・・
スライム3のこうげき!
レッド「く、来るなあああああああ!」
レッドはしんでしまった
・・・
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
29
:
名無しのデデンネ
:2014/09/05(金) 23:43:07 ID:wBc4GOYw0
***
ワタルのひのこ!
スライム2をたおした!
スライム1のたいあたり!
エリカに2のダメージ!
スライム3のたいあたり!
ワタルに3のダメージ!
レッド「!!」
ワタルのひのこ!
スライム1をたおした!
スライム3のたいあたり!
レッドはしんでしまった
レッド「デスヨネー」
30
:
名無しのデデンネ
:2014/09/05(金) 23:43:55 ID:wBc4GOYw0
***
そして数か月の時が過ぎ……
***
スライム3をたおした!
エリカ「やりましたわ!」
ワタル「つ、ついに……!」
レッド「みんな……お疲れ様!」
レベルアップ!
レッドのレベルが2にあがった!
全ステータス+1
ワタル「1?」
エリカ「1ですか?」
レッド「おかしくね?」
一同「「「……」」」
レッド「もう、さ」
エリカ「はい」
ワタル「ああ」
レッド「やめていいよね?」
ワタル「だな」
エリカ「だと思います」
31
:
名無しのデデンネ
:2014/09/05(金) 23:44:49 ID:wBc4GOYw0
***
レッド「さて、とりあえず今日はこの宿に泊まって明日からのことも考えよう」
エリカ「そうですわね」
レッド「さて、ちょっと一人で探索してくるか」
ワタル「いくら死に慣れてるからって気を付けろよ」
レッド「ありがとう」
レッド「さて、どこに行こうか」
>>32
安価ミスは自動で下
①図書館
②村役場
図書館を選ぶと戦い方などの知識を得ることができ、村役場のおじいさんのところへ行けば役に立つ情報を教えてもらうことができます
どちらを行くかによってもらえる情報は大きく違ってきます。タブンネウソッキー
32
:
名無しのデデンネ
:2014/09/06(土) 06:36:40 ID:om5U/NhM0
面白い
1で
33
:
名無しのデデンネ
:2014/09/06(土) 08:35:43 ID:bqS9Zdks0
超面白ぇ!
頑張れー
34
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:12:51 ID:d0wrMtYQ0
***
レッド「図書館についた」
レッド「ゲームだし読める部分ってのは限られているんだろうな」
レッド「でもきっと俺の助けになることがあるはずだ……」
レッド「とりあえず戦闘に関する本を一通り見てみよう」
レッド「えっとなになに……『猿でもわかるステータス上昇法』か……」ペラペラ
レッド「って戦闘で勝てる前提かよ!いや、そりゃそうか」
レッド「スライム相手に苦戦する方がおかしいんだよなあ……」
レッド「何か方法は……ん?これは」
レッド「『モンスター使役入門編・特攻から身代わりまで』?」
レッド「これは面白そうだな」
レッド「……」ペラペラ
35
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:13:39 ID:d0wrMtYQ0
***
翌日
ワタル「レッド、昨日は遅かったみたいだな。何があったんだ?」
エリカ「そうですよ。ワタルさんが死んでしまうところでした」
レッド「そっちの方が何があったんだよ」
レッド「ところで、みんな聞いてくれ。もしかしたら俺にもなんとか戦える方法があるかもしれないんだ」
ワタル・エリカ「「!」」
レッド「一夜漬けの付け焼刃だけど試してみたい……また1ばんどうろに一緒に来てほしいんだ」
ワタル「……もちろんだ」
エリカ「もう更新三日目なのにまだ本拠地の国を出た最初のフィールドを越えてないってのに驚きですよね」
レッド「メタいメタい」
36
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:14:38 ID:d0wrMtYQ0
***
1ばんどうろ
スライムがあらわれた!
