本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった -避難所 2- - 1410957083

1：まとめ人：2014/09/17(水) 21:31:23 ID:wK99i8I2: 「いや、意味わからん」

組み立てていたのは何の変哲もないホームセンターで買ったスライド式本棚だったはずだ。

「取り敢えず…」

1　話しかけてみる
2　不気味だし無視で
3　カーチャンを呼ぶ
---------
ここは、規制中・迷子さんのための避難所です

本スレ
本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった -九冊目-
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1410933012/
2：名無しさん：2014/09/24(水) 22:15:30 ID:F25hh0Ys: ん～、なんかもやもやするEDだなw

>>79
3：まとめ人：2014/09/28(日) 10:14:50 ID:l7KAGFjo: 忘れてたｗ

一応、避難所の前スレ
本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった -避難所-
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/55792/1363086605/
4：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/09/30(火) 01:54:02 ID:EDJzB4Sg: >>3
おつおつ！
5：名無しさん：2014/09/30(火) 02:59:28 ID:xkv0TbrE: >>1乙!!

やっぱり、ラッパーカー以外はバッドなのかな？

>>79の3
6：名無しさん：2014/10/01(水) 23:20:38 ID:o96kLBiE: まさかの双子展開？

いくら女装が上手くて骨格を隠せたとしても、
声帯は男のままだから、
ユウ=女って世間を騙すのは難しいよなw

ってことは、男女の双子？
でもそれだと、「なんで女装したら声まで女になるんだよ!!」ってことで、
女なら女で「俺」が疑問に思うか…
7：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/10/09(木) 01:19:11 ID:AkkN/STc: 何か書き込めんｗｗｗ
すまんが転載頼むｗ
-----

>>128-129
安価･おつさんきゅな！
ユウ「ユウが行く時は女装するからその設定で！」
優都「は！？オレじゃないけどオレが女装はちょっと……」
ユウ「その設定でよろしくねん！どうせ会わないんだから良いじゃんっ」
みたいなやり取りがあったはずｗ

>>130 >>132 >>134-135
>>138
保守ありがとうな！
>>131
低い声は生まれ持った物だが、高い声は訓練次第で出るようになるんだぜｗｗｗ
>>133 >>136
普段無いノリだったから新鮮だったぞｗｗｗ
気持ち悪い何て思わなかったから>>137の言う通り気にすんなよｗ
>>139
選びたいと思ってもらえた選択肢が有るとは嬉しいなｗ
20014年まであっという間かもしれないなｗｗｗ
>>141-142
すまんな……。
早く社畜が終わる訳が無かったんだ……。
>>143-153
保守さんきゅなー！
>>151
辞める方の仕事の引き継ぎだの新しい企画だので死んでたｗすまんｗｗｗ
8：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/10/09(木) 01:20:31 ID:AkkN/STc: ―家族会議兼反省会―

美琴「……お父様、今、会いに参ります」
タイプＴ「ミコト様が、般にゃ──」
イザナミ「防衛システムヨミガエル、作動でございます」
柚侍「俺殿とはまた食を供にしたいものだ！」
Mario「……ええ」
優都「協力出来れば、な」
優都？「…………」

…………
優都達が、今まで国を支えてくれていた。
それを知ってしまったら、俺だけ逃げる訳には行かなくて。
女装姿の優都が現われたのは、俺の人生の中で言うと割と最近だ。
幼少期を孤独で過ごし、本当の遊びを知らない、抑圧されていた女装姿の優都。
今迄苦労した分、幸せになって欲しいと願う。願わくば、俺は双子では無いけれど、この思いが心に届きますように。
あっ、あとお爺ちゃん。俺はそう言う遊びしねーから。それ、遊びじゃなくてプレイだぞ。いや、遊びっちゃ遊びだけど。

―MEMO―
優都とユウは双子？

--------

>>このレスから3レス後の選択で82週目スタート

１最初から
２タナ子下僕ルート
３下僕･柚葉ルート
４通常･柚葉ルート
５通常･鞠華ルート
６探偵局ルート
７探偵局･SC1ルート
８婚約者ルート
９婚約者･鞠華ルート
10 婚約者･美琴ルート
11 婚約者･イザナミルート
12 婚約者･アイドルルート
13 タナ子妹ルート
14 タナ子妹･柚葉ルート
15 タナ子妹･優都ルート
16 スキップ(レス番指定/その週で選んだ選択肢を通過)
9：名無しさん：2014/10/28(火) 16:40:23 ID:HLskf.ys: >>1おつ～

ここで柚葉の登場か～
なんだか随分と久しぶりだw
10：名無しさん：2014/11/04(火) 19:49:35 ID:Iv9hNYjU: >>1おつ～

それにしても…
色々とひどいなw
「マリアカート」ってw
それ、言っちゃうんだw

お菓子会社のご令嬢じゃない鞠華さんって、なんだか新鮮
そしていがみ合う柚と鞠

盛り上がってきたw
11：まとめ人：2014/11/06(木) 19:36:28 ID:dE8cvk92: >>1
古い話で申し訳ないのだけれど
7.5冊目の>21

21 名前：1 ◆bM4pgkBsNs ＠転載禁止[] 投稿日：2014/03/19(水) 19:12:45.05 ID:MNojQa/DO
タイプＴ「…………」
俺「…………」

楽屋で待機している俺とタイプＴの間に、重苦しい空気が流れている。
柚侍を斬ったと言う黒い髪の小さな女の子。
そんな事が出来る存在は、そうそう居ない筈だ。

俺「なぁ」

>>25
1 お前は……
2 どうして、やったんだ？
12：名無しさん：2014/11/06(木) 19:38:26 ID:???: ここでは、
選択肢が「お前は……」となっています
で、この選択肢は選ばれず、スキップによって再開したんだけど、
そのときには

56 名前：1 ◆bM4pgkBsNs ＠転載禁止[] 投稿日：2014/03/26(水) 10:23:03.31 ID:fYjtL7ruO
63週目/スキップ/お前…… 選択
>>お前……

俺「お前……」

ぴく。と、俺に背中を向けていたタイプＴの肩が震えた。

俺「は、やっていないな」
13：名無しさん：2014/11/06(木) 19:42:18 ID:dE8cvk92: となっています

文章から、
「お前は……」じゃなく、
「お前……」なのかなぁ、と思うんだけど、
どっちなのかな？

細かくてすまん
でも、ニュアンスが微妙に違ってくるから、確認を取ったほうが良いかと思って
14：まとめ人：2014/11/06(木) 20:05:08 ID:dE8cvk92: それと、
っBAD ED 圧制の場合
>>97が今までの俺(本物視点)
>>98-99がドッペル視点
>>100が本物視点
>>101-104 >>111-113がドッペル視点
>>114からEDまでが本物視点

これに習って、
（>>1の解説がわかりやすいように）視点によってページを分けようと思ってるんだけど
それだと文章によるミスリードがしにくくなるよね？
オリジナル視点とドッペル視点とが交差してることによって
カオス感が増して「？？？」となるわけだから、
ここは視点ではなく、文章量によってページを分けたほうが良いかな？