レッド「ここで会ったが100年目!今こそ俺の秘技を見せてやるぜ!」
エリカ「ちょ、ちょっと待ってくださいッ!」
ワタル「な、なんだあのスライムは……」
エリカ「紫で形も崩れていますわ……」
紫のスライム「ふふふ……」
レッド「どうみてもベトベターです本当にありがとうございます」
ベトベター スライム1 2
レッド ワタル エリカ
37
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:15:02 ID:d0wrMtYQ0
ワタルのひのこ!
スライム1をたおした
スライム2のたいあたり!
ワタルに2のダメージ
レッド「さあ、いくぜ!」
レッドはとつぜんスライムのまわりをおどりはじめた!
レッド「ヨーでる×4
ようかいでるけん でられんけん
ヨーでる×4
ようかいでるけん でられんけん」
ワタル「あ、あれは……!」
エリカ「高等洗脳呪文『なんとか体操第一』ッ!」
ワタル「あいつ……youtubeで歌詞と踊りを覚えて来たのか!」
エリカ「あの呪文は習得しようとした者自身をも蝕むことがある凶悪な呪文……あの人は間違いなく……」
ワタル「『勇者の器』だ!」
38
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:15:41 ID:d0wrMtYQ0
レッド「ローイレ ローイレ 仲間にローイレ
友達大事!
妖怪 妖怪 妖怪
ウォッチッチ!!」
(以上、コピペしました)
スライム2がレッド一行についた!
ワタル「よし、いっけええええ!」
エリカのマジカルリーフ!
ベトベターに3のダメージ!
スライム2のたいあたり!
ベトベターに2のダメージ!
ベトベターののしかかり!
スライム2がかわりにうけた!
スライム2に3のダメージ
ワタル「これで終わりだ!」
ワタルのひのこ!
ベトベターをたおした!
レッド「や……やったぞ!」
39
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:19:06 ID:d0wrMtYQ0
なんとベトベターはたちあがり
レッド「お?仲間イベントか?」
さいごのちからをふりしぼってこうつげた
ベトベター「ぐはっ……人間どもめ……なかなかやるではないか……」
ベトベター「私は魔王三幹部の一人!」
レッド「いやいやいや」
ワタル「よっわ」
ベトベター「……」
ベトベター「わ、私を倒したからと言って調子に乗るでないぞ……クククッ」
ベトベター「これから先、貴様たちにはもっと恐ろしい敵が立ちふさがるのだァ!」
レッドはベトベターにとどめをさした
レッド「HP0相手なら俺でも倒せるな」
ワタル「さあ、さっさと行こう」
エリカ「あの洗脳術を使えばこれから先も戦えるはずですわ!」
レッド「ああ!それじゃあこれからもよろしく頼むぜ!」
40
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:19:32 ID:d0wrMtYQ0
***
きたのくに
レッド「ついに魔王軍の影響をかなり受けてしまっている北の隣国だな」
ワタル「今日はここで休もう」
エリカ「そうですわね。お疲れ様でした」
スライム2「っくぅ……腰をやっちまったかもしれねえ。痛むぜ……」
レッド「お前の腰ってどこだよ」
エリカ「そもそもしゃべれたことに驚きですわ」
隣国の使者「お待ちしておりました勇者様ご一行!」
レッド「ああ、あなた方は」
隣国の使者「魔王を倒してくださると聞いて飛んでまいりました」
レッド「まかせてください。……それで、魔王のこと色々聞かせてくれますか?」
隣国の使者「ええ、それでは宮殿へどうぞ」
41
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:21:53 ID:d0wrMtYQ0
***
魔物学者「……ということもありました」
レッド「なんてやつだ……とても知性を持った生き物のすることとは思えない」
スライム2「くそったれな人でなしめ!俺がぶちのめしてやる……」
エリカ「まああなたも魔王も人ではないですからね」
ワタル「それで、魔王にはどんな力が?」
魔物学者「なんと魔王には……
>>43
を
>>44
する能力や、
>>45
を
>>46
する力まであるのです!」
レッド「なん……だと……!?」
42
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 21:22:21 ID:d0wrMtYQ0
今回はフリー安価です
よろしく頼んだ
次回でたぶん最終回
43
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 22:02:48 ID:XZ12p//c0
展開早っ
安価なら勇者
44
:
名無しのデデンネ
:2014/09/08(月) 22:50:06 ID:hZnsSGp20
性転換
45
:
名無しのデデンネ
:2014/09/09(火) 02:27:26 ID:Zr4PK2OI0
展開早いな…乙
45なら魔王
46ならレッドの嫁に
46
:
名無しのデデンネ
:2014/09/09(火) 12:43:41 ID:48cSUrTc0
グリーンに
47
:
名無しのデデンネ
:2014/09/09(火) 18:54:12 ID:pUQEqIwE0
レッドを性転換して魔王がグリーンになるwwwwww
48
:
名無しのデデンネ
:2014/09/13(土) 12:39:50 ID:vZNTGV1Q0
期待あげ
49
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/09/16(火) 23:57:03 ID:wzP10HNE0
>>1
です
ごめんなさい!