質問ばかりですまん
本編優先で、時間があるときでいいから（あんまり無いかｗ）レスしてね～
15：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/11/08(土) 21:11:54 ID:ct.gBGUs: 今日はいつもより早く帰れそうだから日付変わるかもしれんが、寝落ちなければうpするw
その時にレスするな！
取り急ぎ報告w
16：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/11/12(水) 21:36:51 ID:AkkN/STc: >>12-14
レスが遅くなってすまん！
>>12の件は「>>お前……」の方でお願いします。確かに「は」の有無で変わるなｗ
>>14の件は、確かに繋げて読むと余計解りづらくなるとは思うが、ここはまとめ人さんの感性で行こうｗ
初見なら然程問題無いだろうし、後に確認の為に読み返した場合はページが別れていた方が解りやすいだろうしなｗｗｗ
「解りやすいように視点でページを変える」って言うのは、書いている俺からしたら感付かれるんじゃないかとひやひやするがｗ
でも、まとめ人さんが思ったって事は読んでる側からしたらそっちの方が今は適切何だと思うｗｗｗ

いつもありがとうな！
と、感謝し続けて年単位になっちまったんだよなぁｗ
改めてありがとうｗ
17：まとめ人：2014/11/13(木) 20:39:51 ID:216oTjK.: >>16
感性かｗ

了解～
18：名無しさん：2014/11/15(土) 20:48:06 ID:???: まとめ人さんも乙です
19：転載不要：2014/12/12(金) 09:32:41 ID:MY6KuBZU: ワクワク
20：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:07:57 ID:AkkN/STc: >>探偵局･柚葉とブルマ

柚葉「ああ、やだな。もうこんな時間だよ」

月ヶ丘探偵局に舞い込んできた依頼を終えた頃には陽も沈み、夜が始まりだしていた。

柚葉「やっぱり、一緒に帰れば良かったかな……」

今日は現地で各自解散となり、いつもなら俺や優都、タナ子と帰宅していたのだが、柚葉は適当な理由を付けて断ってしまった。
21：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:09:28 ID:AkkN/STc: と言うのも、最近何故かその四人でいると柚葉の心の中にもやもやが広がるようになってしまったからだ。
嫉妬と言う、靄。
そこまでは分析できた柚葉だったが、何に対して嫉妬しているのかは解らない。
22：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:10:23 ID:AkkN/STc: 柚葉「うう……何か嫌な感じするし早く帰ろう」

足速に暗い道を走る。
そう言えば、この道の少し先の街灯が数日前から切れていたが、直ったのだろうか。どうか、直っていてほしい。そう思いながら走っていくと、前方にはぽっかりと闇が口を開けて待っていた。
残念な事に、周りの民家もまだ主達が帰宅していないのか明かりがついていない。
23：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:11:24 ID:AkkN/STc: 柚葉「……最悪っ」

その最悪の環境を自ら整えたのが己だけに、柚葉は苛立ちをどこにも向ける事が出来ず余計に苛々した。
とにかく帰ろう。そう思い柚葉は闇の中を走った。
24：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:12:43 ID:pCiAtTXI: 柚葉「はぁっ、はぁっ」

割と夜目は効く方だと思っている。
思っているからこそ、誰かにぶつかってしまった物理的な衝撃よりも精神的な衝撃にびっくりしてしまい、柚葉はバランスを崩して地面に尻餅をついてしまった。
25：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:13:57 ID:AkkN/STc: 柚葉「痛っ……」

純粋な打ち付けた痛みだけ。足を捻ったりしなかったのが幸いだ。

柚葉「すみません、だいじょ──」

続く筈だった言葉を、柚葉は飲み込んだ。
目の前には、かっちりスーツを着こなしているのに頭に帽子じゃないものを被っている男性が居た。
パンツに似ているが、パンツとはまた違うもの。
最近はあまり見ない、そう。
26：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:15:14 ID:AkkN/STc: 柚葉（ブルマだ）

あの、女子に限り体育の授業の時に恥ずかしくなるブルマだ。たまにブルマからパンツがはみ出たりなんかして盛り上がってしまう、ブルマだ。
27：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:22:12 ID:AkkN/STc: 男性「ハァハァ、オレは、青い山からやってきた、ハァ、性戯の見方、ハァ、ピカイチ、ブルマンだよぉ」
柚葉（変質者……だよね？）
ブルマン「さぁ、キミも、ブルマンと、ハァ、一緒にっ、ハァ、ハァハァ、ブルマを、うっ、ハァ……」

異形ならば、斬って済む話だ。だが、対人間となればまた話は違う。
28：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:48:26 ID:AkkN/STc: 柚葉「……って言う事があったんだよね、この間」

俺の家で俺が作ってくれた林檎タルトを突きながら、柚葉は、へらぁ。と、笑った。
それに対して俺は紅茶のお代わりを注ぐ手を止める。

俺「なっ！？何でお前そんな大事な事を今まで黙ってたんだよ！」
柚葉「え……」

眉を寄せて怒った俺に、柚葉は思わず戸惑ってしまった。
斜め下から見上げる俺は険しい顔でティーポットを置く。
29：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:50:24 ID:AkkN/STc: 柚葉は、やけに音が高くなった時計の秒針の音を聴きながら、何か、それ関連で依頼があっただろうかと思い返してみるが、特に無い。

俺「何もされてないか？大丈夫なのか？」
柚葉「だっ、大丈夫だよ！そいつならあたしの刀の柄で鳩尾一発。そのまま御用！になったから！」
俺「馬鹿っ！！」

何故、馬鹿と言われなければならないのか。
先程から秒針の音が僅かに早くなっている。後で時計が壊れていないか見てみようと柚葉は思った。
30：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 17:51:22 ID:AkkN/STc: 俺「俺が聞いているのは柚葉の事だよ！変質者何てどうでも良い！どうしてわからねぇかな……」

俺の手が伸びてきて、テーブルの上にあった手を握り締められる。

柚葉「……あ」

高かった秒針の音が、消えた。
31：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 18:16:51 ID:AkkN/STc: 俺「頼むから、一人で危ない事しないでくれよ。……何もなくて、良かった」
柚葉「う、ん……あれ、おかしいな。怖くなんてなかったんだけど」

かたかたと震え出す身体。
曖昧に笑って誤魔化そうとすると、それを見透かした俺が悲しそうな顔をする。

俺「強がるな馬鹿。もう大丈夫だ。……もっと、頼れよ」

些か乱暴に押さえ付けられる頭。

柚葉「……うん。ありがとう」

林檎タルトのカスタードクリームが俺の服に付いちゃったな。と思いながら、柚葉はすっきりとした心で小さく笑った。
32：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/13(土) 18:22:06 ID:AkkN/STc: 以上。

後半は
俺「ブルマン捕まえるか。でもブルマってなぁ……」
柚葉「ハーフパンツしかないよ」
鞠華「……あの、わたくし、ハーフパンツに変わったのが最後の方でしたので、その、持ってますわ」
俺「本当ですか！？良かった……！」
優都「流石は、鞠華サンだねぇー」
鞠華「…………」
優都「…………」
タナ子「ブルマン捕まえてきました」
な、ノリにする筈だったがまぁこれはこれでｗ
33：名無しさん：2014/12/13(土) 23:03:38 ID:???: ああわかってたさ
１が素直に柚葉にブルマ穿かせわけがないってなぁ（血涙）
だがしかし乙
34：転載不要：2014/12/14(日) 00:12:45 ID:MY6KuBZU: おお～おつおつ！
そうきたか…さすがいち
書けるときでいいから久々ヒュプちゃん楽しみにしてる
35：名無しさん：2014/12/14(日) 11:41:28 ID:DSN0wyrM: >>1おつ～