ラストの書き方に熟考しまくっててまだ投下できそうにないです!
逃げないので待っててね!
50
:
名無しのデデンネ
:2014/09/20(土) 19:22:20 ID:Rz/AjZik0
待ってる
51
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:26:00 ID:/6/CBL4s0
やっと書けた……!
最終回投下していきます
できたら読む前に
>>1
から読み返していただけると幸いです
52
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:28:52 ID:/6/CBL4s0
***
学者「勇者の性別を変えてしまうのです」
レッド「なん……だと……?」
学者「過去に魔王に挑んだ勇者様は必殺光線を受けて貧弱な娘になって帰ってきました……」
ワタル「なんてことだ……」
学者「さらに言い伝えでは”グリーン”に変身するという風にも……」
ワタル「ぐりーん?」
レッド「まさかな」
エリカ「心当たりがあるんですか?」
レッド「俺の世界のラスボスの名前がグリーンなんだ」
ワタル「お前の名前といいそのラスボスといい、名前の付け方が適当すぎやしないか?」
レッド「うるせえ。魔王の名前がそのまんま魔王の方が適当だろ」
エリカ「でも魔王の性別を変える能力はあまり効果がありませんわね」
ワタル「勇者は戦わないからな」
学者「え?」
レッド「あー!!!!あれです!!!俺が本気を出す前に全て終わってしまうってことです!!!!!」
学者「は、はあ……」
レッド「(一応勇者なんだから良いかっこうさせてくれよぅ)」
53
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:30:14 ID:/6/CBL4s0
***
そしてついに一行は魔王城に到着するのだった
レッド「幹部が立ちはだかったりするのかと思ったけどなんもなかったな」
ワタル「気が付かないうちに倒してたりしてな」
レッド「しかし、ここからは相手のホームグラウンドだ」
エリカ「気を引き締めなければなりませんわね」
ダークドラゴンがあらわれた!