語り部が第三者って初めてかな？
なんだか新鮮
36：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:03:50 ID:AkkN/STc: >>33
ああ、すまんｗ
柚葉にブルマ穿かせたかったのかｗｗｗ
ブルマンのブルマやるから許せｗｗｗな？ｗｗｗ
乙さんきゅ！
>>34
ありがとなー！
今から投下するなｗｗｗ
>>35
おつさんきゅー。
番外編とか短編は融通がきくからなｗ
37：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:05:13 ID:AkkN/STc: >>ヒュプ子とホットココア

白い、雪。
吐く息は、白く。
白を漏らし、白をその身に受けた。

ヒュプ子「…………」

あの子は、暖かい部屋で、暖かい温もりに、包まれているだろうか。

ヒュプ子「……知らない」

ねことうさぎが半々のぬいぐるみに、顔を埋める。
白を感じるが、視界は黒。
暫くそうしていると、人の気配。
白を、感じない。
38：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:09:35 ID:AkkN/STc: >>37 抜け足し

誰も居ない公園のベンチに座り、ねことうさぎが半々のぬいぐるみに、顔を埋める。
白を感じるが、視界は黒。
暫くそうしていると、人の気配。
白を、感じない。
39：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:11:10 ID:AkkN/STc: ？「だいじょーぶ？」

その声に顔を上げると、フリルの付いた黒い傘をさした人が居た。

？「あ、生きてた」

黒い傘が白を受けとめている。

ヒュプ子「……知らない。……誰」

その人は、一瞬きょとんとすると、赤い髪を揺らしてにっこりと笑った。

？「ユウはユウだよんっ」
ヒュプ子「……知らない」
ユウ「えーっ？ユウ、今自己紹介したじゃん」

ユウは隣に座ると息を吐いた。白い。でも、真ん中にある黒い傘が白を感じさせない。
40：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:12:50 ID:AkkN/STc: ユウ「さむー。ちょっと、暖ちょうだい、暖」

あげられるものなんて持っていない。
このぬいぐるみは、大事なもの。
そう思っていると、ユウが手を握ってきた。

ユウ「わっ！冷たいんですけどぉ！」

ユウの手は、離れない。
冷たい、手。
暖かい、手。

ヒュプ子「……離さないの？」
ユウ「イヤ？」
ヒュプ子「……ちが、う。……冷たい」

暖かくなる、手。
その代わりに、冷たくなる、手。
41：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:14:16 ID:AkkN/STc: ユウ「そっかぁ」

ユウが、手を離した。
ベンチから立ち上がり、白の中、消えた。
これで、良い。

ヒュプ子「……はぁ」

温かくなった手を守るように、両手で握り締める。
そして、そのままぬいぐるみに顔を埋めた。
我慢するのは慣れている。
ヒトの一時の気紛れに、惑わされては、駄目。

ヒュプ子「ひゅぷっ！？」

首に熱い物を感じて、反射的に顔を上げた。
42：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:15:12 ID:AkkN/STc: ユウ「良かった。死んじゃったかと思ったぁ」
ヒュプ子「……帰ったと、思った」
ユウ「えー？帰らないよー。傘置きっぱなしだしぃ」

そう言ってユウはまた隣に座った。
ユウの赤い頭に、少し白が積もっている。
じっと見ていると、ユウが気付いた。

ユウ「どうしたの？」
ヒュプ子「……雪」

手を伸ばして、払った。

ユウ「ありがとう」

笑ったユウが、差し出す。
43：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:15:58 ID:AkkN/STc: ユウ「はい。これだったら中から温かくなるかも？」
ヒュプ子「……良いの？」
ユウ「寧ろ飲んでくれないとユウ困っちゃうな。二本も飲んだら太っちゃうしぃ」
ヒュプ子「……ありが、と」
ユウ「きゃはっ！どういたしましてぇー」

ユウがしたように、指を引っ掛けてみる。
かしっ。
かしかしっ。
かしかしかしっ。
44：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:27:14 ID:AkkN/STc: ヒュプ子「……むぅ」
ユウ「なぁに？開けられないの？」
ヒュプ子「……できる」
ユウ「そう？」

かしかしっ。

ヒュプ子「むぅ……っ」
ユウ「ほら」

かしゅっ。
甘い香りが、した。
ユウが笑う。

ユウ「修業が足りないねんっ」
ヒュプ子「……なんの？」
ユウ「えっ？えー、プルタブ師匠の修業？」
ヒュプ子「……知らない」
ユウ「ユウも知らなーい」
ヒュプ子「…………」

こく。
甘い香りを飲んでみた。甘い。
甘さが、じんわりと体の中に広がって、温かい。
45：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:39:53 ID:AkkN/STc: ユウ「あ、雪止んだねぇ」

ぱちん。傘を閉じて、ユウが立ち上がった。

ユウ「ユウそろそろお仕事行かないと。じゃあね」
ヒュプ子「待って！……これ、何？」

手の中の、甘い、正体。

ユウ「ホットココアよん」
ヒュプ子「ホット、ココア？」

ユウはにっこり笑うと、どこかへ行ってしまった。

ヒュプ子「……いない、兄」

白い、息。
吐く息は、甘く。
温かくなった身体で、また歩き出す。
この世界から、彼を助けるために。
46：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/14(日) 22:40:42 ID:AkkN/STc: ヒュプ子とホットココア、以上ｗ
47：転載不要：2014/12/14(日) 23:05:00 ID:yOT98YAc: いちおつ！いちおつ！ありがとう～；；
久しぶりのヒュプちゃんだ！
ありがとう；；
家の周りにココアまいておいたらヒュプちゃん来てくれるかな
48：名無しさん：2014/12/14(日) 23:59:48 ID:8bkvLQ.E: >>1おつ～

ヒュプ子のエピソードはいつも切ないな
きゃっきゃうふふがまったくと言っていいほど無いもんなぁ
そして安定のユウｗ
めんどくさいけどいいヤツだよね、ユウも優都も

運動会の戦車の老人が、実はあの爺さんで、
係りの人に首根っこ掴まれて（勝手に妄想）連れてかれるのに付き添ってるのを想像したら、少し微笑ましくなったｗ
んだけど、
その後で、タナ子が大勢の中にいるのを考えたら、
それを独り見ているヒュプはやっぱり切ないというか何というか．．．

「俺」との一週間を読みたいものです
鍵はどこだー！
49：48：2014/12/15(月) 00:00:47 ID:8bkvLQ.E: >>47は、番外への感想なので、
転載は結構ですよ
50：48：2014/12/15(月) 00:01:48 ID:8bkvLQ.E: おぅふ．．．
また間違えちまったorz

>>48は、番外への感想なので、
転載は結構ですよ
51：1 ◆bM4pgkBsNs：2014/12/19(金) 04:15:48 ID:AkkN/STc: >>47
おつさんきゅな！
いや、こっちこそ何かありがとうｗ
ヒュプ子「……ココア？」
（ヒュプ子はココアの香りに反応している）
>>48
おつありがとう。あと、おっちょこちょい乙ｗ
本当はきゃっきゃしたのも書きたいが、その「俺ヒュプ」ルートじゃないと難しくてなｗ
だから、ヒントは、タナ子はどこで買ってきたか。ヒュプ子もそこで買える筈だｗｗｗ
そこに進む為の選択肢は本当に最初の頃に通過してるｗ
運動会の件と言うか、まぁ俺が作った物を最終的に完成させるのは読んだ人見た人だから、そう言う出来上がりもあるって解る機会があるとやっぱり嬉しいもんだなｗｗｗ
52：名無しさん：2015/01/06(火) 12:14:32 ID:ex48mkgs: 本スレ >>830
婦人警官？
スカート？
逮捕しちゃうぞ？

なんつー運動会だw
53：転載不要：2015/01/10(土) 00:26:51 ID:7B5o2AYA: いちおつ！
サーバー落ちてるよね
続きが…ああああ
54：転載不要：2015/01/10(土) 05:18:43 ID:qE66fTLA: >>53
2ch全体が落ちてたみたいだね
早く続きが読みたい
55：転載不要：2015/01/10(土) 23:24:15 ID:qE66fTLA: まだ不安定なのか
保守もできないのは不安だ
56：転載不要：2015/01/29(木) 08:57:41 ID:???: まじか
落ちてもうた
57：転載不要：2015/01/29(木) 09:26:58 ID:/trLc3Y2: ほんとだ…
でも900超えてれば書き込めなくなることもあるし、いちのタイミングでまた立ててもらえたら嬉しいな
58：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/01/30(金) 09:58:44 ID:iues2UEM: すまん、落ちちゃったな。
一応今日の夜に立てられたら立てるから、その時にまた貼りに来るなw
59：転載不要：2015/01/30(金) 13:06:07 ID:???: おつかれー
楽しみにしてるよー
60：名無しさん：2015/01/30(金) 13:25:21 ID:d5.TahUU: いつでもいいよ～
気長に待ってる
61：転載不要：2015/01/30(金) 16:18:11 ID:/trLc3Y2: おつおつ！
のんびり待っとく
62：名無しさん：2015/02/04(水) 09:04:10 ID:qE66fTLA: ん～
まだ来ないか
63：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/02/04(水) 20:23:53 ID:AkkN/STc: 本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった -十冊目- [転載禁止] 2ch.net
ttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1423048634/

長らく待たせてすまなかった。
仕事が一月に引き続き、二月も休みが一日あるか無いかで、まとまった時間を取るのが難しいんだが、時間がある時に書き蓄めて行くから十冊目もよろしく頼む！
64：名無しさん：2015/02/20(金) 22:16:09 ID:qE66fTLA: うそ…
また落ちた？
今のVIP+って12時間持たないのか
65：転載不要：2015/02/20(金) 23:58:55 ID:LGGM4mQo: うわー…ほんとだ…
66：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/02/21(土) 20:13:41 ID:AkkN/STc: スレによっては12時間以上持ってたんだが……。
取り敢えず、また後で立ててみる、か？
67：名無しさん：2015/02/21(土) 22:18:47 ID:qE66fTLA: １が時間的余裕のある時に立ててくれい
待ってるよー
せっかくお尻もとい柚葉がメインの流れになってきたんだからｗ

これからはも少し保守しといたほうがいいかな
でも保守ばっかりになるスレもちょっと見苦しいし難しいところだ
68：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/02/23(月) 00:07:45 ID:AkkN/STc: 待たせてすまない！

本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった -十.五冊目-
ttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1424616717/

保守とか言葉遊びで埋まるのも考えものだが、落ちたら元も子もないから難しいなｗ
ちょっと環境が変わりそうだからSS速報とかの落ちにくい所に移る事とかも考えたんだが、一先ずびっぷらでｗ
69：転載不要：2015/02/23(月) 17:38:21 ID:LGGM4mQo: >>68
やほーい！おつおつ！
なるべくほしゅガンバ…る
70：転載不要：2015/03/02(月) 10:01:57 ID:???: なんか知らんが書き込めなくなった
保守はみんなに任せたー
71：転載不要：2015/03/02(月) 14:43:08 ID:LGGM4mQo: >>70
任せとけっ
ちなみにクッキー削除でいける…かもしれない
72：転載不要：2015/03/03(火) 20:10:27 ID:???: >>71
サンクス
クッキー削除でも治らなかったけどブラウザ更新したらいけた
73：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/03/14(土) 21:35:13 ID:Tw7QOvUY: ぬこが使えねえええ
74：まとめ人：2015/03/15(日) 21:05:29 ID:x3.1ge2Y: WinだとJane一択なんだよなぁ
スマホからだと、規制で書き込める気がしないし

>>73
こっちなら自由に書き込めるよ
転載するから、思う存分（時間のあるときに）書いてくれぃ
75：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/03/15(日) 22:33:47 ID:Tw7QOvUY: >>74
すまん、気付かなかったw
最悪、規制諸々で書き込めなくなったらお願いするかもしれん。ありがとうな！
76：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/04/04(土) 00:27:42 ID:AkkN/STc: スレ落ちちまったｗ
すまん。

スレ立ては様子見て立てるな。
77：転載不要：2015/04/04(土) 00:57:48 ID:LGGM4mQo: ほんと…だ
まさかこんな早く落ちるとは
待ってるよ～；；
78：名無しさん：2015/04/04(土) 01:54:24 ID:qE66fTLA: おつー
VIPからの嵐みたいだな
最後の1の書き込みが22時前だから事故みたいなもんだ
スレ立ったらこっちでも報告おねがいだぜー
79：まとめ人：2015/04/08(水) 22:59:52 ID:oKnupj3I: 56週目をアップしました

>>1では無いけれど、
年末に入院したり、新年早々引越ししたりで、わりとごたちきｗだったのです

春の季節
ヒュプ子と謎の爺は花見をしている頃かな？
そこに俺やらタナ子やら優都・みこちゃんやらが乱入して、
もちろんそこには柚葉お手製の重箱があって、
さらにもちろんデザートもあったりｗ
鞠華さんは（爺が）花を巻きながらの登場
．．．はしないか、TPOをわきまえていそうだから
（執事は分からんがｗ）

そしてその傍ら、
屋台でたこ焼きを焼くイザナミさんｗｗｗ

雨が降らないことを祈るｗ
80：名無しさん：2015/04/09(木) 10:31:12 ID:???: まとめ人さん乙～
81：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/04/09(木) 23:26:47 ID:AkkN/STc: 本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった -十一冊目-
ttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1428588292/
社畜が緩和しそうだから立てたｗ
前スレ、皆こまめに保守してくれてたから落ちた時はショックだったが……付き合ってくれる人が居る限りは作っていくからよろしくなｗｗｗ
82：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/04/09(木) 23:33:45 ID:AkkN/STc: まとめ人さん乙！
それはごたちきｗｗｗだったな。
無理しないでくれよ。
しかし、もう花見の時期なんだなぁｗってイザナミｗｗｗ
何だかんだで全員が揃ってほのぼの出来る可能性は低いんだよな。本編ではｗ
83：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/04/09(木) 23:38:00 ID:AkkN/STc: これはちょっと個人的な話で申し訳ないんだがｗ