レッド「さっそく出て来たか!」
エリカ「行きましょう!」
54
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:31:07 ID:/6/CBL4s0
***
レッド「これは……」
ワタル「大きな扉だな……」
エリカ「おそらくここが魔王の……」
ガチャ……ギギギ……
ゴゴゴゴゴゴ……
魔王城の他のフロアと違い、ここだけは砂漠のような砂に満ち、ただ奥に玉座があるのみだった。
そこには魔王が、そしてその足元にはこれまでも見なかったような魔物がよだれを垂らしてこちらを睨みつけている。
魔王「くくくっ……待っていたぞ勇者とその仲間よ」
レッド「魔王……」
魔王「あ、そこ段差あるから」
レッド「あっ、ほんとだ」
エリカ「バリアフリー設備がなっていませんね」
魔王「おい、ヘルピサロ」
ピサロ「ハイ」
魔王「後で管理課に通達しておけ」
ピサロ「リョウカイデス」
55
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:31:47 ID:/6/CBL4s0
魔王「ではあらためて……待っていたぞ勇者一行」
スライム2「おうおう、魔王!俺達が来たからにはもうお前の天下も終わりだぜ!」
レッド「お前、ここは絶対勇者がしゃべるところだろ」
ワタル「魔王よ、この最強の魔法使いを前にひれ伏すが良い!」
エリカ「あなたを倒して、この世の民に平和をもたらします!」
レッド「お前を倒して……元の世界に戻る!」
魔王「行け!お前たちよ!」
ジャイアントゴーレム「グオオオ!!」
ミカルゲ「ウンニャ〜〜〜〜ン」
ヘルピサロ「キキッ!」
レッド「だからしれっとポケモン混ぜるのやめーや」
「赤版にミカルゲはまだ無いとか言ってはならない」
レッド「またお前か。毎度ご苦労だな」
56
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:32:43 ID:/6/CBL4s0
ワタル「レッド!まずはあのやっかいそうなピサロをこちらの味方にするんだ!」
レッド「よし来た!」
レッド「いくぜ!」
「みてみて☆こっちっち こっちみてほしい」
♪
(´・ω・`) ♪
( つ つ
(( (⌒ __) ))
し' っ
「みててくれたら どきどきハッピー!」
♪
♪
∩´・ω・`)
ヽ ⊂ノ
(( ( ⌒) ))
c し'
「みてみて☆もっとっとん もっとみてほしい
みててくれたら はりはりキリリ!」
ワタル「レッドの奴、あの独自の曲に変えて急に伸びてきたよな」
エリカ「アイツの番組があの曲でエンディングをやってるらしい。レッドにとってあの曲が自然体なんや」
57
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:33:14 ID:/6/CBL4s0
ヘルピサロ「キヤアアアアアアアア!!」
ヘルピサロがなかまになった!
魔王「なんだとおおお!?これでは管理課に連絡がいかないではないかッ!」
魔王「くそっ!行くぞ!」
魔王 ゴーレム ミカルゲ
レッド スライム2 ワタル エリカ ピサロ
ゴーレムの拳がフィールドを砕き、ワタルの魔法が闇を焼いた
エリカの魔法で仲間は再び戦う力を取戻し、ミカルゲがその力を奪った
魔王の破壊光線はあらゆるものを消し去り……
58
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:34:23 ID:/6/CBL4s0
***
レッド「くっ……みんな……!」
魔王「ふっ、残るは勇者一人!」
レッド「ちくしょう!ここまでなのか!」
魔王「ふふふ……どれ、お前の残りの体力は……満タン!?」
レッド「仲間たちが俺を守ってくれたんだ……!」
魔王「ああ、そういえばそうだったな」
レッド「仲間たちの想い……無駄にはできない!」
魔王「わかるわ。その気持ち」
レッド「えっ」
魔王「俺も小さい頃は次の魔王として大事に育てられて家臣たちも俺の身代わりになって何人も死んだんだよなあ」
レッド「えっ、何この同情モードみたいなの」
魔王「なんか傷つけるの気が引けてきたぞ」
レッド「お前魔王の自覚なさすぎだろ!」
魔王「なんなら俺の弱点教えてやろう。ゲージが4分の1になったら覚醒する第3の目に喰らうとひるむ」
レッド「何さらっと言ってんの!?」
魔王「ちなみに俺を倒した後のスタッフロールはスタートボタン長押しで早送りにできる」
レッド「嬉しい解説やめろ!お前は魔王だぞ!」
59
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:35:11 ID:/6/CBL4s0
魔王「フッ!小賢しいやつめ」
レッド「小賢しい?」
魔王「ならば括目せよ!我が最強の奥義……!」
レッド「ッ!来るなら来い!必ず勝機を見つけて見せる!」
レッド「これまで俺を助けてくれたみんなのためにもここで負けるわけには―――」
グリーン「俺が世界で一番強いってことなんだよ!」
レッド「誰だお前」
グリーン「えっとつまりな」
レッド「誰だお前」
グリーン「冷たい」
60
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:36:19 ID:/6/CBL4s0
グリーン「魔王最終形態だ……この変身をすることでラスボス感がより一層増すのだ!」
レッド「それだけかよ!」
魔王グリーン「そういえばなんだかんだでこの奥義使ったことなかったんだよね」
魔王グリーン「そして喰らえ!」
レッド「ッ!!」
魔王グリーン「ジェノサイド・オメガ・ブレイク・スパーク!!」
レッド「(なんて残虐そうな名前なんだ……もうここまで―――)」ドカアアン
レッド「……」
レッド「あれ?」
レッド「生きている……」
***
学者『勇者の性別を変えてしまうのです』
レッド『なん……だと……?』
***
レッド「まさか……」
レッド「………………ついてない」
レッド(女)「ついてない!?!??!?!?!?!?!」
レッド(女)「なんか若干声高くなってるし!?!?」
レッド(女)「服もすごい女の子っぽくなってる……?」
61
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:37:01 ID:/6/CBL4s0
魔王グリーン「ククク……これでもういつもの力は出せまい……」
レッド(女)「つかなんだよ、その小学生みたいな名前は!?効果とのギャップありすぎだろ!」
魔王グリーン「女の子はそんな荒っぽい言葉使っちゃいけません」
レッド(女)「なんなのよ、その子供みたいな技の名前!?効果とのギャップ激しすぎるわよ!」
魔王グリーン「はーい、おっけーでーす!」
レッド(女)「何が『おっけーでーす!』なのか」
62
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:38:19 ID:/6/CBL4s0
レッド(女)「(くそ!考えろ!考えるんだ!)」
レッド(女)「(私の……じゃなくて俺の周りは砂!仲間たちは遠くに倒れている!)」
レッド(女)「(大してステータスの上がらなかった俺の攻撃では魔王を倒すことはおそらく不可能……!)」
レッド(女)「だったら!」
レッド(女)「魔王」
魔王グリーン「なんだ。そんなところに居ていいのか?早く逃げなければこの戦いも終わってしまうぞ?」
レッド「やっぱりラストバトルはレッドVSグリーンになる運命なんだよな」
魔王グリーン「?」
レッド「そして……」
レッド「俺が勝つ、ってのもまた"運命"なんだぜッ!」
魔王グリーン「ふふくく…………くくうふははっ………はははははッ!」
魔王グリーン「面白いこと言うじゃねえかレッド!」
魔王グリーン「お前の本気、見せてみろ!」ゴゴゴッ
63
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:39:19 ID:/6/CBL4s0
レッド(女)「……今の俺がお前に勝つ」
魔王グリーン「……」ゴクリ
レッド(女)「……には、逃げるしかねえよなあ!」ダダダダッ
魔王グリーン「アッ、こら待て!」
レッド(女)「どうしたどうした!悔しかったらここまでおいで〜」
魔王グリーン「てんめぇえええ!!」
レッド(女)「つっっ!」
レッド(女)「しまった!スカート走りにくくて足が絡m」
どてっ
レッド(女)「!」ガサ
魔王グリーン「いまだァ!」ピョーン
魔王グリーン「踏みつぶしてくれるッ!」
魔王グリーン「終わりだあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!」
ズシーン!