俺、近々手術することになってなｗ大したことはないんだがｗｗｗ

社畜休みになるから書き放題になる気がするんだが、もしかしかたら手術前後は余裕が無いかもしれないから音信不通になるかもしれんｗすまんｗｗｗ
84：名無しさん：2015/04/14(火) 11:48:19 ID:o.eM5nhU: おつおつ～、大丈夫なの？！
大変だと思うけれどお大事にね
85：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/04/17(金) 01:16:38 ID:AkkN/STc: >>84
大丈夫だｗ死ぬようなやつじゃないからなｗｗｗ
無理はしないように我慢するよｗありがとうなｗ
86：名無しさん：2015/05/21(木) 17:45:44 ID:4YTSsMhk: いちどうしてるかな？
お大事にね
87：名無しさん：2015/05/21(木) 17:52:17 ID:4YTSsMhk: なんかごめん！普通にスレ続いてたのね
うほほーい

いちとりあえず無事なようで良かった
88：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/05/23(土) 04:04:01 ID:AkkN/STc: >>86-87
心配してくれてさんきゅなｗ
術後の経過が良すぎて予定より早く社畜に復帰したから、またのっそりペースになっちまったがよろしくなｗｗｗ
89：名無しさん：2015/05/24(日) 09:36:05 ID:jIR1cY7Q: 落ちてた…
こまめに保守してたつもりだったんだけどなー
１の体調も芳しくないんだろうか
90：名無しさん：2015/05/25(月) 11:50:52 ID:???: 落ちてしまったか…待機
91：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/05/25(月) 12:25:20 ID:.DikGTyg: 皆小まめに保守してくれていたから申し訳ない……。
空レスのタイミングが悪かったな。

今日はちょっと難しいから、明日スレ立てして続き貼っていくな！
92：名無しさん：2015/05/25(月) 14:20:07 ID:hNbQLPBU: おつ
待ってる
93：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/05/26(火) 23:16:08 ID:AKcQcRyc: 何故かスレ立て出来ねぇwww
ちょっと時間あけてみる……。
94：名無しさん：2015/05/27(水) 00:34:28 ID:5QkBfQGs: マジかよ
泣ける
95：名無しさん：2015/05/28(木) 15:20:14 ID:r/.20VQE: まだかなー
96：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/05/29(金) 03:36:15 ID:AkkN/STc: スレ立て出来た！
そしてスレタイに冊数入れ忘れた……すまんｗ

ttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1432837943/
97：名無しさん：2015/10/08(木) 00:34:36 ID:5/fTdUjU: ど？
98：名無しさん：2015/11/01(日) 17:41:20 ID:hBNUQsto: スレストのコマンドが漏れたらしいな
落ち着いたら立て直したほうが良いかも
99：名無しさん：2015/11/02(月) 11:59:49 ID:6c99JLGU: そうなのか…落ちててびっくりした
100：名無しさん：2015/11/03(火) 12:33:39 ID:i73wLMJc: このまま立ち消えになるのは嫌だな
タナ子のお絵かきとか柚葉との進展とか気になるし
101：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/11/06(金) 20:16:14 ID:nJDbLITk: まさかスレストされるとは思わなかったw
二、三日前からスレ立てしようとしていたんだが、立てられなくてな……。
申し訳ないが、誰か代わりに立ててもらえないだろうか？
102：名無しさん：2015/11/07(土) 10:12:54 ID:pXvacApI: ごめんダメだった
誰か頼む
103：名無しさん：2015/11/08(日) 18:13:51 ID:???: これで大丈夫かな

本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった -十二冊目- [転載禁止]��2ch.net
ttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1446973577/
104：名無しさん：2015/11/09(月) 19:16:27 ID:???: 代行スレ立て乙です
105：1 ◆bM4pgkBsNs：2015/11/18(水) 22:57:18 ID:AkkN/STc: すまない、代わりにスレ立ててくれてありがとう。
106：名無しさん：2016/01/31(日) 21:55:31 ID:C1.tvsHw: 落ちたっぽい？
107：名無しさん：2016/02/02(火) 07:54:56 ID:wihmaUBc: 落ちたっぽいね
108：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/03(水) 12:22:38 ID:ri2WUVrs: 保守してくれていたのにごめんな。
この数ヵ月の間、自分の書くものが面白くないんじゃないかと思っていて、ここずっと書いては消したりを繰り返していたんだ。
それで仕事も相まって本編の書き込みがスローペースになり、そしてこの有り様で本当に申し訳ない。
書き込むのを迷っていた間にスレを落としてしまった。
けれど、書きたいルートもまだ沢山あるし、一応結末の位置にあるルートも書ききりたいと思っているから、出来ればまだ続けさせて欲しい。

ただ、本棚に関してはびっぷらじゃなくてSS速報に移動して、手直し入れるか入れないかは未定だが、一からまた立てようと考えている。
一先ず、ここにはスレが落ちる前の話の続き(EDまで)を載せようと思っている。
あのルートは三つのEDを通って一つの構成だからタナ子だけで一旦止めてしまうのが心苦しいのだが。

今後の本棚の書き込みの場がびっぷらでは無くなってしまうから、サイトと避難所の存続は管理人さんに確認を取りたい。
もしも残してくれるのならば、URLを使わせて頂きたい。

勝手に決めてしまってすまない。
109：名無しさん：2016/02/03(水) 22:37:31 ID:gWkWbHAk: おつおつー
1が飽きたんじゃなくて本当に良かった
SSでもどこでも付き合うぜい

しかし今のルートのひとつがタナ子なら、あとは柚葉と…誰だ？鞠華さん？
ルートによって好き嫌いはわかれるだろうけど、それも含めて面白いんだから！最後まで楽しませてくれよな！
110：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 00:30:45 ID:E17DO6PM: ユウおねーちゃんとお散歩をした日の夜は歩き疲れてしまったのか、俺にいの作ってくれたホットミルクを飲むと直ぐに眠くなって、わたしは朝までぐっすり眠ってしまいました。

俺「タナ子、準備は大丈夫か？」

今日は、俺にいと柚葉ちゃんとお出掛けをするお約束をしています。

タナ子「だいじょうぶです！」

兎さんのハンカチを入れたポケットを、上から撫でました。ちゃんと入っています。

俺「よし。それじゃあ行くか」
タナ子「はいっ！」

俺にいのお部屋を出てリビングに向かうと、勝手に扉が開きました。
111：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 00:45:39 ID:E17DO6PM: タナ子「じぞうドア……！」
俺「それ地蔵じゃなくて自動な」

開いた扉からは、柚葉ちゃんが現れました。

柚葉「準備終わったなら行こうか？」
タナ子「準備ばんたんなのです！」
柚葉「おや、タナ子ちゃん難しい言葉を知っているね」
タナ子「ふふっ！かしこいですか？」
柚葉「うん。賢い、賢い」