64
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:41:22 ID:/6/CBL4s0
魔王グリーン「……」
レッド(女)「はぁ……はぁ……なんとかかわしたぜ」
魔王グリーン「ぐ」
レッド(女)「な?言ったろ?」
魔王グリーン「ぐああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ」
レッド(女)「最後は赤が勝つんだよ」
魔王グリーン「」バタッ
レッド(男)「おっと、体も元に戻ったみたいだな」
レッド「グリーン、お前は気付けなかった。俺の罠に」
65
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:41:45 ID:/6/CBL4s0
レッド「そもそもここが砂地であることが一つの俺の勝因だった」
レッド「俺が転んだ時お前はチャンスだ、って上からの攻撃をしかけたが」
レッド「あの時上空から破壊光線を撃たれていたら俺の負けだった」
レッド「俺は自分の身体の影に隠していたのさ」
***
レッドは木の棒を手に入れた
50Gを手に入れた
レッド「なんで木の棒!?もっとなんかあるでしょ!?」
***
***
レッド「あれ?この木の棒、ただの木の枝かと思ったけど結構頑丈で強いんだな……流石に武器なだけあるな」
***
レッド「この頑丈な木の棒を、な」
レッド「砂地に突きたてておくことでお前ののしかかりは自分の身体を貫くことになったんだよ」
66
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:42:57 ID:/6/CBL4s0
レッド「ま、今更言っても仕方がないか」
レッド「……魔王の鑑を探そう」
ガサガサ
レッド「これか」
レッド「さて、それじゃあ帰りますか!元の世界に!」
レッド「ワタル、エリカ、スライム……はまあいいか」
レッド「なんだかんだで楽しかったぜ。早く元気になれよ」
レッドは3人に回復草を使った!
エリカ「ん……」
ワタル「……そうか、確か倒されて……」
エリカ「!」
エリカ「あれは!」
ワタル「魔王の遺体だ……!」
エリカ「……レッドさん、やったんですね」
ワタル「そうらしいな」
67
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:43:27 ID:/6/CBL4s0
ワタル「ところでレッドは?」
エリカ「…………帰ったみたいですね。レッドさん……いえ、勇者様」
ワタル「……そのようだ」
ワタル「あいつは正真正銘、勇者だった」
エリカ「はい!」
ワタル「これからこの世界は俺達が守らなければな!」
エリカ「ええ!勇者レッドの意志を継いで……!」
68
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:44:37 ID:/6/CBL4s0
***
レッド「ったく、この暗闇をまっすぐ行ったら本当にあるんだろうなあ?元の世界」
レッド「技マシンと伝ポケの回収しなきゃなんねえんだよなー」
レッド「…………」
レッド「……ワタル、エリカ」
レッド「へへっ、なんも言うことはねえか」
レッド「…………」
レッド「……どうやら見えてきたな……世界が」
レッド「………………」
レッド「…………」
レッド「……」
***
**
*
HAPPI ENDO
レッド「法被遠藤って何だよ」
69
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/14(火) 00:45:19 ID:/6/CBL4s0
くぅ〜w疲れました!これにて完結です!
ああ……やっと終わった……安価SS難しすぎる
それではまた!
70
:
名無しのデデンネ
:2014/10/14(火) 07:22:37 ID:BPrB0B4Y0
乙。面白かった。
71
:
名無しのデデンネ
:2014/10/14(火) 20:18:12 ID:DqYZ1xlk0
一瞬テニミュが見えた気がした 乙!
72
:
名無しのデデンネ
:2014/10/15(水) 10:23:15 ID:Eh3MysjQ0
乙
この世界観いいな
73
:
名無しのデデンネ
:2014/10/15(水) 17:44:50 ID:VpceXGqU0
>>68
悪いけどハッピーエンドって…
HAPPY ENDだよね?
ネタ?
74
:
名無しのデデンネ
:2014/10/15(水) 18:16:39 ID:Tqz/000E0
>>73
作者じゃないけどそのあとのレッドの発言からしてネタだと思う。
75
:
◆HVzqEIcQBs
:2014/10/15(水) 20:39:27 ID:h/Qd4Nio0
>>73
解説しなきゃわからないネタほど寒いものは無い……申し訳ないです
わかりにくくて
>>74
のおっしゃる通りです
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