柚葉ちゃんは私の頭を撫でながら笑いました。
準備が出来たわたし達は、お外に出ました。
お日様の光が眩しいですが、とても暖かくて、体に染み込んできます。

俺「この気候、ピクニック日和だな」
柚葉「これだけ晴れていると、高台から見える海もよく見えそうだね」
タナ子「楽しみです！」

そう言った時。
びゅう。と、強めの風が吹きました。思わず、ぎゅっ。と、目を瞑ります。
風は通り過ぎて行きました。

柚葉「結構強い風だったね」
俺「あぁ。今日は一日晴れの筈だし、風も無い筈だったんだけどな」

風で一瞬冷たくなった身体も、お日様の光が直ぐに暖かくしてくれました。
目的の場所を目指して、三人でしりとりをしながら歩きます。
112：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 00:47:05 ID:E17DO6PM: タナ子「柚葉ちゃんは俺にいのかのじょさ……おともだち！ち！」
俺「は！？いや、あー、ち、違う、柚葉は俺の彼女だぞ」
柚葉「……ゾウリムシ」
タナ子「知ってます！俺にいは柚葉ちゃんが大好きなのです！」
俺「凄い好きだけどタナ子も大好きだぞ！」
柚葉「……ぞっこん具合、恥ずかしくないのかい？」
タナ子「良いのです！わたしは俺にいも柚葉ちゃんもすきですから！これからも三人で居たいのです」
俺「好きだよ、俺も。この時間」
タナ子「俺にい、ん！なのです！」
俺「あっ、しまった！！」
柚葉「……なんか違わないかい？」
俺「ま、良いんじゃないか？……着いたな」
タナ子（しりとりをしながらだと、あっという間なのです）

お花の香りと、海の音。
本日のピクニック会場は、海の見える高台です。
柚葉ちゃんが作ってくれたお昼ご飯と、俺にいの作ってくれたデザートを食べて、わたしは海の見える高台を歩き回ります。柚葉ちゃんも一緒です。

タナ子（歩くのはすきなのです）

歩くと景色が変わる。
歩くと世界が変わる。
歩いた分だけ、色々なものを見せてくれる。

柚葉「タナ子ちゃん、昨日もお散歩したのかい？」
タナ子「しましたよ！昨日はユウおねーちゃんといっしょだったのです」

柚葉ちゃんは何か言いたげでしたが、そっか。と言って笑いました。
だからわたしも、それ以上のことは言いませんでした。
113：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 00:49:45 ID:E17DO6PM: タナ子「ふふ、ふーん、ふーんふん」

わたしはポケットから兎さんのハンカチを取り出して、走り回ります。ハンカチは、わたしの走りに合わせてぱたぱたと靡きました。

タナ子（今日はお日さまがぽかぽかで……）

つい、うとうとしてしまいます。
だから、わたしのハンカチを握り締める手も、緩んでしまっていたのかもしれません。

タナ子「あっ……！」

お外に出た時よりも強い風が吹いて、兎さんのハンカチは空中のお散歩を始めてしまいました。
慌てて手を伸ばしますが、兎さんのハンカチはわたしの先へ先へと進んでいってしまいます。
気付いた柚葉ちゃんも追いかけてくれましたが、ハンカチは高台の端にある柵をひらりと越えてしまいました。

柚葉「取ってあげるから、ちょっと待っててね」
タナ子「ありがとうございますっ」

柚葉ちゃんは、兎さんのハンカチと同じように、ひらりと柵を越えました。
すると、俺にいが慌てて走ってきました。

俺「何やってるんだ柚葉！」
柚葉「あはは、大丈夫だよ。心配性だなぁ。ハンカチを取るだけだって」
俺「俺が取るから早く戻れ」
柚葉「もう、大丈夫だって」

俺にいは柵を越えましたが、兎さんのハンカチは柚葉ちゃんが拾い、柵越しに渡してくれました。

柚葉「残念でした」
俺「あのなぁ、柚葉は――」

良く悪くも、世界は変わる。
風が吹きました。
わたしの世界は、とても、とてもゆっくりになる。
柚葉ちゃんの身体がぐらりと傾いて、俺にいが叫びます。
でも、わたしの耳は、強い風の音。
びゅうびゅうと、何かを拐う音で一杯になりました。
柚葉ちゃんの腕を掴んだ俺にいの姿は下へと消えて、風の音に紛れて。
バシャン。
と言う音が聞こえた気がしました。
風が止むと、ただ波の音が聞こえるだけ。
いつもの、世界？

柚葉「い、や……嫌あああっ！！」

座り込んでいた柚葉ちゃんは、叫びました。
暫く叫んでいると、何かを呟き始めて、携帯電話を取り出してお電話をしました。
暫くしてから海の見える高台に美琴ちゃんとユウおねーちゃんが来て、わたしはユウおねーちゃんに連れられてお家に帰りました。
外は、雨と風が強くて、台風と言うものが来ていました。
リビングのテレビは、映像を映し出しました。
114：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 00:52:13 ID:E17DO6PM: テレビ『死んでしまったらそこで終わりです。大切な人とのさようならは、悲しいてすよ。命を、大事にしましょう』
テレビ『……なたは、入って……すか？……いざ……時の、……バック……制度。大切な……との、再開を』

たまに見て聞いている映像に重なって、違う音と映像が聞こえます。

タナ子（なん、でしょう……？）

今のわたしに見える世界は、とてもノイズ混じりでした。
いつもの世界ではない。
やっぱり、世界は変わってしまったのでした。
次の日。
俺にいは、お家に帰ってきました。
でも、なんだか様子が可笑しいです。
少し、ぼーっと、しているのです。
美琴ちゃんが言うには、俺にいは、記憶喪失と言うものになってしまったと言っていました。
来る日も、来る日も、俺にいは自分のお部屋でぼーっと、しています。
この日も俺にいは、ただ静かに、お部屋にいると思っていました。

俺「タナ子。外にお散歩しに行こう」

だから、そう言った時はびっくりしてしまいました。

タナ子「お外……ですか？」
俺「あぁ。晴れているし、たまには外の空気も吸わないとな」

どこか懐かしさを感じましたが、それを打ち消して喜びの感情が沸き上がりました。

タナ子「お外、行きたいです」
俺「よし、行こう」

お外に出ると、俺にいが空を見上げたので、わたしも見上げました。
115：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 00:54:24 ID:E17DO6PM: タナ子「もこもこです！」

わたしは、羊さんのような雲を指差してそう言いました。

俺「羊みたいだな、タナ子」
タナ子「めぇーめぇー」
俺「おぉ、そっくりだな。本当に羊がいるのかと思ったぞ」
タナ子「ふふっ」

そこには、ぼーっとしていない、わたしの知っている俺にいがいました。
わたしは俺にいとのやり取りが嬉しくなって、羊さんの真似をしながら歩き出しました。

俺「ちょっと風が出てきたな」

俺にいは、海の見える高台に連れてきてくれました。
ここには、柚葉ちゃんと三人でピクニックをした時以来、来ていません。
近くにあったベンチに、二人で座りました。

タナ子「ぽかぽかです……」

久々に俺にいとのお散歩で、お話が出来て。
わたしは心が安心してしまい、眠くなりました。
夢を、見ます。
俺ちゃんはね、海に落ちてしまったせいで、記憶喪失。思い出が少し可笑しくなってしまったのよ。
暫くしたら、きっと、絶対、落ち着くと思うのだけど……。
タナちゃんと出会った時位まで記憶が遡っちゃって……家族以外の人は……覚えていなくて、柚ちゃんのことも……。
夢ですが、過去のわたしの記憶です。
冷たさが、わたしを現実へと呼び戻します。
目を開けると、先程とは少し違う場所にいました。
雨が、降っています。

柚葉「…………」

遠くに、傘を射した柚葉ちゃんが立っていました。
柚葉ちゃんが、近付いてきます。

俺「君は……？」
柚葉「……美琴さんに頼まれたの」
俺「すみません。わざわざありがとうございます」
柚葉「……っ」

柚葉ちゃんは。

タナ子「かさを、とどけてくれたのですか？」
俺「あ、あぁ」
タナ子「やさしいかたですね」
俺「そう、だな……」

俺にいは、柚葉ちゃんとの思い出を、海に、忘れてきてしまったのでした。
今日、ここに来たのは、忘れものを取りに来たのだと、思っていたのに。

タナ子「おともだち、ですか？」

俺にいは、柚葉ちゃんの事を。

俺「いや、違うよ。多分」

どうして、彼女さんだと言ってくれないのですか。
いつになったら俺にいは、柚葉ちゃんを思い出すのですか。
暫くとは、どれくらい先なのですか。
帰り道。わたしは何とも言えない感情にかられて、水溜まりを見付けては飛んで踏みました。
足が、冷たくて痛くても。
見付けては、飛んで、踏みました。
116：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 00:55:59 ID:E17DO6PM: 海の見える高台にお散歩をしに行ってから、ずうっと、雨が降っています。
わたしは、外の雨をリビングのソファーに座りながら眺めていました。
膝の上には、ユウおねーちゃんがくれた新しい落書き帳があります

タナ子（俺にいは、わたしとまだ会ったばかり。まだ、俺にいと呼んではだめ）

何となく、今の俺にいには俺にいと呼びづらかったので呼んではいなかったのですが。

タナ子（ユウおねーちゃんに、俺にいが忘れてしまっていることは言ってはだめと言われました）

柚葉ちゃんの事、説明してしまえば良いのに。
頭が混乱してしまうから、駄目なんだそうです。

タナ子「ドラマでは、きっかけで思い出していましたのに……」

俺にいは、海にぶつかった時に思い出を落としてしまったのですから、あの音を聞いたら、もしかしたら。と。
視線を落とすと、ユウおねーちゃんが描いてくれた兎さんが目に入りました。
俺にいがくれた落書き帳には、思い出があるので、どこかに仕舞われてしまいました。
代わりに、ユウおねーちゃんが新しいのをくれたのです。
本当は三冊目だから、こっそり兎さんのお口が３になっています。
早く俺きゅんは思い出して、たぁちゃんにカモメを描いてあげないといけないのにね。俺きゅんが思い出さない限り、表紙の絵、ユウが乗っ取っちゃうんだから。
そう、泣きそうなお顔で言っていました。
わたしは、ユウおねーちゃんがくれた落書き帳で、暫く先を、夢見ます。
117：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 00:58:33 ID:E17DO6PM: 俺「毎日何を描いているんだ？」
タナ子「ふふっ。ないしょです」
俺「ちょっとだけ。な？」
タナ子「きゃあ！だめですよっ」

前は、恥ずかしくて見られたくありませんでした。
でも今は、きっと訪れる暫く先を描いているから絶対に見せられません。

タナ子（また柚葉ちゃんと三人で、すごしたいのです）

落書き帳を閉じた所で、俺にいに持ち上げられました。

俺「おりゃっ！」
タナ子「はわっ！？」

まだ持っていた鉛筆が落ちました。

タナ子「高いですよー！おろしてくださいですっ」

つい足をばたつかせると、以前はテーブルに付かなかった足が付きました。落書き帳を蹴ってしまいます。

俺「ぐるぐる回るぞー！」
タナ子「きゃぁーっ！」

目が回り、俺にいとベッドに倒れ込みました。

タナ子「ふふっ。びっくりしました」
俺「でも楽しかっただろう？」
タナ子「はい！わたし、これすきです」
俺「そうか。じゃあ、これからたまーにやってやるぞ」

これから？

タナ子（俺にいは、良く、やってくれていたんですよ？）

わたしはベッドから飛び降りて落書き帳と鉛筆を拾い、テーブルに置きます。
もう、暫く先の夢は、描けそうにありませんでした。
俺にいの思い出は戻らないまま、一ヶ月が経ちました。
美琴ちゃんとお買い物に行った帰りに、柚葉ちゃんに会いました。
いつも俺にいの隣でニコニコしていたお顔は、とても悲しいお顔をしていました。
その日の夜、俺にいは、眠ったきり、起きませんでした。
わたしが揺すっても、起きませんでした。

タナ子（俺にいは、さようなら……？）

次の日、俺にいは、いなくなっていました。
急な病気で死んでしまったと、美琴ちゃんは言いました。

タナ子（テレビで、言っていた通りなのです）

死んでしまったらそこで終わり。大切な人とのさようなら。

タナ子（俺にいは、だれが大切だったのですか……？）
118：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 01:00:59 ID:E17DO6PM: わたしは、恐らく十六歳になりました。

テレビ『貴方は、入っていますか？いざと言う時の、備えに。バックアップ制度。大切な人との、再開を』

昔見ていた、命を大切にと言うコマーシャルは、もうわたしの瞳には映りません。
見なくなりましたね、と、美琴ちゃんに言ったら、十六歳になったのね。と、言われました。
そして、学校に行っていないわたしは、美琴ちゃんとユウおねーちゃんから、この世界の事を聞いたのです。
わたしは、俺にいのお部屋に電気も着けずに入りました。
今はわたしのお部屋となっていますが、わたしにとって、ここは俺にいのお部屋なのです。
月の明かりだけが差し込むお部屋で、わたしは俺にいがくれた落書き帳を捲ります。
黄色く日焼けした紙。
あるページで止まります。
いつだったか俺にいは、星を手に入れた少女の話をしてくれました。

タナ子「俺にい、女の子は、星がほしかったんじゃなくて、星の明るさで、男の子のお顔を良く見たかったんですよ」

わたしは、俺にいを独り占めしたいと思ってしまったことがあります。
自分に見合わない願いをしてしまったから、わたしも女の子のように、大切なものをなくしてしまったのでしょうか。
俺にいが居て、柚葉ちゃんがいて、わたしもいる。
それが、普通に幸せ。だったのに。

タナ子「…………」

いつかの兎娘さんはトラックに轢かれた時。
俺にいは海の見える高台から海に落ちた時。
一度、死んでしまいました。
死んでしまったら、そこで終わり。
それは、十六歳までのお話。
119：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 01:02:21 ID:E17DO6PM: この世界は、十六歳まで生きられた優良な人間は、バックアップ制度と言うものを受けられるのです。
クローン、人工培養、よく解らない言葉を言っていましたが、生まれた時に、もう一人の自分の身体を作るそうです。
そして、万が一死んでしまった時、そっちの身体に記憶を移し代えて生きることが出来るそうです。
でも、希に記憶の移し代えが上手くいかない不良な人間もいて。
その人は、一定の期間監察され、記憶が引き継がれなかった場合はバックアップ制度を受ける前と同じ人間ではないと判断され、処分対象となるのです。
つまり。

タナ子「わたしも、同じですよね？」

わたしには、記憶が無い。
俺にいと出会う前の記憶は無い。
普通の人間ならば、そこまで成長するまでの過程があって記憶が残るはずなのに、わたしには、無い。
記憶が無ければ、過程が無ければ、わたしを証明できないと言うのならば。
この世界は。

タナ子「俺にいを許さなかったのですから、わたしも許さないのでしょう」

パリンッ。
初めてのお誕生日の時に美琴ちゃんから貰った鏡がテーブルから落ちて、割れてしまいました。

タナ子「鏡は、悪いものから、守ってくれるんですよね……」

わたしが、悪かったのか。
世界が、悪かったのか。
答えは。

タナ子（こんな世界が、悪いのです。俺にいは俺にいなのに。忘れてしまっても、また彼女さんになれば良かったのです。方法は、いくらだって……）

わたしは、割れてしまった鏡の破片を拾います。

タナ子（でも、ずっと、思っていました。本当は、一番わたしが悪いと。あの日、兎さんのハンカチを離さなければ。……いえ）

鏡が、手に刺さります。
痛いですが、離しません。

タナ子「わたしが、俺にいと出会わなければ……俺にい――」

そこから先は言葉になりませんでした。
熱い喉。熱い瞳。
意識が無くなる間際、必死な顔をした俺にいが見えた気がして。
わたしは、ごめんなさい。と、言いました。

BAD END
―ED 思い出は黄色から赤に染めて―
120：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 01:19:53 ID:E17DO6PM: ―家族会議兼反省会―

美琴「そうよ。意識が浮上するように、下から順、よ」
優都「間違えたら、ダメだよん？」
柚葉「あたしは、この制度に感謝して良いのか悪いのか、解らないよ」
タナ子「こんな世界なら、わたしはいらないのです」

……………
ただ俺も、そうしてもらったように。
大切な人達を守りたかっただけなのに。
どうして記憶を引き継げなかったのか。
こんなことになるのならば、死は一度だけの方が、良かったのだろう。
しかし、本当に引き継げなかったのだろうか。
ただ、思い出せなかっただけだったのではないか。と、考えても、今ではもうどうしようもない。
俺は、純粋にこの制度を憎むことは出来なかった。
121：1 ◆bM4pgkBsNs：2016/02/04(木) 01:28:28 ID:E17DO6PM: >>109
おお、すまない。
ありがとうな。
様子見て立てようと思っているから、その時は、これからもよろしくお願い、な。

この話のルートは、まぁ柚葉が彼女であるように、メインは柚葉で、途中から視点が変わる。今回はタナ子視点に移った。
最終的に柚葉の視点に移れば表向きは後味が悪くないEDになる、はずw
メインを鞠華(彼女)にする場合は、鞠華に進む選択肢を序盤で選ばなければならないw
122：名無しさん：2016/02/04(木) 17:27:05 ID:wihmaUBc: おつおつ！
いつまでも付き合わせてくださいな

しかし海の見える高台…やはりざわざわしたのは間違いではなかった
めぇーは笑ったけど
123：まとめ人：2016/02/04(木) 20:57:48 ID:8sC/Thf2: お久～
全然まとめてないまとめ人ですｗ
ごめんなさい
レスはほぼ毎日チェックしてるんだけどね

＞今後の本棚の書き込みの場がびっぷらでは無くなってしまうから、サイトと避難所の存続は管理人さんに確認を取りたい。
もしも残してくれるのならば、URLを使わせて頂きたい。

なんの問題があろうか!!
むしろ、使ってくれたほうが嬉しいですぜ、あにき！
というか、サイト更新が滞っていて心苦しいくらいだよ～
ルートとかフラグ立てが複雑すぎて、更新が大変なのよ
でも、更新後に読み直して、一人でにやにやしてる（してた）んだけどねｗ

タナ子も可愛いかっこいいけど、柚もいいんだよね
格闘技強そうだしｗ
料理も上手だし！
デザートは．．．まぁ．．．個性的な味ということでｗ
鞠さんも弟も執事も羊もいい！
「俺とヒュプ子の五日間」も気になるし！

長くなったので続きます
124：まとめ人：2016/02/04(木) 20:58:21 ID:8sC/Thf2: というわけで、
避難所及び、今まで私がまとめたサイトは「是非」使ってやってくださいな
サイトの更新は、なるべくしたいんだけど、まとまった時間が無いとなかなか出来なくて．．．
ほんと、すめんｗ
ルートが複雑だからねぇ～
コレを頭の中でやってる>>1はすごいよ、ほんと
楽しみにしてるんだぜ！

んで、板が変わったら、
気が向いたらで構わないんだけれど、
本スレが落ちているので、ここ避難所にもそのアドレスを貼ってくださいな
true end が気になるから！気になるから！
ってか、そもそもそんなエンディングがあるのか？

というわけで、出来ることなら

「コンゴトモ　ヨロシク」

/*
ここまで、みこちゃんの話題を出さなかったのは．．．

そりゃそうでしょ

みこちゃんは！
オレの嫁！
*/
125：名無しさん：2016/02/06(土) 00:23:03 ID:c8CxZQkU: まとめ人さんじゃないけど移転したらここにurl貼ってほしい
タナ子も柚葉も幸せになるエンディング読みたいから
127：名無しさん：2016/04/19(火) 21:19:01 ID:g4K3RS7E: 1来てたのかと期待したのにガッカリだよもう
133：1 ◆rcL.g.ncXQ：2020/10/21(水) 22:33:24 ID:2KlL8o0Y: 書き込みテスト
134：1 ◆bM4pgkBsNs：2020/10/21(水) 22:38:08 ID:2KlL8o0Y: お久しぶりです。
最初に、まとめ人さん。
サイトも含めて残していてくれてありがとうございます。

一応、けじめとして書きます。
結局、色々と悩んで足踏みしている間に新しい場所で開始する勇気が無くて、
途中で放置と言う不誠実な対応をしてしまってすみません。
やっと向き合うことが出来るようになったので、動画かPCフリゲか未定ですが、
本棚を完成に向けて作っていこうと思います。(ちょっとずつですが準備を進めています)

実際、見る/遊べるようになるまでまだ時間が必要な状態です。
中途半端な形で終わらせない為にも、自己満足ですが、書き込ませていただきました。

もしも、記憶の片隅に本棚が残っていて、懐かしんで検索してくれる方がいたとしたら。
その方に終わりをちゃんと届けられるよう、完成させます。
135：まとめ人：2021/07/30(金) 19:34:13 ID:K5UjUHcI: テスト
136：＜削除＞：＜削除＞: ＜削除＞
137：まとめ人★：2021/07/30(金) 19:40:13 ID:???: お久しぶり～ >>1
と言っても、1年近く前のレスですがｗ

あれから何年も経って、世界の状況もだいぶ変わってしまったけど、
体調はいかがでしょうか？
相変わらず社畜してるのかなｗ

続き、というか完成は楽しみだけれど、
そこは>>1のペースでまったり～としてもいいんじゃないかと
体を壊してしまっては元も子もないので

私も完成を心待ちにしている一人なのです。